高雄3日目、やっぱり5時過ぎに目が覚めた。しばらくうだうだ。
6時前、だいぶ明るくなる。昨晩は割と遅くまで賑やかだった駁二芸術特区はまだ寝たまま。
台湾に来たらついつい見てしまう日本語チャンネルを見つつ、朝の支度と空いた時間で京王線恥辱の続きを少々。
ホテルの朝食を食べに行く。昨夜も行ったホテルの朝食会場。昨日に比べると行列も短く、逆に食事の種類が多い。
適当に選んで行ったら本当に訳の分からない組み合わせになった。
台湾らしく魯肉飯も頂く。
食事の後、一度部屋に戻って出掛ける準備。8時前にホテルを出る。
日曜日の朝。地下鉄橘線の塩埕埔駅へ出る。お休みの日なので駅はがら空き。やって来た電車で1駅だけ。隣の市議会で降りる。歩いて少々。昨日もやって来た朝食店のあるエリア。
もぬけの殻になっている店なのだが、視点を変えてみてみると、
道路を挟んで反対側に移転していた。
何人も店員がいて湯包を作り、出来たそばから売れてゆく。興隆居に隠れているような店だけど、こちらも人気店。廃業じゃなくてよかった。
新しい店に移転して、イートインコーナーは2階に。冷房完備なのでだいぶ様子が違う。
湯包に鹹豆漿の組み合わせ。昨日と似たような感じだけど、追加の朝食で頂く。ホテルの朝食抜きでこちらだけでも十分だ。
二度目の朝食の後はバスで移動する。地下鉄との乗継割引が適用されたようで、運賃は9NTDだった。
高雄市内を南へ向かう。中心地を抜けて郊外へと移るその手前が目的地。やって来たのは、
家楽福と書いている。音で読むとカルフール。日本からは撤退したスーパーマーケット。
9時開店と言う店、その直後に入った事になる。1階はショッピングモールなんだけど、
まだ開店前。廃墟のモールに来たわけではない。なかには
ニトリ、9月15日閉店、って今日じゃん。8折なんて表示があり、これは2割引きのこと。まぁニトリの商品を台湾から持って帰る事はないでしょうが。
メインテナントの家楽福で自宅使いの買い物やら土産物やら。全体的に大きなものが多くて、2人ぐらしにはちょっと身に余る。地元スーパーにも行かないと、という認識と共に一度ホテルに戻る。
帰りは、ライトレールに乗る。停留所はカルフールから歩いてすぐ。
反対方向にゆく電車を見送ったのちに
ホテルの方へ向かう電車を捕まえた。車内でICカードリーダにタッチして支払い。今回は途中の検札は無く、駁二芸術特区まで運ばれる。11時半にホテル帰着。部屋の掃除は終わっている。
お昼を過ぎてから昼食に出かける。ホテルの割と近く、有名な牛肉麺の店へ。
ピークは過ぎている筈だけど、混んでいた。まぁ想定すべき範囲。行列に並んで注文。ここの店、汁有りと汁無し、どっちが美味しいのだっけと少し悩んで、2人で分けて頼む事にする。
席を適当に指定され、そちらで提供されるのを待つ。
店頭、テレビの取材まで来ている。しばらく待つ。
10分少々で注文した品が運ばれる。自分は汁有り。一口食べて思い出した。汁有りの方がより美味しいのだった。
午後はノープラン。何となくお茶を飲もうと地下鉄駅のすぐそばへ。日本で大行列が出来るという店がこちらでは並ばずに入れる。
お茶を頼んだのだけど、
ストローが紙でできたものだった。これはノーマルのストローだけど、タピオカ用の太い紙ストローもある様子。
ノープランなのだが、ひとまず駁二芸術特区の方へ。ホテルに戻る形になる。レンガ倉庫を再開発した中をぶらぶらと。
ありがちなウォールアートを眺めて
日陰を選んで歩く。倉庫はカフェやら雑貨店やらに化けていて、雑貨店に入ってみる。気の利いた売り物が目立つ。でもこういうものって思い入れがないと手を出せないんだよなぁ。商売的にも難しいそう。
こちらは何かと思ったら博物館的な施設らしい。試しに見てみると有料で入館料99NTDであった。まぁ見てみる。
再開発前の高雄港。打狗と言っていた頃からの歴史を伝える施設。10分少々の映像には見入ったが、
それ以外の展示はイマイチ。折角の倉庫を生かせていないような気がする。
これで99NTDは高いなぁと思ったが、このチケット、もう一か所、見学できるそうだ。誠品生活の近くに会場があるそうで、後で行ってみる。
時刻は14時半。日が高い中、日蔭を選んで歩く。
ライトレールが愛河を越えるべく高架で登るその脇に踏切がぽつんと残っている。高雄港の引き込み線の残滓。こういうのを展示としてみたいのよ。
こちらの奥まで来たのは妻のリード。目的は
台北が本店で東京にも出店しているそうだが、高雄にもある。パイナップルケーキの店だが、中秋節限定で月餅を売っているそうだ。来る時に月餅は食べましたか?と聞かれたのを取り返すチェンスなんだけど、月餅は終売。
その代り、には全くならないが、
サービスのパイナップルケーキを頂く。これ、無料なんです。
微熱山丘は駁二芸術特区の最果て。再び同じ道を戻るのも芸がないので
戻り道は岸壁沿いに歩く。駁二芸術特区は倉庫の機能を失ったが、高雄港は現役の港である。港の中心は郊外に移ったのか、この辺り、港の動きは少ない。
少し歩く。
トラムを眺めて誠品のあるエリアに。もう一か所の有料施設、は現代アートの展示会だった。台湾の人と日本の人の作品、というか作品というのか良く分からないものも含めての展示。
一旦ホテルに戻った後、夕方、改めて出掛ける。地下鉄で美麗島。台湾資本のスーパー、全聯福利中心
を目指す。どこにでもありそうなのだけど、併せて足つぼマッサージも受けておきたいので。
ステンドグラスで有名な美麗島の駅まで来る。改札を出て地上に出ると、
大雨が降っている。立ち往生。
ここは昨日お昼ご飯を食べた所だが、その隣にお茶屋さんがある。そちらでしばらく雨宿り。
今日2杯目のお茶となる。こちらはストロー、普通にプラスチックであった。
20分ぐらい降り続いただろうか。雨が止んだので改めて移動再開。
六合夜市は開店準備中に文字通り水を差されたようで、お気の毒様だ。
全聯福利中心で買い物の後、荷物を持ったまま足つぼマッサージを受けに行く。高雄を訪れる度に1度は使っている店へ。今回は何となく60分のマッサージを受ける。
台湾の足つぼはひたすらツボを押してくれる60分。痛い痛いのだけど、気持ちよい。今まで受けた中で高雄の足つぼマッサージは世界一だと思う。日本で受けた事はないけど。
足つぼの間にすっかり暗くなる。近くにある六合夜市を少し歩く。
夜市の中に胡椒餅の店があって一つお買い上げ。胡椒餅自体は台北の方が美味しいけど、日本では絶対に見かけない食べ物なので、高雄の物で我慢する。まぁ美味しく頂ける。
軽く食べちゃったけど、他に手の出ないまま六合夜市を離れる。夕食戦略が点かないまま、
美麗島駅の近くで唐揚げを買い求めて
バスでホテルの近くまで移動。部屋に戻ると昨日屋台で買ったパンやら飲んでいないビールやらで、何となく夕食が済んでしまう。
21時前。駁二芸術特区はまだ宵の口。その先の愛河周辺はこれから賑やかになる時間だが、何となく疲れた。明日も早い。荷造りを辛うじて済ませて、早めに寝る。
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