2022-11-25

普段よりも早い時間に、普段と違うアラームが鳴って気が付く。次いで自分のアラーム。時刻は4時過ぎ。無理矢理起きだす。
 金曜日の今日は休暇。土日と合わせて三連休にしている。正確に言うと昨日なのだが結婚記念日の旅行をする。先日、父が入院したばかりで気が引けるが、出掛けることにした。
 身支度を進めて今日は二人で家を出る。時刻は5時過ぎ。西の空には星の瞬く時間帯。上り始発の京阪電車、踏切の音だけ聞こえて膳所の駅まで。東海道線のホームに降りる。

 上り線、1064列車が来る。EF210- 号機牽引。

 下り線も貨物列車。5053列車はEF210- 号機牽引。

 そして普通列車がやって来る。225系U4編成。早朝だが、中途半端に座っている感じでドア横に立って逢坂を揺られる。東山を越えて京都に5:40過ぎ。
 この時間の京都、膳所よりも心持ち寒い。ちょうど新幹線の改札口が開くところだが、今日は八条口へ。

 どこかで見たようなバスが停まっている。フライングライナーって先日乗ったバスだ。しかも同じナンバーだった。京都で10人少々降りてきたように見える。
 横断歩道を渡って反対側のバス乗り場へ。間もなく

 伊丹空港行きのバスがやって来る。6:00京都発の便。始発よりは空いていて、楽に座れる。
 6:00出発。京都市内、下道で事故があって迂回との案内。ふだんとちょっと違う道を行き名神高速へ上がる頃、東の空が明るくなる。
 バスh45分程で空港到着。6:45。

 7:05のフライトは無理だが、7:10なら辛うじて間に合うぐらいの時間。さすがにギャンブルだからやらないけど。羽田行きの102便はキャンセル待ちがあるそうで、搭乗する人は速やかに保安検査を受けて、と呼びかけがあったりする。
 今日はスーツケースがあるので預ける。保安検査を受けるといったんラウンジに。

 軽食を頂く間に7時を過ぎる。

 飛行機が一斉に動き出す。自分たちも搭乗時刻が近づく。7:30を過ぎて席を立つ。今日の搭乗口は24番。ちょっと距離がある。伊丹のターミナルを北側へ向かうと

 途中、今日の搭乗機が姿を見せている。JA348J。B737-800に今日は搭乗。

JL2001 JA348J B737-800 ITM→CTS


 向かう先は千歳。
podaka.hatenablog.com
 去年も同じようなタイミング、一日違いの11月26日に結婚記念日の旅行として千歳に向かっている。搭乗したのも同じ2001便。やる事が一緒だ。
 7:40を過ぎて搭乗開始となる。今日は普通席の一番前、2人掛けになる所を予約している。搭乗が進むが空席がそこそこある。7:56、Doorclose。クラスJも9席が空きがある。3人掛けの窓から2席空いている所もある。クラスJにアップしても良かったかも知れない。
 乗務員の紹介があり、伊丹からの上昇中、揺れが予想されるとの事。千歳までの飛行時間、1時間25分と告げられる。
 動き出すまで少々間がある。8:05、Pushbuck。8:09、Taixing。

 地上係員に手を振られて飛行機は誘導路を南に進む。緩々南に進むと滑走路手前。少々間を置き滑走路へと進む。8:20、Takeoff RWy32R。
 北側へ飛び立つと左に左に旋回。先程飛び立った伊丹をぐるっと廻り込みように

 3/4周する。次の離陸機が滑走路を行く様子が見えて東に。左手に太陽の塔が小さいながらも存在感を示している。少し遠くに視線を動かすと

 丹波の谷間に雲海が出ている。京都は快晴。そして

 思ったよりも大きく琵琶湖が見えて来る。近江大橋の近くに膳所城址プリンスホテルがあるのも良く分かる。
 飛行機は左手に琵琶湖を眺めつつ東に向かう。8:31、ベルト着用サイン消灯。

 琵琶湖の向こうに日本海も見えている。塩津から敦賀の一山が実に小さく思える。運河を作ろうと考える人がいるのも良く分かる。
 琵琶湖が遠ざかり東に向かう。

 山間の景色が広がってくる。遠くの谷間は雲海。福井県の大野あたりらしい。段々と東に。飛騨谷を見下ろし、中央アルプスの上を飛んで行く。徐々に山が高くなってきて

 くっきりとした雪山が広がるようになる。その向こうには富山湾、更に先には能登半島
 飲み物のサービスが始まっている。ワゴンが廻ってきてお願いしたのは

 日本茶。冷たいものでは無く温かいものを。最近、妙に日本茶に手を出す事が多くなった。歳を取った証拠かも知れない。

 飛行機は日本海岸へと出る。既に新潟県上越上空。8:51、機長さんから飛行状況の案内。間もなく佐渡ヶ島の上空との事。千歳到着は9:55頃を見込んでいるとの事。千歳の天候は晴れ、気温は5℃だそうだ。この先、天候は概ね良好との事だ。9:20には降下を開始し、軽い揺れを予想しているそうだ。

 間もなく飛行機の左手に佐渡ヶ島が見えて来る。今日は綺麗に島の全景が見えている。意外と近いからか、全部が入らない。
 佐渡ヶ島が離れてゆく。ワゴンが戻ってきて、お代わりを勧められる。ならばと思って

 もう1杯頂く。
 窓外の景色が雲で隠される。飛行機は東北地方に差し掛かっている。12月が近付いている東北。気温は高いようだが、この時期らしく雲にとざれているようだ。

 一瞬、雲が切れる。その合間から見えているのは八郎潟の残存湖。そして大潟村干拓地。
 9:22、案内がある。降下が始まり15分後にベルト着用サインが点灯するとの事。飛行機は内陸へと入ってゆく。白神山地を越えて津軽平野へと進む。弘前上空から陸奥湾へ。北上しつつ少しずつ東にずれている様子。

 大間崎が見えて津軽海峡へ。9:35、ベルト着用サイン点灯。飛行機の窓外には北海道が見えて来る。函館が遠く見えて、そして

 恵山が見えて噴火湾をショートカット。海原を見て高度を下げてゆく。遠く北海道の大地が近付いてくる。晩秋と言う感じの枯れた景色が広がって

 苫小牧の上空へと差し掛かる。高度は低くなっていてそのまま千歳に向かいそうな様子。苫小牧郊外の原野を見下ろす。

 遠くの山々もまだ雪は積もっていない様子。今年は北海道へも冬が来るのが遅れているのだろうか。9:49、Landing、RWy01R。

 伊丹空港混雑の影響で5分遅れとお詫びがある。千歳の今の時間、気温は6℃だそうだ。9:52、Spot in SP14。
 ドアが開くのを待ち、降機する。

 到着した機体から荷物が降ろされる様子を見てから、到着口へ。預けた荷物を受け取ると制限エリアの外へ。

 時刻は10時を少々過ぎている。
 休暇で北海道に来た。のだが、ここから少々休暇とは違う事をする。向かったのは新千歳空港の外れ、

 新千歳空港ビジネスコーナーと看板には出ている。空港併設のホテルにあるレストランなのだが、10時以降はビジネスコーナーになる。
www.air-terminal-hotel.jp
 こちらに飛び込み、打ち合わせに参加する。昔だったら休暇返上で客先に赴く所だろう。過去には旅行を取りやめた事もある。
podaka.hatenablog.com
 が、この世の中では打ち合わせもWebベース。何とかなりそうな時間だったので、休暇返上とはせずに、出掛けた先の千歳でWeb会議に参加する、という選択をした次第。

 ホテルのレストランというビジネスコーナー。あまり知られていないのか、自分以外の人はおらず、発言の機会があってもまぁ大丈夫。最大2時間、12時までという予定だったが、11時には会議が終わる。これで休み再開となる。空港の中にいる妻と連絡を取り合流。札幌に向かう。快速エアポートで30分少々。12時ちょっと前に札幌駅到着。

 札幌止まりの快速エアポートは既に回送表示。

 向かいには新千歳空港に向かう快速エアポート旭川ゆきの特急ライラックが並んで停まっている。
 今日から宿泊するホテルに荷物を預けると昼食を頂くべく出掛ける。ホテルの近くにある北海道庁。煉瓦造りの旧道庁舎は改装工事中。

 その道庁舎の脇にある銀杏が黄色くなっている。青空に良く映えている。
 昼食を頂くのはすすきのの外れにある店。そちらまで歩く。途中、市電の線路沿い。


 路面電車の姿を見てすすきのの外れまでやって来る。時刻は13時になっている。今日はステーキ丼の店で昼食を頂く。
 平日、お昼時は過ぎていたが、店はそこそこ混んでいた。待ち時間が少々あり、その間に注文。ステーキ丼を一人一つずつ。それにハンバーグをシェアする。

 先にステーキ丼がやって来る。ローストビーフが如き上品なステーキがてんこ盛り。ソースで食べされる下品な感じではなく、上品な大人の食べ物であった。

 こちらはシェアしたハンバーグ。割ると肉汁が溢れる。これはご飯の上で割って、肉汁を余すことなく頂きたくなる逸品。
 札幌の食の奥深さを舌で感じる30分。すっかり満足する。午後は予定を決めていなかったが、明日の天気を鑑み、今日のうちに動いた方が良い所に足を延ばす。
 ひとまず大通駅まで戻る。

 地下鉄に乗って東に向かう。座れる程度の乗り具合。札幌の街はさほど大きくなく、20分弱で新さっぽろまで運ばれる。乗り換え。
 千歳線のホームに上がる。

 快速エアポートが停まっていた。721系F-4202編成。

 ついで貨物列車がやって来た。3059列車。DF200-5号機牽引。

 上り普通列車がやって来る。733系B-105編成と後ろ3両は何か。こちらに乗車する。午前中に札幌に着いたばかりだが、早々に離れる体裁。途中、北広島の手前、すっかり出来上がった感のあるボールパークを見て列車は待避。

 快速エアポートに抜かれる。733系B-3101編成。

 特急北斗にも抜かれた。
 更に札幌を離れる。今日は恵み野、と言う駅で降りる。時刻は15時を過ぎたところだが、日が傾き、

 夕方の様相。
 札幌郊外の住宅地、という雰囲気の恵み野。観光客には縁遠い所にしか見えない。今日は駅から歩いて少々の所にある道の駅が目的地。36号線沿いに出て少々。

 15分少々。多分、札幌駅から公共交通機関で行ける道の駅としては1番か2番に近い所にやって来る。

 店の軒先、天日干しできるようになった大根が売っている。
 朝から営業している野菜の直売所。売り切れと思しき品もあるが、まだまだ色々と売っている。セロリが安いのに立派で連れて帰りたくなるが、さすがに生鮮食品はダメか。ジャガイモを二種類、キタアカリとシャドークイーンという銘柄。それに生きくらげがものすごく気になり、手を出した。交通費を掛けて来るのは割高ではあるが、観光をした気分にはなる。

 帰りは恵庭市のコミュニティーバスがあったので恵庭駅まで行くことになる。時刻は16時過ぎ。


 快速エアポートや特急とかちが上ってゆくのを見送った後、

 札幌ゆきの快速エアポートに乗車する。先頭は混んでいたが、後方車両は何とか座れる程度には空いていた。札幌まで30分弱。その間に日が沈む。札幌駅に着く頃には夜の帳が降りている。
 改めて今日から泊るホテルに向かう。

 札幌駅前から大通公園へと延びる道路のライトアップを見てホテルまで進む。今回も全国旅行支援の恩恵を受けている。その手続きはだいぶスムーズになった。紙クーポン8枚分の日付印を押すのは大変だろうけど。
 部屋に落ち着く。今日は19時から夕食の店を予約している。少し休憩を取った後、改めて出掛ける。
 予約した店はすすきのにある。けどちょっと遠回りして

 日本三大がっかりの一つ、札幌時計台に立ち寄る。がっかり、というけど、そこまでがっかりした事は無い。昔話になるが、中学の修学旅行が函館・札幌で時計台の近くが宿泊先だった。21時ちょうどになって、部屋の中まで時計台の鐘の音が聞こえて来て、感動、までじゃないけど高まった覚えがある。その経験があるからか、後々になっても時計台でそこまでがっかりした覚えが無いのである。
 大通に出る。この時期、
www.sapporo.travel
 クリスマスマーケットなんてものをやっている。高雄以来のクリスマス市
podaka.hatenablog.com
 つい最近の事かと思っていたが2016年だったか。
 6年ぶり2回目のクリスマス市。その中でいただいたのは

「ふるさとのために何ができるだろう?」でお馴染み、サッポロビールの隠れ北海道ブランド、SORACHI1984。そちらが500円で頂けた。



 時間に余裕を持ってきたのだが、イルミネーションなんかも見ていたらだんだん時間がギリギリになった。そろそろすすきのへと足を急ぐ。急ぐんだけど

 路面電車が気になる。

 やっぱり気になる。
 19時近くに予約した店へ。今日は予約でいっぱい、だそうだ。予約したのは二週間ぐらい前だが、そんな一杯になる店とは思わなかった。

 まずはビールを頂く。ドラフトビアは某社のものだが、瓶でサッポロクラシックも頂ける。札幌界隈の居酒屋はサッポロビールに敬意を払ってくれるのでありがたい。
 注文少々。まず最初にやって来たのは

 いくらのこぼれ寿司、予約の時にこちらでは頼んでおいた。寿司と名乗るものの、頂く段になると刺し身盛りじゃないかと思えて来る。

 本来は寿司屋らしい。海老と烏賊をひとり一つずつ頂く。

 マグロの頬肉、なんて部位も頂いた。

 キタアカリのフライなんてものも頂く。
 滞在1時間少々でお暇する。帰りも道庁近くのホテルまで歩いてみる。途中


 来る時も見たイルミネーション。大通公園の西側の物を見てからホテルに戻ると21時前。
 軽くビールを飲んだが、早々に眠くなる。22時には潰えたようだ。 

【サイトアップ アクセスカウンタ】

 サイトアップはお休み
 アクセスカウンタは機能せず
 万歩計は23,386