6時過ぎに目が覚めた。普段よりも少し遅い目の目覚め。それも中途半端な目覚めだ。
起きた直後の歩きはやめて洗濯と朝食。洗いあがった洗濯物を干しきった後で出掛ける。時刻は8時を過ぎている。
京阪電車を見てから膳所の駅まで歩く。構内では無くて構外から下り線。待避線には1081列車が待避中。そこに
1059列車がやって来る。EF210-101号機牽引。
ひとまず1本だけ見て国道を歩く。途中、1081列車が出発してゆくのが見える。それを追いかけるように国道1号を西へ。すぐに離されるけど。
登り坂になって逢坂。
京津線が来てそれを潮に浜大津に転身。今度も
京津線。逢坂から20分で湖岸のすぐそばまで来る事が出来る。大津は狭い。
浜大津で写真を撮り始めると1時間すぐに使っちゃうのでやめておく。今度は浜大津から湖岸を歩く。石山方面へ。
今週の木曜日は滋賀でも聖火リレーだそうだ。通行規制の告知が飛び出し坊やの傍に立っている。リレーはやるけど見に来るな、だそうで。生で見れずにネットでしか見れないなら、地元でやる事に何の意味があるの？とは思う。
天気も良く賑やかな湖岸から市街地に入ると人の気配が少なくなる。
京阪電車を見てから石山の踏切まで。東海道線の貨物列車を迎える。
11時を過ぎて1070列車。EF210-2号機牽引。
下り線には1071列車。EF210-130号機牽引。
場所をだいぶ変えて
62列車。EF210-146号機牽引。
また場所を戻して1050列車。EF210-118号機牽引。
1073列車も来る。EF210-113号機牽引。
二本の貨物列車が複々線ですれ違う。日本の大動脈、という光景。でも今日はどの列車も総じて積荷が少ない。土曜日発だからか。
今度は5085列車。EF210-146号機牽引。
上りは1062列車。EF210-126号機牽引。
下り5087列車がやって来る。EF65-2090号機牽引。
お昼時。今日は石山の課題店に行ってみる。平和堂の近くにあるインドネシア料理の店。
インドネシアのビンタンを頂く。瓶に断熱材を巻いて出して貰うと何となく現地で飲んでいる風になる。
ミーアヤムを頂いたが、これは失敗。ミーはどう考えてもインスタントだ。同じ値段を出せばもっと美味しい日式ラーメンが食べられた。
既に13時半過ぎだが、午後は貨物列車を捨てて歩く。5月に入って、坂本、大石、北山田と遠目の所まで歩いてきたが、気になっている場所がまだ多少残っている。今日はその中から田上まで。新名神に草津田上、というインターチェンジがあるが、田上自体は行政上は大津市内である。石山から帝産バスの田上ゆきが出ているのを見かける。
唐橋を渡って建部神社の脇から瀬田のゴルフ場を突っ切る形で進むのが一番近いらしいので、その道に従う。午後になって日が高くなり、肌が焼けるのが良く分かる。マスク焼け防止で顔には日焼け止めを塗って来たが、腕やら首筋やらは、さて。
京滋バイパスを越えると瀬田のゴルフ場の近くになり、ちょっとした峠道になる。もう少し日陰になればうれしいのだけど。歩道があるのは幸いだったが、
途中で尽きる。木で出来た碑というのか何とか言うのか、「ありがとうございます」とだけ書かれている。何に対する感謝なのか。
車は時々やっていて、その度に怖い思いをする。お互い様だろうけど。人が歩く事を夢にも思っていない峠道を越えると田上地区に入ったようだ。
集落やら田んぼやら。遠くに新名神と思しき工事も見える。
田上の目的地、帝産バスの田上車庫にしてみた。集落に降りてからも道には歩道はなく、峠と同じように時々怖い思いをしつつ進む。
田植えを終えたばかりの田圃を見て進むと遠くに高速道路が見える。新名神のようだ。試しに南草津駅までの距離を確認すると8㎞。歩けない事は無い。
収穫期を迎えた麦もちらほらと。大津市内といえども完全な農村風景。
帝産バスの田上車庫に着く。田んぼの中に時折人家が混ざる程度の場所。車庫があるから石山からバスが来ているような所だった。バスの車庫に用事がある人は殆どいないだろうが、忘れ物を取りに行くとか、そんな時は大変そうだ。
留置された車両の中には幕車が1両だけ。5月3日に臨時便で運用に入っていた車両だ。普段は予備車なのだろう。
帰りは南郷に出て瀬田川沿いに行くのが良いと思っていたが「瀬田5㎞ 南郷5㎞」という案内を見ると、唐橋直行の方が近いかぁと思い直す。歩道のない山道は怖いけど。
改めて来た道を戻る。戻り道は案外と近く思える。気が付いたら歩道が現れ、京滋バイパスと名神高速を越えると大津市内、市街地になる。先程の田上と景色が一変した。
帰宅すると17時過ぎ。腕が真っ赤に焼けていた。
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