2023-02-25

 夜中に目が覚める。時刻は3時半。さすがに早すぎる。二度寝は不安だが目をつぶると寝落ちる。次は目覚ましの時刻。
 週末。今日は実家に赴く。始発電車に乗るべく身支度。どのぐらい着込むか悩む時期だが真冬より気持ち薄め、調整できる程度にして出掛ける。

 始発電車、225系I7編成と後ろ4両は何か。今日は京都では降りずに高槻まで。久しぶりに電車を乗り継ぎ伊丹空港に向かう。今日のフライト、7:30の104便なのでちょっと余裕がある。
 高槻から高槻市まで。深夜が続いている酔客が僅か。早朝の乗換客の方が多そうに見える。コロナ前は半々だった気もするけど。

 久しぶりの阪急電車。目の前に準急が停まっているが、ドアは開いていない。先に出るのは

 各駅停車。梅田先着だそうだ。さすがに各駅に停まって十三を廻るのは時間が掛かり過ぎるので南茨木からモノレールに乗り換える。時刻は6時。そろそろ東の空が明るくなり始めている。

 こちらも久しぶりに乗る大阪モノレール伊丹空港に6:26。膳所から所要78分。京都からリムジンバスに乗るより少々遅いが、新大阪からリムジンバスを使うよりは若干早く到着する。

 今日のフライト、104便はファースト△、クラスJ○、普通席○。空いているようだ。一週間前に予約した時には結構強気な値段だったので、混んでいるのかと思ったが、そうでもなさそう。
 まだ102便にも間に合う時間。保安検査を受けてラウンジに進む。

 軽く朝食を済ませると昨日上げ損ねた京王線恥辱を公開しておく。その間に7時が過ぎる。そろそろ席を立つ。今日の104便は18番搭乗口から。そちらへ向かう途中、


 MRJの大きな模型が引き続き展示されている。開発が正式に中止となったから撤去されたかと思っていたが、そうでも無かった。そもそも、名称が変わったけど旧称のMRJのままだった。
 J-AIRの機材、エンブラエル190にネット環境が整備される一方でエンブラエル170は対象外だったので、一応、MRJ置換前提なのかなと穿った見方をしていたが、どうなる事やら。

JL104 JA848J B787-8 ITM→HND


 この時間、17番にはJA849J、18番にはJA848Jがいる。伊丹-羽田を利用しているとどうしてもB787-8に乗る機会が増えるが、今日もB787-8となる。
 遠目に見える18番搭乗口。行列が無い中、グループXのお客様、搭乗開始を告げる案内が聞こえる。てっきりグループ3か4あたりの搭乗になったのかと思ったら、グループ1の優先搭乗であった。対象者が殆どいないまま、グループ2の搭乗が始まる。

 こちらも機内へ進む人はちらほら程度。空いていそうと思っていたが、ずいぶんと空いている。一週間前でも取る事が出来たクラスJの左手窓側席に座るのだが

 クラスJ。今の所、ほぼほぼ人がいない。搭乗が進んでも座席はちらほら埋まる程度。普段の羽田-伊丹を見ている身には異常事態に思える。コロナ禍でが委縮自粛が盛んに言われていた頃だって、もう少し乗っていたと思う。
 7:26、Doorclose。

 相変わらず状況は変わらない。隣は空席。前後は埋まっているけど、2-3-2列の3人部分には人がいない。
 乗務員の紹介がある。今日は揺れが無いフライトを予想しているとの事。羽田までの所要時間は40分との事。普段、45分というのは良く聞くが40分は珍しい。
 7:29、Pushbuck。機首を北側に向けたが、

 僚機は全て南側へと向かう。101便が着陸するのも南からのアプローチ。7:36、Taixing。当然ながら自機も南へ向かう。誘導路を延々進んで滑走路手前で少々停止。7:47、Take off RWy32L。

 上空に上がると意外と霞んでいる。もう春の空だ。先程飛び立った伊丹空港が既に薄っすらとしている。
 飛行機は上昇しつつ機首を東に向ける。大阪を離れて京都が遠くに見えて来る。

 7:54、ベルト着用サイン消灯。琵琶湖の南側が薄っすらと見えてすぐに霞んでゆく。
 ファーストクラスとの間、カーテンが閉じられる。間もなく飲み物のワゴンも廻り始める。何しろ乗客が少ないからすぐに順番が廻って来る。コーヒーをお願いしたら、すぐにお持ちします、と。

 ちょっと間があって供される。テーブルはパソコンが鎮座しているのでカクテルテーブルに置いて頂く。
 飛行機は既に伊勢湾上空から三河湾へと進んでいる。普段より所要時間が短いぐらいの追い風を受けての東行き。 

 御前崎が妙な角度で見えて来る。少し南側へと機首を向けたようだ。左手窓側から日が射してくる。
 少々南へ機首を振り、ぐるっと迂回して東に向かう。8:07、あと7~8分、8:15にはベルト着用サインが消灯するとの事。

 再び東に向かうと富士山が見えて来る。そして伊豆大島。機首を北へと向け直し8:23、ベルト着用サイン点灯。

 手前に房総半島。奥に三浦半島が見えて、飛行機は外房寄りを行く。遠回りの気配。今度は左に機首を傾けて房総半島を横断。東京湾上空に入り込む。

 三浦半島が目の前に広がる。今度も少々迂回したようだ。フライト時間は40分の筈だったが、余りに早すぎ、遅らされたようだ。
 さすがに東京湾上空からどこかに飛ばされることはなく、羽田への最終コースへとなる。高度を下げてゆくと対岸だった川崎が近付いてくる。

 空港の敷地が現れて、青空広がる羽田空港へ。8:38、Landing、RWy34L。速度を落として誘導路へ進む。

 出発機が目立つ中、8:42、Spot in SP12。これでほぼ定刻、と言ったところか。空いているからか、皆様ご支度下さい、とクラス別では無い案内をされた。
 降機。

 搭乗橋からお世話になった848Jを見て制限エリアの外へと向かう。預けた荷物も無いので早々に外へ。

 104便。到着案内の上では3分延との事。誤差範囲で問題なし。
 さて実家に向かう。今日は真っ当に電車乗り継ぎで行くことにする。京急線のホームへ降りると横浜方面へのエア急。


 35D運用は1421編成と1445編成のペア。この時間の横浜方面ゆきは空いていて、車端部のボックスシートに座り、京王線恥辱を進めつつ川崎まで。更に乗り換え。


 南武線小田急線とつないで実家に10時半。11月から1月にかけて足繁く通ったが、1か月ぶりである。独居になった母の事を考えると、出来る事なら二週に一度ぐらいは様子を見たいところだが、ちょっと間隔が開いてしまった。
 今日は銀行の手続き。といっても支店に赴くわけでなく、貰って来た書類に自筆のサインと捺印をする必要があるので。合わせて添付書類の確認を一緒に行っておく。母も衰えは隠せず、そういう作業は勘違い、思い込みやらが少々出て来る。添付書類の点検をしていたら、年末に取得した父の戸籍謄本。出生から死去までの全部が必要という所を勘違いしていた。
 ひとまず必要な確認と対応は終わったので一安心。
 その他、母の頼まれ事を少々。一番の仕事は雛人形の準備。来週、姪っ子が遊びに来るのに備えて、だそうだ。
 昼の食事を頂き、今日は早めにお暇する。夕食は自宅で頂こうと思っている。
 帰りは新幹線を予約している。新横浜へと出るべく、


 小田急線で町田に向かう。更に

 横浜線。待てば快速が来るのだが、ひとまず目の前の1324K、E233系H002編成に乗り、

 結局は中山で快速に乗り換える。4308K、E233系H015編成。新横浜に着いてみると14時半。予約した新幹線まで45分程間がある。
 新横浜は混んでいた。アリーナでライブをやっているらしい。45分をどう潰そうか考えて、賑やかではない裏新横浜、みたいな方に出る。

 新横浜駅から見える飲食店街。あるのはずいぶん前から知っているが足を延ばしたのは初めて。サッポロビール原理主義なので、サッポロを出す店に入る。戸隠って蕎麦屋、確か伊勢佐木モールや磯子駅前にもあった店だ。
 昼の営業は14:45ラストオーダーと言う店。中途半端な時間帯なので先客はいなかった。つまみ的なものが供されるのは夕方16時半からの影響らしく、この時間は蕎麦や丼物が中心。空腹では無いのだけど、適当に注文。ビールは瓶ビールにしておく。

 サッポロラガービール、赤星を出されて2度3度に分けて注いでいると、揚げ物を上げる軽やかな音が聞こえて来る。先程のわさわさした新横浜駅と同じ空間とは思えない、良い時間だ。

 蕎麦も出て来る。天ぷらで軽く飲み、そしてそばを頂くと15時近く。いい感じに時間がつぶれた。さて、駅に戻ろう。改札口の前に出るとまた喧噪が戻って来た。

 新幹線はこだまのグリーン車を予約している。3日前までに買えば、普通席よりも安くなる。新横浜-京都で3時間20分掛かるが、それを補って魅力がある。長期戦に備えて買い物少々。前回は新横浜20時台の出発で途中駅での補給が覚束ない時間だったが、今日はいざとなったら補給が出来るから、気が楽である。

 735Aがやって来る。G33編成。予約した時には意外と空席が無かったが、乗ってみるとそこそこ乗りつつも空席もそこそこ。窓側席に座ると動き出す。流れる横浜郊外の景色。曇り空の下である。いつの間にか天気が悪くなっていた。
 ひとまず、ビアホールこだまを始める。

 駅構内ではなく、外のコンビニで買った定番じゃない銘柄を頂きつつ、

【今日の駅弁】シウマイ ¥640 株式会社崎陽軒



 シウマイをぱくつく。空腹では無いのでゆっくりと頂く事になる。
 さて、新幹線の車内で珍しく車内誌を手に取る。

https://wedge.ismedia.jp/list/wedge

特集 多死社会を生きる 

「人が死ぬ話をするなんて、縁起でもない」はたして、本当にそうだろうか。死は日常だ。その時期は神仏のみぞ知るが、いつか必ず誰にでも訪れる。そして、超高齢化の先に待ち受けるのは“多死”という現実だ。日本社会の成熟とともに少子化や孤独化が広がり、葬儀・墓といった「家族」を基盤とするこれまでの葬送慣習も限界を迎えつつある。そのような時代の転換点で、“死”をタブー視せず、向き合い、共に生きる。その日常の先にこそ、新たな可能性が見えてくるはずだ。

 思いっ切りこの年末年始で経験した事、そのままである。確かに縁起でも無い事なんだけど、普段から話をしておかないと、いざという時に困る事になる。
 新幹線は曇り空の下、西に向かう。小田原、三島と後続ののぞみに抜かれる。その三島でビアホール、補充した。

 今度は地元静岡の限定銘柄に手を出す。そんな調子で酒の途切れない午後。京王線恥辱に手を掛ければいいのだろうが、もうダメだった。
 豊橋でも補充をしたけど、さすがにそろそろ飲み過ぎ。水も一緒に買っておく。飲み方はのんびりと。暮れてゆく沿線の景色を眺めて3時間少々。京都に18時半過ぎの到着。
 乗り換えを急ぐと18:38の普通列車に間に合う。東山と逢坂を越えて膳所に戻ったのは19時前。夕食に間に合う時間、ではあるけど酔いが廻っての夕食、となる。

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