2013-11-10

 寝たのか寝ないのかはっきりしないまま朝になった。時刻は7時を過ぎているところ。もそもそと起き出す。今日は夕方には三河に着きたい。一日掛けてもいいのなら普段やらない中央線廻りとか色々と考えたい所だけど、たぶん、やる気なく東海道線だろうなぁと想像が付く。ひとまず朝食を食べようと、粥でも作るべく鍋に火を掛けた所でぐらっと来た。近いなと思った次の瞬間にガスレンジを止めねばと思い至る。幸い大きな揺れではなく、当然何事も無かった。横浜は震度3とのこと。2ぐらいに感じたけど、人の感覚はあてにならないものだ。
 朝食を食べて少々片付け。それに買い物をしておく。荷造りをすませると10時半過ぎ。そろそろ出ようかと思う。
 大船までバスに乗ることにして近所のバス停に向かう。

 1時間に一本の港南台行きが10分少々遅れてやってきた後、

 こちらもレアキャラ、江ノ電バスの栗木ゆきが来る。こちらは5分程度の遅れ。関内廻りと平戸桜木を直行して来る差が現れている。

 桜木町始発の大船行きは5分少々遅れて姿を現す。

車内はがら空き。市内均一区間からはみ出るので行き先を申告して¥280払う。
 バスは鎌倉街道を延々進む。走る間にお客さんが増える。敬老パスが使える年寄りが中心だが、階段を上り下りしなくても乗れるバスの需要は根強い事が分かる。
 大船まで50分近く掛けて到着。大船駅で熱海までの乗車券を買い求めると¥950。地下鉄で戸塚に出るのに比べて140円だけ安くなる。たかだか¥140だが、時間はあるから節約しておいた。

 朝にあった地震の影響、北関東の方は出ているようで、湘南新宿に遅れが出ている。本来なら特別快速に乗れたようだが、先に来るのは熱海行きの普通列車。そちらに乗る。

 やってきたのは10両編成。思いがけず混雑、立って行くことになる。平塚でたくさん降りて座れるようになる。この先は恥辱に手を掛けつつ西に向かう。
 国府津で、御殿場線はすぐの乗り換えの案内。313系ボックスシートの2両が停まっていた。先週の日曜日に松田から乗った列車だ。休日乗り放題きっぷさえ持っていれば御殿場線に乗ることも出来たと言うこと。残念ながらJR東日本国府津駅ではJR東海の休日乗り放題きっぷは売っておらず、机上の空論である。そのまま熱海を目指す。
 曇り空の冴えない相模湾を左手に列車は熱海へ。大船か1時間ほど、12:53に到着。接続は12:57の浜松行きと案内。これに乗れれば早いだろうが、一度新幹線側の出札口に。この先使う休日乗り放題きっぷを手に入れてから在来線側に戻る。その間に浜松行きは出発している。
 空腹を感じたので昼食に駅そば。次の列車が沼津ゆきだったので、沼津で食べても良かったのだろうが、二週連続で同じ駅そばというのもどうかと思ってみた。

 上りホームにあるスタンドで天ぷらそばは¥380。正直言うと二週連続沼津駅構内桃中軒の方が良かった。熱海で出している首都圏クオリティの低さを改めて認識すると共に、桃中軒のレベルを初めて認識した。

 沼津行きが雨の熱海駅に現れる。

 車内がら空き。どうも今日は何かとダイヤが乱れているようで、東京からの快速アクティが数分遅れて到着。こちらの発車間際となる。乗り換え自体はスムーズに行ったが、今度は伊東線からの特急が安全確認のため遅れているとのこと。進路があかずに結局4分延。大きく乱されている訳ではないが、微妙に調子が狂う。
 沼津までの列車なのでどこかで乗り換えになる。三島のホーム、上り線に静岡行きの列車が見えた。どうやら次に乗る列車らしいが乗り換えの案内はない。沼津まで行けばホームを変わらずに乗り換えられるのかなと思ってそのまま乗っていったら、沼津でははこちらの電車が上りホームに。乗り換えは階段を渡って、と案内。それなら始発の三島で乗り換えの案内をしてくれと思う。
 熱海からの列車が遅れていて、三島からの列車は定刻。乗り換え時間はわずかになってお手洗いに行く暇もないまま列車が来る。今度も211系の3連、トイレなし。やれやれと思う。

 沼津の発車13:37。先週より40分ほど早いペースとなる。列車は空いていて、ロングシートでも十分、キーボードを打つことが出来る。先週分の恥辱をいくつか片付けて行く。富士で多少乗ってきて窮屈になる。こうなるとキーボードを打つのはためらわれる。今日はペースが早いのでここで無理しなくても大丈夫。いったんやめておく。すると急に眠気を覚える。昨晩の眠りは浅かったから仕方ない。この時間に多少寝ておくのは問題なかろうと思い目をつぶる。たちまち寝落ちる。気が付くと清水に着くところ。
 静岡まで来ると乗り換えは島田行き、浜松行きは10分後。いい加減お手洗いに行っておく。静岡駅構内のお手洗い、お世辞にも使い心地は良くないのだが、仕方ない。

 1本落とした形になったが浜松行き。どうやら興津始発だったようだ。お客さんを乗せて現れたのは211系の5両編成。またお手洗いがない。静岡のこのあたり、お手洗い付きの313系がそれなりに数を増やしているから、お手洗いで泣かされる事は少なくなった筈だが、今日はどうかしている。ただ5両つないでいるのと、買い物や学生の部活帰りには早い時間というのと相まって、列車は余裕を持って座れる程度の混雑だった。再びキーボードも打てるようになる。
先週乗ってきた部活の高校生集団も乗らず、お手洗いがない事だけが困った静岡地獄が淡々と過ぎてゆく。浜松には16時前の到着。だいぶ早い感じがするが11月も中旬となり、悪い天気もあいまって外はもう暮れてゆく雰囲気。
 目の前で次の列車、豊橋行きが待っている。

 あら、また211系。これで4本目である。さすがに飽きた。

 よく見ると先頭2両は313系。こちらに座る。実は前2両のほうが混んでいたけど、選り好みしなければ座れる程度の混雑である。結局、さほど混まないまま発車時刻となる。
 11月10日は浜松で不発弾処理があった関係で午前中は新幹線、在来線とも区間運休をしていたのだが、この時間ダイヤは通常通りに戻っている。何事も無く撤去は終わったようで、何変わらぬ浜松の街を抜けて列車は西へと突き進む。暗い車窓に浜名湖が流れる。
 雨が窓を叩く様になって豊橋到着。手元の休日乗り放題きっぷはここまで。この先は名鉄の世話になる。

 この時間の豊橋、雨が強く振っている。横浜以来、冴えないながらも何とか持ってくれたが最後の最後に大降りを食らった。
名鉄の特急。国府に停まるとお客さんがたくさん乗ってくる。今日は豊川でB-1グランプリを開催しており、そのお客さんのようだ。雨の中でどれほど盛り上がるものだったのかと思う。
 出先の家に着く頃には雨は小降りになる。まだ18時過ぎ。だいぶ早く、今日の夕食も含めて自炊。明日以降の準備もそこそこ出来る。

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