自宅を発って3日目の空港旅行。今朝は日本を離れて隣国韓国、ソウル金浦空港から近いホテルで目を覚ます。時刻は5時前。まぁまぁの時間だ。外はまだ薄暗い。東経135度から大きく西にずれた韓国。 日本よりも夜明けは遅い。
5時を過ぎて外が薄明るくなる。
曇り空らしい。ひとまず身支度。空港へ向かう電車の時刻を調べると6時ちょっと前だった。多少余裕ができる。京王線恥辱を少し綴ってから動き出す。ホテルのフロント氏は昨晩と一緒の人。滞在わずか7時間。忙しい人だと思われたか、どうか。
韓国まで来たし、多少なりとも土産物を自宅に、とは思わなくはない。でも韓国のコンビニで売っているもの、最近は新大久保で十分事が足りる。自宅にも新大久保で買った菓子やインスタント麺はまだ在庫があった事を思い出した。結局、荷物を増やすのはやめておく。
地下鉄の駅に戻る。5号線。都心に向かう電車は頻繁に来るが、郊外方面への電車はだいぶ待たされる。ようやくやって来た始発電車に乗り、1駅。金浦空港に6時着。国際線ターミナルへと向かう。
既に6時を過ぎていてJL90の搭乗手続きが始まっている。エコノミークラスの窓口に行列があったが、ビジネスクラスの窓口は空いている。早々に乗継便含めて搭乗券が発券される。荷物を預ると、来る時と変わらない質量。
身軽になって出国審査に向かう。6時半から出国開始だと思っていたが、時間が繰り上がっており6:15から出国できるようになっていた。行列も短く、早々に出国審査も終わる。韓国滞在は8時間、と言ったところか。
6:22には制限エリアの中に着いている。出発まで1時間半。もう少し遅い時間でも問題なかったかも知れない。
金浦空港のラウンジ。JALはKALのものを利用する。搭乗口と真逆なのでいささか不便だがアウェーの地なので仕方ない。
この2社がくっつくとラウンジも統合でしょうかねぇ。ひとまずKALラウンジに。電源がある席を確保し、Wifiをつないで、京王線恥辱を進める。
前の出国前にラウンジがあった頃に比べると食事がちょっと良くなっている。
粥なんかもある。でも
韓国らしい食べ物も頂きたく、昔ながらの辛ラーメンにも手を伸ばす。
7時を過ぎる。そろそろ搭乗口に向かおうかと思う。荷物を括り、席を立つ。ラウンジは34番搭乗口付近だが、JL90の搭乗口は昨晩到着した38番搭乗口。金浦空港国際線ターミナルの端から端に動く勢いで向かう。
JL90 JA861J B787-9 GMP→HND
そんな訳で22時に到着した金浦空港38番搭乗口に7時過ぎに戻って来た。
昨晩も世話になったJA861Jがそこにそのまま停まっている。まもなく搭乗開始。
7:20過ぎ、韓国の地とお別れしてJALの機内へ舞い戻る。帰国便もビジネスクラスにしている。特典でも割と少ないマイルで取れたもので。搭乗時間は短いし、韓国線の機内食はビジネスクラスでも大したことは無いから、エコノミークラスでも十分だったけど、フルフラットだったのと、見栄もあり、ビジネスクラスにマイルを費やす。
機内へ。早速、昨日も同じフライトだった客室乗務員に声を掛けられる。「昨晩はいかがお過ごしでしたか」と。聞かれても、寝ただけ、としか答えようがない。後になって「Tマネーを延命してきた」とでも答えれば良かったかな、とは思う。自分の座席担当の方は昨晩と同じ方で「○○でございます」と挨拶される。そりゃ、昨晩お世話になったばっかりだから顔と名前は一致する。しかし、客室乗務員も大変だ。自分と違いメークの時間も必要と考えると睡眠時間は5時間ないのかも知れない。
昨晩のJL95の記憶をもとに、飲み物はこちらから自己申告しておく。
さて、予約した時は空いていたビジネスクラス。意外と乗っている。今日は日本に遊びに行く韓国人、と言う感じの人が目立つ。JL90のビジネスクラス。韓国発券だと有償でも安価で売っている。JL90とJL95の組み合わせだと、日本円で73,000円ぐらいでビジネスに乗れる。日本発だと100,000円はくだらないだろうから、だいぶ安く感じる。
7:38、Door close。乗務員の紹介がある。操縦席が昨日と違う方なのに対し、先任客室乗務員は昨日の方。さすがに操縦士は睡眠5時間、という訳にはいかないか。
7:42、Push buck。7:50、Taxing。地上係員に手を振られ飛行機は誘導路を進む。
無くなるという航空会社の機材を横に見て危機を乗り越えた航空会社の飛行機は滑走路端へと進む。朝のこの時間、金浦は空いていて、滑走路端まで順調に進む。
7:58、Take off RWy14L。雲の目立つソウルの空へと舞い上がる。
徐々に消えてゆくソウルの街。そして雲を抜けて、そして雲の上へと進む。
左手に日の光が差し込んできて、飛行機は左へ、左へカーブ。東に機首を向けるとさらに高度を上げてゆく。8:05、ベルト着用サイン消灯。飛行機はソウルを離れ、朝鮮半島を横断してゆく。
雲の上に出る。切れ間から朝鮮半島の山地を見て飛行機は東に。間もなく食事の時間となる。
朝食時間なので軽い食事。
前菜と果物。
メインは豚チャーシューの炒飯添え。
それにヨーグルトとグラノーラが付くのが朝食らしいのか。
違和感があるのは赤ワイン。平日の朝だけど、まぁ良いや。
飛行機は朝鮮半島を離れ日本海へ進む。と言えども、
雲が一面を埋め尽くす。梅雨前線の真上を飛んでいるのだった。
食事が終わり、トレーを下げて貰う。「綺麗に召し上がっていただいて」と褒められた。機内の食事で褒められたのは5年ぶりだ、確か。締めにはコーヒーを頂く。
おおぶりなカップで供されたのだが、直後、
大揺れが来る。中身がこぼれそうになり、慌てて飲む事になる。
パソコンを取り出して京王線恥辱を綴りつつ、日本列島の上空を進む。
窓外は相変わらずの梅雨前線。9:10、降下を開始し、15分後にベルト着用サインが点灯する旨、案内される。
窓外に富士山が見えている。飛行機との位置関係からすると今は浜松のあたりか。東に進むにつれて雲が切れて来る。
駿河湾の上空まで来ると意外とすっきりした景色が広がった。伊豆半島を横断し
相模湾へと差し掛かった後、9:25、ベルト着用サイン点灯。パソコンを片付け、リクライニングを戻し、着陸に備える。飛行機は北側へと機首を向け房総半島に差し掛かる。
千葉のあたりで旋回かなぁと思っていたが、まだまだ北へ。今日はどこまで行くのだろう。
千葉ニュータウンが過ぎてようやく旋回。機首を南西に向ける。降下をしてゆくと再び東京湾岸が見えて来る。
ゲートブリッジの北側を飛んで9:43、Landing、RWy22。速度を緩めると誘導路をに入り第三ターミナルへと進む。羽田の天候は晴れ、気温は29℃との事。
9:50、Spot in SP112。JL95以来お世話になった客室乗務員に送られて降機する。
金浦線としては破格の設備を誇るJA861Jともお別れ。気になって調べてみると、JA861J。シカゴやシドニーに行きつつも、時々JL95~JL90にも顔を出しているらしい。
隣にはシンガポールからJA869Jも帰ってきている。
さて入国。日本人向けの顔認証ゲートは空いていて、速攻で通過。荷物の受け取りまで少々。税関を通り制限エリアの外に出ると
到着から20分が経っている。とは言え朝が早かったからまだ午前10時。しかも自宅から遠い羽田空港。この先も移動である。一旦第三ターミナル、国内線乗り継ぎのカウンタへ赴く。荷物の預け入れとアップグレードの手続き。席は確保して貰えたが、決済はT1で改めて、だそうだ。発券された搭乗券に赤いシールを貼られる。
制限エリア内を行く乗り継ぎバスは運休が続いているのでターミナル間連絡バスに乗る。
T1までゆくと10:27になっている。改めて
国内線の搭乗窓口でアップグレード料金の支払いを済ませると保安検査。制限エリアの中に戻る。出発までは1時間強。
先程の機内では軽く飲んだが、この時間はインターバルにする。喉だけ潤し、京王線恥辱の続きを手掛けて時間まで。
JL915 JA14XJ A350-900 HND→OKA
ソウルからの特典航空券の続き。出発は11:55の915便。帰国後に確保できた国内線ファーストクラスで金浦よりも遠い那覇に飛ぶ。
20分ぐらい前を目安に席を立ち、搭乗口に赴く。
11:30の搭乗口。定刻に飛ぶようだが、まだ搭乗と言う雰囲気ではない。
目の前にいる機材、JA14XJを見ると貨物室からコンテナを降ろしている所。作業が押している感が漂う。
搭乗が始まるまで、少し歩いて歩数稼ぎ。11:50近くになって搭乗開始となる。アップグレードで最後の1席を手に入れたので当然ながら宛がわれた席は通路側。
既にメニューと使い捨てのおしぼりがセットされた席に落ち着くと客室乗務員が挨拶に来る。同じタイミングで食事の有無と飲み物を確認されるのは、昨日と一緒。食後の飲み物までは聞かれなかった。
12:06、Doorclose。前便到着遅れ並びに出発準備に時間を要したため遅れている旨、お詫びされる。那覇までの飛行時間は2時間5分との事。
12:10、Pushbuck。12:17、Taixing。飛行機は誘導路を北側に向かい、滑走路手前で停止。
他社機に抜かれる。12:22、機長さんから状況説明。那覇への空路が混雑している影響で管制から12:30の離陸を指示されているとの事。しばらく滑走路手前で抑止を喰らった後、12:32、改めて動き出す。12:34、Takeoff RWy16R。
東京湾上、穏やかに上昇してゆくと12:40、ベルト着用サインが消灯する。ひとまず京王線恥辱の続きをやろうとパソコンを取り出し作業をしていると、食事が運ばれてくる。後にしましょうか?と客室乗務員に聞かれる。さすがに時間に余裕がある那覇線だが、そこまでして貰うつもりは無かったので、食事を頂く事にする。
10日に一度変わる国内線ファーストクラスの食事。つまり昨日と時期的には同じなのだが、今回は羽田発なので昨日の和食ではなく、洋食になる。
こんな感じのワントレー。
前菜にサーモンのマリネなど
メインはローストチキン他。
パンとバター。パンはちょっと温かい。
デザートは昨日の和食と同じもの。ちなみに鶴の箸置きは無し。
飲みものはスパークリングワインを頂く。
13:09。機長さんから飛行状況の案内。高度11,000mを順調に飛行中。那覇着陸は14:40ごろになるそうだ。那覇の天候は晴れ、気温は32℃との事。到着遅延に関するお詫びで締められる。
食事の後は京王線恥辱の続きを。合わせて機内プログラムは、昨日今日とだいぶ見てしまったので落語にしてみた。しばらくパソコンに向かい続ける。
1時間弱のプログラムが終わり、ふと機外カメラに目を向けてみる
一昨日訪れた沖永良部が見えている。フライトも後半戦。降下を開始しているのだろう。14:18、ベルト着用サイン点灯。機外カメラに沖縄本島を見つつ降下してゆく。遠く那覇の街が見えるようになって、空港が先に現れた。
14:34、Landing、RWy18R。減速して沖合に作られた滑走路から延々誘導路を進む。この時間、那覇の天候、晴れ、気温は32℃との事。14:44、Spot in SP26。
降機する。まだ時刻は14時台だが今日はここまで。がっつり乗ればまだまだ乗れるが、さすがに体力が持たないと思い、今日はある意味、休息日にしている。荷物を受け取り、
制限エリアの外へ。ここまで2日半。空港旅行者だったが、少々空港を離れる。ターミナルからモノレールの駅まで行くと
空港を少々離れる。と言っても向かうのは那覇市内、旭橋だから可愛らしいと言ったら可愛らしい。子供が家からちょっとだけ離れてみた程度の移動。
15時過ぎにホテルにチェックインする。沖縄県は旅行支援を継続していて、思いがけず2000円のクーポンを受け取る。
今日、泊るホテル。18時まではウェルカムドリンクで泡盛飲み放題、だそうだ。そんな飲めるものではないが、つい少々頂く。部屋でだらんとしてしまった。
夕方、少し日が傾いてからスーパーに行く。新大久保では売っていない沖縄地場のドレッシング、シークワーサードレッシング
を久しぶりに手に入れる。何気に我が家では気に入っている一品である。他、
コンビーフハッシュも新大久保では多分売っていない。膳所でも見た事が無いマストバイな品。
一旦ホテルに戻る。時刻は18時半を過ぎる。そろそろ夕食というか居酒屋を志す。このタイミングでクーポンを使いたいのだが、クーポンが使える店で、となると少々探しずらい。何となく国際通りの方へ歩いて行き、結局、手頃そうな適当な店に入る。
ビールとして出されたが、オリオンあたりの第三のビールかも知れない。1杯100円だし。
ミミガーを頂く。確か1皿420円。味はまぁまぁだと思うが、値段と量が釣り合わない気がする。
観光客丸出しだがグルクンの唐揚げを頂く。
琉球スギという刺身を頂く。良く分からないから頼んだけど、良く分からない味わいだった。
少々追加で飲んでそれなりに出来上がる、4000円の会計がクーポン分引かれて2000円になる。2,000円なら、まぁ、と言う感じだけど、4,000円の店では無いなぁ。下調べが無い分、若干のもやもやが残る結果となる。
さて、ホテルへ戻るのだが、その前に買い物を思いつく。妻に頼まれていたジミーのクッキー。明日、空港で買うつもりだったが、市内で買おうかと思い至る。幸い、イオンには出店しているようだし。
モノレールに乗って小禄まで。目的のイオンに着いてみるとイオンの食品売り場、改装中であった。聞いてないよ、と言う感じだが、専門店は対象外でジミーも営業していた。空港では扱いの小さいお徳用も普通に売っていて、いくつか買い求める。改めてモノレールでホテルへ。都合3度乗る事になったけど、それなら一日乗車券を買えば、良かったか。
ホテルに戻ると21時。続きはホテルで少々飲んだが、早々と眠くなる。明日も早い。あまり頑張らないうちに寝入っておく。
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