再生

 富山まではキハ120で移動。高山線、社会実験とかで本数が増えたそうな。猪谷-富山は21本が33本に増えましたとのこと。2年間様子を見て利用客の動向を把握するとか。本数が増えた事と関係あるのか、ただ単に時間帯が良いからか、富山に近づくにつれて混雑。2両編成の気動車が一杯に埋まる。富山着9:56。
 次は富山港線が衣替えした富山ライトレールに乗る。JR時代は1時間に1本だった列車は15分毎と4倍増。今度の電車は10時ちょうど。っー事は乗り換え時間4分。乗り場は昔の7番線ホームではなく、富山駅の北口となる。高山線の3番ホームからは相当な距離。歩く歩く。間に合わないかと思ったけど何とか間に合う。
 電車、随分と混んでいる。どうやら岩瀬浜でイベントをやっているようだ。イベントの一環なんか、「一日車掌」と言う中学生が案内をしている。それに恐らくだけど競輪も開催中の様子、いや、客層にそんな匂いがするもので。 電車は道路の上を走ってゆく。
 ライトレール
 写真:道路上をゆく電車。線路は単線
 ライトレール
 写真:元富山港線に入ると速度も上がります。
 旧富山港線区間の駅はその時の位置を守ってはいるけど、通常の鉄道車両用のホームを撤去して低床車両用の低いホームを設置している。しかも上下で乗り場を分離しているので、路面電車風の駅に生まれ変わっていて、JR時代の面影が全く無い。以前降りたことの有る大広田の駅もホームの位置が少し変わっていて面影は無かった。貨物線の跡らしいカーブしてゆく道路だけが変わらずに残っている。
 その隣、東岩瀬には富山港線時代の古びた駅舎が残っている。ただホームは新設。駅舎も既に使用停止。工事の囲いがあったからもうすぐ取り壊されるのだろう。競輪場で大量下車があって終点岩瀬浜着。
 電車のホームと段差無くバス停があって接続バスが待っている。場所は変わらないのに雰囲気がずいぶんと違う。
 ライトレール
 写真:岩瀬浜を出発して富山駅北へ向かう低床電車
 折り返し電車を見送り、折角なので駅の近くで開催されているイベントを覗いてゆく。