2024-05-01

 遠くで目覚ましが鳴り出す。普段よりも少々遅めの5時過ぎ。連休の谷間に3日ある平日だが、今日から弊社はまた休み。今日から改めての6連休となる。
 妻も起きだしてきて支度を始める。自分の支度は簡単なので、時間を持て余す。ちょっと歩数を稼ごうと近所を歩いておく。時間に限りがあるので琵琶湖岸を小さく廻る。

 この時間、雨が降りそうで降らない。微妙な天気。琵琶湖は灰色。空も灰色。叡山も雲に見え隠れ。不穏な雰囲気が漂う。
 和田浜に出て湖岸道路の西詰から膳所城址公園へ。自宅に戻ると20分ちょっとのコース。自宅に戻ると7時前。間もなく出掛ける時間となる。スーツケースは2人で1個。降らなそうで微妙に降り出した膳所の街を駅まで歩く。
 膳所の駅に7時半。案外と通勤客がいる中、12両つないだ東海道線の普通電車に揺られる。先週、大阪まで行った時と同じ時間だ。先週よりは空いているか。先週は大津で外側列車線を行く新快速と相互接続だったが、今日は新快速が停車するよりちょっと前にこちらのドアが閉まる。これが本来のダイヤか。
 逢坂を越えて京都まで。今日は八条口まで出て、 

 リムジンバスに乗る。普段よりも遅い時間のバスは半分ちょっとの乗り具合。平日8時の京都市内、道は流れていて10分ちょっとで名神高速に乗る。高速も流れていて休日と同じく45分で伊丹空港到着となる。

 伊丹空港も想像以上に空いている。連休の谷間で観光客は少ないし、連休の谷間で出張客も少ないのであろう。土産物を買うために早めに出てきたのだが、人気店にも行列が無く、拍子抜けしてしまう。
 荷物を預けてラウンジに進む。時間に余裕が出来て、まだ1時間以上ある。

 空港同様、いやそれ以上にラウンジは空いていた。9:30の羽田行きが搭乗開始となったからかも知れないけど。
 ひとまずここまで朝食を頂いていないので

 朝食を。まだ小一時間ある。ここまでの京王線恥辱を進めておいて、あとは窓外を行き交う飛行機を眺める。先日滞在した福岡空港の多士済々な様子を見た後での伊丹空港。ちょっと物足りない感は否めない。 

 JA214Jが降りて来てスポットへ向かう。

 JA247Jが離陸してゆく。

 JA847Aも離陸。
 そんなところへ着陸機が来て、目の前のスポットへやって来る。

 羽田からのJL107、17番にSpot in。ほぼ定刻。機体番号を確認すると

 JA603J。入れ替わりに18番スポットからは

 JA602Jが出発してゆく。一頃少なくなった東阪線のB767-300ER。1月にJA13XJを喪ってから、機材繰りがタイトになったように見える。

JL112 JA603J  B767-300ER ITM→HND

 今日はこの後、羽田に飛ぶ。先程到着を迎えたJA603Jの折り返し、JL112便に乗る。出発は10:30。20分前を目安に搭乗口へと赴く。

 搭乗開始まで少々間がある。普段の平日ならば、優先搭乗の行列が長くなる所だろうが、今日の行列はごくごく短い。その代わりに待合室の椅子はあらかた埋まっていて、結局、優先搭乗を待ちきれずに並ぶ体裁になる。
 搭乗。機内へ進む。空港に着いた時点でクラスJにも余裕がある程度の予約状況。搭乗が進んでも、機内、中央席は埋まらない程度の乗り具合である。
 10:29、Door close。羽田までの所要時間は45分との事。途中、前線と雨雲の影響で揺れが予想される旨、情報が添えられる。
 10:34、Pushbuck。10:40、Taixing。雨が降る中を飛行機は南へ向かう。滑走路端で少々待たされた後、10:48、Takeoff RWy32L。

 水しぶきを上げて滑走すると途中でふわりと浮き上がる。上空、左に旋回しつつ上昇。

 すぐに窓外の景色がはっきりとしなくなり、雲に隠される。幸い揺れは大したことなく、穏やかな上昇。10:54、ベルト着用サイン消灯。

 地図上では伊賀の山中から伊勢へと抜けるコースを辿っている事は分かるのだが、今日の日本列島、何処まで行っても分厚い雲に覆われた景色が広がるだけ。
 飲み物のサービスが始まる。ワゴンが廻って来る。断りは無かったが温かい飲み物は提供を見合わせたようだ。その代わりではないだろうが、アイスコーヒーがワゴンに見える。5月1日から提供だっけ?ちょっと早い気がするが、頂く。
 
 夏の味わい、夏も近づく八十八夜のその日から頂く事になる。冷たさと香りに体も心も引き締まる。
 11:06には降下を開始する旨の案内がある。まだ浜松上空。羽田まではだいぶ距離がある、筈。

 一瞬、上空に青空が広がったが、11:10、ベルト着用サイン点灯。すぐに青い空は消える。灰色の世界が広がる中を行く。スポイラーが立ち減速すると少々揺れ。スポイラーが引っ込むと揺れも大人しくなる。その繰り返し。

 雲の中にはいったようで外の景色が全く分からないまま、房総半島を北上してゆく。そのまま東京湾上へ。ようやく地上が見えると川崎の工業地帯が見えるような所まで来ている。
 11:30、Landng、RWy34L。

 雨に濡れる滑走路、一気に速度を落として誘導路へ。途中、少々止められた後、改めて移動する。11:42、Spot in SP16。
 準備が整い降機する。

 東に来ればまだ降り出していないかと思ったが、結局、この時間の東京も悪天の始まりであった。この先の行程に少々影響が出るかも知れない。
 預けた荷物を受け取ると12時を過ぎる。今日は新宿に行くべくバスに乗るのだが、次のリムジンバス、12:05。かなりギリギリに飛び乗る事になる。7割程度埋まったリムジンバスで首都高速を北上。中央環状線を経由するなら20分少々で新宿だが、今日は何があったか都心環状線経由だった。新宿まで30分少々。

 京王百貨店前に降ろされる。この時間の新宿も雨が降り出している。
 今日の午後は約束が少々。最初に新宿で妻の義母に会う。食事を兼ねて少々お話。本来なら御実家に伺う方が良いのだろうが、この後の時間にも少々都合があり、来て頂いた次第。

 京王のレストラン街、見事に年寄りだらけだった。平日のランチ時、と言う事を思い出す。
 痴呆症で要介護認定を受けた義父は週2回、デイサービスに通っているそうだ。そのため、平日の昼間は出掛ける事も出来るようになったとの事。母娘の会話に混ぜて貰って1時間少々。
 新宿で落ち合うのが都合が良かったのだが、食事が終わるとなかなかゆっくりと話をできる所も無く、そのまま解散となる。もう少しゆっくり話をするには、やはりご実家まで伺うべきだっただろうかと少々反省。
 次いで移動。


 小田急に揺られる、平日の昼間、中途半端な時間だからか、電車は空いている。父の月命日でもあり、父の眠る霊園に脚を運び、手を合わせるつもりだったが、この時間、かなり激しい雨になっている。普段は最寄り駅から歩くところだが、ちょっと大儀だ。結局タクシーを発動して霊園を往復。この先の旅の安全をお願いしておく。
 駅に戻る。

 電車で実家の最寄り駅へ。実家に着くと15時半になっている。15時半だから昼食は関係ない時間なのだが、着いてみるとビールを出され、摘まむものもある。この時間から乾杯となり。続きで夕食まで。
 今日は妻共々、実家に泊めて貰う。朝早かったせいか、割と早く眠くなり22時過ぎには布団に潜る。京王線恥辱を綴るでもなく、早々に寝落ちた。

サイトアップ アクセスカウンタ

 サイトアップはお休み
 アクセスカウンタは機能せず
 万歩計は20,731