2023-07-13

 目が覚めると5時過ぎ。転々とする旅先は4日目。那覇のホテルに滞在している。

 この時間、夜が明け行く所。ひとまず起き出す。今日は昨日ほどではないが、そこそこ早く、そして動きはハードになる。
 身支度を進めると6時を少々廻ったところでホテルをチェックアウトする。空港旅王者は空港に戻るべく動く。

 6時台のモノレール。車庫がある那覇空港からの電車は多いが、那覇空港に向かう電車は意外と本数が少ない。待つ事暫く、空の向こうにエンジン音が聞こえて来る。遠くを離陸機が飛んで行くのが見えるが、まだ朝の6時半。那覇空港からの出発便は7時をすぎないと無い筈。 

 よく見ると機体にレーダーを乗せた4発機。どうみてもアメリカの軍用機だ。基地がある島の現実をわずかながらに垣間見た事になる。

 モノレールがやって来る。始発では無いからか、お客さんはそこまで集中しておらず、まぁまぁ乗れる。座れはしないけど。10分少々、空港まで戻る。

 搭乗便まではまだ余裕がある時間。ひとまず搭乗券を発券して貰う。今日もあちこちに行くので券がやたらと嵩む。そして荷物はひとまず途中の折り返し点まで預かってもらう。
 保安検査を受けて制限エリアの中へ。ラウンジの軽食で朝食とする。羽田行きの初便が出る間際なので、ラウンジは空いている。

 あまり沖縄感が無い、ごくごく普通の食事を頂き、しばらくの間は京王線恥辱を綴る。その間に石垣、宮古も搭乗が始まったから

 ラウンジも極め付けに空く。普段休日午後、満員で座れないラウンジしか見ていないので、この景色は本当に珍しい。
 自分の搭乗便もそろそろそろそろ時間が来る。ラウンジを出て搭乗口へ。

 那覇空港の中も人影は疎ら。何か、コロナ禍真っ盛りの羽田空港で見た景色が重なった。

NU801 JA82RC DHC-8-Q400CC OKA→MMY

 今日はまずは宮古に飛ぶ。

 やって来たのはバスで搭乗となる28番搭乗口。出発20分前にバスへの案内が始まる。連れて行かれた先にいるのは

 細長いプロペラ機。琉球エアコミューターの機材である。そのうちの手前に停まっている

 JA82RCに搭乗する。JACと違って、エアステアをそのままで乗り降りする事になる。健常者ならこれで十分。
 機内、満席。 B737-800が就航する便の1/3しか乗れない機材なので、それなりに混みあう。7:57、Door close。宮古の島言葉で搭乗の挨拶が始まる。宮古島までの飛行時間、45分との事。8:01、Taixing。

 飛行機は早々に滑走路端へと向かうと8:05、Takeoff RWy18L。滑走路中程で飛び上がると間もなく、沖縄の海が全面に広がるようになる。

 プロペラ機は乗除に高度を上げてゆくと8:11、ベルト着用サイン消灯。飛行機は東シナ海の洋上を順調に南下している。

 キャンディーのサービスが行われる。RACJTA共にオリジナルキャンディーは無いようで、JALの物がそのまま配られる。
 8:22、機長さんから飛行状況の案内。宮古島には8:50着陸見込みとの事。宮古島の天候、東の風、5m/s。晴れで気温は30℃と伝えられる。10分程でベルト着用サインが点灯するそうだ。
 8:34、シートベルト着用サイン点灯。着陸態勢に入る旨、案内がある。座席を倒していたわけではないが、改めて居住まいを正す。8:42、Geardown。

 宮古島が見えて来る。高度を下げて島へと進入。

 平べったい島の上を進んでゆくと8:44、Landing、RWy22。減速して滑走路端まで行くとUターン。改めてターミナルへ向かう。

 8:48、Spot in SP2。プロペラが停止し、ドアが開く。降機。

 心なしか強くなった日差しの中をターミナルへ向かう。係員が乗継客を探していて申し出る。制限エリア外に出る事なく、搭乗待合室へと向かう。

NU891 JA82RC DHC-8-Q400CC MMY→TRA


 次に向かうのは多良間。出発は到着の30分後、9:20となる。待合室で少々待ち時間。

 案外と広い宮古空港の搭乗待合室だが、この時間の出発便は多良間ゆきのみ。離島から更に離島へと飛ぶフライトを待つお客さんは疎らだ。
 9:05を過ぎて事前改札の案内。次いで優先搭乗となる。先程待合室に入ったのと同じ搭乗口から搭乗機を目指す。搭乗橋の途中、

 階段の所に多良間行きの案内。指図に従い、階段を降りると

 先程降りたJA82RCが待っている。先程、那覇宮古と飛んできた機体が今度は多良間へと向かう。当然ながら同じ客室乗務員に迎えられて機内へ。

 プロペラがほど近い座席に座り出発を待つ。9:15、Doorclose。多良間の島言葉で搭乗挨拶が始まる。多良間までの飛行時間は15分との事。搭乗率は40%ぐらいだろうか。
 プロペラが始動し、9:20、Taixing。飛行機は滑走路をTaixingして滑走路端まで。方向転回すると

 9:25、Take off RWy22。飛行機は宮古島の上空へ舞い上がるとすぐに海上に。

 来間島が見えて東シナ海へと進むと、上昇したのかしないのか、良く分からないまま降下に入る。

 水納島が見えて旋回。9:36、Geardown。着陸時、強いブレーキがかかる事もありますのでご注意下さいと案内。そして

 平べったい島が見えて来る。

 多良間島の海岸が現れて、すぐに空港。9:38、Landing、RWy18。減速して滑走路端でUターン。スポットへ向かう。9:42、Spot in。
 プロペラが停まりドアが開く。降機。当然ながら搭乗橋なんてものはなく、

 青空が広がる空港、照り付ける太陽の下をささやかなターミナルへと歩く事になる。
 那覇で預けた荷物を受け取る。

 1日2往復。宮古からの便が到着するだけの空港だが、この時間、賑やかである。到着客を迎える人と出発便の搭乗客と、小さなターミナルがごった返している。
 空港旅行者は空港だけを一瞥して引き返すので、折り返しのフライトで宮古に戻る。荷物を預けるべく、搭乗手続きの列に並ぶ。一つ前の家族連れ、島の人らしく、係員も顔見知りなのだろう。にこやかに会話を交わしている。一方、一見して来訪者の自分、しかも上級会員にはしっかりギアチェンジ。丁寧に接してくれる。荷物はややこしかったのだが、こちらの希望通りに手続きをしてくれた。「大丈夫です」と頼もしい。
 ちょっと時間が出来たので、せめて空港の前だけでも見てゆく。

 沖縄らしい赤瓦の空港ターミナルの前に、白ナンバーのマイクロバスが停まっている。

 多良間村が走らせているらしいバスの様子。宮古から飛んできたであろうお客さんが乗っている雰囲気は無かった。自分もあいにく、このまま宮古に引き返す。

 空港の入口。あまり見たことの無い飾りがある。まるで正月飾りだが、今日は7月13日。何なのだろう。

NU892 JA82RC DHC-8-Q400CC TRA→MMY

 空港の建物内に戻る。よく見ると展望デッキがあったのでそちらに出てみた。

 先程乗って来たJA82RCが折り返し準備中。そろそろ保安検査を受けるべき時間だろうか。いい加減、下に戻る。
 保安検査へ。行列が出来ている。X線検査機が1つしかなく、手荷物の検査と共に、預け荷物の検査も混じる。そんな調子だから列は進まない。

 制限エリアの中にはいると出発15分前。途中、20分前制限の関係か、搭乗券を発券せずに乗る人が保安検査の通過を優先されてた。
 まもなく搭乗開始。優先搭乗で飛行機へ向かう。

 当然ながら今度も同じ機体。JA82RC。細長いプロペラ機まで歩く。那覇から同じ客室乗務員に迎えられて機内へ。搭乗開始はずれ込んだが、30数人のお客さんが乗り込んでドアが閉まると10:14。プロペラが動き出す。乗務員の紹介があって宮古までの飛行時間、15分と案内。10:20、Taixing。飛行機は滑走路端まで。10:23、Take off RWy18。

 すぐに東シナ海へと舞い上がり、向きを変えて宮古島へと向かう。少し降下し始めたと思ったら、

 下地島空港の真上を横切った。これは意外な航路。10:34、Geardown。

 宮古島へと差し掛かり旋回してさらに高度を下げる。平べったい島が近付いてきて10:37、Landing、RWy22。減速して滑走路端でUターン。スポットへ。10:42、Spot in SP2。

 降機する。那覇から3レグ付き合って来たJA82RCとその乗務員とはここまで。飛行機は石垣島に飛ぶようだが、自分は那覇に戻る。少々間があるので、一旦制限エリアの外に出る。


 ここまで順調に来ている。次のフライトまでは1時間強、時間がある。少々早いが昼食にしようと思う。昨日、沖縄そばを食べていないので、この時間に食べたい。まぁ、

 先島に来ているので沖縄そばではなく、宮古そばになる。注文して少々。

 出て来たそばには具材が無い。店頭の写真と違う!のだが、種明かしをすると

 麺の下に隠れている。謂れは席の前に張り出されていた。

 税金対策として具を隠した、との事。こんな税金対策、初めて聞いた。が、このスタイル。雲吞が麺の下に沈む香港の雲吞麺を思い出す。

 合わせてアーサーという海藻の天ぷらを頼んだら別添えで出て来た。天ぷらそばぐらいのつもりでいたので、こちらも驚く。
 食事は終わったがまだ時間がある。試しに展望デッキに出てみる。

 青い方の会社の機材がちょうど出発するところ。窮屈そうにPushbuckしていた。B737のサイズでこんな調子なら、B767とかB787が来たら、取り回しに大変だろうなぁと思う。

NU558 JA03RK B737-800 MMY→OKA

 さて、そろそろ保安検査を受けて制限エリアの中に戻る。次のフライトは那覇行き。

 今度はJTA担当便、B737に搭乗する。待合室に座ると間もなく、

 那覇からの到着便がやって来る。JA03RK。時刻は11:30。ほぼ定刻の到着だろうか。折り返しの準備を待合室で待つ。出発15分前になって事前改札が始まり、次いで優先搭乗。機内へ進む。今日は普通席。クラスJには上げずにそのまま事前指定した普通席の最前列窓側席に座る。 

 窓外を見るとエンジン前にカラーコーンが置いている。他の空港ではあまり見た事がない。
 12:00、Doorclose。那覇までの飛行時間、40分とのこと。12:06、Pushbuck。12:10、Taixing。滑走路に出ると緩々と進み、滑走路端まで。

 ターンパッドでぐるっと一周。12:15、Take off RWy22。軽々と浮かび上がると

 すぐに宮古島を離れて旋回。機首を北東に向ける。

 改めて宮古島を見て飛行機は東シナ海を北東へ向かう。12:19、ベルト着用サイン消灯。
 40分のフライトだが飲み物のサービスがある。さんぴん茶を客室乗務員が持って廻り、希望者に渡す方式。

 4フライト目にして初めての飲み物となる。有難く頂く。
 12:37、ベルト着用サイン点灯。着陸態勢に入るとの事。

 渡名喜島を見て飛行機は右に旋回。降下してゆく。粟国島を遠めに見ると沖縄本島へと向かう。途中、

 積乱雲を見てその脇をすり抜ける。大人しく進むと

 那覇の市街地が左手に見えて来た。少々遠い。降下してゆくと沖合の滑走路へと滑り込む。12:55、Landing、RWy36L。減速して誘導路へ。ここからが少々遠い。延々誘導路を進み、36R-18Lの滑走路を横断してようやく

 ターミナルへと入る。13:04、Spot in SP22。着陸までは定刻より早かったが最後、少々もたついてしまった。まぁ滑走路の都合上、仕方ないのかも知れない。
 降機する。

 次の乗り継ぎ便まで、定刻であるレば50分の乗り継ぎ。一旦制限エリアの外に出る。

 妻からの頼まれ物を買い求めると、再び保安検査。制限エリアの中に戻る。少々間があったので

 ラウンジに寄り道。ビール1杯を頂いておく。既に午後なので解禁しておく。
 出発20分前を目安に席を立つ。朝は人の姿が無かった那覇空港のターミナル内。13時を過ぎたこの時間はさすがに賑やか。その中を朝と同じく、28番搭乗口へと急ぐ。

JL3867 JA09JC ATR42-600 OKA→ASJ


 次に向かうのは奄美大島。4日前にアイランドホッピングの快速便、と書いた直行の方に乗る。13:30を過ぎて搭乗口まで着くと、既に搭乗が始まっている。というかバスへの案内だけど。バスに乗り込み、沖留めのスポットへ。連れて行かれた先は


 14番スポット。そこにいるのはJA09JC。15番スポットにもJA10JCが来ていて、那覇のスポットが一瞬、鹿児島のようになる。搭乗用のスロープは沖永良部から来たJA10JCが使っているようで

 こちらの機材はエアステアを使っての搭乗。機内へ進む。指定した席に座る。搭乗率は65%ぐらいだろうか。13:45、Doorclose。右のプロペラ、そして左のプロペラが廻り出す。

 13:48、Taixing。6時間前に宮古へ向かった時と同じように、誘導路を進んでゆく。滑走路端で待たされる事無く、進入。この辺は沖合に滑走路が増えたおかげでスムーズに進む。13:53、Take off RWy18L。
 飛行機は沖縄本島の南側へと飛び立ち、左に旋回。

 本島を横断して太平洋に出るとさらに上昇。13:59、ベルト着用サイン消灯。雲を散らした沖縄本島を左手に見つつさらに上昇してゆく。
 奄美大島までは1時間掛かるが、こちらのフライトは飲み物ではなく

 キャンディー。そしてJACオリジナルの地図が配られる。地図は月曜日にも貰っていて鞄の中には入っているけど、配られるとつい貰ってしまう。
 14:10、左手に伊是名島伊平屋島が見えている旨の案内がある。ついで14:19には沖永良部島が見えている案内。

 4日前に寄り道した沖永良部空港の滑走路が見えている。
 14:21、10分後にベルト着用サインが点灯する旨の案内があった後、機長さんから飛行状況の案内。現在、沖永良部付近を飛行中。この後、左手に徳之島が見えるとの事。奄美大島には14:45頃の着陸を見込んでいるそうだ。8分後にはベルト着用サインが点灯する見込みと告げられる。今日の天候、雲は島の上空にあるのみで、雲による影響は見込んでいないそうだ。奄美大島は現在南風が吹いており、北側から着陸する可能性もあるとの事。奄美大島の天候は晴れ、気温は32℃と伝えられた。
 14:28、ベルト着用サイン点灯。飛行機は奄美大島の南側へと差し掛かる。

 加計呂麻あたりの島々をみて降下してゆく。そして奄美大島へ。まだまだ高度が高く、空港が遠い事が良く分かる。その奄美大島を縦断する勢いで海岸線をなめるとさすがに海が近くなる。14:37、Gear down。

 滑走路が現れて14:40、Landing、RWy03。減速して誘導路へ入ると14:43、Spot in。
 プロペラが止まる。

 那覇では扱いが無かったスロープが付けられて、

 機体の点検が進む中、ドアが開いて準備が整い、降機となる。ターミナルへは歩いて。

 少し北に戻ってきたが、梅雨明けした奄美は暑く、日差しも強い。駐機場からターミナルまで少々の距離を歩いて、涼しいターミナルの中へと逃げ込む。この先も乗継だが、係員のフォロは特になく、制限エリアの外へと出る。

 この時間、到着便は少なく、折り返しとなる出発便も少ない。ちょっと間も開くので、制限エリアの外、充電スポットで少々充電させつつ、出発を待つ。頃合いを見計らい、保安検査。次のフライトに備える。

JL3837 JA09JC ATR42-600 ASJ→KKX


 引き続き島伝いに空の旅。次に飛ぶのは喜界島。時刻表上では奄美15:45-16:05奄美。所要20分と言う短距離フライトである。何と言っても奄美空港の滑走路、その向こうに海を挟んで喜界島が見えている。
 15:20を過ぎて事前改札。車いすの人が一人いて、別ルートで案内されていた。多分、エレベータがどこかにあるのだろう。その搭乗が終わるのを待って、優先搭乗となる。機体へ向かう。当然ながら

 先程と同じJA09JCに乗る事になる。搭乗が進む。結構席が埋まる。8割以上は乗っただろうか。15:36、Doorclose。乗務員の紹介があった後、
「大変短い時間ではございますが、ごゆっくりお過ごしください」
 とのお言葉。15:40、Taixing。誘導路を進むと

 滑走路へ。15:43、Takeoff RWy03。飛行機は奄美の空へと浮き上がると右手へカーブ。15:46には着陸態勢に入る旨の案内がある。喜界島の天候は晴れ、気温は32℃とのこと。
 そしてカーブしていって

 平べったい島が見えて来る。15:48、Geardown。島が迫って来る。

 平べったい割に海岸線は複雑な喜界島。サンゴ礁が隆起してできた島だそうだ。
 高度を下げると

 案外と立派な集落が現れて、そして空港。15:51、Landing、RWy25。減速してスポットへ。

 15:54、Spot in。ドアが閉まってから20分経っていない。スロープが据えられ、ドアが開き、降機となる。

 飛行機を降りてターミナルへ向かう。まぁターミナルと惰性で書いているが、

 実にささやかな建物。平屋建ての建物の中へと入ると、入ってすぐが

 手荷物引き渡し所。そのすぐ脇が搭乗窓口。そのすぐ隣が出発の保安検査場らしい。実にささやかな空港である。
 多良間で預けた荷物。喜界島で受け取る事になっている。その荷物を待っていると

 フォークリフトに乗せられた荷物を降ろしてそのまま渡される。建物の中には仕切りが無く、降りて来たお客さんを迎えに来た人が「最速でしょ」なんて声をかけていた。それほどまでにコンパクトな飛行機発着所。
 引き続き空の旅。空港旅行者は喜界島でも空港から引き返す。

 搭乗券は発券しているが、荷物を預ける必要があるので、窓口に寄る。先程受け取ったばかりの荷物を預ける。最優先でお預かりいたします、と受け取ってくれる。
 ちょっとだけ空港辺りを見てゆく。建物のすぐ脇、公園になっていて

 飛行機が見えている。フェンスのすぐ傍まで寄れれば撮れるのだろうが、そこは制限があった。逆に撮り辛い。
 売店を見て折角なので喜界島で作った黒糖焼酎を買い求めてから、保安検査の行列に並ぶ。次のフライトもそこそこ混んでいる様子。

JL3836 JA09JC ATR42-600 KKX→ASJ


 狭い搭乗待合室は座る所も無いほどに混んでいる。まもなく事前改札。そして優先搭乗となる。

 先程のJA09JCへと戻る。建物の脇にある公園、搭乗客を見送る人が何人もいて、展望デッキに役割を果たしている事を知る。
 機内は数席を残して席が埋まる。16:35、Doorclose。乗務員の紹介があると16:37、Taixing。

 空港の内外から手を振られて飛行機は滑走路を進む。端までいってUターン。16:41、Take off RWy25。ふわっと上がると空港を見下ろし上昇。

 喜界島を離れると右へと傾き向きを変える。180度ターンすると

 もう奄美大島が見えて来る。16:44、着陸態勢に入る旨の案内があり、16:45、Geardown。空港の敷地に差し掛かると16:47、Landng、RWy03。減速して誘導路へ。

 16:51、Spot in。機長さんから「6分間の大変短い飛行でしたが、お疲れさまでした」と挨拶があってドアが開く。降機。

 1時間ちょっとで奄美空港に戻り、2レグ稼いだことになる。
 今度は地上係員にフォロされる。制限エリアの外に出ることなく、搭乗待合室に直行。次に乗るのは

JL3734 JA09JC ATR42-600 ASJ→KOJ


 17:35の鹿児島行き。その後に18:00徳之島行きが控えていて、こちらの徳之島ゆきは4日前に乗ったフライトである。
 待合室で少々。出発20分前を切って事前改札が、ついで優先搭乗が始まる。今度も歩いて飛行機まで。搭乗橋から階段で外に出ると

 ATR42が2機に増えている。手前が先程乗って来たJA09JC。そして奥にはJA10JC。先程那覇で見かけた機体だ。こちらが那覇から奄美に直行して喜界をを往復する間に、JA09JCは那覇-沖永良部-徳之島-奄美とアイランドホッピングでやって来ている。

 今日4度目のJA09JCへ。那覇-奄美ー喜界-奄美-鹿児島も立派なアイランドホッピングか。
 搭乗。機内は文字通り満席になる。一番前の4人向かい合わせ席まで埋まっている。17:28、Doorclose。17:32、Taixing。飛行機は先程と変わって誘導路を北側へと向かうと17:35、Take off RWy21。

 奄美の南へと飛び立つと左に旋回、そして旋回。北に機首を向けると左手にはまだまだ強い太陽が姿を現す。さらに上昇してゆくと17:45、ベルト着用サイン消灯。

 強く眩しい西日が射す中を飛行機は北へと向かって飛んで行く。そんな中でサービス開始。

 この旅では最後となるJACオリジナル黄金糖を頂く。その場では頂かずに持ち帰る。

 飛行機は吐噶喇列島の島々を西日の中に見つつ北へ飛んでいる。

 竹島らしい島影が見える。18:09、機長さんから飛行状況の案内が入る。この後、5分後に降下を開始するとの事。鹿児島空港の着陸は18:33頃、スポットへは18:35頃の到着を見込むとの事。今日の16:10頃、桜島が噴煙を上げたとの事で、噴煙の状況によっては飛行状況にも影響する可能性があるとの事。
 18:19、ベルト着用サイン点灯。窓外には雲が出ていて、何処を飛んでいるか分かり辛くなる。

 少々揺れながら飛行機は右に旋回。18:31、Geardown。雲が切れて来ると

 余り見慣れない景色が広がっている。どうやら空港の北側へと廻り込んだ様子。空港の敷地が現れて18:35、Landing、RWy16。減速してゆくと18:37、Spot in。
 エンジンのテストを行ってからドアを開くとの事で、右、左とプロペラが高回転域まで一瞬廻った後の停止となる。機長さんから、桜島噴煙の影響で北側からアプローチした旨が伝えられる。1時間5分のフライト、お疲れさまでしたと伝えられ、ドアが開く。降機。

 ターミナルへはバスで向かう。ちょっと乗り継ぎが気になるが、何とかなるだろう。ターミナルでも特に地上のフォロは入らなかった。ひとまず

 次の搭乗便、搭乗口を確認し、

 既に搭乗機が姿を現していて、特に大きな遅れにはならなそうな事を確認してから

 ラウンジで小休止。1杯だけビールを頂く。次のフライトは19:10の出発。15分前を見計らって搭乗口へと向かう。

JL2414 JA248J ERJ-190 KOJ→ITM

 今日の最後は伊丹へのフライトとなる。クラスJも設定があるが、当初予約した通りの普通席で伊丹に飛ぶ。既に搭乗は始まっていて、機内へと進む。宛がられた席に落ち着く。少々間があり、19:11、Doorclose。乗務員の紹介があった後、19:15、Pushbuck。19:20、Taixing。先程は北側からのアプローチだったが、今度は誘導路を南側へと向かう。着陸機と離陸機が対向する形になるのかと思ったが、南から降りて来る着陸機もあり、この辺は、運航会社や機長の判断があるのかも知れない。

 滑走路端で少々間があった後、19:28、Takeoff RWy34。大人しく上昇してゆき、右手に旋回してゆく。雲混じりの空。器用に雲を避けて上昇してゆく。19:34、ベルト着用サイン消灯。

 上空に来るとまだ明るい。とは言え時刻は19時半を過ぎての東行きフライト。急速に明るさを喪ってゆく。
 飛行機は日向灘に出て東に進む。19:44、機長さんから飛行状況の案内が入る。

 すっかり暗くなった中、太平洋上を東に。伊丹空港が混雑しているため、管制により伊丹空港到着が20:30以降と指示されており、10~15分遅れる見込みとの事。現在、高知沖、高度28,000フィートを飛行中。伊丹の天候は雨、気温は25℃との事。

 飲み物のサービスが廻って来る。スープを頂いて一息、5分後にベルト着用サインが点灯する旨、伝えられる。揺れが予想されるそうだ。幸い、揺れることなく、ベルト着用サインも点かないまま。飛行機は紀伊水道の南側から紀伊半島へと差し掛かっている。フライトも後半。
 20:19、管制から上空待機を指示された旨、伝えらえる。飛行機は関空を見たり見なかったり。何周かぐるぐるする。直後、ベルト着用サイン点灯。着陸態勢に入るとの事。飛行機は大阪平野の南側を東へ向かう。奈良盆地までゆくと左に旋回。今度は伊丹へ向かう。

 大阪の街灯りが広がって、伊丹への最終コース。降下してゆくと

 淀川を越えると伊丹へ。20:41、Landing RWy32L。減速して誘導路へ入ると20:44、Spot in SP20。
 朝から13時間。今日はここで終了となる。喜界島で預けた荷物を受け取り、制限エリアの外へ出る。

 4日間、あちこち行ったが今日は空港から離れる。この時間、思いがけず涼しい伊丹空港でバスを待つ。

 京都までの最終リムジンバスがやって来る。平日の夜、乗車率は半分ぐらいだろうか。さすがに疲れを感じるので大人しく過ごす。22時京都駅八条口着。平日なのでまだ15分毎の運転なので、乗換はスムーズ。普通列車に乗り換えると東山を越え、逢坂を越えて膳所まで帰って来た。 

 外側の列車線を見慣れぬ列車が行く。?と思ったが朝はたまにみるびわこエクスプレス、その対となる上り列車だった。22時過ぎてからの運転だったか。
 自宅までは歩くべきだろうが、荷物も増えたし疲れている。最後は京阪のお世話になる。

 平日とは言えこの時間。空いた京阪に揺られて帰宅、4日ぶり。
 沖縄土産を整理し、荷解きやら何やら。4日間で24回搭乗。さすがに疲れを感じて早めに寝る。

【サイトアップ アクセスカウンタ】

 サイトアップはお休み
 アクセスカウンタは機能せず
 万歩計は10,027