2022-05-14

 目覚ましの時間を普段よりも少し早めに鳴らした。眠いが起きだす。ある程度の支度は昨晩のうちに済ませている。身支度ですることは少な目。早い目に一人、家を出た。昨晩の雨はやんでいる。
 既に外は明るい。膳所の駅まで歩いて始発電車。
 遅れている京王線恥辱を綴りつつの3駅、峠二つで11分。京都まで。乗り継ぎに少々間がある。その間を生かして

 63列車がやって来る。EF210-165号機牽引。

 今度は65列車。EF210-15号機牽引。
 この時間、雨が少々降り出している。その中を歩いて八条口。リムジンバス乗り場へ。

 始発の伊丹空港行きを捕まえる。このバス、案外と混んでいる。2人掛けが空いている所がなく、かと言って、通路側の席に座ったり、荷物を置いたり、ほぼ全員、隣に他人を座らせないオーラ全開であった。結局、オーラを弱々しく荷物も置いていない正直者の隣に座ることになる。申し訳ないけど。こちらも遠慮しいしいなので、出来るだけ通路側に身を寄せる。パソコンを広げるなんてもってのほか。当てが外れる。
 小柄な女性の隣で窮屈に過ごす小一時間。空港に着く。何時もは北ターミナルまで行くけど、今日は南で降りる。余程身を固めていたのか、歩くにつれて体が解れる感覚。

 北ターミナルに6:30すぎ。今日はまとまった区間、飛行機に乗る。4月は出掛けた割にこま切れだったので、朝から夜までめい一杯の乗り継ぎは久しぶり。
 バスが遅めだったこともあり、ちょっと時間的にギリギリになった。普段なら全区間チェックインして、アップグレードできるところはクラスJにして貰うのだけど時間が足りない。手続きは最初の4区間だけにしておく。幸か不幸か、予約記録は前半4区間、後半4区間に分かれている。余程気の廻る人でないと、今日8区間予約を持っている事は気付くまい。
 4区間の申告、うちアップグレードできるところはして欲しい旨、希望を伝える。クラスJの設定があるのは朝の1往復だけ。そして最初の伊丹発の1便目は満席であった。折り返し便だけ座席を変えて貰う。30分後のフライト分、キャンセル待ちはいかがいたしますか?と聞かれたが、混んでいるクラスJよりは空いている普通席の方が楽である。見合わせておく。
 少々時間がかかり、持ち時間は確実に使っているがひとまず保安検査を受けて制限エリアの中に入る。ラウンジにちょっと立ち寄り。 

 朝食だけを軽く済ませる。飛行機の出発は7:05。20分前は無理だけど、15分前には搭乗口に着くよう動いておく。

JL2401 JA244J ERJ190 ITM→KOJ


 今日の1往復目は鹿児島。15分前には搭乗口に着いたが、若干の間がある。その間に搭乗機を見ておく。

 JA244J。95人乗りのERJ190となる。手元の搭乗券に記載されている搭乗番号は55。その後に手続きをした人もいるだろうし。7割程度の搭乗率であるようだ。
 6:52、事前改札の後、優先搭乗開始。機内へ進む。クラスJが満席だったので最初の予約通りに普通席。一番前の右手窓側で座席指定していた。そちらに落ち着く。普通席も見たところは埋まっている席が多い様子。7:00、Doorclose。混んでいるが隣の席は人が来ないまま。通路を挟んで反対側の席も空いたまま。隣がおらず、前席との間隔がクラスJよりも広いぐらいで楽ではあるが、間隔が狭い後席の会話が漏れ聞こえてくる。そのあたりがクラスJとの差。
 出発の案内がある。鹿児島空港へ向けての降下時、揺れが予想されるそうだ。「鹿児島までの空の旅、およそ1時間5分、ごゆっくりお寛ぎください」と締められて7:04、Pushbuck。その間に同時刻出発らしい機材が誘導路へと進む様子が見える。7:10、Taxing。A滑走路を飛び立つQ400を見つつ南へ。今日はRWy32R端では停まらず、さらに先へ進む。RWy32Lまで来る。

 先程送った先行機、JA228Jの離陸を見送った後、自機にも順番が機て滑走路端へ進む。

 その後に続くのは羽田行きのJL102。JA849J。いずれも7:05出発組。
 滑走路上、一呼吸置いたのち、7:20、Takeoff RWy32L。雲の垂れ込む伊丹の空へと浮かび上がる。

 カーブに突っ込む前から目線に雲がちらほら見える。左に曲がると時折視界が白くなる。180度ターン、南へ機首を向ける。高度を上げると窓外は白い世界が支配的。

 雲の切れ間から神戸の埋立地が見えたのが最後、地上は見えなくなる。少々の揺れは収まり、更に上空へ。7:29、ベルト着用サイン消灯。鹿児島到着は定刻より5分遅れて8:25を見込む旨、お詫びと共に伝えらえる。

 飛行機は見えない淡路島沿いを南西に進んでいる。電源を生かして京王線恥辱を綴る。前回の旅行を出先にまで持ち込みたくは無かったが、鹿児島に向かう機内で門司港の話を書くことになった。
 お仕事中申し訳ございませんが、と飲み物のサービス。仕事ではないので手を止めてコーヒーを頂く。

 そして仕事ではないので、飲み物の写真を撮る。
 飛行機は四国は徳島の上空に差し掛かっている。雲の切れ間から吉野川が見える。西に向かうにつれて天気、回復傾向の様子。

 平地が見えて来てどうやら高知上空まで来たらしい。7:45、機長さんから飛行状況の案内。現在、高知上空高度5,000m。この先、雨雲の影響で揺れが予想されるそうだ。鹿児島空港には定刻より5分遅れて8:25の着陸となる事、お詫びと共に伝えられる。鹿児島の天候は曇り、気温は19℃との事。
 鹿児島への状況を聞いたのちは二週間前の門司港に頭を持って行って暫く記憶と向かい合う。コップの回収が廻ってきた際にお代わりを訊かれたので

 ついもう1杯。今度はスカイタイムにしておいた。
 四国を離れた8:00、あと10分でベルト着用サインが点灯する旨の案内がある。そろそろ店仕舞い。パソコンを片付け、カバンは遠い前座席の下へ。8:00、ベルト着用サイン消灯。
 宮崎上空から南西に進む。雲を散らした中を高度を落とす。多少の揺れはあるが、覚悟したほどではない。雲の切れ間を器用に見つけて降下してゆくと地上が見えるようになる。

 曇りは曇りでも暗い曇りだ。8:17、Geardown。国分の街が見えて郊外へ。丘陵地帯に差し掛かると一気に降下したような錯覚。茶畑の広がる中、8:21、Landing、RWy34。減速すると誘導路へ入りスポットへ向かう。8:23、Spot in SP10。

 隣には僚機が姿を見せている。多分奄美大島行き。後からB737-800がやってきて、こちらは羽田からの到着便が姿を見せる。
 降機。

 隣の11番スポットにはATR-72が出発準備中。ちょうど乗客を乗せるところ。この時間の鹿児島、各都市からの到着便を受けて離島便が出発するラッシュアワーであった。2401便の5分遅れで気を揉んたお客さんも居た事だろう。

 改めて搭乗機、JA244Jを見る。

 羽田からの到着便はJA329J。
 今日は折り返し便で伊丹に戻る。搭乗券は手元にあるし、鹿児島空港は到着客と出発客の動線が分離していない。少々写真を撮ったらラウンジに行ってしまう。羽田ゆきの出発が到着便遅れの影響で遅れる旨の案内がある。

JL2402 JA244J ERJ-190 KOJ→ITM

 ラウンジで軽く充電と炭酸水を1杯。早々に搭乗口に戻る。もう搭乗開始という所。早々に機内に進む。うっかり搭乗案内を撮り忘れる。
 当然ながら先程と同じ乗務員に迎えられる。今朝、伊丹で手続きして貰ったクラスJ、2人掛けの一番前の席に座る。すると「クラスJのご利用ありがとうございます」とお礼を言われる。ファーストならとにかく、クラスJでそんなお礼を言われるとは思わなかった。
 搭乗口の近くが空いていたが、機内も空いている。3割ぐらい埋まっただろうか。8:49、ただいますべてのお客様にご搭乗頂きました、との事。隣は空席で確定。このフライト、クラスJも数人のお客さんしかいない。8:51、Doorclose。鹿児島空港離陸後の上昇時、伊丹空港への降下時、揺れが予想されるとの事。「大阪までの空の旅、およそ50分、ごゆっくりお寛ぎください」と締められる。東ゆきは速いね。

 8:53、Push buck。8:58、Taixing。JACのATR42が集まる駐機場を右手に見て誘導路を南へ進む。滑走路へと進入し一呼吸、9:01、Takeoff RWy32。伊丹到着は定刻の10:05を見込む旨、案内がある。
 飛行機は鹿児島空港の北側で右に旋回。肥薩線のか細い線路を見て機首を南に向ける。

 錦江湾に浮かぶ桜島が見えて高度を上げると今度は左に旋回する。雲交じりの景色を見下ろし東に進むと

 太平洋上に出る。一面を雲が覆うようになってどこを飛んでいるか分からなくなると9:16、ベルト着用サイン消灯。ひとまずパソコンを出して京王線恥辱の続き。
 飲み物のサービスが始まる。15分後にベルト着用サインが点灯する見込みであり、飲み物を三種類に限るそうだ。「コンソメスープ、スカイタイムももとぶどう、冷たいお茶」との事。温かいものと冷たいもの。少々脈絡が無い。冷たいものだけ、と言うのは良く聞くが、この組み合わせは初めて聞いた。
 ワゴンが来る。今度は「お仕事中、失礼いたします」とは言われない。土曜日の朝、鹿児島滞在35分で伊丹に戻る客が機内で仕事をしている訳がない。

 そんな訳で厳選3種、の中から冷たいお茶を頂く。カップには蓋をして貰える。
 飛行機は行きよりも南側、太平洋上を東に飛んでいる。9:28、ベルト着用サイン点灯。少々揺れる。着陸態勢ではないのでテーブルはそのまま使える。京王線恥辱の回復運転も辛うじて続行。
 揺れが落ち着くと9:38、ベルト着用サイン消灯。5分後には着陸に伴い再点灯させるとの事。そろそろ潮時、パソコンを片付ける。予告通りに9:43、ベルト着用サイン点灯。15分後、着陸との事。

 べたっと真っ白な雲を見て飛行機は高度を落とし始める。徳島県沖から紀伊半島へと上陸すると機首を北に向け、伊丹へと向かうコースに乗る。
 飛行機は北上する。大阪府内に入っている筈だが、相変わらずの雲模様。地上は見えない。降下の感触だけで伊丹が近づくことを知る。9:52、Geardown。

 辛うじて地上が見えてくる。大阪市内に差し掛かっているようだ。視界がクリアになるとどうやら

 鶴見緑地が見えている。もう伊丹も間近。淀川を越えて、9:55、Landing、RWy32R。9:58、Spot in SP16。
 飲み物のサービスが至らなかった事、お詫びが伝えられる。その後、伊丹空の市、というイベントの告知があった。伊丹空港で12時から16時の間、開催するそうだ。新潟県佐渡市から朝どれの魚を揃えております。お時間に余裕がありましたら、ぜひお立ち寄りください、と。
 人数が少ないので無段階降機。乗り継ぎの案内が出ている。

 鹿児島→伊丹→山形なんて需要があるんだ。鹿児島→伊丹→大分は、、、、どう考えても変。。。。


 JA244Jは小一時間の後、また鹿児島を往復する。
 乗継は1時間。一旦制限エリアの外へ出る。到着したところで案内を見ると

 概ね10分程度の早着、遅延の範囲で収まっている様子。
 さて、この後、午後の4搭乗分、手続きを済ませる。こちらは4区間全てにクラスJの設定があるのでアップグレード。いずれも料金は据え置きで1,000円であった。座席には余裕がある様子。
 保安検査を受けて戻ろうと思ったら

 JGCカウンタの隣でJ-AIRの旗が出ていて、空の市の案内。12時からの開始に先立って準備が進んでいる所だった。
 保安検査を受けて制限エリアの中に戻る。ラウンジに入ると少々間がある。折角なので

 エビスビールを飲んでゆく。あまり飲みすぎても難なので1杯だけ。後は大人しくして過ごす。

 目の前、羽田ゆきのJA847Jが出発準備をする。背景の空は暗いものの、朝から比べるとちょっと明るくなっている。
 出発30分前になった。そろそろ席を立つ。今度の出発口は24A。

JL2365 JA228J ERJ170 ITM→OIT


 そんな訳で今度は大分空港に飛ぶ。搭乗開始まで少々間があり、周辺を歩いてから20分ほど前に戻り、搭乗となる。24番は搭乗橋ではなく、歩いて機体に向かう。

 目の前にいるのはJA228J。先程、RWy34L端で見かけた機体だ。JA228J、花巻を往復した後、大分に飛ぶらしい。
 今日は一番後ろの座席を指定している。機内は少々混んでいる。子供連れの姿もあり、通路を挟んで反対側に着席中。混んでいるが幸い隣は埋まらないまま、11:02、Doorclose。
 11:07、Pushbuck。11:11、Taixing。

 右手にJACのATR42が見える。但馬を往復してきてこれから屋久島に向かう筈。今日は但馬に因んだコウノトリ塗装のJA09JCだった。
 飛行機は誘導路を南へ。朝は南端までゆき、RWy32Lから離陸したが、この時間はRWy32R端に張り付く。

 曇りではあるが4時間前より明るい空が広がる。11:16、Takeoff RWy32R。
 飛行機は痛みを飛び立つとすぐに左に旋回、向きを180度変える間に雲がちらちら目立つようになる。

 阪神競馬場がちらっと雲に隠れる様子を見て今度は右へと旋回。向きを西に変える。さらに上昇してゆくと窓外は真っ白になり、そして雲の上に出る。

 ベタっと分厚い雲の上を上昇してゆくと11:29、ベルト着用サインが消灯する。この先も揺れが見込まれ、15分後にはベルト着用サインが点灯するとの事。

 伊丹-大分の60分では飲み物サービスは無し。代わりにキャンディーが配られる。キャンディーを頂く際、「お帰りもご一緒いたします」と軽いジャブ。
 11:32、機長さんから飛行状況の案内が入る。現在高度7,000mを対地速度700km/hで飛行中。大分空港には定刻の12:05到着を見込んでいるとの事。現在、瀬戸内海の景色をご覧いただけます」との事で

 雲が切れている。左手の景色は瀬戸内なのだろう。
 大分の天候は晴れで気温は21℃だそうだ。今から10分後の11:45頃にベルト着用サインが点灯する旨、案内が添えられる。
 飛行機は瀬戸内海上空を針路を西に飛ぶ。 

 岡山から広島の県境を抜け、瀬戸内の島々を見つつ、まっすぐに飛ぶ。入り江も湾口も真っすぐに結ぶので見えて来る街が思いがけず速い。岩国が見えて間もなく11:47にはベルト着用サインが点灯する。陸路ならだいぶまだ先だろうが、空路なら相当にショートカットとなる。15分後には着陸との事。
 大人しく高度を落とすにつれ子供が泣き始める。耳の空気抜きが出来ないのだろう。まぁ子供は泣くのが仕事だから仕方ない。
 九州の陸地が見えて来る。

 大分空港の滑走路を見て南に抜けると右へとカーブ。最終コースに乗る。12:00、Landing、RWy01。減速して誘導路へ。

 ターミナル、一番端へと誘導される。12:02、Spot in SP6。

 後ろからは羽田発のJA349Jが付いてきた。
 今度は2段階降機。後方席なので大人しく待ってから降機。

 また戻ることになるJA228Jを見てから、制限エリアの外へ。折り返しは30分だからなにも出来ないが、乗り継ぎ前提の動線ではなかった。定刻より早い到着だし、地上係員のフォロも無いから、大丈夫だろう。
 とはいえ出来る事は本当に限られている。

 制限エリアの外で到着案内を見る。羽田からの663便。そこそこ遅れ。朝の鹿児島でも羽田から便は遅れていた。今朝の羽田、何か起きているのか?とも思う。
 展望デッキに出る時間もないので到着階から出発階へ移動し、そのまま保安検査へ。搭乗口に戻ると 

 降機してから10分弱。出発まで20分を切っている。

JL2364 JA228J ERJ170 OIT→ITM

 搭乗開始まで少々の間。この後、お昼用に空弁でも買おうかと思ったが、そんな感じの気の利いた食べ物は売っていなかった。一時期流行ったがコロナ禍ですっかり下火になったらしい。そういえばみち子もすっかり鯖寿司を届けなくなった。
 事前改札の後、優先搭乗で機内へ。

 先程と同じJA228Jで先程出発した伊丹に戻る。先程も一緒だった客室乗務員にお帰りなさいませと軽く弄られ、最後尾、左手の席に座る。反対側には子連れの人が座っていて、「うるさくするかも知れませんが、すみません」と謝られる。そんな怒りそうな顔をしていたかと若干反省。
 12:29、Doorclose。搭乗率は25%ぐらいだろうか。極めて空いている。伊丹着陸時に揺れが予想されるそうだ。12:30、Pushbuck。12:35、Taixing。誘導路を南に向かうと滑走路端へ。小型機の着陸を見送った後、12:38、Takeoff RWy01。

 浮かび上がると瀬戸内海を右へと旋回。間もなく

 佐田岬半島が見えて来る。九州の最東端何て気にしたことが無かったが、大分空港なのでは?と思えて来るほど四国が近い。
 12:45、ベルト着用サイン消灯。20分で再び点灯するとの事。

 キャンディーの配布がある。今度はJ-AIRオリジナルの二種類を受け取る。
 12:50、機長さんから飛行状況の案内。高度7,000mを対地速度800km/hで飛行中。現在地は愛媛と高知の県境付近との事。風の変化と雲の影響で所々揺れが予想されるそうだ。伊丹の天候は曇り、気温は21℃との事。10分後にはベルト着用サインが点灯する旨、伝えられる。大阪着陸に際して、左手には梅田のビル街、右手に太陽の塔が見える旨が添えられる。

 雲と風の影響、と伝えられたが東に向かうにつれて徐々に雲が出て来る。飛行機は洋上に出ている様子だが、すっかり窓外は雲が覆いつくしている。13:07、ベルト着用サイン点灯。

 雲の上を右に旋回しつつ北上をしてゆく。どこを飛ぶのか分からないが、既に大阪府内には入っている様子。

 雲の下に出ると既に一面住宅地が続く大阪近郊であった。飛行機は高度を落とす。左に旋回してどうやら伊丹への最終コース。中心市街地が近付いてくる。13:21、Geardown。

 大阪城を見て、案内通りに梅田のビル群が見える。そして案内には無いけど

 宮原の様子も良く分かる。
 高度を落としてゆくと空港が現れる。13:24、Landing、RWy32R。

 しっかりと減速すると誘導路に入る。13:27、Spot in SP20。
 空いているので降機は順序良く間隔を開けて、という感じに。2時間少々で戻った伊丹へ降り立つ。

 JA228J。この後は花巻に飛ぶようだ。
 乗継はあるが、予約も搭乗手続きが別々だからか、乗り継ぎの案内は出ていなかった。
 昼下がりの伊丹空港。乗客も出発便も疎ら。

 JA252Jがいた。USJ仕様の特別塗装になった直後に乗ったが、それ以来ご無沙汰である。今日もどうやら縁がないようだ。
 大分からの便が少々早着。乗り継ぎ時間に余裕が出来た。ちょっと遠いがラウンジまで足を延ばす。

 朝に引き続きラウンジ軽食が食事となる。ランチビールが付くと思うとついつい安易に流される。

JL2247 JA250J ERJ190 ITM→NGJ

 朝から数えて5便目。出発20分前を目安に席を立つ。今度の搭乗口は24A。先程、大分へと向かった際と同じところになる。

 出発15分前に搭乗口。まだ少々待ち時間がある様子。
 間もなく搭乗が始まる。搭乗橋からではなく、地上に降りて歩いて機体へと向かう。待っているのは

 JA250J。飛行履歴を調べると朝から伊丹-新潟を往復、往復、そして今度も新潟往復。3往復目と言う事になる。
 さすがに近くから見ると小型機と言えども大きく見える。
 機内へ。午前中のうちにアップグレードしたクラスJ、1人掛けの席に落ち着く。機内は空いている。クラスJも半分埋まらない程度だろうか。14:03、Doorclose。

 タラップが離れてゆき、出発に向けた準備が進む。14:07、Pushbuck。14:12、Taixing。

 地上係員に送られて誘導路を南に向かうとRWy32L端に着く。14:16、Take off RWy32R。今日三度目の伊丹の空はすっかり晴れ上がっている。伊丹のカーブを左に旋回、そして左に。

 先程飛び立った伊丹空港が良く見える。南に機首を向け、さらに東に。今度は久しぶりに東行きのフライトとなる。
 とはいえ、その東に向かうと地上は雲に隠された。14:21、ベルト着用サイン消灯。

 琵琶湖が見える筈なんだが、雲に阻まれ、良く分からない。
 ひとまずパソコンを取り出して京王線恥辱を進めつつ空の旅。すると飲み物のサービスが廻って来る。

 冷たいお茶を頂く。揺れはないので蓋は付けずに出て来る。黒い座席と黒いテーブルに白いコップが良く映える。

 雲が所々途切れるようになる。白山かどこからしいのだが、山地の高い所に雪が残っている。3月ぐらいだと、山陰や四国あたりでも雪山は雪山だったが、5月も中ごろには、本州だと3,000m級の山じゃないと雪は残っていないか。

 時々雪山を挟みつつのフライト。岐阜県内から長野県内へと入ると山が更に高くなるのか、山頂の雪がくっきりはっきり、見えるようになる。
 14:41、サービスを終了しあと10分でベルト着用サインが点灯する旨の案内がある。少し降下の感触。14:46、予告よりも早くベルト着用サインが点灯する。15分で着陸との事。
 雲が切れて、越後平野が見えるようになってきた。

 米どころ新潟は田植えの季節。一面の水田に水が張られている。稲が生長すると辺り一面緑になる筈で、田植え前後のひと時しか見れない景色が広がる。日本は水の国だなぁと実感することになる。
 飛行機は越後平野の縁を廻って空港へと向かう様子。

 左に、左にと廻りながら水田が近づく。14:57、Geardown。新潟空港への最終コース。雪解け水を孕む阿賀野川を渡ると15:01、Landing、RWy28。

 小型機が目立つ新潟空港。15:04、Spot in SP5。
 空いているので段階を分けずに降機となる。ひとまず制限エリアの外へ。

 若干の早着であった。折り返し35分が40分弱に伸びただけだが、まぁありがたい。新潟では買い物少々。折角なので新潟限定ビイルを買ってゆく。
www.sapporobeer.jp
 ついて展望デッキに出てみた。最近では珍しい有料展望デッキで。


 先程乗って来たJA250Jとまだ残っていたJA06FJを撮っとくと保安検査を改めて受ける。さて、搭乗口へ。

JL2246 JA250J ERJ190 NGJ→ITM


 今度も伊丹に戻るフライト。出発20分前に搭乗口に戻って来た。出発を待つ乗客は少ない。また空いているようだ。
 15:30を過ぎて搭乗開始。先程と同じ機材で先程と同じ乗務員に迎えられる。席はクラスJ、2人掛けの方にした。指定の席に落ち着いて出発を待つ。クラスJも普通席も空いているが、ギリギリになってクラスJの最前列に親子4人連れがやって来る。今日は子連れに縁がある。これで3度目だ。
 15:38、Doorclose。15:40、Push buck。

 地上係員に手を振られ15:44、Taixing。誘導路を北側、というのか阿賀野川側へと向かう。

 滑走路端まで来るとそのまま滑走路へ進入。一呼吸置いたのち、15:48、Take off RWy28。日本海を見下ろし飛行機は上昇する。信濃川の河口を越えてさらに上昇すると新潟市街地を越えた頃

 少しずつ内陸へと入ってゆく。さらに上昇。
 どこからともなくぷんと妙な臭いがして来る。匂いではない、臭い。どうも真ん前の子供というか、もう少し小さい存在なんだろうけど、漏らした様子。15:55、ベルト着用サイン消灯と共に、バタバタと洗面所に連れて行っていた。大概の事は仕方ないよね、で片付けるし、今回も片付けるけど、機内では初めてだ。列車内でも経験が無いと思う。記録には残しておきたい。
 電源を生かして京王線恥辱を綴りつつ過ごす。窓外は

 何度目かのベタっとした雲の景色。天気が良くなり切らないから仕方ない。
 飲み物のサービスが廻って来る。

 何となくコーヒーを頂く。さすがに熱い飲み物には蓋が付けられ供された。
 16:05、副操縦士から飛行状況の案内。現在、長野県の上空、伊丹には16:55頃の着陸を見込んでいるとの事。伊丹の天候は曇りで気温は23℃との事。20分程で降下を始めるそうだ。
 進行方向左手なら富士山が見えたかも知れないが、右手の景色は雲ばかり。16:18、あと15分でベルト着用サインが点灯する旨の案内。
 雲が切れて地上が見えるようになったのは多治見あたりの上空だろうか。次第に尾張平野が見えるようになり

 飛行機は伊勢湾に向かう。そろそろ伊丹へのフライトも終盤に差し掛かるのだが、この辺りから機内販売が始まる。本日、J-AIRばかり6度目の搭乗だが、オリジナル商品を売りに来たのは初めて。
 昨夏も売っていたエコバックが売り込みの商品。「去年買ったんです、すみません」なんて話をしていたら、後になって「残り少ないんでご紹介しなかったのですが」と別の商品を二つ持ってくる。ハンカチは持っているけど箸2膳セットは今まで見送っていたもの。サンプル品を見たらうっかり買ってしまった。

 そんな訳でうっかり買ってしまった。「次もよろしくお願いいたします」と言われたけど、次はいったい何を売り出すのだろう。
 16:33、ベルト着用サイン点灯。10分で着陸との事。飛行機は伊賀の山中から

 奈良の盆地に出て降下してゆく。霞は残っているが、天気も視界も回復している。天気の変化を感じる3度目の伊丹着陸。間もなく生駒山地を越えて伊丹空港への最終コース。16:43、Geardown。

 今度は太陽の塔側である。淀川を越えると先に万博記念公園の観覧車が分かり、それを手がかりに太陽の塔を見つける。その間にも高度を落としてゆく。16:46、Landing、RWy32R。16:49、Spot in SP14。
 機内空いているので今回も無段階降機。客室乗務員にもう一度「次回もよろしくお願いいたします」とお礼を言われて機の外に出る。乗り継ぎの案内が見つかる。

 羽田、熊本、宮崎と3便案内が出ている。羽田は実需なんだろうか、何だろうか。


 そんな訳でJA250Jは新潟の後は熊本往復となるようだ。自分も乗継があるが、2246便が早着してくれたので少し余裕がある。一旦ラウンジに寄り道する。

 席に座るとATR42-600がTaixingしてゆくのが見える。但馬行だろう。新潟からだと最低乗継時間を満たしていない。

 ひとまずビールを頂く。まだ1往復残っているのであくまで1杯だけ。軽くのどを潤していると

 19番搭乗口に飛行機がやって来た。仙台からの2210便。こちらが次の搭乗機となる。

JL2441 JA241J ERJ190 ITM→KMI

 到着したばかりですぐに搭乗とはならないだろうが、20分前を目安に席を立った。搭乗口へと少々歩く。18番搭乗口のあたりから

 もう一度今度の搭乗機を見る。JA241Jとなる。今日は4往復全て別の機材。接続の良い時間でコースを組み立てると同じ機材ばかり乗り継ぐことになりがちなのだが、今日は全て別運用となり、それはそれで珍しい。

 出発時刻15分前に搭乗口に赴く。搭乗開始までは少々間があり、しばらく待機。乗客はどうやら少ないようだ。
 17:20を少々廻った後、搭乗開始となる。今回もクラスJ。2人掛けの方にした。隣は空いているそうだ。広く使ってくださいと声を掛けられる。
 17:31、Doorclose。20~30%ぐらい席が埋まっただろうか。クラスJも全部で5人しかいない。上昇中揺れが予想される旨、案内がある。宮崎までに飛行時間は55分との事。17:33、Pushbuck。

 すっかり青空が広がった伊丹に夕暮れの予感が迫る。17:37、Taxing。いつの間にかJA244Jが先に動いていて、2機ならんで誘導路を進む。滑走路端へ。

 先に飛び立つJA244J。朝の鹿児島2往復の後は出雲往復、そして今度は長崎に飛ぶ。次いで自機に離陸の順番が回って来る。17:42、Takeoff RWy32R。

 夕陽の当たる街並みを見て伊丹の北側を左にカーブ。180度向きを変え南へ向かうと、雲が出て来た。

 視界が真っ白になった後、鈍い日が差し込み、雲の上へと出た事を知る。伊丹は晴れていたが、全国的に快晴になった、訳ではなかった。

 ポートアイランドが見えて大阪湾に出た事を知る。飛行機は軽く右へと旋回。機首を南西に向けると17:47、ベルト着用サイン消灯。宮崎には18:40の到着を見込んでいるとの事。
 今日7度目のフライトで京王線恥辱を綴りつつ向かう九州宮崎。綴るのは九州博多の出来事。記憶が混ざらないうちに何とかしたいよね、とは思う。
 飲み物のサービスが廻って来る。

 冷たいお茶を頂いて作業続行。雲は切れたが、この時間、南西に向かうフライトの右側に日が差し込む。夕方の九州行きは左側の方が順光だったか、とちょっと反省。
 18:04、あと15分でベルト着用サインが点灯する旨の案内がある。先程のコップが回収される際、「お帰りもご一緒させていただきます」と軽くを受ける。

 飛行機は四国を離れて少しずつ降下する。確実に傾き、赤みを帯びる太陽と空を眺めて日向灘を渡る。すると

 九州が見えて来る。間もなく宮崎、なんだけど、今日は少々北側へとずれていた。見えてきたのは大淀川ではなくて

 シーガイアのあたり。高度もちょっとまだ高い。そのまま内陸へと入ってゆくと

 宮崎市街地が見えて来る。18:34、Geardown。市街地の西側で旋回。高度を落としてゆく。18:34、Geardown。旋回して宮崎空港、内陸からのアプローチにのる。

 日南線宮崎空港線の分岐点が見えて空港へ。18:37、Landing、RWy09、減速して誘導路へ入ると戻るようにスポットへ向かう。18:39、Spot in SP6。

 向こうにJA329Jが見える。今朝は鹿児島で見かけた機体だ。
 曇りで21℃という宮崎空港に降り立つ。戻りは19:15。少々早着だが、余裕がある訳では無い。ひとまず

 ここまで乗って来たJA241Jを撮っといて

 折り返しの出発案内を見る。一旦制限エリアの外に出る時間も動機もないので、制限エリア内でラウンジに入っておく。

 宮崎空港ならではの焼酎を炭酸水で割って少々頂く。飲みすぎる程の時間はなく、10分弱でお暇。そろそろ搭乗口に戻る。

JL2442 JA241J ERJ190 KMI→ITM

 19時前を目安に搭乗口に戻る。8便乗り継ぎの最後となる乗継便は19:15の出発。先程乗って来たJA241Jの折り返し便となる。19時ちょっと前に搭乗開始となる。

 改めてJA241Jを撮ってから先程の機体、先程の乗務員に迎えられる。席はちょっと変わって1列後ろへ。ひとまず落ち着く。機内は先程の伊丹発よりは乗っている。クラスJの前方、酔客の集団が乗ってきて、妙に賑やかになる。明らかに連れだっているのだが客室乗務員、そのグループ客の一人に2人掛けで両方空いている席があるから、と空席へ誘導。すると少し静まる。客室乗務員、ナイスだ。

 JA329Jが羽田へと向かうのが見えたのち、19:04、Door close。上昇中、降下中、揺れが予想されるとの事。19:06、Pushbuck、19:09、Taixing。普段と逆、誘導路を西に向かったからすぐに滑走路端へ。19:12、Takeoff RWy09。

 暮れて沈む日南海岸が離れてゆくと曇り空と夜の闇を合わせて溶かしたような空へと混ざってゆく。上昇は穏やか。19:17、ベルト着用サイン消灯。

 雲の上に出たのか、月が見えている。パソコンを取り出し京王線恥辱を進めるが、流石に疲れを感じる。あまり捗らなくなった。
 飲み物のサービスが始まる。

 塩分を欲してコンソメスープにしておく。揺れと言う予告があったからか、蓋を付けて貰える。
 東行きのフライトは速い。19:34、15分後にベルト着用サインが点灯する旨、案内がある。少し早着してくれれば良いけど、と思いつつ行く末を見守る。
 19:45、ベルト着用サイン点灯。20分で着陸と言う案内。飛行機は太平洋を渡って和歌山のあたりまで来ている。時折街明かり。少しカーブを感じてどうやら遠回りをする様子。混雑時間帯の伊丹ゆえ、仕方ない所ではある。
 奈良の方まで迂回して、一旦山の中へ。ぐるぐる回り始めると長期戦だが、幸い、奈良盆地が見えて来て伊丹に向かい始めた様子。

 生駒山を越える。ここまで来れば着陸だろう。大阪市街地へと入り、20:05、Geardown。

 淀川を越えた。伊丹への最終コース。何度か眺めた伊丹着陸。4度目は夜景となる。時間帯でだいぶ様子が変わってある意味楽しかった。それも間もなく終わりを迎える。地上が近付いてきて20:10、Landing、RWy32R。20:12、Spot in SP21。
 気温は19℃という伊丹空港に降り立つ。

 さすがに今日はここまで。宮崎往復お付き合いしたJA241Jの様子を見てから制限エリアの外へと出る。多少早足。

 到着案内を見る。概ね5分程度の早着遅延で正常運航だが、千歳から便だけが妙に遅れている。20:40予定。門限は大丈夫だろうが、乗っている人は気を揉むに違いない。
 もう一度早足。バス乗り場へ向かうと

 京都方面へのリムジンバス、20:30に乗れる。さすがに疲れを覚えて、バスの中でパソコンを出す気は失せた。薄ぼんやり、暗い道を見つつ京都へ連れてゆかれる。

 気が付いたら京都駅八条口まで連れてこられた感がある。所要45分は速くもなく、遅くもなく。何も考えずに歩いて普通列車に間に合う程度のタイミングで悪くはない。早朝来た道をなぞり返して峠を二つ越えると大津市膳所。 

 後続の貨物列車、2062列車はEF210-114号機の姿を見送ってから改札へ。自宅まで歩くと22時前には帰宅できる。

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