2021-02-28

4時すぎ、何とか何とか起きだす。今日も沖縄ゆき。土日両方は辛いが、それも今月いっぱい。始発電車に間に合うように出掛ける。

 膳所の駅で無駄に12両編成の普通列車に乗る。今日は京都まで。リムジンバスに乗り換えの合間に少し写真を撮る。

 117系が中線で出発準備中。今日はS1編成。

 貨物列車が通過する。63列車、EF210-145号機牽引。
 さて、改札の外に出て八条口へ。ちょうど伊丹空港行きのリムジンバスがやってくる所。

 こちらに乗ってパソコンを広げる。明らかに遅れが広がっている京王線恥辱を進めて50分弱。速度が緩んで空港が近づいたことを知る。6時半前、到着。
 出発案内を見る。


 全体的に空いているようだ。昨日はオーバーブッキングが出ていた那覇行き2081便のクラスJも今日は△が付いている。もともとがら空きだったのだろう。
 今日はアップグレードしようがないのでそのまま保安検査を受ける。ラウンジに入ると出発まで、ちょっとの持ち時間。

 朝食。おにぎりに味噌汁、炭酸水。妙な組み合わせ。

 目の前にJA659Jがいる。昨日お世話になった機材は昨日は伊丹-那覇を2往復。今日は羽田に戻るらしいけど、何か点検を受けている。無事戻れるのだろうか。
 そろそろ時間。席を立つ。搭乗口に向かう。

 先程のJA659J。点検は終わった様子。104便は無事飛ぶらしい。ひとまず、搭乗口に向かう。

JL102 JA246J ERJ190 ITM→HND

 今日は、というか、今日も102便に乗る。今月何度目だろう。

 待っているのはJA246J。ちょっと間があり、少し歩く。18番搭乗口の向こうへ

 適当にERJ170を撮ってから搭乗口に戻るとまもなく優先搭乗のタイミング。

 改めて102便の機内へ。いつもの、といいたくなるクラスJの一人がけ、2A席に座る。
 7:04、Doorclose。7:06、Push buck。

7:12、Taixing。地上係員に手を振られ飛行機は誘導路を南へ。今日は途中で反転、北に機首を向ける。7:14、Takeoff RWy32R。

 左手に滑走路を見下ろして飛行機は上空へ。すぐさま左に旋回。

 常に左手に伊丹空港を置きつつ3/4周。機首を東に向けるとさらに上昇してゆく。雲の合間を見繕って上空へ。

 いつの間にか雲の上に出ていた。7:20、ベルト着用サイン消灯。飛行機は甲賀の上を東に向かう。

 雲が切れる。窓外には伊勢湾と中部国際空港が見えている。
 間もなく飲み物のサービスが廻ってくる。小さなJAIRのERJでもワゴンと共に全種類を提供する。

 コーヒーを頂いて少しずつ飲んでいると飛行機は三河湾を越えて東へ。静岡県内へと差し掛かる。間もなく前方、遠くに小さく富士山が見えてくる。飛行機が駿河湾へと進むころ、

 だいぶ存在感が増してくる。7:44、降下を開始し、15分後にベルト着用サインが点灯する旨の案内。
 駿河湾から伊豆半島へ。空路が空いていると伊豆半島にちょっと差し掛かるぐらいのところを飛んで行く。大室山が見えて相模湾へと進む。小さく初島を見て降下の感触。7:53、ベルト着用サイン点灯。

 三浦半島が見えてくる。東京湾沿いに北へと向かう最終コース。高度はだいぶ下がって地上もはっきりとしだす。

 遠ざかる富士山を見て高度を降ろし、東京湾沿いを北上。左手に横浜の街。海の上にはたくさんの船。

 それらの船を見て飛行機は左にカーブ。羽田へ最短コースで近づく。海面も川崎の工業地帯も近づいて、

 自機の影も近づくと8:05、Landing、RWy34L。いつも通りに遊休機の居並ぶ前を進んでゆくと8:09、Spot in SP07。

 沖縄、伊丹。同類と思しき乗り継ぎ先が並ぶ。徳島、というのは変態だなぁと思う。自分自身は笑う資格無いけど。


 この後は松山に向かうJA246Jを見ていったん制限エリアの外へ。今日は、というか今日も乗継の出来は良くない。この後、羽田で少々時間を持て余す。

 今月、何度か見たこの時間の到着便。人の動きは限られていて、この時間、到着するのは伊丹からの2便だけ。到着ターミナルも人の姿は疎らだ。
 時間があるのでいったん空港の外に出る。

 京急線、13T運用は5517編成。ちょっと見ぬ間にだいぶ数を増やしている様子。
 蒲田まで先行すれば少し早い電車に乗れるかと思ったが、

 結局、横浜方面のエア急が先発だった。17D運用、1313編成。今日は踊り子号を撮る側へ。でも新子安は気を使うし、先日乗った時に良さ気に見えた多摩川の所を考える。
 六郷土手からにするか、川崎側にするか。先日見た時はどちらでも行けそうに思えた。ひとまずエア急が先発するので川崎まで行ってしまう。でも行ってみると川崎側の土手からはちょっと撮りにくそうだ。
 悩んで結局、戻る。改札出入り、改めて

 45運用1529編成。六郷土手からてくてく。意味なく行き来してしまったが、時間に余裕があるので何とかなる。

 河原に停まるクルマをどうしたものかと思いつつも、1枚。次は

 白地に緑のストライプ、185系の純正15連が行く。15両という長編成のもロザ2両というのも今や貴重。

 軽薄短小の極み見たいな扱いだった国鉄185系特急が、最後の正調国鉄特急になるとはね。
 場所はイマイチだったが、気持ちよく写真を撮れた。さて、空港に戻る。改めて六郷土手の駅。

 47運用1537編成に乗る。京急蒲田まで戻ると今度は

 41T運用5502編成。本当に増えたなぁ5500系と感心しつつ空港までノンストップで運ばれる。この列車、

 折り返しは横浜方面、エア急、逗子・葉山ゆきだった。
 1時間程のちょっとした散歩みたいになり、空港に戻る。出発までは1時間30分。待ち時間としては悪くない。出発階に赴く。


 この時間も各地ゆき、欠航がずらっと並んでいる。総じてみると30分に1本あるか、無いかぐらいの便しかない。そんな訳で空港も空いている。
 空いている保安検査を受けて制限エリアに戻る。時間があるので北ウイングのラウンジまで足を延ばす。

 数が少ない割の見かける機会の多い、国内線用B787-8、JA849Jを見てからラウンジに入室。

 中途半端な時間だが、早めの昼食代わりにラウンジおにぎりを腹に入れておく。一日2便、3便と重なると食べる機会も多くなり、間違いなく体重に響く。
 暫くの間、窓側席で過ごす。

 先程のJA849Jが出発してゆく。時刻は

 スターフライヤーが案外と頻繁に来る。もちろん減便してない訳がなく、ターミナルを第一に集約した影響で見た目、減っていないように見えるだけだろう。

 4機しかないはずの国内線B787-8だが、何度となく来る。今度はJA846J。

JL913 JA327J B737-800 HND→OKA

 ちょっと早めに席を立つ。今日は北ウイングのラウンジから南ウイング、4番搭乗口まで足を延ばす。向かう先は

 913便の搭乗口。向かうのは昨日行ったばっかりの沖縄は那覇空港。そして待っている機材は

 B737-800となる。昼間の沖縄ゆき、大幹線でB737。しかもクラスJは×でも普通席は〇とある。空いているらしい。
 11:05過ぎ、優先搭乗が始まる。今日はクラスJ。三人掛けの窓側となる。飛行機全体では空いていても人気のクラスJは満席。3人掛けの奥側だとちょっと閉塞感がある。

 ひとまず窓外の景色をお供に2時間半ほど、頑張る事になる。
 11:16、Doorclose。11:19、Push buck。那覇までの飛行時間、2時間半と告げられる。11:24、Taixing。誘導路を南へ向かう。歩いて南側ギリギリまで来ていたから、滑走路端が多少は早い。11:32、Takeoff RWy05。

 東京湾上、ぐるっと半周して機首の向きが反転。羽田を右手に見下ろす。今日はまだ視界が良く効いている。飛行機は京浜工業地帯を見下ろし、南へと進む。

 横浜港、ベイブリッジ中心市街地が見えてくる。さらに南下してゆくと

 根岸湾のあたりからベイサイドマリーナが見て取れる。普段より少し街に近い所を飛んでいるようだ。思ったよりもちょっと北側、三浦半島の付け根でも横切ったのか、

 江ノ島が窮屈に見える。背景に富士山。まだ距離がある筈だが、今日はくっきり見えている。
 富士山が近づいてきたが、まだベルト着用サインは点いたまま。11:50になってベルト着用サイン消灯。

 窓外の富士は既に後方へと退き始める駿河湾上空となっている。大きく揺れる機会は無かったが、それは結果論。運航は慎重な方が良いに決まっている。

 普段なら霞むであろう南アルプスも良く見えている今日のフライト。飛行機は静岡県の海岸沿いを西に向かっている。浜名湖を越えて三河湾から伊勢湾へと差し掛かる頃、

 雲が出て来た。知多半島は雲の下。今日は西の方、天気が良くない様子。来る時からあまり変わっていない。雲の切れ間から時折地上が見えるフライトに変わる。
 12:07、副操縦士から飛行状況の案内。現在、紀伊半島上空11,600mを飛行中、那覇空港到着は14:20を見込んでいるとの事。那覇の天候は晴れ、気温は23℃だそうだ。
 飲み物のサービスが廻ってくる。

 勝手に茶菓子と共に。前回、チョコパイを持ち込み崩れてしまった反省から、今回は餅菓子にする。
akita-tsujiya.jp
 前回、秋田からの帰りに適当に買ってみた三杯もちという商品。大曲の産だそうだが、自分は知らなかった。
 秋田の味で全般的に濃いのだが、こちらは淡い甘さ。好みの甘さだった。

 飲み物のお代わりを勧められたので、改めて1杯頂く。
 外は紀伊半島から太平洋へと進むところだが、もう分厚い雲になっている。

 京王線恥辱を進めるところだろうが、隣が埋まっていて圧迫感があるのと、ちょっと疲れを覚えたので、何もせずに過ごす。機内でPC操作って自分が思っている以上に気疲れするようだ。
 ずっと窓外に雲が続く今日のフライト。13:37、降下を開始し15分後にベルト着用サインが点灯する旨の案内がある。

 奄美のあたりまで来ている筈。雲が切れている。島影が見えるだろうかと目を凝らしてみたが、海の色に溶けているのか分からずじまい。
 降下の感触を覚えつつ南へ下ると13:46、ベルト着用サインが点灯する。

 窓外には沖縄本島が見えてくる。西から東に横断する。今日の那覇空港、北風運用、南からのアプローチになるようだ。

 雲は混じるものの総じて晴れ間が覗く今日の沖縄本島。海が見えれば透き通る明るい水色。いつも上空から眺めるだけ、手に届きそうで届かない沖縄の海。毎回不思議と心の奥でテンションが当社比、上がる。

 本島南部を廻りこむと那覇空港への最終コース。飛行機から見られることを意識したらしい空に向けた看板が並ぶ市街地を降りてゆくと

 空港の敷地に差し掛かる。13:59、Landing、RWy36R。14:02、Spot in SP25。
 1枚はおいっていたものを脱いで降機となる。それでも暑い沖縄の23℃。

 ここまでお世話になったJA327Jを一枚写真に撮ってから制限エリアの外へ。今度の乗換は2時間ちょっと。空港に留まるか離れるか、微妙な時間だったが、早着したし、ちょっと離れる事にした。

 ゆいレールで1駅、赤嶺。ローカルスーパーでローカル食材を少々買い求めると改めて

 空港に戻る。この時点で14:43。飛行機を降りてから40分しか経っていない。

 この時間、伊丹ゆきのクラスJ、オーバーブッキングを伝える告知が出ている。昨日、伊丹から那覇に来た人が帰るタイミングだから、状況は分からなくはない。とはいえ、羽田には特に呼びかけは無い様子。機材繰りの影響、伊丹にしわ寄せが行ったのか、と初めて理解する。

 出発案内を見ると半分欠航。離島路線は生き残っている。まぁ羽田に気を回せば十分な事、分かる気がする。
 ちょっと間があるので遅めの昼食。ワンパターンも難なので一瞬A&Wと思ったのだが、ちょっと行列ができていた。結局、

 ワンパターンだなぁと思いつつ空港食堂。島唐辛子を頂きに上がる。
 15:20頃、保安検査へ。

 ラウンジ、混雑している旨の案内が出ている。またアネックスかなぁと思いながら受付で聞くと「空いて参りましたのでどうぞ」との事。15;45に羽田行きがあるので、その人たちが席を立つタイミングらしい。

 結局、羽田行きのお客さんと入れ替わる体裁で席に座る。軽くビール、そして充電。

NU044 JA11RK B737-800 OKA→NGO

 今日の最後は那覇発中部ゆきとなる。もともとは昨日、伊丹→那覇→羽田→那覇→中部の4レグで計画していたのだが、コロナの影響で那覇-中部が減便、乗る筈の便が繰り上がる形で振替になってしまった。接続未成立となり、仕方ないので羽田-伊丹-羽田を付け足して
 伊丹→那覇→羽田→伊丹
 伊丹→羽田→那覇→中部
 の二日に分けた次第。1日3レグならそこまで疲れないが、どうせなら今日は一日休みにしたかったなぁというのが正直な所ではある。
 時間に合わせて席を立つ。搭乗口は24番。そちらへと足を延ばす。

 SNAとつい書いてしまいそうなSNJ、ソラシドエアのB737-800を見てから搭乗口へ。

 15:55搭乗開始と表示されているが、この時間、まだ搭乗は始まらず。ひとまず次の案内を待つ。
 16時ちょっと前。搭乗開始となる。機内へ進む。待っているのは

 JA11RK。2月の搭乗20回目にして初めてのJTAとなる。
 今度は2人掛けのクラスJ、窓側。指定された座席に落ち着くと目に入るのが、

 沖縄にまた来てね、という見送りの横断幕。今月3度目だが、この先はしばらく予定が無い。ほぼ空港滞在、2度だけスーパーで買い物をし、4回食事をした沖縄との別れを惜しむ。
 16:10、Doorclose。島言葉で始まる案内を聞く。上昇中降下中、揺れが予想される旨の案内はさすがに標準語だった。

 16:13、Pushbuck。16:17、Taixing。たくさんの人に見送られて那覇空港を後にする。

 サクラジンベイジェットにも送られて誘導路を南に向かう。この時間も離着陸は大人しい。待たされる事無く、滑走路へ。16:24、Take off RWy36R。

 14時前の着陸から2時間ちょっと。だいぶ日もかげり、海の青さも醒めて来た2月末の沖縄。少し揺れつつ上昇すると雲の上に出る。

 またベタっとした厚雲の世界となる。16:37、ベルト着用サイン消灯。
 カバンは前の座席の下にあり、パソコンを出そうと思えば出せるのだが、妙に疲れて、PCで作業するのは見合わせる。
 16:50、副操縦士さんから飛行状況の案内。現在、奄美大島上空、高度11,800mを対地速度850km/hで飛行中との事。中部空港には18:15頃の着陸を見込むそうだ。降下中揺れが予想され、40分後にはベルト着用サインを点灯する旨、告げられる。中部空港の天候は晴れ、気温は12℃との事。

 飲み物のサービスが廻ってくる。JTAでも沖縄県外への便は遜色ないサービス。何となくコーヒーを貰う。飲み干すと時折、外の写真を撮るだけのぼんやりした時間を過ごす。

 時刻は17時過ぎ。日常生活では夕暮れ時だが、西に向かった雲の上はまだまだ明るい。それでも少しずつ窓外の光が赤味を帯びてくる。東に向かうにつれて加速度的に夕方が訪れる。17:22、10分後にベルト着用サイン点灯の案内。17:30にベルト着用サインが点灯する。中部着陸を控えるには早かったが、この先、揺れるのだろうか。しかし、17:39に再消灯となる。

 日の勢いが翳り、夜が近づいてくる。飛行機は針路を北東に変えた。紀伊半島に上陸して名古屋方面を目指す。17:50、降下を開始した旨、案内ののち、17:57、ベルト着用サイン点灯。15分後に着陸との事。中部空港の天候、曇りで気温は11℃だそうだ。

 太陽が突然のように消えてゆく。雲の下へと降下すると街明かりが見て取れるようになる。

 飛行機は伊勢湾の西側、津から四日市へと海岸線に沿って北上してゆく。だいぶ高度を落としたのか、街の様子がだいぶ分かるようになった。

 西の空は辛うじての残照。時刻は18時を過ぎている。地上生活ならもう夜の時間。

 景色が水っぽくなり、木曽川の河口と観覧車の灯りを見る。空港へは北側からのアプローチとなるようだ。最後にぐるっと旋回するとさらに降下。18:11、Landing、RWy18。
 減速して誘導路へ。1年ぶりの中部空港は機材のあまり見えない寂しい様子。18:17、Spot in SP8。


 すっかり夜になった。日曜日の18時。これから滋賀は膳所まで帰らないといけない。先を急ぐ。空港駅から名鉄特急。写真を残さないぐらいだから結構なギリギリ具合である。列車に座って名古屋からの新幹線を検索。京都まで指定券を抑える。
 名古屋に定刻到着。新幹線のホームへと急ぐ。すると思ったよりも順調で1本前のぞみ、55Aが来ている所だった。これに乗ると膳所着が15分早まる。即座に乗車決定。自由席でいいやと前3両まで行くが、ぱっと座れる所はない。3人掛けのB席まで埋まっている所はないのだが、D席でも荷物を置いていたり。相席するのも気が引け、どうせ35分で京都だから、とデッキに立ってゆく。指定席は割と空いていて余裕があるけど、自由席は雰囲気自体が違った。
 5000円近い運賃料金払って立ってゆく、というのは不条理だが15分を選んだ結果。そんな事を考える間に列車は関ヶ原を越える。

 そんな訳で19:44に京都到着。55A、F6編成。飛行機を降りてから1時間半ほど。関空から帰ってくるのとほとんど一緒。

 20:08の普通を想定していたが、1本早まり19:53となる。ありがたく、

 221系普通列車に揺られて3駅。膳所からは歩くと20時半前の帰宅となる。昨日と同じ時間に出て帰宅は2時間以上遅い目。出来の悪い三角飛びだったが、ひとまず2月はこれでおしまい。明日からはしばらく大人しくする。 

【サイトアップ アクセスカウンタ】

 サイトアップはお休み
 アクセスカウンタは機能せず
 万歩計は18,599