2020-01-01

 日付の変わる前に寝てしまい、目が覚めると多分朝。夜明け前の6時過ぎ。年が改まっての2020年。新しい10年の始まりと思うと思い改まるものがある。

 東の空は曇り空。初日の出は、無理そうだ。テレビを見ると富士山上空のヘリコプターから初日の出を中継していた。
 昨日実家でもらった煮物をホテルで軽く食べると行動開始。今日も朝から動く。身支度に荷造りを終えると8時過ぎ。東京滞在は本日まで。ホテルをチェックアウトすると送迎バスで空港へ送って貰う。向かったのは

 羽田空港国際線ターミナル。エレベータで出国エリアの三階に上がる。

 
 羽田はこれから午前中の出発ピークとなる時間帯。正月1日から出国のお客さんで混んでいる。ひとまず搭乗手続きを。

 謹賀新年の文字、門松。振袖を着た地上係員から

 お年賀を貰ったり、正月らしさをちりばめた羽田空港で手続きだけ済ませると出国ではなく、羽田空港を離脱する。

 京急線、21N運用は7811編成で品川まで。さらに山手線を乗り継ぎ、池袋。

 たまたまこんな電車があって乗り込む。
 特急扱いなのでクロスシート運用。窓側に座ろうとすると頭を荷棚に思い切りぶつける。後になって

 頭上注意の案内を見つけたけど、遅いや。
 川越の観光案内が流れ、女性係員が車内を廻るというなんか特別仕様というか、単なる田舎電車というか、そんな電車に揺られる。思ったよりも早く目的地へ。

 思いがけないお年玉、みたいな14分間。
 出国しかけてから難だが正月一日。妻の実家を訪問する。自分の実家にはこまめに行っているが、妻の実家には半年ぶり。本当なら10月に近江訪問してもらう予定だったのだが、台風で飛ばされてしまったので。
 実家の親というものは、子供が食べていれば安心する訳で、食べきれない量の食事が出てくる。その中で初めてなのだが、義母に料理のリクエストをした。お雑煮。ここで食べておかないと食べる機会がない気がする。年越しそばと雑煮の両方を親に頼るとは、自立した大人とは言えない、情けない気になるのだが、今年は仕方がない。来年はどうなのだろう。
 15時半過ぎにお暇頂き、移動開始。乗り継ぎがビシッと決まりに決まり、予定していた電車より1本早くなる。そのせいでまともに撮れない

 01K運用3053編成で羽田空港国際線ターミナルに戻る。時刻は17時。


 この時間の国際線は出発もまだら。余裕がある時間帯。相変わらず振袖の地上係員の姿が見える搭乗窓口は今回はスルーして早々に出国。こちらは結構な行列。

 保安検査が終わって出国手続きが完了するまで15分弱。出発までは2時間少々間がある。ひとまずラウンジへ、なのだが、羽田の国際線増便を控え、JALのファーストクラスラウンジは改修中。一足先に改修を終えた、サクララウンジスカイビューの方を宛がわれている。

 門松が迎えてくれるラウンジに入室。妻の実家で色々といただいたばかりであり、食事は後回し。ひとまず休憩なんだけど、スカイビューの名の基となったソファー席がなくなっている。増便を控えて詰込み仕様にするのが、改装の趣旨だった様子。

 ファーストクラスラウンジの代替になっているからか、ビールはエビスがある。

 サクララウンジには本来ない筈のシャンパンもある。

 シャンパンを飲んでると静寂を是とするラウンジに正月のご挨拶が流れる。オリンピックイヤーやら春の羽田国際線新規就航の告知やら、ちょっと長かったけど。

 元旦だけ、というローラン・ペリエ ウルトラ ブリュットという銘柄が供される。振袖の係員がシャンパングラスをもって振舞っているから、ラウンジが華やぐ。
 18時を過ぎて食事に移る。

 おせちのメニューがあるが、これはファーストクラスラウンジ運用だから、ではなくてサクララウンジとしてのスペシャルサービスでしょうねぇ。


 他は普通のメニュー。軽めに頂く。
 ラウンジで食事をしていると、どこかで見たような人が数人。友人、ではなくて某芸能人だった。元旦の生放送が終わってどこかで休暇かな。ラウンジ内にいる人も多分気づいているとは思うけど、そっとしているのはさすがだなぁと思う。
 19時を過ぎてそろそろ搭乗開始の時刻。席を立つ。

JL95 JA834J B787-8 HNDGMP


 そんな訳で元旦の夜。昨年は膳所への帰路へと着いた時間に今日はここから旅を重ねる。行先はソウルの金浦ゆき。割と遅い目に試しに調べてみたら安価に出てきて勢いで予約した次第。帰りは大阪行きにして、羽田→金浦経由の大阪行きの予定だ。後で最初の意図と異なる事になったけど。

 待っているのはJA834J。優先搭乗で乗り込む。予約通りのエコノミークラス。

 翼に掛かる部分の窓通路2席に並んで座る。
 案外とお客さんは多くて、直前に埋まったのだろうか。妻の見立てによると韓国人の方が多そうだ、とのこと。関係悪化から半年ほど経っているが、B787が埋まる程度にはお客さんを集める事ができるようになった様子。
19:XX、Door close。新年の挨拶があって、機長の紹介。上昇中揺れが予想される旨、付け加えられる。日本語英語の後、声の主が変わって韓国語の案内もあった。韓国語の案内役が乗務員とは別に乗っているそうで1人、制服の違う人がいた。
 19:xx、Pushbuck。定刻より少し早い目に動き出す。

 19:xx、Taixing。飛行機は国際線ターミナルの前を進み、A滑走路を渡って海側、C滑走路へと向かう。羽田の端から端なので結構な距離。

 10分以上かけてようやく到着となる。滑走路端へと進むと20:XX Take off RWy34R。
 東京湾の上を右に左に高度を稼ぎながら進んでゆくと大きく旋回。

 東京の北側を見下ろして進んでゆく。揺れが予告されていた割には大人しい上昇。20:xx、ベルト着用サイン消灯。機内の明かりが戻る。
 2時間掛からずに到着する金浦線では映画を見るのは難しく、短めのテレビ難組を選んで眺める。飛行機は東京の西。秩父山地を進んでゆく。
 食事のサービスが始まる。まぁ食べなくてもいいのだけど、習い性というかなんというかで、手を出す。

 金浦線はタイアップ無し。単なるホットミールとなる。皿数も控えめ。逆に言うと軽く入る。

 前菜扱いのサラダがあって、

 メインはミートボールのフライドライス添え。

 そしてデザートのケーキ。
 韓国戦はビールの選択肢がなくなって久しい。ヱビスを載せることもあるらしいけど、今日はプレモルだったのでワインに逃げる。後ろの韓国人は「アサヒ」と指定していた。このご時世に日本に遊びに来る人だから不買運動も気にしないのだろうけど、指名なんだ。。。。

 食後に日本茶をいただいて終了。時刻は21時近くになっている。飛行機はいつの間にか日本海に出ている。漁火が所々。漁師には正月が無いんだと感慨を覚えたが、あるいは旧正月の方がメインの韓国籍の漁船だったかもしれない。
 マップ上で韓国領内に入り、飛行機は降下を開始する。21:XX、サービス終了の案内があってフライトも最終盤。21:xx、ベルト着用サイン点灯。ソウル近郊まで来ている筈だが、外の街明かりははっきりしない。
 だいぶ高度を落としてきてようやく 

 街が見て取れるようになる。何か霞んでいるような気もするが、高度を落としてゆくと、22:XX、Lading、RWyXX。速度を落として誘導路へ。

 22:17 Spot in SP39。
 近いと言ってもスタートが遅いからもう22時過ぎ。普段なら家で寛ぐ時間に今日はこれから一仕事。ターミナルを急ぎ足で進んで入国審査。荷物を受け取ると、

 22:37に制限エリアの外へ。スポットに着いてからここまで20分。
 今回は両替は不要。SIMカードは買わずにWifiレンタルを準備しているから空港内の用事はない。空港駅へと急ぐ。距離が少々あるのが難だが、


 何とか22:50には駅のホームへ。間もなく空港鉄道の普通列車がやってくる。最近は混んでいることが多い空港鉄道もこの時間の都心行きは空いていた。二人並んで座れて、漢江を渡る。
 ソウル市内、デジタルメディアシティから下車客が目立ち始め、列車には空席が目立つようになる。各線乗換で市内へ散る人が多いようだ。自分たちはソウル駅の一つ手前、孔徳で降りる。この街に泊まるのは3度目だと思う。今日は以前はなかったと思うホテルに投宿。
 今朝までの羽田近くのホテルより広い部屋。でも安かったそうだ。今回はタイミング良く安くなったホテルを捕まえられた様子。
 既に23時を大きく廻っている。普段ならもう寝る時刻。ロビー階にあったセブンイレブンでビールだけ買う。不買運動の影響がそろそろなのか、ホテルにあるコンビニには日本製ビール。ちゃんと置いていた。まぁ韓国で日本人が日本製を買う必要はないので、韓国ビールにしましたけど。
 部屋に戻って1本空ける。何となくBS日テレを見ていると日付が変わる。混濁してどこにいるのか分からなくなりそうだが、ひとまず寝ておこう。
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