JN3743 JA8768 YS-11 FUK→KOJ

  今度は鹿児島へと折り返す。今乗って来た機材は高知行きとなり、隣にいるJA8768が鹿児島行き。一旦外に出ようかと思って到着口へと歩いていると「お乗り継ぎの○○様〜、○○様〜」あ、捕まった。鹿児島から到着した乗客のうち自分とあわせて2人が折り返し鹿児島ゆきらしい。出発待合室へ護送される。
 時間があればここで朝食とも思ったけど既に9時5分。いつ搭乗開始になっても不思議じゃないな。大人しくしていよう。まもなく搭乗開始となる。今度の便は満席。しかも、YS狙いという雰囲気のお客さん、本当に多い。スポットはさっそくの大撮影会となる。事情を知らないおっさんが係員に「この飛行機、そんなに珍しいのか」と質問してたりして。
 見事に満席になる。ヲタ、ヲタ、ヲタ。中にはあの奄美ツアーの参加者も混じっている様子。搭乗証明を貰うべくログブックを渡す人もちらほら。隣の老人もYS-11がお目当てのようで、離陸した後でアテンダントさんにログブック渡してた。最後に乗り込んできた数人は恐ろしく重装備。9:17、ようやく搭乗完了。9:20、Doorclose。
「強風の中、飛行機までお歩き頂きましてありがとうございます。」にはじまる案内が流れはじめる。プロペラが廻り始める。今度は前方席なのでターボプロップの息吹が背中へと伝わってくる。9:23、Taixing。何かあっけなく滑走路に出たな、ひと震えして9:25、Takeoff、RWy16。雲の中へと飛び込んでゆく。さっそく揺れの洗礼を浴びる。「先ほどから揺れが続いておりますが、安全な飛行には差し障りございません」の案内。鹿児島までの飛行時間は55分との事。
 9:35、ようやく雲の上に出る。揺れは収まる。9:39、ベルト着用サイン消灯。鹿児島着陸10:20を予定している旨、案内が流れた。キャンディーの配布、ついで搭乗証明書の配布が行われる。新聞の配布もある。新聞、デフォルトのサービスになったのかなぁ。
 JA8768機内にて
 写真:機内ポスターも「ありがとう YS-11
 9:50、雲の切れ目が見える。福岡離陸後初めての地上だけど、どこなものやらさっぱり。雲の切れ間は一瞬で過ぎてしまう。また雲海飛行。9:52、間もなくベルト着用サインが点灯する旨の案内。実際の点灯までは意外と時間があって、10:05となる。ベルト着用となったとたんに揺れが来る。上へ下へと持ってゆかれる。上昇時と同じように「揺れておりますが安全な飛行には差し障りございません」の案内。鹿児島の天候は小雨、気温は19℃とのこと。雲の中を飛び続ける。窓の外は乳白色。翼の先が見えないなかで10:15、Geardown。乳白色の中に「Sony」の文字が霞んで見えて来た。どうやら国分の上空まで来ている。10:18、Touchdown、RWy34。10:22、Spotin SP14。
 降機は乗継のお客さんから、と案内。羽田と奄美だそうな。外には制服姿の係員が何人も集まっていて、普段と雰囲気が違う。