2020-10-24

週末の朝、目覚めるまで寝ていたら6時過ぎであった。緩々と動き出す。朝食少々。そして身支度。今日は先月買い求めたカンサイスルーパス2dayチケット、使っていない一日分を使う。
www.surutto.com
 前回は9月の4連休だから
podaka.hatenablog.com
 1か月以上前。有効期間内、任意の2日という使い方が出来るので、こんな事もできる。前回は和歌山に行ったけど、大阪往復では割に合わないのでもう少し遠くへ行きたい。
 8時過ぎ、前回とほぼ同じ時間に家を出る。


 京阪電車でまずは京都方面へ。ここ何回か、京津線に乗る機会があってようやく地元電車の感じがしてきた。
 逢坂の山を越えて山科へ下り、さらに地下へ潜って三条京阪。京都から先は京阪、阪急の二択だが、一駅、京阪電車に乗って四条へ。正確に言うと祇園四条か。

 鴨川を渡るとそこは阪急のターミナル、京都河原町。始発駅から

 特急に乗る。出発直前でも2人並んで座れる程度の乗り具合。隣の烏丸でたくさん乗ってきて席が埋まる。地下鉄乗継で来るより良い今日の動き。切符で買うと割高だが、民鉄乗継で大阪方面に行く機会、フリー切符を使う時ぐらいだから。
 クロスシートに揺られる40分。東海道線の快速相当の停車駅でその間に混雑してくる。向かうのは神戸方面。十三乗り換えが妥当だが手元の切符を生かして梅田まで行っちゃう。


 梅田到着。梅田まで来ちゃうと阪神電車という選択肢も出てくるけど、阪急にしておく。

 新開地ゆきの特急。10:10というものに乗る。河原町が9:10だったからちょうど1時間。膳所からだと2時間近く経っている。

 淀川を3並走で渡る。列車は空いていたが十三で席が埋まる。フリー切符を生かして座れるように立ち廻っている、ということになる。馴染みのないエリアを西に。神戸市内に入って地下に潜ると終着の新開地。

 向かいには山陽姫路まで足を延ばす直通特急が来る。この電車、10:10に阪神梅田を出てきたもの。大阪-神戸は少し阪急の方が早いのか、と認識を新たにする事になる。まぁ新快速を前にするとどちらも目糞鼻糞になっちゃうからなぁ。

 直通特急がやってくる。山陽電車担当。妻はクラシカルな電車と仰るが自分の中では5000系は新車だった。まぁ5000系も1986年登場。同年代の電車では引退しているものもあるし。
 クロスシートに並んで座れる程度の乗り具合で西に向かう。地上区間になると海が見えるようになる。

 明石海峡大橋を眺め、隣を走る新快速に抜かれて西へ。今日は目的地に特急が停まらないので、途中、普通車に乗り換えとなる。

 特急を降りて

 普通車に乗り換え。より古い3000系が待っている。

 昭和43年 川崎車輌 の銘板が出ており、製造後52年が経っている。自分よりも年寄りの車両に乗る機会、京阪石山坂本線以外ではまず無いのだけど、50年越え選手なんて久しぶりだ。

 最初の目的地に到着。

 馴染みのない駅名。もちろん降りる事も初。所在地的には加古川市になる。今日は加古川B級グルメかつめしが目的になる。こちらも馴染みが無いのだけど
prtimes.jp
 カルビーのご当地企画で知った次第。切符の範囲で行くのにもちょうどよく、志してみた。
 山陽電車は正確には加古川の中心地は通っていないのだけど、近隣でも店はあるだろう、という事で山陽電車の駅から行ける範囲で店を探し、来てみた次第。
 田舎っぽい駅だが、駅前にはタクシーがたくさん停まっている。ここから海側に行くと埋立地神戸製鋼の大きな工場があるらしい。
 歩道も整っていないような田舎町を歩いて目的の店へ。まもなく12時になるという所で到着する。ちょうど昼時。そのまま店へ。結構混んでいて、自分達の後に来た人は待たされる事になっている。

 こちらが加古川かつめし。頼んで速攻で出て来た。キャベツとデミグラスソースを増して貰っている。美味しいんだけどキャベツが冷たくてびっくりした。冷たいキャベツだと少な目の方がよかったなぁ。温かいならキャベツ大盛りは有り。
 さて駅まで戻る。このあたり、尾上、という地名。そういえばと思い出す。このあたり、国鉄が通っていた。
ja.wikipedia.org
 高砂線に尾上という駅があったような。
 ひとまず浜の宮の駅に戻る。この先、姫路方面へと進める。電車は15分毎。やって来たのは  

 見慣れぬ電車。2016年から投入された6000系という車両だそうで。さすがに50年越えの3000系がこの先も活躍、とはならない様子。
 次の駅、尾上の松で高砂線の跡が見えて高砂まで並走。30年以上経っていてもわかるものは分かる。大塩で特急に乗り換えると

 姫路まで。13時到着。「山陽百貨店下車駅です」だったか、そんな案内に京急を思い出す。そういえば「普通車」といういい方もしていた。
 折角なので少し歩く。山陽電車の姫路駅はそのまま山陽百貨店の中に入る感じのつくり。駅前に出ると遠くに姫路城が見えている。ちょっと歩いてみる。 


 城の中は一度見た事はあるから入らないけど、城の手前までは行ってみた。観光客が案外と目立つ。
 城から戻る途中、街中にこんな店がある。

 姫路駅構内営業、まねき食品の「えきそば」。駅構内じゃないのに駅そば。面白いので食べてみる。

 「NEW STYLE NOODLE」とあるけど、えきそばの誕生は1949年だよなぁ。

 そんな訳で天ぷらえきそば¥380。値段は駅構内と一緒。味も一緒。
 帰りも山陽電車に乗る。駅へと戻る途中、鳥貴族に閉店のお知らせが出ていた。コロナ禍の影響で居酒屋チェーンはどこも大変だろうが、鳥貴族も閉店になるのか。急に膳所の鳥貴族が気になりだし、夕食は鳥貴族にしようか、なんて事になる。決めて速攻、手元でネット予約しておいた。

 クラシカルな3000系が佇む山陽姫路の駅は時代かかった感じもしなくはない。


 そこに2本立て続けに直通特急がやってくる。両社仲良く1本ずつ。先発は山陽車。そちらのクロスシートに落ち着く。
 出発して案内。「おおしお」という駅名がなぜか「おおつきょう」にしか聞こえない。何度聞いても「おおつきょう」にしか聞こえないって事は、帰れってことか。
 その「おおしお」。漢字で書くと「大塩」。連呼していた理由がこれ。

 最後尾、6号車はドアが開かないのだった。こんな扱い、久しぶりに見かけた。
 余力があれば明石か南京町がある元町か、切符を生かして神戸空港に行くとか、色々考えなくはないけど、案外と疲れた。寝入ってしまい、気が付くと神戸市内に入っている。
 神戸高速線から阪神電車に入る。三宮で聞く「近鉄奈良」の案内には馴染めず、それで目がしっかり開く。阪神電車に入ると列車は混雑。左手に六甲山を見て列車は東に。なぜか尼崎でまた車内が空く。神戸と大阪を行き来する人はやっぱり新快速に流れがち、らしい。

 だいぶ夕方感が出て阪神梅田に着く。時刻は16時。姫路から何だかんだと1時間半かかっている。比べないようにしていたが、新快速だと1時間ちょっと。ライバルの凄さが改めて分かることになる。
 妻のリクエストでちょっとだけ買い物。クラブハリエへ。
http://clubharie.jp/
 滋賀から梅田に来て滋賀の店って何?という感じなのだが梅田阪急限定があるそうだ。もやもや感を覚えつつ。
 さて帰宅。梅田阪急にいるので帰りも阪急電車に乗る。

 1本見送って16:30の特急。今度も座れる。直通特急で寝てきた分、もう眠くはならない。日が傾く景色を眺めて、京都は烏丸まで。今度は地下鉄を使って京津線へとアプローチする。

 そんな訳でカンサイスルーパス2dayチケットのエリア、西の果てから東の果てまでやって来た。今朝出て来た浜大津に18時前。さて帰宅、何だけどチケットを生かして

 石山坂本線の坂本側へ。「おおしお」じゃなかった「おおつきょう」へ。

 きょう開店したというパン屋が駅前に。
 https://biwako-otsu.keizai.biz/headline/1897/
 ここが目的で売り切れ、残念。ではなくてイオンでSORACHI1984を買うのが目的。

 荷物が増えたのでいったん自宅へ。どうせフリー切符なのでそんなこともできる。
 先程、鳥貴族を予約した時間に合わせて改めて出掛ける。膳所まで歩いてもそんなにかからないけど

 京阪電車に乗ってしまう。さすがに早くて数分で膳所まで。

 石山寺に向かう電車に足止めされつつ予約の時間に店に着く。店は案外と混んでいる。今年になって閉店の目立つ膳所界隈にあって頑張っていて、閉店ということは無さそう。

 とりあえずビールからスタート。
www.tv-asahi.co.jp
 鳥貴族芸人、なんてやっていたの、ちょうど半年前。あの時は本当に家から出れなかった。秋も深まる時期にコロナを引きずっているとは思わなかったけど。


 焼き鳥を頂きつつ、飲むのだが、酒はどうも氷多い目。

 これが一番いいんじゃないか、という気がしてきた。ワンカップワインなんて中央線以外でお目にかかった事ないけど。
 1時間半ぐらいで退散する。会計は6000円行かない程度。そこそこ飲み食いした割には安く、そしてここからGoTOのポイント還元がある。ずいぶんと割安感。
 この時間の京阪電車は20分毎の運転。だいぶ間があったので最後は歩いて帰宅。

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