JN3653 JA8766 YS-11 FUK→KOJ

 松山から鹿児島への乗継客は5人いるようだ。4人目までは捕まえた係員、1人取り逃がしたようで諦めて身元確認に走る。「お名前をと」聞かれて「○○と申します」「お手続きは」「済んでます」とタッチアンド搭乗券で松山で手にした搭乗券を見せる。他の人もそれぞれ自己申告。何か一人、羽田行きの申告をしていたけど、鹿児島で15分接続の羽田行きかな。全員完了で出発口へ集団護送。
 鹿児島ゆきの搭乗開始は15:53、先ほど歩いた長い通路を同じ飛行機へ向かう。途中でストップを喰らう。丁度徳島からのYS-11が到着したようだ。福岡では他の機材がプロペラを廻している間はお客さんスポットに入れないからなぁ。到着客と出発客が交錯するけど大丈夫かなとも思う。結局徳島からの人とすれ違いになったわけだけど、ここでも「鹿児島へお乗り継ぎのお客様〜」が聞こえる。時刻表上25分接続。一応成立だけどチャレンジャーだな。一度やってみたい気もする。
JA8766
 写真:機内からターボプロップ魚眼ズームで撮影 向こうに居るのはJA8768
 再び大撮影会が繰り広げられる。数枚撮って機内へ。当然同じ乗務員。同じような乗客も多いしあんまり気にしていない様子。全員乗り込み16:11、Doorclose。プロペラが廻り始める。向こうに居る徳島からの到着便、JA8768はちょうど方向転換中。鹿児島までの所要時間は55分との事。16:14、Taixing。滑走路端で一呼吸置いた後、ターボプロップが叫び出す。16:17、Takeoff、RWy14。緩々上昇する途中、「がっくん」と落ち込むような感触。その後もローリングに襲われたりまぁYS-11らしい離陸だ。うす雲が出てきて地上が分からなくなる。
 16:31、案内が流れる。鹿児島到着は定刻より10分遅くなって17:10とのこと。次いでキャンペーンの告知が入る。案内が終わるとベルト着用サイン消灯。10分ほどで再び点灯するとの事。先ほどの松山-福岡の時と同じように、まずキャンディとキャンペーン応募葉書の配布。続いて搭乗証明書の配布。全部終わると16:43、ベルト着用サイン点灯。外は相変わらず雲が出ていてどこを飛んでいるのか良く分からない。飛行機が揺れだす。時刻は16:47。その後も揺れが続く。落下感、もう一度落下感。「降下に伴いまして先ほどから揺れが続いております。揺れましても安全な飛行には差し支えございません」お決まりのフォロ。16:58、鹿児島湾が見えてくる。もうまもなく着陸だろう。一旦大隈半島へ。風車が見える。見慣れない光景だ。雲に突入。再び地上が見えなくなる。また揺れる。
 ふと思い出して冷気の吹出口を見上げる。結露していない。どうやら後方座席の方が結露しやすいのだろう。これは初めて気が付いた。
 鹿児島湾が消えてからが思ったよりも長かった。再び見えた地上は見慣れぬ景色。南側からの着陸であればもう着いてもおかしくないのだけど。間もなく着陸の案内が流れたのが17:06、鹿児島の天候は曇りで気温は25℃との事。Geardownする油圧ポンプの動作音。眼下には溝辺の街。こりゃRWy14だな、17:11、Touchdwon。
 17:12、Spotin。一人真っ先に降りてゆく。どうやら先ほど羽田行きを申告していたお客さん。っーか17:15、よく待つよな。自分も乗れるなら乗りたかったけどさすがに15分乗継ではねぇ。
 バス連絡となる。半分降りる。撮影者多数。
JA8766
 写真:鹿児島に到着したJA8766、よく見ると後ろにも1機YS-11
JA8717
 写真:JA8717がトーイングされてゆく
 さすがに気になってバスに乗り込む。それからしばらくバスは出発できない。後のお客さんも降りられない。全員乗り込むまで数分掛かる。
JA8717
 写真:JA8717。
JA8717
 写真:掃除中。ピカピカになります。