JN3648 JA8717 YS-11 KOJ→FUK

 3643便が到着する時に出発準備中のJA8717が確認できた。次の福岡ゆきはJA8717なのだろう。搭乗券は手元にあるのでセキュリティエリア外には出ずに過ごす。今度の福岡行きは8番搭乗口からバス連絡との事。どうせバス連絡なら何処から乗っても同じと言ったら同じ。ゲートの前でしばらく待たされて2台目のバスとなる。連れて行かれた先は14番スポット駐機中のJA8717。  
 2台で全員とはならないようで待ちが入る。その間にアテンダントさんが新聞を持って回る。当然の事ながら全国紙は鹿児島版だ。南日本新聞もある。最後に2名搭乗して満席。10:50、Doorclose。プロペラが廻り始める。福岡までの飛行時間は55分との事。プロペラが回りさえすればあとは離陸までは素早い。10:52、Taixing。今日はお休みを取っているJA8766の鼻先を掠めて誘導路へ。10:55、Takeoff、RWy34。
 ところどころ雲の浮かぶ空へと緩々と上昇してゆく。青空が覗いたり、雲に突っ込んで少し揺れたり。「生憎と気流の悪いところを飛んでおり少々揺れております。揺れましても安全な飛行には差し支えございませんのでご安心下さい。御気分の優れないお客様は早い目にシートポケットにあります白い袋をご準備下さい」いつものご案内。ま、大した揺れではないけど。
 川内川らしい流れが見える。山々と雲の連なりを眺めるフライト。11:10、ありがとうYS-11のキャンペーン告知が流れる間に「チンチン」と呼び鈴が聞こえる。ベルト着用サイン消灯。右手に八代が見えてくる。
 八代上空
 写真:八代上空に差し掛かるYS-11 JA8717
 八代を過ぎるとまた雲が出てきた、三角半島が薄っすらと見えると地上が消えてゆく。今日は不思議と熊本付近だけが晴れている。搭乗証明書が配られ始めてた。今日は希望者のみと言った様子。
 11:22、飛行機が揺れ始めてベルト着用サインが点灯する。都合11分。今日は長めだと思うけどそれでも先ほどのQ400が17分だったからそれより短い。残念ながら事実ではある。今度の揺れはちょっとローリングが入っている。11:29、雲が切れて地上一面が見え出した。行く手に海。視線を遠くに流すと福岡市街地が霞んでいる。飛行機は博多湾へと差し掛かる。11:32、飛行機は右旋回を始める。目の前一杯にさざ波が広がる。なおも海の上を。福岡市街地は見えなくなってしまう。なんか遠回りをしているような感じもする。
 11:32、飛行機は最終の着陸態勢に入りましたと案内される。福岡の天候は曇りで気温は21℃とのこと。まだ海の上、11:38、Geardown。不意に海ノ中道が現れた。最終コースだ。博多港から福岡市街地。地上が迫ってくる。11:42、Touchdwon、RWy14。11:44、Spotin、SP14。
 福岡空港
 写真:福岡空港に到着したYS-11 JA8768