JN3562 JA8766 YS-11 FUK→TKS

 10時半過ぎに空港到着。第一ターミナルへ。手元にある航空券2区間とネット予約の2区間、併せて4区間の手続きを取ってもらう。「窓側と通路側とどちらが宜しいですか」なんて聞かれるので「今の時間で窓側空いてますか?」と聞き返すと「非常口座席になりますけど宜しいでしょうか」と。YS-11の非常口座席は荷物を置けないので残念ながら却下。最初の一区間は通路側へ。残り2区間は窓側を確保。
 荷物も預ける。こちらは最終区間の羽田まで預かってもらえるとの事。乗継情報の登録も併せて時間が掛かっているのだけど離陸便の少ない時間帯ゆえ余り迷惑ではなかったかと。時間があるのでラウンジ行きたいなと思っているとこちらから言わないうちに第二ターミナルのセキュリティゲート通行券を頂戴する。てくてく歩いて第二ターミナル内のラウンジへ。持ち時間は50分ほど。その間に恥辱を進めておく。
 第一ターミナルへは制限エリア内を歩いて戻る。出発20分前に10番搭乗口まで出頭せよと言われている。時間通りに行くと「申し訳ございませんが徳島行きの出発、遅れる見込みでございます。」だって。遠くにYS-11の姿は見えているので機材は到着しているみたいだけど。鹿児島からのお客さんがパラパラパラと到着口へ向かってきている。カメラの砲列を浴びているのかな。
 12時過ぎになってようやく優先搭乗が始まる。12:07、搭乗開始。こちらでもカメラの砲列。こうやってズルズルと遅れてゆくのでしょうか。座席が全て埋まる。ぱっと見た感じ半分ぐらいはYS-11狙いの客じゃないかな。12:22、Doorclose。ようやくプロペラが廻り始める。12:27、Taixing。すぐに滑走路端へ。一瞬停止した後に滑走路に入る。12:31、Takeoff、RWy16。福岡市街から左へと旋回。丘陵地帯に入り込んでゆく。再び市街地。筑豊のどこかだろうか。何しろ通路側に座っているので具体的な位置は判別つかない。
 12:43、ベルト着用サインが消灯する。どこかのゴルフ場が見えているけど、それじゃ場所は分からないな。まだ九州内なのは確か。12:48、機長から案内が入る。福岡の離陸は12:31とのこと、現在北九州上空を高度3,400m、対地速度430km/hに向けて順調に飛行中。この先は岩国、広島の南、高松上空を通過し、徳島空港到着は13:50を見込んでいるとの事。徳島空港の天候は南の風、6m/s、小雨で気温は20℃とのこと。
 12:55、ドリンクサービスが始まる。今日はりんご、オレンジ、ゆず、冷茶の4種類との事で昨日とちょっとメニューが違う。窓の外には海が見えている。どこまで飛んできたのか良くは分からない。13:03、右手の窓に海岸線。雲が少々。やっぱり何処を飛んでいるのか良く分からない。再び海が見えて来た。キャンペーン告知が入り、応募葉書と搭乗証明書が配られる。13:16、右手に市街地。漠然と今治ではないかと考える。確信は無い。
 アテンダントさんが何やら束を持って機内を廻っている。何人かのお客さんに渡しているその束は人それぞれ。どうやら世の中で言うログブックらしい。ぱっと見た感じ8〜9冊ぐらいある感じ。そんなにログブックを書いてもらうと言う行為がメジャーなのか、それともそれだけYS目当てのお客さんが多いのか、何れにせよ、時間を割く方は大変だろうなぁとは思う。
 13:22、ベルト着用サインが点灯する。どうやら外には讃岐平野が見えているようだ。ちらっとため池が見える。間もなく着陸の案内、「デジタルカメラ、ビデオカメラなどの電子機器類は電源をお切り下さい」単に電子機器とは言わないのは最近のYSで良く聞く言い方。確かに目立つものねぇ。少し揺れだす。視界が良いけど揺れる。「生憎と気流が悪く、少々揺れております。揺れましても安全な飛行には差し支えございません」と何時もの案内。で飛行機がすとんと落っこちる。
 13:32、吉野川が右手に見え出す。Geardownする。旧吉野川が見えて来た、揺れながら13:37、Touchdown、RWy11。13:41、Spotin、SP3。