2022-03-05

 普段と同じ目覚ましで起きだした。週末土曜日。今日は毎度おなじみ回数修行。伊丹に向かう。
 本来なら伊丹7時のフライト目掛けて膳所の始発で出掛ける予定だったのだが。毎度おなじみ欠航便発生で予定が変わっている。 まずはだいぶ早い目に家を出る。弁当の準備と朝食が無い分、平日と同じ時間に起きだしても出発は早める事が出来る。

 逆方向、上りの京阪電車を見つつ膳所の駅まで歩く。今日は冬のコートを着つつ、中は比較的軽装なのだが、それでも何とかなる程度の冷え込み。二十四節気啓蟄だそうだから、そろそろ膳所も暖かくなってもらわないと困る。
 膳所の駅まで出る。下りホームに降りると間もなく

 8053列車がやって来る。EF210-128号機牽引。ほぼ同時に上りの始発電車が来て、京阪の下り始発もやってきて、そして東海道線下りにも

 電車がやって来る。こちらで京都まで進む。223系W29編成。京都止まり、という中途半端な電車は空いていた。遅れている京王線恥辱を進めつつ京都まで。着いてみると6時ちょっと前。急げば思ったよりも1本早いリムジンバスに乗れそうなタイミングだったが、気が付くのが遅かった。ゆっくり乗換、

 すっかり明るくなった京都駅八条口伊丹空港行きのリムジンバスを捕まえる。バスは空いていた。前後に人がいない所を選んでパソコンを広げて、遅れている京王線恥辱の続き。昨日までの分は今日のうちに片付けておきたい。どうせまた遅れるし。
 バスは迂回運行。最後、空港手前で少々渋滞したが、それでも45分で空港まで運ばれたから定時運行の範囲。

 今日の伊丹空港。欠航便の表示が目立つ。とは言え、自分が乗るフライトは9時を過ぎてからの出発。まだだいぶ時間がある。先に搭乗手続き。クラスJへのアップグレードを済ませておく。更に上級をここで確定できれば良かったのだが、それは叶わず。
 手続きは順調に済んだ。まだだいぶ時間がある。ちょっと思案していったん空港を離れる事にする。モノレールの駅へ。

 大阪モノレールの塗装って変わったっけ?と思わせる電車がに揺られて一駅。蛍池に。さらに

 阪急電車の構内に。上り電車を反対側のホームで迎えて、

 やって来た下り電車に乗ってみる。1駅、石橋で下車。と思ったらいつの間にか石橋阪大前、と名前が変わっている。更に

 支線の箕面線に乗り換えて箕面までゆき、折り返しの電車で引き返すと、

 本線に戻って蛍池まで。最後は時間に余裕があるので、歩いて空港に戻る。これでまだ8時過ぎだった。

 先程から1時間少々過ぎて搭乗便も案内されている。この時間帯は欠航便がないのね。へぇとは思う。
 まだ時間があるがさすがに保安検査を受ける。ラウンジに入って

 軽く朝食なんぞを。平日が5時過ぎに朝食何て偏った生活を送っているから、この時間まで何も食べないとさすがに空腹が過ぎているのを感じる。
 ラウンジの窓際席で外を見つつ京王線恥辱の続きを綴る。途中

 羽田からの到着便。JA846Jがやって来る。

 16番スポットにERJ170、JA215Jがやって来た。本来なら朝一番に出雲を往復した後、宮崎へと向かう筈の機材だろう。JA215J。本当なら今頃、大山の辺りをJA215Jに乗って飛んでいる筈だったのか。
 搭乗時刻が近づく。そろそろ席を立つ。今日は前回同様、16番搭乗口ではなく、21番搭乗口へ。待っているのは

 JA322J。今日は久しぶりにJALに乗る。今年になってからJ-AIRJACばかりが続いていたけど。

JL2465 JA322J B737-800 ITM→ASJ


 これから向かうのは奄美大島奄美に飛ぶの、YS-11のツアー以来で16年ぶりとなる。魅力的な所なのだが、海外に行くようになって足が遠ざかっていた。奄美までの航空運賃も高かったし。それが、LCCが飛ぶようになってからか、JALでも購入時期と行く時期を選べば結構安く行けることに気付いた次第。今回は四桁円のそれなりの値段でチケットっている。
 搭乗開始は9:15。この辺りの待合室、結構人が多い。胸にツアーのバッチをつけた人が目立つ。ほぼ予定通りに搭乗開始。今朝、アップグレードして貰ったクラスJ、3人掛け窓側の一番前に座る。

 隣のスポットにはERJ190が姿を見せている。こちらは鹿児島ゆき。鹿児島県内の県都に向かう飛行機より離島に向かう飛行機の方が大きい機材というのはちょっと不思議。まぁ鹿児島は沢山便数があるけど、奄美は朝の1便だけだからなぁ。9:20の鹿児島行きが少々遅れて出発した後、奄美行きも9:30、Doorclose。9:32、Pushbuck。9:36、Taiixng。

 よく晴れた空の下、誘導路を南側へ向かう。今日は手前のA滑走路ではなく、奥のB滑走路を使うので、長々とTaiixng。

 幸い混雑時間ではないので、滞る事なく、滑走路まで。9:42、Takeoff RWy32L。
 飛行機は伊丹カーブを左に旋回。そして今度は右に旋回して西方面へと進路を取る。

 大阪湾が見えてきて更に高度を上げると雲が目立つようになってきた。伊丹は良く晴れていたけど、

 神戸は曇り空らしい。9:49、ベルト着用サイン消灯。飛行機は淡路島に沿って南西へと進路を変える。薄雲に隠れて地上は良く分からなかったが、

 四国が見えてきて雲が切れた事を知る。飛行機は徳島県内を南西へと飛んで行く。ちょっと経つ間に

 景色が雪山に変わる。2月の宮崎行きでも見た剣山の辺りへと差し掛かっている。宮崎行きは二週間前の事だが、その時に比べると少々雪が少なくなっていて、春めいた感はある。
 飲み物のサービスが廻って来た。

 このカクテルテーブル、使いやすいかも知れない。今までは意識して使うか、二人掛けの真ん中で遠慮して使わないか、のどちからだったけど、この座席のカクテルテーブルは意識しなくても使える。遠慮もいらない感じ。

 お客さんがそこまで多くないからか、すぐにお代わりを勧められた。似たような色合いだが、冷たいお茶からスカイタイムに変えている。
 10:06、機長さんから飛行状況の案内。現在高度9,100m、高知県の上空を飛んでいる、航路上、季節の変わり目で風が強く、少々の揺れを見込んでいるとの事。また向かい風が強い影響で奄美到着は10分遅れを見込んでいるそうだ。奄美の天候は晴れ、気温は21度と伝えられた。
 飛行機は高知県上空、西へと飛んで行く。

 蛇行する川が見えて来る。向きを西に南に変えて流れるその川の名は四万十川。地上で見ると雄大な流れも上空から見ると案外か細い。去年の夏を少々思い出す。
 逆風との事だったが、対地速度666km/hの表示を見つつ飛行機は四国を離れて九州へと向かって飛んで行く。

 洋上、薄雲が出てきて、だんだんと海の色が曖昧になる。

 とうとう雲海になって海が消えた。九州は天候が悪いのだろうか。と思っていたら視界が晴れた。

 宮崎の街と空港、その間に大淀川が見えている。時刻は10時半過ぎ。伊丹を飛び立ってから1時間経っていない。宮崎って意外と近い、というか今日はこの先がまだまだ長い。
 宮崎は晴れていたが、志布志湾のあたりは雲が目立つ。まだら模様の南九州を行く10:39、降下に際して揺れが予想されるとの事。10分後にベルト着用サインを点灯させる旨の案内。
 宮崎は晴れていたが、志布志湾のあたりは雲が目立つ。まだら模様の南九州を行く10:39、降下に際して揺れが予想されるとの事。10分後にベルト着用サインを点灯させる旨の案内。
 大隅半島を離れ、飛行機は薩南諸島沿いの海を行くようになる。

 意外と大きな屋久島が見えて過ぎると10:51、ベルト着用サインが点灯する。客室乗務員も着席の事、と指示。

 雲をばらまいたような景色を見下ろし、飛行機は南へと進む。少々の揺れが時折。11:04、着陸態勢に入る旨の宣言。奄美の気温、21度と改めて伝えられる。

 分厚い雲が沸いてきて揺れを想像するが、どうかわしたのか大きく揺れることなく降下。奄美大島が見えて来る。島の東側を南下、空港を一度通り過ぎた後、右へ旋回。空港へと近づく。

 不意に青い海が現れて、11:18、Landing、RWy03。減速して誘導路尾へ。到着遅れのお詫びがあって11:22、Spot in SP4。

 季節が一気に進んだような奄美の空。降機すると上着が何もいらないような暖かさに包まれた。
 16年ぶりの奄美だが、回数修行なので滞在時間は短い。最初は奄美から各離島へ、と思ったのだが、安価に回数を稼げる乗り継ぎが見つからず、結局、伊丹に戻る、という消極的な行程になってしまった。
 ひとまず制限エリアの外へ。

 バニラエアから路線を引き継いだピーチの案内も見えるが関空線は欠航だそうだ。先程はスカイマークも姿を見せていたし、16年ぶりの奄美は案外と路線が充実している。
 折り返しは1時間程。

 地元の高校が春のセンバツに出るみたいで応援メッセージを募っている。
 展望デッキに出てみる。

 JA322Jの作業の様子を眺めて、ターミナルに引き返す。多少買い物も考えなくはないけど、この先は長い。持ち歩くのも憚られ、買い物は無し。食事、とも思ったが、奄美空港にいるレストラン、
amami-airport.co.jp
 なぜかジョイフル。普段使いならジョイフルも良いけど、旅先で食べるところではないので、こちらもパス。結局、保安検査を受けて制限エリアの中に戻ることになる。

 出発案内。伊丹からの好接続だった離島便、喜界島ゆきは欠航になっていた。こちらの選択肢を選んでいたら、行程はどうなっていたのだろう。とりあえず検査を受けて搭乗待合室に進む。

 出発12:20まであと40分少々。搭乗開始は12:00との事で、ひとまず京王線恥辱の続きを進めておく。

JL2464 JA322J B737-800 ASJ→ITM

 12時、搭乗案内があって事前改札が始まり、次いで優先搭乗となる。先程と同じ席を宛がわれていて、そちらに座る。同じ並びの通路側には身なりのいい男性が座っていて、後から乗って来た中年女性とあいさつを交わしていたりする。地元の有力者か議員か、と思ったが、よく考えると議員だったら羽田行きに乗るか。考えを改める。
 出発準備が進む中、地上係員が

 水を撒いて器用に地上にメッセージを残す。

 ハイビスカスとアマミノクロウサギのペア、といったところか。機内から手を振られたのか、地上からも手が振られた。
 12:09、Doorclose。機内は空いている。クラスJにも空席があり、隣は空席。普通席はだいぶ余裕がありそうだ。
 客室乗務員が自分に「お帰りなさいませ」と声をかける。「今日は伊丹でおしまいですか?」と軽く弄られた。そのぐらいの余裕があるフライト。
 12:15、Pushbuck。定刻よりもだいぶ早く動き出して

 12:20。Taixing。誘導路を南に向かう。途中、

 JACの格納庫が見える。 16年前にYS-11の撮影会で訪れたところだが、その時から会社のロゴも佇む機材もだいぶ変わっている。
 滑走路端まで出て一気に加速。12:23、Takeoff RWy03。

 青い海は一瞬だけ。すぐに霞んで海の色がぼやけて来る。上昇してゆくと

 雲を散らした空が広がる。12:31、ベルト着用サイン消灯。
 飛行機は来た道をなぞるように引き返してゆく。飲み物のワゴンが廻り始めて

 何となくコーヒーを頂きつつ、時間を過ごしていると機長さんから飛行状況の案内が入る。時計を見ると12:46。ただいま高度10,700m上空、種子島の近くを順調に飛行中。伊丹着陸は定刻よりも5分早まる見通しだそうだ。割と空いているのでワゴンの戻りがすぐに来て、お代わりを勧められる。

 今度はクラスJ限定の野菜ジュースにしてみた。
 12:46、機長さんから飛行状況の案内が入る。現在高度10,700m、種子島の近くを飛行中との事。伊丹には5分早く到着する見込みだそうだ。伊丹の天候は晴れ、気温は15℃。気流の乱れの影響を受けており、25分後に降下を開始すると少々揺れる見通しとの事。
 飛行機は南九州から四国の沖合へと進む。13:00、あと10分でベルト着用サインが点灯する旨の案内があり、13:07、ベルト着用サイン点灯。まだ徳島沖っちゃ徳島沖。だいぶ距離がある気がするが、

 あっという間に紀伊半島へと差し掛かる。進路を変えて北に向かうと紀ノ川を越えて泉州平野へ。13:20、着陸態勢に入った旨の案内がある。少々強めの揺れ。

 右左と旋回しつつも高度を落としてゆく。生駒山が見えてきてどうやら伊丹への最終コースへと入る様子。

 淀川が見えて、間もなく着陸の案内。地上が迫ってきても時折強めの揺れ。先日の出雲を思い出すが、風が強いだけで視界は良好なのであった。13:35、Landng、RWy32R。13:37、Spot in SP21。
 降機。朝9時半に飛び立ったスポットに舞い戻ったことになる。 

 乗継はこんなラインナップ。このうち、一番頭がおかしい乗り継ぎがこの先、自分の行程となる。ひとまず

 4時間一緒だったJA322Jを撮っとく。まだ昼間の13時半だが、322Jの運用はこれでおしまいであった。減便の影響だろうが、24時間のうち4時間だけ、という運用が続くうちは航空会社も大変ではある。
 次のフライトまで1時間少々。ラウンジに舞い戻る。先程朝食をこちらで頂いたのだが、

 お昼も同じようなものを頂く事になる。少々、偏りとかいろいろ、気にならない訳では無い。この時間帯はビールがあるので、ランチビールも付けたが飲みすぎないようにして、後は京王線恥辱の続きを手掛ける。

JL2087 JA14XJ A350-900 ITM→HND

 次のフライトは沖縄行き。朝の段階でクラスJには上げているけど、できれば国内線ファーストクラスに乗りたい。一応はキャンセル待ちだけは入れている。取れなくてもともと。取れたらラッキーぐらいのつもりだが、さて、どうなるか。
 呼び出し時間に合わせて15番搭乗口に赴く。この時間、待っている機材は 

 JA14XJ。昨年末に来日した新鋭機だ。そんなピカピカな機材が

 昭和の匂い香る15番搭乗口で出発を待っている。
 14時半を過ぎて整理券の確認がある。あと数名、チェックインしていないそうだ。あらっと思ったら数分後に再度呼び出し。キャンセル待ち成功と相成る。通路側だが、そこは問わない事にする。
 そんな訳で朝から少しずつ前に方へと席が変わって、国内線ファーストまで上り詰めての那覇行き。早速機内へ進む。

 宛がわれた席に落ち着く。コートを預かってもらい、おしぼりを頂く。コロナ以来の使い捨ては味気ないが、仕方ない。布地と言わないけど紙地って言うかなぁ。その紙地はしっかりとしたものなので、上級クラス感はある。
 昼食と一緒に飲み物の希望を聞かれる。その間にL2のドアが閉まり、L1のドアも閉まる。14:51、Doorclose。那覇までの飛行時間、1時間50分と案内。所々揺れが予想されるそうだ。14:54、Pushbuck。14:58、Taixing。

 誘導路を南へ向かうと滑走路端へ。15:05、Takeoff RWy32L。伊丹のカーブを左に回り、そして右へ。上昇してゆくと15:11、ベルト着用サイン消灯。

 青い空の下に白い雲。通路側でもまぁ良いかなぁと思える程度の景色ではある。
 クラスJとの間のカーテンが閉じられる。機内サービスの準備が始まり、まもなく昼食が供される。

 14:55という出発時刻で昼食と言う位置づけ。メニューは和食という位置づけ。


 小鉢として二つ。グルクンだそうで、沖縄感があるけど、羽田着便の共通メニューではある。

 メインは豚の角煮。一緒に添えられたのは青梗菜。何か香港で出てきそうな機内食


 ご飯とみそ汁が和食を強調する。

 デザートはジミーのスライスケーキ。また沖縄が顔を覗かせたけど、羽田着便の共通メニュー。
imgsrc="http://img.f.hatena.ne.jp/images/fotolife/p/podaka/20220305/20220305152712.jpg"
 飲み物はシャンパンにした。
 トレーに載せられて運ばれてきたのはここまで何だけど、


 後になっておつまみを配られる。ドライなっとうとシャンパンの組み合わせって国際線のビジネスクラスみたいだ。
 ゆっくり食事とお酒を頂いていると15:42、副操縦士から飛行状況の案内。定時出発への御協力ありがとうございます、とお礼に始まり、那覇の到着は定刻を見込んでいる旨、伝えられる。那覇の天候は晴れ、気温は23℃だそうだ。

 食事を下げて貰ってお酒を続行。一緒にやわらぎ水を出して貰う。窓外を見ないのでどこまで飛んできたか分かりかねるが、時間は間違いなく流れている。サービスを間もなく終了する旨の案内。最後に何かと聞かれて

 〆じゃないけどラーメンですかいを出して貰う。
 16:38、コートの返却があり、サービスも最終盤。16:44、ベルト着用サイン点灯。少々揺れつつ降下してゆく。窓外に広がる気配は夕方と言いつつもかなり明るい。

 窓外に沖縄本島が見えてきて降下。16:59、Landing、RWy36L。沖合の遠い滑走路から誘導路を進み、17:05、Spot in SP22。
 23℃という沖縄那覇。返して貰ったコートは手に持って降りる事になる。

 沖縄の斜光線で見ると新鋭機のJA14XJが輝いて見える。この機材。今日は折り返し伊丹へ戻る。が、自分は乗り継ぎ3時間。今日は乗り継ぎの出来が悪い。

 到着はほぼ定刻。一旦制限エリアの外へ。次のフライト、国内線ファーストクラスのキャンセル待ちを入れる。7番目だそうだ。まぁ無理だろうなぁ。時間もあるし市内に出て何か食べよう。モノレールの駅に向かう。

 丸っこい小さなモノレールに乗って市街地に向かう。夕方のラッシュ時に差し掛かっていて、モノレールは少々混雑。県庁前で下車、少し歩く。国際通りは人も疎ら。営業している店も少ない。何となく入る気にならず。結局少し外れにある何度か入ったことがある店で。


 オリオンビール沖縄そば。ベタだけど、まぁ良いや。
 県庁前の駅近くにあるリウボウに寄ろうかとも思ったけど荷物になるので差し控える。結局、駅に戻ると

 先程と同じ車両がやって来た。少々混んだ列車に揺られて空港に戻る。時刻は19時前。さすがに西にある沖縄も薄暗くなる時刻。
 保安検査を受けてラウンジに入る。出発まで1時間弱。

 軽くビールを飲んで京王線恥辱の続きを綴っておく。19時半を過ぎてそろそろ席を立つ。一応は、国内線ファーストクラスのキャンセル待ち、結果を聞いておかねばならない。

JL920 JA01XJ A350-900 OKA→HND

 19時半を過ぎた沖縄那覇。この時間から大阪方面、伊丹に飛ぶフライトはもちろん、関西空港に向かうフライトも無い。そんな訳で


 今日は羽田に飛ぶ。待っているのは先程に続いてA350-900。後で確認すると初号機、JA01XJだった。
 出発25分前。キャンセル待ちは2人だったか3人だったか。さすがに7番目まで廻る筈がなく、朝、伊丹で抑えたクラスJでの羽田ゆきとなる。指定された通路側の座席に落ち着く。クラスJは満席、普通席もそれなりに埋まったようだ。19:57、Doorclose。20:01、Pushbuck。乗務員の紹介があった後、所々揺れがある事が伝えられる。
 20:08、Taixing。

 機内、消灯に近い減光になって誘導路を南へ。滑走路端にやって来ると20:13、Takeoff RWy36R。すぐに洋上に出る。人越しの窓外は暗さしかない。どこを飛ぶか追っかける気になれない。A350の個人用モニタを生かして、放映されている番組を見る。
 20:24、ベルト着用サイン消灯。照明が戻り、ファーストクラスとの境目、カーテンが閉じられる。クラスJでも機内サービスが始まる。

 コンソメスープを頂く。
 飛行機は季節風に乗って順調に東へ向かう。自宅のはるか南。紀伊半島の沖合洋上を飛んで行く。

 余ったらしい飲み物が配られるとフライトも終盤になる。21:31、あと10分でベルト着用サインが点灯する旨の案内がある。ファーストクラスとの境にあるカーテンも開かれる。21:40、ベルト着用サイン点灯。窓外に明かりがちらちら見えるようになるとフライトも最終盤。最後は機外カメラをモニタに映す。

 滑走路が映し出されて22:00、Landing、RWy34L。誘導路へと逸れると

 16番搭乗口へ。22:06、Spot in。

 夜だいぶ遅くなった羽田空港へ到着。
 少々間を開けて降機。出発便の絶えた独特の空気が流れる羽田空港は久しぶりに味わう。

 最後、ここまで乗って来たJA01XJを見てから制限エリアの外へ。この時間から伊丹に行く、という感じには当然ならず、今回は泊りがけである。

 制限エリアのの外に出て駅へと急ぎ、京急線に乗る。まるで横浜の自宅に帰るような動きだが

 23T運用5505編成を京急蒲田で下車。今日はホテル泊。
 予約した時は蔓延防止が終われば軽く居酒屋でも、と思っていたのだが、結局東京は蔓延防止の期間中。ほぼ店は閉じている。中にはやっている店もあるが、流石に入る気にならない。ホテルへ。

 部屋からは遠く小さくスカイツリーが見えている。久しぶりの大都会東京だが、味気ない滞在。風呂に入って寝るだけ。

【サイトアップ アクセスカウンタ】

 サイトアップはお休み
 アクセスカウンタは機能せず
 万歩計は20,491