2022-07-30

 4時ちょっと過ぎに目覚ましが鳴る。妻共々起きだす。身支度に時間のかかる妻の方が先行。自分は申し訳ないけどノロノロだらんと身支度。
 始発の時間に合わせて二人で出掛ける。旅行の体裁だが、あくまで日帰りなので、荷物は最低限。この後の予定は少々ややこしいのだけど、その辺はおいおい。
 膳所の駅に出る。

 ここの所、天候不順が続いている。今日も南九州は台風の影響を受けているし、この辺りでも降っている所は降っている。幸い、この時間の膳所は降っていないから何とか動ける。定刻にやって来た始発電車に乗車。昨日は早朝にあった踏切確認の影響で始発電車は20分程遅れたらしい。1日ずれていたら大変だった所であった。仮に始発が20分遅れたら、どんなリカバリ方法があるか考えてみたが、どうやってもどこかかタクシーを使う、と言う手段しか思いつかない。
 とにかく、今日は電車が定刻で走ってくれたので

 余裕をもって京都からのリムジンバス、始発に間に合う。始発だけ妙に混みあう京都からのリムジンバスは今日も混んでいた。小一時間で伊丹空港到着。変なシミュレーションを朝からやったけど、ごくごく普通、何事もなく予定していた飛行機に間に合う。

 夏休みは始まっていて、お客さんは昨年よりも増えていると思うけど、満席便多数、という訳では無く、余裕をもって乗れる程度の混雑ぶり。空港も寂しくない程度にはお客さんで溢れている。国際線乗り継ぎのカウンタに行列が出来ていて、海外へ出かける人も増えた様子。
 妻には先に保安検査を通って貰い、自分は搭乗券の発券手続きをしておく。今日、自分は全部で6区間の予約を持っていて、妻は単純往復。つまり別行動。なのだが、最初のフライトは一緒となる。
 保安検査を受けて、ラウンジに入る。時間には限りがあるが、

 朝食になるものだけ軽く頂く。出発は7:05。23番搭乗口。つまりバス連絡となる。20分前には搭乗口に着きたく、慌ただしく席を立つ。

JL2051 JA248J ERJ190 ITM→FUK

 今日は7:05と言うフライトで福岡に飛ぶ。搭乗口に着いてみると既に行列がゲートへと流れている所。

 バタバタと列の最後方に着く。まぁすぐ飛行機、では無くてバスで案内なのだが。
 推定2台目のバスに乗って北側のスポットへと向かう。ずらっと並ぶJ-AIRの機体。その中から

 どうやらこの機体が今日の搭乗機らしい。

 JA248J。タラップを上がって機内へ。今日は普通席を2人並びで確保している。着席。
 7:00、Doorclose。80%ぐらいの搭乗率だろうか。まぁまぁ混んでいる。7:05、Pushbuck。

 ちょうど伊丹発第一陣が動く時間。あちこちでPushbuckが始まる。7:10、Taixing。割と早い動き出し。A滑走路を青いQ400が上がってゆく。滑走路端までの距離に違いがあるから、Q400に頭を抑えられるのは仕方ないが、A滑走路端へその次に付ける。これはだいぶ早い離陸になる、と思ったら


 次々、先に行かれる。横を追い抜いたのはB滑走路へと廻る便だが、7:17、当機の離陸は2番目、3分後と案内がある。
 順番が回ってきて滑走路端へ。

 離陸の順番を待つ僚機を差し置き、7:22、Takeoff RWy32L。伊丹の北側をぐるっと廻り南へ機首を向ける。

 神戸の街が見えて来る。遠く明石海峡大橋、淡路島までくっきりと見通せる。ここまで綺麗に見えるのは珍しいかも知れない。

 神戸上空海側から

 内陸へと入って行き西へ。7:28、ベルト着用サイン消灯。飛行機はさらに高度を上げてゆく。
 少し雲が出て来る中を飛ぶ。飲み物のサービスが始まる。ワゴンが廻ってきて、

 何となくアイスコーヒーを頂く。
 コーヒーを飲み干す頃、降下を開始し10分後にはベルト着用サインが点灯する旨の案内。時計を見ると7:49。

 窓外には白い雲がベタっと広がっている。今日は西の方が天気が悪い。天気予報通りの空模様となる。
 7:55、ベルト着用サイン点灯。この先、揺れが予想されるそうだ。8:01、あと15分で着陸する旨の案内。

 雲の中を飛ぶようになり、少々揺れる。窓の下の方が開けてくると少々重たい海が広がっている。
 福岡の街が遠くに見えるようになり、だんだん近づく。

 海の中道を越えると博多湾内。

 右手に博多港を見て市街地へと入る。道行くクルマの1台1台がはっきり分かるようになり、8:14、Landing。RWy16。8:19、Spot in SP6。
 降機。福岡空港の構造は何時まで経っても呑み込めない。2階に着いて

 一旦、3階に上がってから、改めて1階。ターミナルを営業しつつ改装したらこんな変な動線になった、気がしてならない。ひとまず制限エリアの外へ。
 この後のフライトは2時間少々間が空く。乗り継ぎの出来は悪いし。福岡までは妻が一緒。一旦空港を離れる。博多駅まで出てちゃんとした朝食を頂く。

 居酒屋なんだけど、昼間帯は定食を提供していて、明太子と高菜が食べ放題という店。食べ放題だからいくらでも食べられる歳ではないが、何となく釣られた。しかし、博多には何かが食べ放題になる店が多い。
 一日を福岡で過ごす妻とは博多駅でいったん解散。自分は地下鉄で空港に戻る。時刻は9:30。 

 次の搭乗便、出発は1時間後。保安検査を受けてラウンジへ。軽食もビールもあるが、先程食べたばかりだし、飲む時間でもない。飲食は控えて、

 飛行機をしばらく見る。手前にJTAのJA01RK。奥は、ベトジェットエアが来ている。

 硬く国境を閉ざしていた感のあるベトナムも国際線が飛べるようになったか。

 FDAが来る。JA06FJ。この会社も福岡で見かける事、案外と多い。

 また国際線。アシアナが来た。KEとくっつくそうで、この塗装も気が付いたら消えているかも知れない。

 ジェットスターのJA09JJがTaixingしてゆく。福岡空港はやってくる機体がバラエティに富んでいて楽しい。
 出発25分ぐらい前を目安に席を立つ。今度の出発は11番搭乗口。遠くまで延々歩くことになる。途中、

 羽田行きと思しきA350-900、JA12XJを見かける。羽田行きのような重要幹線のフライトはラウンジの近くから搭乗できるよう配慮されるものだと思う。福岡空港はターミナルが手狭なままで、そこまで配慮を回せないように見える。

JL3625 JA211J ERJ170 FUK→KMI


 4つゲートが並ぶ11番搭乗口にやってきた。この時間、ゲート全てを使う程ではなく、広い待合室にも人影は疎ら。

 この後に向かうのは宮崎。間もなく搭乗開始と言う時刻。宮崎の天候、雨と表示されている。今日は九州の南に台風が来ている。南に行けば行くほど影響を受ける様子。
 ひとまず条件付きではなく飛ぶ様子。間もなく搭乗開始となった。
 搭乗橋の途中からこの先に待つ機体を見る。

 待っているのはJA211J。ERJ170の導入初号機である。機内に入り前方窓側の席に座る。乗ってみるとそこそこお客さんが乗って来る。搭乗率7割ぐらいにはなって10:28、Doorclose。雲と風の影響で上昇中、降下中に揺れが予想されるの事。

 雲と風の影響を感じない青い空が広がる中、10:30、Pushbuck。

 10:35、Taixing。飛行機は誘導路を北へと向かう。間もなく滑走路端、待機。機長さんから案内がある。早く集まって貰えたので定刻よりも早い出発となった事への感謝があり、現在、離陸の許可を待っている事。台風5号の影響で雲が多く、熊本までは順調な飛行となるものの、その先、宮崎まで強めの揺れを予想している事。宮崎の天候、曇りで29℃との事。最後に「揺れない高度を選んで参りますのでよろしくお願いします」と加えられる。その間に

 着陸機を1機迎えた。まもなく動き出す。滑走路へと入ると10:39、Take off RWy16。
 福岡市街の南を大人しく上昇してゆく。

 揺れる、と言われた割には順調な滑り出し。徐々に郊外へと進んでゆく。10:44、ベルト着用サイン消灯。5分後には再点灯するとの事。

 窓外に大きな川が見える。筑後次郎だ。河畔に見える大きな街は久留米。
 手早く機内サービスが始まる。飛行時間が短いので配られるのはキャンディー。真ん中にあった黒糖を一つ頂く。他にもどうぞと勧められるので、じゃあJ-AIRのオリジナルを、と頂く。まだ勧められる。

 結局、3つ頂くことになる。最後にダメ出し。「この先、伊丹までご一緒いたします」と。
 飛行機は台風の待つ南九州へと進む。途中、

 雲に入り地上が霞む。かと思ったら、

 雲を抜けると夏色の景色が広がる。眼下には熊本の街。そろそろ揺れ出す頃。10:53、ベルト着用サイン点灯。15分で着陸との事。

 少しずつ内陸へと入る。雲の向こうの八代海が遠ざかる。10:56、機長さんから案内。この先、雨雲の影響で強く揺れるとの事。そして実際に揺れ始める。

 積乱雲を見て、高度を下げてゆくと分厚い雲が近付いてくる。なお高度を下げ。

 雲の中へと突っ込む。窓が雨に叩かれ、少々揺れる。

 地上が見えるようになる。雲が切れて晴れ間も覗く中、高度を下げる。11:03、Geardown。揺れながら、揺れながらも高度を落としてゆく。地上がくっきり見えるようになり、

 宮崎空港線の線路が見える。ここから機首上げ、とはならずに降下、11:09、Landing、RWy09。減速のGと共に安堵がやって来る。速度が緩んで誘導路へ。

 先に着陸した機体が居並ぶスポットへと入る。11:15、Spot in SP6。
 降機の案内。「お乗り継ぎのお客様は、この後も気を付けてお向かい下さい」と。一瞬聞き流したが、宮崎からの乗り継ぎって、自分への弄りか。

 とりあえず降りる。福岡で全体を見れなかったJA211Jを見てから、ゲートの外へ。

 JA211Jはこの後、11:55出発の伊丹ゆきとなる。自分もそちらに搭乗予定。装着して時間はあるが、制限エリアの外に用事は無いので、ひとまず中で過ごす。
 共用ラウンジに。

 まだ午前中だが、そろそろ飲酒を解禁する。宮崎のラウンジには豊富な焼酎が用意されている。それを炭酸水で割って頂く。飲みやすくて時間があれば杯が進む飲み物。幸か不幸か、時間には限りがある。

JL2434 JA211J ERJ170 KMI→ITM

 焼酎の炭酸水割、飲みやすくて2杯目まで行ったが、11:40をめどに搭乗口に戻る。少し早い目に着くと間もなく搭乗開始。先程の飛行機へと戻る。先程と同じ乗務員に迎えられて機内へ。座席は左手窓側にしている。

 雨が降り出した中、出発準備。11:47、Door close。搭乗率は30%行かないぐらい。雲と風の影響で全般的に揺れる旨の案内がある。11:49、Pushbuck。11:52、Taixing。飛行機は誘導路を西側へと向かう。つまり滑走路端はすぐそこ。11:56、Takeoff RWy09。

 荒れる波が押し寄せる海岸が見える。10分前と違って青空が見えている。台風近付く宮崎の天候は落ち着かない。この後も縁があるのだが、その時間にはどうなっているだろうか。

 ひとまずJA211Jは台風から逃げるように宮崎を後にする。伊丹着陸は12:55頃と案内がある。案外と青空が見えている。覚悟したより穏やかなフライト。12:01、ベルト着用サイン消灯。飲み物のサービスを冷たいものに限る旨、お断りが入る。
 飛行機は太平洋上を東に一目散。

 青空の範囲が広がって来る。揺れることなく、聞いていたよりは上出来なフライト。
 絵葉書やらルートマップが配られる。今年はJ-AIRに乗る機会が多く、従って、絵葉書もルートマップも貰う機会は多い。たくさん持っている気がするのだが

 今回も貰ってしまう。いい加減、断り方を覚えた方が良いのかも知れない。

 飲み物はアイスコーヒーを頂いた。
 青空の下、海が見えるフライトが続いている。12:21、機長さんから飛行状況の案内。現在、紀伊水道の上空。5分程揺れが予想されるとの事で、ベルト着用サインを点灯させるとの事。ポンと合図が鳴る。

 眼下には雲が目立つ。台風来襲の宮崎よりも雲が目立つ。幸い、大したことにはならず。12:26、ベルト着用サイン消灯。
 機内販売の案内がある。JALJTAでお馴染みのCAミラーにJ-AIR柄が登場しました、と。1年ほど前に妻が買っていた記憶がある。ちょっと見せて貰ったら

 「1つずつ下さい」とうっかり言ってしまう。応対した客室乗務員を驚かせてしまった。すみませんねぇ、コレクター体質なのよ。
 機内販売タイムが終わると12:35、ベルト着用サイン点灯。15分で着陸との事。

 窓外には淡路島が見えており、紀伊半島の付け根から北上してゆく。少し東に逸れて奈良盆地に軽くご挨拶すると今度は機首を左に。最終の着陸コースに入った様子。

 大阪の市街地が見えて来る。12:50、Geardown。淀川を越えるといよいよ高度を下げて12:52、Landing、RWy32L。減速してゆき誘導路へ。気温33℃という伊丹空港では24番スポットに到着となる。12:55、Spot in SP24。暑い盛りに外へと出る事になる。

 降機の準備に少々。福岡からお世話になった乗務員にお礼を伝えて降機する。

 暑苦しいスポットから歩いてターミナルへ。JA211J。この後のフライトは

 秋田となる。
 この後の乗り継ぎは案外と時間がない。空席待ちカウンタに寄って、この後の搭乗便。クラスJの空席を確認。満席と言う事で諦める。そのままラウンジへと進み、

 軽くビールと軽食。すぐにラウンジを出ると今度は22番搭乗口へと急ぐ。向かう先には

JL2437 JA242J ERJ190 ITM→KMI


 向かうのはまた宮崎。台風の襲来する宮崎に戻る。

 今度、台風へと突っ込んでゆくのはJA242J。間もなく搭乗開始。機内へ。クラスJが満席というので最初に指定した通りの普通席、後方席に落ち着く。13:27、Doorclose。雲の影響で全般的に揺れが予想されるとの事。搭乗率は40%ぐらいだろうか。隣席も空いている。
 13:29、Pushbuck。13:35、Taixing。誘導路を南に進み滑走路端へ。 

 雲をちりばめた空へと続く滑走路へ歩み出る。13:41、Takeoff RWy32L。上昇しつつ左へカーブ。少し揺れつつ南に向かうと

 西宮のあたりが見えている。甲子園球場の銀傘も目を惹く。少々雲が増えたが、視界が効くのは朝と一緒。遠く、明石海峡大橋の向こうも見通せる。飛行機は大阪湾で西に機首を向ける。

 神戸の街を右手に見て13:52、ベルト着用サイン消灯。揺れが予想されるので飲み物のサービスは三種類に限る旨、お詫びがある。リンゴジュース、スカイタイム、緑茶だそうだ。

 明石海峡の向こう、瀬戸内の海を見て飛行機は南西に機首を向ける。淡路島沿いに進むと徐々に雲が増えて来る。雲の切れ間からちらちら地上が見えるぐらいになって来る。

 どうやら徳島に差し掛かった様子。普段よりも少し北側を飛んでいるようにも思える。地上が見えたのは一瞬。また雲が地上を覆いつくす。

 飲み物のサービスが廻って来る。3種類の中から、というのでスカイタイムを頂く。
 13:59、機長さんから飛行状況の案内。現在高知県の上空を飛行中。宮崎には30分程で到着するとの事。宮崎の天候は雨だそうだ。
 雲が増えて来て14:06、ベルト着用サイン点灯。少々揺れた後で落ち着く。14:12、ベルト着用サイン消灯。5分後には再び点灯するそうだ。

 いつに間にか南予の果て、先日紫電改を見た愛南のあたりが見えている。フライトも後半。宮崎に向かって降下を始める。14:21、ベルト着用サイン点灯。この先、揺れが予想されるとの事。
 少し揺れつつ豊後水道を南西に進む。少々揺れながらもだんだんと九州が近づく。

 青い空と遠くに陸地。と思ったら

 雲に突っ込んで揺れ出したりする。
 雲と青空を繰り返しつつ高度を下げてゆく。

 青空と雲。海岸には白波。台風の余波残る宮崎に戻って来た。飛行機は内陸、つまり雲の下へと進む。

 地上が霞む中を飛行機は旋回してゆく。少々揺れつつも確実に空港へと近づくのだろうが、視界が効かず良く分からない。

 地上が見えると茶色く濁った川が見える。相変わらず雨が続いている様子の宮崎、地上が近付いてくると滑走路へ。14:39、Landing、RWy09。減速すると誘導路へ。遅延のお詫びがあって14:42、Spot in SP9。

 駐機場のコンクリートが乾いている。雨が降ったりやんだり、やめば速攻乾く天気みたい。
 降機となる。9番スポットは写真が撮りづらい。最近気づいた

 搭乗橋の付け根から1枚抑えておいて、先へと進む。
 JA242Jはこの後

 2438便として伊丹に戻る。自分はそこにはお供しない。ひとまず時間があるので制限エリアの外に出ておく。

 到着の案内。伊丹から相次いで到着する2便が両方とも遅れている。台風の影響かと思うが、他のフライトは早着も目立つ。
 展望デッキに出てみると

 雨が降り始めた。今日はこんな調子で降ったり照ったりを繰り返している様子。

 雨が叩きつける中、関空からピーチがやって来る。伊丹から経路が違うのか、こちらは定刻で到着する。

 先程乗って来たJA242Jも撮ってみたが、搭乗橋が前にあるのでイマイチの写真にしかならない。記録程度。
 雨が強いままなので相当に撤退する。まだ時間があり、いい加減にしか食べていない昼食、とも思ったが、何となく気乗りしない。結局

 保安検査を受けて制限エリアの中へ戻る。伊丹からのフライトは遅れて到着したが、戻りはだいぶ取り返す様子。
 まだ時間がある。売店をちらっと見て空弁でも、と思ってみる。しかし、一頃のブームは完全に去った様子。コロナの影響も大きいのだろう。結局サンドイッチを一つ買い、

 ラウンジの中で焼酎の炭酸水割りと共に頂く。まだ時間があり、飲みやすい炭酸水割りが進む。昼間のうちにあんまり進むのも難なのでブレーキをかけて過ごした。

JL3632 JA220J ERJ170 KMI→FUK


 この後は福岡へ飛ぶ。と言うか戻る。ジェットスターの成田行きが15:45に飛ぶ後に15:55の福岡行き。成田ゆきの搭乗がまだ続いている。少々間がある様子。

 待っているJA220J。しばらくたどり着けないので、ちょっと歩く。

 先程、到着を迎えたピーチも出発準備が進んでいる。LCCだから25分で折り返し、という訳でなく案外と余裕を持たせているのだなと思うことになる。
 搭乗口に戻ると成田行きのジェットスターの最後招集が打ち切られて福岡行きの搭乗が始まる。ゲートを抜けて飛行機へ向かう途中、

 最後の乗客を迎えたジェットスターを見て自分が乗るべき飛行機へと進む。機内へ。最後部の左型窓側席に落ち着く。15:46、Door close。積乱雲と風の影響で揺れが予想されるとの事。
 先にジェットスターA320が先に動き出す。15:50、こちらもPushbuck。15:54、Taixing。誘導路を西に向かうとすぐに滑走路端。15:58、Takeoff RWy09。

 幾重に重なる白波押し寄せる大淀川河口を見下ろして、飛行機は台風の余波吹き付ける九州の空へ。海の上で左へと旋回し、機首を東から西へ向け直す。

 揺れつつも雲を抜けて青空を見てさらに上昇。徐々に宮崎から、台風から遠ざかると揺れも大人しくなる。16:12、ベルト着用サイン消灯。

 まだまだ複雑な空模様を見て飛行機は北に向かっている、筈。機内サービスが廻りだす。短い飛行時間なので、キャンディーの配布。

 J-AIRオリジナルの2種類を頂く。16:17、ベルト着用サイン点灯。消灯時間は5分だけだった。この先、揺れるとの事。

 午前中に福岡から宮崎に飛んだ時は熊本辺りまでは地上が見えたが、午後のこの時間、雲の範囲がだいぶ北まで広がっている。雲しか見ないフライトのまま後半戦、降下の時間を迎えている。
 ようやく雲が切れた、のか、雲を抜けたのか

 窓外に海が見えている。明らかに玄海灘。福岡近郊まで来ている。飛行機は海に出て右へ旋回。180度向きを変えて福岡空港への進入コースに乗る。

 順光になって青空が広がり、景色の印象も変わる。

 埋立地の向こう、寂しい所ね、で高名な香椎海岸が見て取れるとそのまま博多港を横切って市街地上空へ。

 眼下、鹿児島本線を行く電車が見えて高度を落とすと16:32、Landing、RWy16。曇り、33℃という福岡空港へ。

 誘導路をに入ると16:36、Spot in SP11。10分早着との事。
 降機。次のフライトまで2時間の乗り継ぎ時間がある。一旦制限エリアの外に出る。

 やはりすっきり見通せないJA220Jとはお別れ。階段を登り、階段をうんと下り、階下へ。

 早着だったが、到着口で妻と合流する。朝、福岡で別行動になってから8時間程。自分が福岡-宮崎-伊丹-宮崎-福岡と常識外れな事をしている間に、妻は福岡を観光して再び一緒に伊丹に戻る。

 出発階に赴く。ずらっと並ぶ出発便の案内。2時間後のフライトはまだ表示されていない。11番搭乗口からは高知行きが出る事になっている。JA220Jはこの後、高知往復か。
 時間があるので軽く飲む。ラウンジに入ればビールがあるけど、

 制限エリア外、鳥皮の店があってそちらでビール。真夏の明るい光を通すビールの色が夏っぽい。

 酔いが廻り過ぎない程度に軽くつまみもいただくが、先にビールが無くなる。そりゃ、ジョッキだと飲み干すもので

 次の1杯は瓶ビールにする。瓶の方がペース配分はやりやすい。
 あまり長居せずにお暇頂く。

 妻の買い物にも少々お供。再び保安検査を受けて制限エリア内に戻る。出発時間まで1時間を切って、さすがに出発案内にも搭乗便が案内されている。
 出発までラウンジへ。

 先程飲んだばかりだが、もう一度飲み。遅れている京王線恥辱を手掛けた方が良いのだろうが、酒が入るとつい疎かになる。結局、先に進まないまま搭乗時間が近付く。

JL2060 JA243J ERJ190 FUK→ITM

 戻りは伊丹へ。18:55に出発する2060便に搭乗する。


 待っているのはJA243J。今日3機目のERJ190となる。間もなく優先搭乗開始。95人乗りの飛行機なので大きくはないが、20人近くは優先搭乗の対象となっていた様子。福岡-大阪は新幹線の方が本数も多く便利。その中で飛行機を選ぶ、JALを選ぶ人は積極的に飛行機を選ぶ層が中心に違いない。僧もいるのだろう。
 18:48、Doorclose。伊丹までに飛行時間、1時間と告げられる。上昇中、降下中、揺れが予想されるとの事。

 18:51、Pushbuck。18:56、Taixing。誘導路を北に、というかすぐ近くが滑走路端である。混雑している空港だが、さほど待たされないまま滑走路へ。19:00、Takeoff RWy16。薄暗くなった福岡南部を上昇してゆくと

 筑後川筑紫平野を見て飛行機は左手へと旋回してゆく。さらに上昇。大人しいフライトではあるが、なかなかベルト着用サインは消灯しない。

 雲の上に出て暫く、19:14、ベルト着用サイン消灯。
 飲み物のサービスが始まる。

 このフライトでは温かい飲み物も提供される。少々飲んだ後なのでコンソメスープを頂く。揺れに備えて、なのか蓋を付けて貰える。
 飲み物を頂く間に空は急速に暗くなってゆく。19:36、降下を開始し5分後にベルト着用サインが点灯する旨の案内。

 窓外、暗さを増してゆく中を東に向かう。19:45、ベルト着用サイン点灯。
 雲が切れて街明かりが見えるようになる。段々と大阪の市街地が広がり出して

 一面眩い夜景となる。ミナミから大阪城。そして梅田の夜景へ。高度を下げると20:02、Landing、RWy32L。20:06、Spot in SP45。そんな訳でバス連絡。それもそこそこ距離のあるやつ。


 バスでJA243Jの許を離れてターミナルへ。制限エリアの外に出ると

 20:20ちょっと前。最後は時間が掛かったが、夜遅い時間の早着はありがたい。次の京都行きバスに余裕を持って間に合う。

 20:30の京都行き。2人でスマホ回数券を使うと6枚綴りが全部捌ける。
 バスに座って少々ぐったり。遅れている京王線恥辱は進まず。代わりにバスは順調に京都駅八条口まで進む。

 45分で到着。東海道線の接続も順調だったが、それでも帰宅は22時。

【サイトアップ アクセスカウンタ】

 サイトアップはお休み
 アクセスカウンタは機能せず
 万歩計は15,915