JL1724 JA8943 B777-300 FUK→HND

 松山からの便が遅れたので乗継時間は40分ほど。お迎えがあるかな何て思ったけど残念ながら無し。一旦外出ちゃうとまたセキュリティチェック受けなきゃならんから大変なんだけどなぁ。とりあえず到着口へ。「鹿児島行きキャンセル待ちのお客様〜」なんて放送が聞こえる。先ほどのYS-11が鹿児島へ向かうのだけど、その便も満席であるようだ。
 ラウンジでしばらく休憩。搭乗開始の案内と共に搭乗口へ向かう。帰りの機材は何の変哲の無いB777、変哲の無いクラスJ。新聞を受け取ると東京版。この機材、どこをどう廻ってきたものやら。16:13、Doorcloseとなる。16:15、Pushbuck開始。羽田までの所要時間は1時間15分とのこと。また羽田への着陸に際しては揺れが予想される事も案内された。16:20、Taixing。三度目の福岡離陸も機材は空港の南側へと進んでゆく。16:28、Takeoff、RWy34。飛行機は急上昇してゆく。市街地ははっきり見えている。明らかに天候が回復している事を実感。博多湾上空で右に旋回してゆく。今度は福岡の郊外が見えるようになる。ちょっと雲が出てきた。16:36、ベルト着用サイン消灯。
 NHKニュースが始まる。トップニュースは京浜東北線信号トラブル。5時50分ごろ鶴見-川崎って、今日乗った直後やん。こりゃ会社なんかも大変だっただろうな。かなり驚くのと一緒に幸運に感謝しなくてはならない。
 思い立ってノートPCを立ち上げ恥辱を綴り始める。今日はラウンジで時間を取れていないので殆ど書いていない。飛行機は九州と別れを告げ瀬戸内上空へ差し掛かる。恐らく何時もどおりの国東半島上空だろう。時刻は16:44。九州はまた1ヵ月後だ。東に向かうに従い雲で地上が分かりにくくなってくる。薄っすらと四国を望んだのは16:50のこと。この先の地上は厚い雲に覆われる。ナビゲーションマップが映し出されて徳島の手前、中央構造線に沿うように吉野川の上空を飛行している事が分かる。時刻は16:56、操縦席から飛行状況の案内が流れ出す。現在高度10,700m。羽田到着予定はほぼ定刻の17:45を予定。羽田の現在の天候はくもりで気温は20℃。この先、軽い揺れ続き、降下中若干の揺れを予想しているとの事。
 雲が出てきて地上が見えにくくなってきた。場所は伊勢湾に差し掛かるあたり。時刻は17:10。少し揺れる。飛行機は羽田へ向かうラストコースに差し掛かっている。地図に表示された軌跡は17:16に天竜川の河口。17:20に大井川の河口。
 伊豆半島
 写真:伊豆半島石廊崎上空で 遠くに富士山も顔を出している
 雲が切れたのに気が付いて外を見ると伊豆半島に差し掛かるところだ。高度は7,800mと表示される。既に降下中。よく見ると富士山も山頂を雲の上に覗かせている。時刻は17:23。
 飛行機は伊豆大島から鴨川沖へと進んだのち、17:35、ベルト着用サインが点灯する。あと10分ほどで着陸だそうな。窓の外には雲が折り重なり地上の様子は分からない。窓の外の白い世界がグレーに変わる。黒々とした東京湾が見えている。17:42、もう間もなく着陸だ。Geardownの感触。多摩川の河口が見えてきた。向こうには扇島の工場群。17:47、Touchdown、RWy34L、17:52、Spotin、SP13。折り返しは大阪伊丹行きだとか。
 何時に無く早い時間に帰ってきた。気合があればこのあと新宿に出てとも思うけど流石に疲れた。今日は4時おきだったわけだし。京急での帰宅になるけどこの時間は横浜方面直通電車が無い。案外と途中駅からの帰宅客で混む急行に揺られて京急蒲田乗換。大きな荷物を持っていれば 乗るのに躊躇するような快特も荷物の小さな今日は乗ることが出来る。横浜での乗換がめんどくさくなり杉田まで乗りとおす。帰宅してみるとまだ19時半。会社から帰るよりも早かったりする。