JA8374 その2

 鹿児島から福岡への戻りは朝乗ったJA8374だった。福岡からの到着便が折り返す。一日中賑やかな鹿児島空港もこの時間になると出発便はほとんど終わっている。全日空関空ゆき、オリエンタルエアブリッジの長崎ゆき、そしてこれから乗る福岡ゆき。福岡行きは例によって前の方に乗客を固められた状態。帰りは事前指定で前の席を予約していたけど半分は乗っていないように思う。平日の夕方なんて、ギリギリに駆けつける乗客でたいてい離陸は遅れるものだけど、今日はほとんど定時にドアが閉まる。
 Push buck、taixing、take offと滞りなく進む。急上昇して5分ほどでベルト着用サイン消灯したのが20:04だった。
 飛行ルートの案内があるわけでないけれど、途中、左下に大きな街明かりが見えたから行きと同じコース、恐らく熊本市の内陸側を飛んでいるに違いない。熊本の街、大きな碁盤の目とそこから放射状に伸びる光の線の組み合わせ。熊本の中心地って碁盤の目になっていたかなぁ?よく分からない。
 熊本の向こう側、瞬く光が南に向かって飛んでゆく。福岡発鹿児島行き、この時間にSAABが飛んでいたと思うのでその機体だろう。この後まもなくベルト着用サイン点灯、20:16。この時間の短さはYS-11の35分フライトでも、MD-81の40分フライトでも変わらないなぁ。
 博多湾が見えたのが20:24。ほとんど定時の20:28に着陸。このままspot inしたのだけどその先はターミナルからえらい離れた場所。14、15のプロペラ機用駐機場からも離れており、17番とか18とかそんな感じの場所かなぁ。ここからバス連絡だそうな。福岡でバス連絡は初めてかも。いつ見ても手持ち無沙汰な様子で佇んでいるバスが迎えに来ており、2台に分乗するらしい。1台目は全員座って余裕がある程度の乗客だったから、2台合わせても60〜70人程度の乗客、なんだろうなぁ。どこまで連れて行ってくれるのか興味があったが、降ろされたのはいつもの14、15番搭乗用の階段で、ここからまた歩かされた。
 昨日は散々飲んだので今日はおとなしくメシだけ食ってホテルに戻る。さすがに疲れているようで、運航状況を携帯で拾った後は寝てしまったようだ。