新しくなった種子島空港には初めて来た。随分とこぎれいになっており、見違えるようだ。なんとなくぶらぶら。ターミナルに入っている喫茶店の人、前の空港と同じ人がいる。そのまま移って来れた訳か。手続きは鹿児島で終わっているけどカウンタを覗く。YS-11団扇がこちらにもある。
「こちらでも配っていたんですか」
「もし良かったら如何ですか」
「あちこちで貰いましたんで、すみません」
後で撤収されているのを見たから処分されるのかもしれない。う〜ん、ならお土産に貰って帰っても良かったのかorz
保安検査を通り、搭乗待合室へ。旧空港の搭乗待合室の狭さを知っているだけに隔世の感。
写真：新種子島空港の搭乗待合室
写真：新種子島空港に飛来していたプライベートジェット。小耳に挟んだ話だと韓国から来たとか。
同じアテンダントさんに迎えられる。来るときに比べると多少お客さんは多い。4割ほど席が埋まっただろうか。今度は後ろの席。新聞を受け取る。昨日のYS-11ラストフライトの記事を眺めていると9:19、Doorclose。鹿児島までの飛行時間は20分、だそうな。しばらく揺れが予想されるとの事。乗ってきたときの状況から、まぁ納得の行く話し。9:25、Taixing。9:28、Takeoff、RWyXX。
雲に突っ込み揺れ始める。チラッと海が見える。右旋回右旋回。雲の合間から馬毛島が見て取れた。馬毛島には日が当たっている。本当、種子島だけ霧が掛かっているみたい。もう一度雲に突っ込み、雲の上に出ると9:34、ベルト着用サイン消灯。鹿児島到着予定は9:55との事。まもなく大隈半島が見えてきた。
キャンディーのサービスがあってまもなく9:38、ベルト着用サインが点灯。何ともあわただしいフライトだ。眼下には鹿屋基地が見えている。
写真：鹿屋基地を望む 9:39ごろ
鹿児島湾に差し掛かる、Geardownしたのが9:45。もう国分が現れて間もなく着陸の案内が入った。鹿児島の天候は曇りで気温は24℃との事。あっという間に地上が間近に迫り、9:49、Touchdown、RWy34。9:50、Spot in SP11。種子島から20分少々。あまりにあっけないフライトが終わる。
降りるとき、アテンダントさんがこちらをどうぞ、となにやら物をくれる。「有難うございます」と受け取る。何かと思ったら子供向けのシール……
次の便までは多少時間がある。折角なので
写真：煙草部屋から臨むYS-11 JA8766
その後はラウンジに一旦引きこもり。恥辱を多少進めておく。
