京王線、ほか

 明大前のホームに上がるとちょうど快速が来る所であった。ならばと八幡山で撮る事にする。
 今日は早朝に人身事故があったそうだ。お昼を廻ったこの時間、ダイヤ自体は乱れていなかったのだが、運用は若干違う様子。

 回送で都交車の10連が行く。

 こちらは営業で8両編成が来た。

 1時間少々居る間に、飛田給でごにょごにょ、見たいな放送が入って上り電車が遅れたが、大した事にはならなかったようだ。ダイヤが戻ってゆく。
 西の空が暗くなってきて雨がぽつんと落ちてきたので撤収。そのまま稲田堤へ抜ける。
 帰り道だが、ちょっと寄り道。南武線を何となく乗りとおす。矢向で南武支線に乗り継げたらなと思ったら、40分以上待たされるダイヤ。仕方ないので川崎まで行き、

 京浜東北線E233系は142編成で一駅、鶴見に出てみる。今日は珍しく鶴見線のホームへ。

 時刻表を全く見ておらず適当な時間に来たら海芝浦ゆきは行ったばかりで次は浜川崎行き。中途半端な列車だが乗ってみようかと思う。

 雰囲気のある異界のような鶴見線鶴見駅で待つことしばし。工場の操業していない土曜日の昼間なので、電車を待つ人はまばら。

 15時半を過ぎて浜川崎ゆきの電車が入ってくる。LEDライトがどこか未来的で、鶴見線という単語が醸し出す雰囲気と合わない。でも205系自体は盛りを過ぎた車両なのかも知れない。  
 3両つないだ列車にぱらぱらとお客さんが乗り込む。気のせいか外国人が目立つような気がする。もちろん空席のほうがもっと目立つ。15:40、出発。鶴見駅の山側から海側へ。居並ぶ大幹線を跨ぎに跨ぐ。ちょうど三崎口に向かう京急快特が真下を突っ走って行く。
 横浜の下町を少々走ると工場の中へと分け入って行く。山側に背を向けて海側を見ているから工場しか見えないが、背を向けている山側は住宅地の果てである。今乗っている外国人はそのあたりの住民らしい。

 だんだんと人が降りて行くと終点の浜川崎に着く。時刻は15:50を少し過ぎたぐらいだったか。鶴見線はこの先、二駅、扇町まで続くが、この電車は途中の浜川崎が終点となる。

 扇町や海芝浦に行ってみたい気持ちはあるが、とりあえず降りる。扇町へは20分待ち。そして、先程乗りそびれた南武支線に乗り換える手もある。

 道路を挟んで反対側、南武支線浜川崎駅に行ってみる。まもなく尻手ゆきがある。

 尻手で待っていればこの電車に乗って浜川崎到着だった筈だが、とにかくそんな電車を迎える。この電車に乗ろうかと思う。行き当たりばったりだが、そろそろ選択肢は尽きてきた。
 2両の電車にぱらぱらとお客さんが乗る。折り返し尻手ゆきの電車は20人ぐらいお客さんを集めただろうか。
 電車は工場と住宅の混在地帯をゆく。工場と言っても鶴見線のような重工業のひたすら大きい工場ではなく町工場という風情。二駅乗ると八丁畷京急線との乗り換え駅である。次は尻手。尻手まで行ってしまうと稲田堤ー川崎ー鶴見ー浜川崎ときたルートが一周になって重複してしまうのでNGである。だから八丁畷で降りるより他無い。そして都合の良いことに八丁畷京急線の接続駅である。
 乗り換えのICカード精算機にタッチすると稲田堤からの運賃¥380が引かれる。良くできているなあと感心してホームへ。まもなく下りの普通車が来る。21運用、1313編成である。

 この普通車、生麦で快特に抜かれ、新町で急行と快特に抜かれる。南太田でも当然待避がある。仕方ないけどかったるいなぁと思う。帰宅すると17時。まぁまぁ順当。
 夕食と一緒に酒を飲み始める。土曜日は夕食後も飲み続けるのが癖になってしまった。そのまま寝る間際まで。若干飲み過ぎの感がある。