昨日早く寝た分、今日は早々と目が覚めた。胃が痛いのは昨日飲み過ぎたせいかも知れない。今日は間違いなく休肝日だなと思う。
 昼間移動で愛知に戻る。週末になる前は羽田あたりで写真を撮ってから東京駅から高速バスに乗ろうか、とか、早めにでて岳南鉄道にでも乗ろうかとか思っていたが、案の定、その日を迎えると何もかもが面倒になる。多少家を掃除すると11時過ぎ。そろそろ出ようかと決める。列車に乗ることにはしたが、少しだけルートを変える。まずは地下鉄で横浜に行く。
 地下鉄は結構混んでいる。昼間乗って座れた試しは無い。関内で乗り降り、桜木町でも乗り降りがあって多少空く。座ろうと思えば座れるがもう横浜はすぐだから立って行く事になる。
 横浜からは相鉄線。海老名に向かう。ちょっと乗り換えに間があったから試しに金券屋に寄ったら11月末までの株主優待券が投げ売りしていて、¥180で海老名まで行ける事になる。12時ちょうどの相鉄急行で海老名へ。空いていたので恥辱に取り組む。先週の平日分、目処が立つ。
 相鉄急行の所要時間。長らく二俣川11分、大和21分、海老名31分だと思っていたが、星川やら西谷やら、瀬谷も工事をしていて、結構時間が延びている。34分ぐらい掛かっただろうか。海老名到着、今度は小田急に乗り換え。6両の急行は混雑していて、こちらは大人しくして過ごす事になる。
 そんなこんなで新松田に着く。同じ県内の移動だが、既に1時間半ほど経過。

向かいにある松田駅静岡県内をほぼ網羅する休日乗り放題きっぷをお買い上げ。ここから豊橋を目指すことになる。
 いつも休日乗り放題きっぷを使う時は熱海まで切符を別買いして熱海の新幹線窓口で休日乗り放題きっぷを手にするのだが、それを松田にする事で別払い分が変わってくる。戸塚ー熱海のJR線運賃は¥1,110だが、横浜ー海老名ー新松田なら¥660。今日は相鉄の¥300が¥180になっているからさらに安い。概ね一食分浮かした事になるだろうか。
 御殿場線の電車、次は13:41。20分少々時間がある。もう少し時間があれば喫茶店か何かで食事をするのだろうが、ちょっと中途半端な時間。それを逃すと1時間空くから一度新松田の駅に戻って箱根そばとなる。

 ¥500のセットを頂く。確かに一食分になったな。
 松田の駅に戻りホームに上がる。結構な人数のお客さんが1時間に1本の列車を待っている。

やってきたのは2両編成。ロングシート313系。松田からのお客さんでほぼ席が埋まり、立客も出る。山北までにある程度は降りるのだが、山北までの二区間小田急の通勤車が乗り入れてくれば喜ばれるのだろうなと言う妄想をしたくなる光景。
 静岡県に入るあたりからうとうとしだす。御殿場でほぼ全員が入れ替わったのだが、それでも目覚めず眠り続ける。気が付いたら裾野。列車は峠を下ると15時前に沼津到着となる。ここで乗り換え。

 吉野町を出て3時間以上経ってまだ沼津だから、安くは上がるが時間は掛かっている。ここからは真っ直ぐ進む。待っているのは浜松行き。18きっぷのシーズンなら混雑するに違いないが、今日は5両つないだ電車、がら空きで発車を待っていた。

 西に向かうと頂上がちらっと白くなっている富士山が見えて来る。10月も20日になったのだから冠雪していても不思議ではない。軽く冷房の掛かった車内から富士山を眺める。愛知と横浜を何度も行き来しているのにずいぶんと久しぶりに富士山を目にした気がする。行きも帰りも暗い時間にしか動いていないからという当然の理由に難なくたどり着くことになったけど。
 少し恥辱を進める。いい加減8月17日、18日。蹴りを付けなくてはならない。香港に着くところまで書くと静岡。列車が混んでいるので一度ポメラを仕舞いこむ。
 買い物帰りのお客さんで賑やかになった列車も島田に着く頃には空席が散見されるようになる。島田から先は20分毎というダイヤは正直使いづらいのだけど、現場を見ると納得せざるを得ない。再び恥辱に取り組むと大井川を渡る。そろそろ日が沈む時刻。車内が赤く染まる。家を出たの、午前中だったんだけどな。
 掛川から先、乗り降りを繰り返しつつ多少お客さんが増える。赤い太陽が姿を隠し、夜が忍び寄る頃に浜松到着。ここで豊橋行きに乗り換えとなる。

 311系の4両というこの区間の普段着みたいな電車に乗り換え。先頭には立客が目立つが後ろに行くにつれて空席が目立つ。最後尾に座り8月17日、香港の続きに取り組む。

手元の切符は豊橋まで有効。普段、休日乗り放題きっぷを使うと何故か何故だか浜松から豊橋以遠直通の列車に当たることが多く、そのまま乗り越して精算となるのだけど、今日は豊橋の駅に無事放り出されたから名鉄に乗り換えて帰宅とする。名鉄快速特急、久しぶりに乗った気がするが、こんなに速かったかというほど速い。
 出先の家に到着すると普段より2時間早いタイミング。明日以降の食事の準備に加えて今日の夕食も考えなくてはならない。結局、吸水のいらない分、早く炊けるインディカ米を炊いて炒めて今日の夕食としておく。かなりいい加減。酒は抜きにしておいた。