7:15発なのであんまり満足には撮れなかった、中途半端な感じで機内へ。連休初日の函館ゆき。満席とのことでまぁ次々と人が乗ってくる。
頭のせのカバーに「頑張れニッポン」のロゴがあったのでおやと思い翼に描かれたレジを見るとJA8941。アテネ五輪の特別塗装機だった。なんにも案内はないのだけど。乗るときも気付かなかったし、気付いた人どれだけいるものやら。
ドアが7:15に閉まる。この先東北地方に前線があるので揺れるかもしれないとの事。北海道は天気はまぁまぁらしい。プッシュバックからタキシング、テイクオフまで手間取った訳じゃないけど離陸して見たら7:30だった。
すぐに雲が広がったのでどこを飛んでいるのか良く分からない。やっぱり個人モニタがあるレインボーセブンが良かったなぁ。文句言っても仕方ないけど。
揺れが予想されるという話しだったけど、そんな揺れなかった。またベルト着用サインも出なかったし、まずまずのフライト。NHKニュースがはじまり途中でブチと切れ、お仕着せのプログラムが始まったのでクラシックに逃げて。途中ふと思い立ちNHK第一にして見る。場合によってはこれで位置を特定できたりするのだけど、全国共通の番組だったので分からずしまい。
プログラムが終わるとようやくナビゲーションマップ。もう平館海峡の上だ。すぐ着陸かぁ。高度を相当落しているようで、海岸線が見えた。そして内陸へと入って行く。また雲に隠れる。
次に下が見えた時はまた海の上だった。そしてあの特徴的な函館山が見えてくる。ドックもある。駅も分かる。砂洲に広がる函館の街が良く分かる。
街並みがどんどん広がる。競馬場でかいなぁ、と思ったけど競馬場がデカイのではなく飛行機がうんと高度を落しているだけだった。湯の川の温泉街がさらに大きく広がり突然空港の敷地が広がって着陸。
折角の五輪塗装機、しっかり撮っていくかと思いきや、函館空港ターミナルが立替中で展望デッキが閉鎖されている。仕方ないのでさっさと市内に向かう事にする。駅前までは20分だそうな。見てきたとおり近いわけだ。
途中湯の川で降りる。折角なので路面電車で市内に入ろうと思う。記憶を手繰り寄せて歩くしばし、湯の川の電停から一つ市内よりにある湯の川温泉の電停に出た。まもなくドックゆきの電車がやってくるので乗る。
写真：湯の川温泉にやって来た函館市電
電車は非冷房車。しばらく冷房のない電車なんて乗っていないから非冷房車という言葉自体忘れていた。冷房はあった方がいいかなって気温だけど、無くてもまぁいいやってぐらいの天気なので次第に気になら無くなる。
結構乗り降りがある。常に10数人は載っておる感じでここだけ見ている分には経営危機は乗り切ったのかなぁとも思う。でも乗っているのは年寄りばかりなんだなぁ。
函館駅前まで来る。真っ黒な煙が駅から上がっているのが見える。あれっって思ったけどどうやら連休中にSLが動いていたようだ。ちょうど出るところだったらしく、大きな汽笛が聞こえて列車が出て行く姿がちらと見える。
腹が減ったので市場を物色する。呼びこみが煩いし正直ヨソに行こうかとも思うのだけど、海鮮モノは食べたいし。結局市場の中で。
