無理矢理に目覚ましで起き出した。睡眠5時間弱。まだ4時半である。眠いが夫婦そろって起き出し身支度。
 今日は旅行っちゃ旅行なのだが、日帰り。大きな荷物は持たず、身軽な格好で明るくなり始めた街へと踏み出す。
 京急線、南太田の駅へ。今日は上りのホームへ。やって来たのは

 17運用819編成。横浜で乗換、

 59H運用1057編成。

 さらに蒲田から03K運用3055編成。到着したのは

 羽田空港国際線ターミナル。季節の派手な装飾がなくなって意外とシックというか地味な国際線ターミナルから今日は旅立つ。日帰りだけど。
 搭乗手続きを早々に終えて、出国の手続き。こちらも空いている。空港に着いてから

 10分で出国まで進む。出発までは1時間半程。この間はラウンジを使わせてもらう。羽田空港の国際線ファーストクラスラウンジは初めて脚を踏み入れる事になる。

 人影の疎らな落ち着いた空間が広がる。サクララウンジとファーストクラスラウンジでは、出される食事や酒に差が付くとか、細かな差が色々とあるが、一番大きな差は混雑具合だろうか。サクラは間違いなく混んでいる時間帯にはキャパを越えるが、ファーストクラスラウンジは出発便の重なる時間帯でも比較的余裕がある。

 こちらもファーストクラスラウンジならではのヱビスを頂く。成田に無かったのが残念だが、羽田にはしっかりサーバがあった。

 朝から出てくるカレーと共に頂く。これもファーストクラスラウンジの特権っちゃ特権だけど、4月からはサクララウンジでも提供時間を拡大するそうで。

 改めてアラカルト類を並べてビールと共に頂いていると7時になる。ダイニングコーナーの中ほどにある鉄板焼きのコーナーにシェフが立つ。羽田で朝の時間帯に供されるのはガレット。

 成田の握り寿司に比べるとだいぶ手間が掛かる。寿司の方が外国人受けして、かつ手早く供する事が出来て、日本航空の国際線ラウンジ向きかもしれない。
 食事が終わったのでダイニングから更に奥に居を移す。いくつかエリアがある中で選んでみたのは

 RED Suiteと名付けられたエリア。

 操縦席から剥がしてきたであろう無線機やら、JALではタブーになっている筈のコンベア880の大型模型やら、マニアックなものに溢れるエリアで出発まで。