2021-04-08

 普段よりも早めの目覚ましで起きだす。4月も上旬が終わろうとしている8日、木曜日。
 10日までしか使えない青春18きっぷ。まだ2日分残っている。土日使えればいいのだが、11日の日曜日に使えるなんて融通は利かない切符。切羽詰まるので休暇を取った。今日は一日、18きっぷ休暇となる。
 とはいえ18きっぷ休暇なのでのんびり寝て迎えるわけにはゆかず、普段の平日よりもむしろ早く起きて身支度。お昼のお弁当はいらないが、それ以上に出発が早い。5時過ぎには家を出る。今日は石山に向かう。
 歩いて駅へ。途中、踏切で通過列車に捕まる。

 1061列車。EF210-151号機牽引。
 踏切を渡り駅に行こうとするとまた踏切が鳴り出す。足を止められる。 

 1064列車。EF210-145号機牽引。
 いい加減、先を急ぐ、この時間は貨物列車に気を取られるとキリがない。石山の駅まで出て、18きっぷに4回目の日付印を入れて貰う。
 いったん下りホーム。

 結局気を取られたけど。4070列車。EF510-14号機牽引。
 いい加減、動く。今日は上りホームへ。東海道線、上りの始発電車で動く。

 12両連ねた米原行き。京都始発で大阪からは乗れないせいか、18きっぷのシーズンでもそこそこ空いていて座れる。普段の通勤より1本早いだけの電車に揺られて東に向かう。
 列車は早出の通勤客を乗せて東に向かう。住宅地から田園地帯に出ると、田んぼは既に青々としている。早生種の稲ではなくて、麦との二毛作。何れにせよ1年で2度収穫できる土地は恵まれているよね、と思う事になる。
 何気に湖が遠い湖東の東海道線を東に1時間、米原に着く。乗換のお客さんが跨線橋を渡り、片や東海道線、この先に進む豊橋行きに向かい、片や北陸線敦賀行きに向かう。

 今日は敦賀行きに乗る。2両しかない電車はそこそこ混んでいる。8両つないだ豊橋行きが空席多数で出発するのを見送った後に、こちらも発車。
 18きっぷの期間中ではあるが、今日は平日。通勤と通学の人たちが主となる朝の北陸線。乗換の人は長浜で降りてゆく。長浜から乗る人も結構いて、列車は混雑したまま。北に向かうにつれて余裕が出てくる。
 動き回れるようにはなったから

 ちょっと季節の戻った感がある余呉湖を見ておく。
 近江塩津で降りてゆく通勤通学の人もいてちょっと驚く。湖西線に乗り換えだろうか。長浜から今津とか、そんな流動も多少はあるのだろうか。同じ県内だし。県境を越える敦賀よりは人の流れはあるのかも知れない。
 列車は深坂峠を長いトンネルで越えて日本海側の福井県へ。北陸新幹線の槌音聞こえる敦賀に到着。

 昨今の北陸線普通列車に関しては分断が進んでいる。主要駅主要駅で乗り換えとなる事が多い。今度は福井行きとなる。2両の列車は敦賀からのお客さんで席が半分埋まっている。平日の朝だし、流動もあるのだろう。空いた座席に適当に座ると間もなく出発。
 敦賀という所は外界から隔絶されたようなところで、今度は木ノ芽峠の下を、更に更に長い北陸トンネルで抜ける事になる。暗闇が延々続き、明かりを忘れる頃にようやく抜け出ると今庄。山を下りてゆくと武生で結構な数のお客さんが降りてゆく。入れ替わりに乗る人もいるから列車はとしては混雑したまま。
 余裕があれば鯖江での特急待避でホームに出たいところだが、通勤時間の列車なので大人しく待つ。鯖江でも人が入れ替わり、少し空いたぐらいになって福井へ向かう。

 1時間弱で福井到着。金沢へはまた乗換。隣のホームに列車が停まっている。が、今日は福井で脇にそれる。
 いったん改札を出る。この先に備えて少々腹ごしらえ。改札の脇、駅そばの店に入っておく。惰性で天ぷらそばを頼んだ後でにしんそばというメニューがあることに気が付く。折角なので、鰊も添えて貰った。

 鰊の場合は丼が大きくなるらしい。
 改札の中に戻り、列車を待つ。北陸線敦賀側に設けられた切り欠きホームに立つ。列車を待つ人が数人。そこにやって来たのは

 春の18きっぷ期間中、何度もお世話になったお馴染みの顔、キハ120。今日は福井から越美北線に乗って九頭竜湖まで行ってみる。
 列車は2両。前1両は九頭竜湖の行先を出し、後ろ1両は越前大野と行先にある。

 間違っている訳でなく、前1両が九頭竜湖までゆき、後ろは越前大野で切り離しとのこと。

 車内はロングシート主体でクロスシートが申し訳程度に設けられている。18きっぷ期間中だが、平日なので、遠来と思しき人は少な目。地元客も少な目で、2両の列車を持て余す感じではある。
 定刻に出発。敦賀方面へ元来た道を戻る風に進むが、まもなく北陸線と分岐、この辺りは南福井という貨物駅。北陸新幹線の高架を挟んで北陸線と並走すると越前花堂の駅となり、ここで二手に分かれてゆく。
 越美北線。越前と美濃の頭文字を取った命名である。先日乗った芸備線姫新線と同じような名前なのだが、それらと違うのは、北線というもう一つの漢字。九頭竜湖までという行先が示す通り、建設意図は達成されず、越前と美濃の山越え区間は完成しないままとなっている。ちなみに越美南線というのもあったけど、こちらは国鉄時代に廃線対象となり、
www.nagatetsu.co.jp
 長良川鉄道として再起している。
 いずれにせよ、JR西日本でのローカル線のアイコン、キハ120が使われている時点で路線としての使命がどうなったかは分かる。

 景色も一気に鄙びた。田園地帯、所々青々としていて、麦と米の二毛作をしている。日本海側で寒冷な印象を勝手に持っていた福井で二毛作をしているとは思わなかった。
 平地が狭まってくると一乗谷なんて駅が現れる。
 https://www.fuku-e.com/010_spot/?id=2
 戦国の頃の城下町へと続く入口。観光と思しき人が降りてゆく。列車は一乗谷への入り口をちらっと見てから、足羽川の谷へと入り込んでゆく。

 葉桜になっていない桜が見える。この先、山間へと進むとどこかで満開の桜が咲いているかも知れない。
 JR西日本、キハ120、山間と言葉が並び、25km/h制限という所が出てきそうな気配が濃くなる。たまに減速して徐行することもあり、確かに勝負は捨てているっぽい。それでも国道158号線に沿って走る車を抜き去る場面もちらほら。最後はこちらが駅に停まって抜き返されるのだが。越美北線の歴史を見ると開業は1960年。戦後の事で、戦前なら川に沿って忠実にカーブしていたであろう区間も真っすぐ進むところも多い。線路の痛みもまだ大丈夫、という事らしい。

 足羽川の支流へと分け入り、峠越えになる。小学校が見えて福井市立の文字に驚く。平成の大合併で思いがけない所まで市域が広がっていた。トンネルを抜けると今度は大野市内。九頭竜川水系となる。盆地へと下り、久しぶりに街が広がって、越前大野到着となる。

 2両で来たが1両は切り離し。後ろの1両はすぐに福井に戻るようで、そのお客さんがホームで作業終了を待っている。後ろの車両に乗っていた人が前に移ってきて、列車はそこそこに体裁が整った。とは言え、全員合わせて十数人という所だから、空いている。18きっぷが無かったらもっと空いているのかも知れない。
 気が付いたら後ろの1両は既に福井に向けて発車していた。まもなく九頭竜湖ゆきも動き出す。列車は大野の盆地、暖かそうな中を走ると、九頭竜川が近づいてくる。背後には残雪抱く山も見えて、北国の春、という風情。
 盆地が尽きると列車はローカル線らしからぬ長いトンネルに入る。トンネルを出ると

 渓谷刻む九頭竜川の流れ。景色は良いし、関西圏からの距離も手ごろなのに、もう少し力を入れても良いんじゃない、という気がする。北陸新幹線敦賀開業時には何か仕掛けがあるんだろうけど。
 長いトンネルを越えて列車は勝原につく。

 駅の脇、桃園になっていた。観光客がそれなりにいて、こちらの列車も被写体になっている。列車からも降りる人がいる。
 列車は再び長いトンネルへ。越美北線でも1972年に開業した区間なので、線路の敷き方がだいぶ変わっている。九頭竜川沿いに曲がりくねる国道と立場が逆転していた。
 福井から2時間弱。列車は仮の終着駅にして永遠の終着駅。九頭竜湖に到着する。 

 まだ先へとつなげるつもりだった線路は無念と尽きる。
 九頭竜湖。観光地のような名前で有り、駅の先には同じ名前のダム湖がある。ただ折り返しは7分後。それを逃すと15時近くまで列車はない。さすがに夕方まで九頭竜湖にいるつもりはないので、慌てる。

 駅舎を見て
www.kuzuryu2300.com

 すぐそばにある道の駅を見てお土産になりそうなものを買い求める。吟味する余裕がなくかなり適当。
 もう数分が経っている。ホームに戻り、

 満開だった桜をみてから

 折り返しの列車に戻る。
 乗客は6~7人ぐらいか。先程も乗っていた人ばかり。全員18きっぷのお客さんだろう。出発。巻き戻しのような景色が流れる。

 残雪の山に春を覚えつつ、よく見ると線路際にも雪が残る所がある。二週間季節を巻き戻した九頭竜湖ゆき。良い季節に来たなとちょっと気分が良くなる。

 鉄橋、築堤、トンネル。まっすぐ続く線路を下ってゆくと先程も見た桃園が見えて勝原。少しお客さんを乗せてさらに鉄橋。トンネル。大野の盆地に出ると地元の人がようやく乗ってくる。
 越前大野まで30分弱。

 今度は越前大野で降りる。一度降りるとしばらく越美北線の列車は無いのだが、同じ道を通らずに進みたい。

 駅構内。腕木式信号機が保存されている。とはいえ、雨ざらしなので状態は良くない。屋根をかけるものでも無いし、こういうものの保管は難しい。
 今日は越前大野から、その北側にある勝山までバスで抜ける。勝山まで行くとえちぜん鉄道が来ている。そちらで福井に戻る算段。大野と勝山を結ぶバス、2~3時間に1本はあるけど、平日と休日でダイヤが異なる。大野まで乗ってきた列車からタイミングよくバスが接続するのは平日しかなかった。
 バスは数人だけを乗せて大野市内を行く。立派な街だがそこでのバスに乗る人は無く、街はずれで高校生が大挙して乗って来た。中型バスに立ち客大勢になる程のお客さん。
 明らかにバスの主役は高校生。とはいえ、この先の接続は絶妙で、バスが遅れて電車に乗り遅れると困ったことになる。気を揉みつつ九頭竜川沿いに進む。勝山市内に入るとバス停毎に降車があり、更に気を揉んだが

 何とか間に合う時間には到着となる。

 福井へ向かうもう一つの鉄道。えちぜん鉄道勝山永平寺線
www.echizen-tetudo.co.jp
 歴史を紐解くとえちぜん鉄道となったのは21世紀になってからで、その前は京福電気鉄道の路線であった。さらに以前は勝山が終着でなく、今バスに乗ってきた区間を入って大野市内まで来ていたのだが、そちらの区間は1974年に廃止になっている。高校生の流動を見ても、勝山-大野の需要もあったのだろうが、民間が鉄道を維持するのは無理だった、という事らしい。
 京福からえちぜん鉄道への流転はWikiに譲るけど
ja.wikipedia.org

 元国鉄越美北線、一日数本に終始しているのに対して、地元が運営に関わるえちぜん鉄道は勝山から30分毎の運転を維持している。次は12:19。
 当然のことながらえちぜん鉄道18きっぷでは使えないので別に運賃を払う。係員がいたので切符を買い求める。今日は福井までではなく、もう1路線、三国芦原線に乗り換えて三国港まで行く。
 平日なので1日乗車券の設定は無い。残念だが、休日だったら、この乗り換えは成立しなかった。よって普通乗車券を買い求める。三国港までと伝えると福井ですか?と聞かれて、いや三国港までと改めて。今度は運賃がなかなか出てこない。勝山から三国港まで乗りとおす、なんて人は相当レアであるらしい。 
 出発まであと少し余裕がある。


 駅前に電気機関車、という案内で車両が保存されている。後ろには可愛らしい無蓋車もいるから、いかにもローカル線の貨物列車風。

 構内にはいかにも機械然とした除雪車が停まっている。このあたりも冬の間は結構な雪になるのだろう。
 さて構内へ。

 ホームには1両編成の電車が停まっている。これが12:19に福井へ向けてゆく電車。元愛知環状鉄道の車両である。車内は

 ボックスシート。モケットはこちらにきて改装されたようで状態が良い。しかし、先客は無く乗客1名は寂しい。
 向かいのホームに福井からの列車が来る。こちらにはお客さんが少々いた。地元に使われている事だけは改めて分かったけど、寂しい状態のまま発車となる。
 列車は九頭竜川に沿って下ってゆく。

 古いローカル私鉄らしい、鄙びた雰囲気の中を行くのだが、

 しっかりお金をかけて保守をしている様子も見て取れる。見た目に伝わらない線路にしっかりと手を掛ける会社の姿勢には好感を持つ。

 九頭竜川が寄ってきて、土手とも河原ともつかないようなギリギリのところを進む。この辺は元から敷いた線路次第だから仕方ない。
 つい最近も
www.fukuishimbun.co.jp
 土砂崩れの影響で勝山からこの先、山王までの区間が運転見合わせになっていたようだ。知らなかったのだが、4月6日の夕方から運転再開した、というから一昨日の事。全く予備知識が無く、もしかしたら勝山で立ち往生していたかも知れない。
 列車は30分毎に綺麗にそろっているので、時々すれ違いがある。

 今度は2両編成の電車がやってくる。今乗っている元愛知環状鉄道の車両とそっくり。この一瞬では元の車両が分からず、後で驚いたのだが、それはおいおい。
 九頭竜川に沿って下ってゆくとようやく地元の人が乗ってくるようになる。谷間が開けてきて、永平寺口の駅に到着。永平寺芦原温泉方面のバスは乗り換えと案内。
 東古市と言っていた頃に一度乗っており、えちぜん鉄道に転換された後にも一度乗った。この時は、廃線となった永平寺線の線路がまだ残っていて、京福時代の廃車が永平寺線の本線だった所に留め置かれていた様子が記憶にある。もちろんそこから20年近く経っていて、廃線跡も何となくわかる程度しか残っていないし、廃車も綺麗に片付けられている。
 永平寺口からは多少お客さんが増える。平野が開けて家も増えて、明らかに雰囲気が変わる。

 向かい側から勝山行きの列車がやってくる。高校生の姿が目立つ。車両はまるで叡山電車、と思ったが、京福時代の生き残りで自社新造車。叡電と同じ出自だった。
 すっかり沿線も開ける。越美北線の沿線が越前花堂を出ると突然田園地帯になったのと比較しても人口の多い所を走っている。京福時代、1年に二度の事故を起こして全線運行停止となった際に、沿線の道路が渋滞して、鉄道を残すという方向性が生まれた、という話も納得ゆく景色。
 越前開発を出ると真新しい高架に上がる。この車両の出自、愛知環状鉄道を思い出すような雰囲気になって福井口の駅に着く。ここは三国芦原線との分岐点。今日は乗り換えとなる。

 車両基地も近く乗務員が交代。ここからはアテンダントも乗務するようで乗り込んでいった。
yurulabo.info

 車内案内の女性が乗務する鉄道。地方鉄道ではたまにあるけど散発的な取り組みになりがち。でもここではえちぜん鉄道の発足以来途切れなく続いている筈。東急世田谷線にもアテンダントっていたけど、どうなったっけ?
 列車は福井に向けて出発してゆく。入れ替わりに

 福井から三国港ゆきの電車が入ってくる。先程乗った愛知環状鉄道からの電車と似たような顔つきだが、インバータ制御になっている。出自が分からずあれっとなったが、

 車内のボックスは作りが違い、気が付く。この人、元国鉄119系だ。
ja.wikipedia.org
 飯田線一筋で119系が引退した後、福井の地に来ていたのだった。先程の愛環、この飯田線福井鉄道には名鉄OBがいる。愛知県から来た中古車が多いな、妙に。
 2両つないだ列車は空席が目立ち、ボックス席に座れる。この列車はアテンダントが乗務しているようで、案内やら出札業務やらをやっている。ドア扱いは運転士の役割だった。無人駅では運転士後ろのドアしか開かないのはアテンダントが乗務していても変わらず。
 列車は福井市中心地の北側を廻りこむように走ってゆく。福井鉄道連絡の田原町。高校が最寄にあるらしい福大前西福井でお客さんが増えた。2両つないで良かったね、というぐらいの乗り具合。
 新田塚を出てしばらく

 九頭竜川を渡る。福井平野に出てあちこちで水を集め、だいぶ太く大きな川になっている。何か、今日は九頭竜川を下る旅になりつつある。
 列車は二毛作の麦を見ながら福井平野を北上してゆく。あまり人家のないような田んぼの真ん中にも駅があり、多少、お客さんが降りてゆく。久しぶりに市街地が現れて、あわら湯のまち。東尋坊へのバスは乗り換えと案内。ここで意外と電車にお客さんが乗ってくる。一駅、二駅で降りてゆき、三国の市内電車的な使われ方もするようだ。
 三国を出るとお客さんががくっと減る。2両の電車を持て余す感じになり、終着、三国港到着。

 勝山と同じく古びた駅舎が大事に使われている三国港の駅。折り返しまで少しこの辺を見てゆく。駅の脇、道路を挟んで駅名となった三国港

 九頭竜川の河口に設けられた港を、九頭竜川下りの最後にちらっとだけ見る。

 海岸へ向かって果てる線路を見て、九頭竜川下りはピリオドとなる。
 時間はあと少しだけ。

 改めて乗って来た電車を見る。119系と思ってみないとよく分からないいでたち。化けたなぁと思って列車に戻る。
 列車は福井に引き返す。先程と同じアテンダントから福井までの乗車券を買い求める。

 車内補充券が出て来た。こんな切符も久しぶりに手にする。
 列車は三国市内、乗客を集めたが、あわら湯のまちで降りてゆく。元通りにがら空きに。

 福井からきた30分後の列車とすれ違うとこちらも発車。青い麦の道を元通り、丹念に辿る。福井に近づくにつれて乗客も増えて、列車の体裁も整う。
 福井駅には15時過ぎの到着。

 折り返し三国港行きとなるのを背に、今日はここから膳所まで戻る。えちぜん鉄道福井駅北陸線福井駅から新幹線の建設現場を挟んで反対側。仮通路みたいなところを歩いて、今朝、蕎麦を食べたJRの改札口に出る。福井を出てから6時間ほどが経っていて、そろそろ昼食と思うのだが、残念な事に接続が良い。蕎麦の店はちらっと見ただけで改札に入る。

 まもなく長浜までゆく普通列車がやってくる。これを逃すとまただいぶ時間が開く。
 2両編成の列車はほぼ満席。適当に座って帰路に就く。いつの間にか空は曇りがち。冴えない空の下を西に向かうと福井からのお客さんが降りてゆき、鯖江と武生でまた乗ってくる。こちらもちらほら降りてゆく。今庄そばの看板が目に付く。そろそろ空腹な身には目の毒だ。
 長いトンネルを抜けると万里の長城みたいな新幹線の高架が現れて敦賀到着。列車は長浜まで行くが、今日は敦賀で1本やり過ごす。 

 難航している北陸新幹線敦賀開業。1年遅れとなる事が正式に決まった。極めて残念である。父親には敦賀開業を見届けてほしいのだが。
 一旦改札の外へ。多少の買い物、この先の準備をしてホームに戻る。すると間もなく

 敦賀行きの表示を出した新快速が到着。折り返し湖西線経由の姫路行きになる。こちらで今日は大津京に。

 そして先程買い求めた品物でビアホール新快速を開催する。今日は平日だが、空いている敦賀始発の新快速なら迷惑にはならないだろう。
 サッポロ生ビール黒ラベルを頂きつつ、ループ線を廻って深坂峠をトンネルで抜ける。いつになくピッチが早く、近江塩津までに用意した2本、空いてしまった。前なら補充を志すだろうが、500ml3本は自分の身には多い事は知っているので、大人しくする。

 近江今津で増結。12両になったので相変わらずの空き具合。夕暮れ時になった琵琶湖岸に沿って列車に揺られる。

 この時間の琵琶湖、曇り空の下に沈んでいる。こんな予報だったっけと思いつつ、湖南へと向かう間に雨が落ちて来た。
 雨の中、大津京到着。

 列車は雨に濡れている。おかしいなと思いつつ下車。多少買い物の間に雨は小降りになる。歩けないことはないので自宅まで小一時間を徒歩に費やし、自宅に19時。夕食、妻の帰宅に備えて準備を少々。

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