無理矢理起き出す4時20分。昨日寝てから4時間少々。かなり眠いが今日はこの時間に起きなくてはいけない。一人、ベットを抜け出て最低限の身支度をする。自宅を出たのが5時前。5時間ほど前に歩いた道を駅まで進む。
始発が来る東海道線膳所駅。
2063列車、EF66-125号機牽引と並んでやって来た始発電車に乗り込む。何となく二日酔い感を伴いつつ逢坂を越える。
京都に出ると八条口。リムジンバス乗り場に。行列が長くなった後、始発の伊丹空港ゆきが来る。バスは文字通りに満席になる。最後は補助席も使ったようだ。空いている下道から名神高速へ。40分程で伊丹空港に到着する。
空港は先週よりも明らかに混んでいる。近江にいるとまだまだ寒いが世の中は春模様。人の動きが活発になる季節にはなっている。
今回はいわゆる回数修行の未遂。決済まで完了したつもりが、よくよく見たら、一部決済していなかったようで予約が無くなり歯抜けになった区間がある。そんな訳で時間を使う割に効率が悪い事になっている。
搭乗受付に寄り道。アップグレードをして貰う。アプリで出来る筈なのだが、今日はなぜかアップグレード申込のボタンが出てこなかったもので。席自体は空いていて窓通路選ばせてもらえる。今のところは隣が空いているという窓側の席を貰える。
保安検査を受けてラウンジに進む。ラウンジも混雑。
パンとおにぎりを朝食にして、昨日書けなかった京王線恥辱を少し進める間に7時。出発時刻が近付いている。そろそろ席を立つ。
JL2201 JA224J ERJ190 ITM→SDJ
今日は仙台行きの始発便に乗る。搭乗口は23A、バスでの連絡。
23A搭乗口は仙台ゆきの後に秋田ゆき。23B搭乗口からは花巻ゆきが出発する。まるで上野駅だが、聞こえてくるのは関西弁。故郷の訛り懐かしとはならない。
既に搭乗が始まった後でそれなりに列が出来ている。列に並ぶと3台目のバスに乗る事になる。連れて行かれた先は遠く45番スポット。待っていたのは
JA244J。
最近はERJ170ばかり乗っており、ERJ190が来る路線は久しぶりだ。ERJ190は機内Wifi付きに改装中だが、今日の244Jは未改修機。先程指定して貰った席に座る。今の所は隣は空席。 もう1台バスが出たのか数人乗り込んでも空席。最後に1人乗り込んできて空席確定となる。7:23、Door close。
乗務員の紹介があった後、仙台空港への降下中、揺れが予想される旨、伝えられる。7:27、Pushbucck、7:31、Taixing。伊丹空港の北側から南へと向かい、誘導路を進む。そろそろ着陸機も姿を見せる時間だが、
止められることなくRWy32Lへと進入すると7:38、Takeoff RWy32L。伊丹の北側から左へ旋回、
更に左に旋回。大阪市街地が霞む様子を見て、上昇してゆく。
水っぽい街が広がる様子を見て東に。次第に雲と霞で地上の様子が分かり辛くなる。あいにく逆光でもある。
7:46、ベルト着用サイン消灯。左手には琵琶湖が見えるのだろうが、右手には伊賀の山々。そして伊勢湾が見えて来る。
名古屋近郊に差し掛かる。手前に木曾三川。奥には中部国際空港。また水っぽい街の上を飛んで行く。飛行機は軽く左に旋回。東氏から北東に向きを変える。
飲み物のサービスが始まる。ワゴンが廻ってきて冷たいお茶を所望する。温かいものもございますが冷たい方でよろしいでしょうか、と確認されてから
冷たい方を。昨日の酒が残っているつもりはないけど、まだ微妙に喉が渇く感じがある。昨日そんなに飲み過ぎたかな。
飛行機は中央アルプスに沿って飛ぶ。逆光だが、雪が積もっている様子は見て取れる。そしてその逆光の向こうに
富士山も顔を覗かせる。その向こうは伊豆半島だろうか。今日はずいぶんと視界が良好である。8:02、富士山が見えますという案内も添えられ、前の席の人がスマホを向けていた。
甲府盆地と富士山を見て東北へ。8:04、この後、降下を開始し15分後にベルト着用サインが点灯する旨の案内がある。まだ信州に差し掛かったところだが、この先の飛行機は速い。
信州は盆地にも雪が見える。ついこの間、大雪というニュースを見たばかりな事を思い出す。東北に向かうにつれて、眼下は雲の世界、遠くには晴れた世界が広がるようになる。おもいきり西高東低、冬型の気圧配置である。
8:19、ベルト着用サイン点灯。これから先、揺れが予想されるとの事。
禍々しい雲が広がり、揺れを予感させる。少々揺れた後、落ち着く。
8:24、最終の着陸態勢に入る旨、案内される。この先も揺れが予想されるそうだ。飛行機は阿武隈川沿い、福島から宮城に掛けてのあたりを飛んでいる。
相馬あたりの海岸線が右手に見える。13年前の震災の事を思い出す。この街に津波がやって来たんだなぁと思いつつ、太平洋上へ。飛行機は旋回、仙台空港への最終コースに乗る。
今度は白波が立つ閖上の海。13年前の3月11日は午後、吹雪であったが、今日の閖上には日が降り注いでいる。
8:36、Landing、RWy 。減速して誘導路へ。8:39、Spot in SP5。只今の気温は-1℃です、暖かくしてお過ごしください、と挨拶。日が出ているだけで寒いんだ、と思いつつ降機となる。
地上係員が新千歳ゆきにお乗り継ぎのお客様、と呼びかける中、制限エリアの外へ。
全体的に少し早めの到着。
今日の行程は極めて出来が悪い。先を急いでも仕方ないので、ひとまず空港に留まる。展望デッキに出て
JA244Jを眺める。折り返し準備が進む中、今度は新土地背からの到着便。
こちらはJA214J。
JA244Jが折り返し伊丹へ飛び立つ9:15まで展望デッキで待ってみようかと思う。椅子に座りPCを取り出し、ここまでの京王線恥辱を進めたが、実に寒い。さすがに-1℃の世界。耐え難いので展望デッキを後にする。
ターミナル内に戻って京王線恥辱を綴る。建屋内はWifiが飛んでおり、昨日分の京王線恥辱を公開できる。ここまでやると9:15。そろそろJA244Jの出発を見に行くか、と腰を上げる。二度目の展望デッキへ。
ちょうどピーチの関西行きが離陸するところで動き出したJ-AIRと絡み合う。そして
JA244Jも滑走路へ。ここまで見て再度ターミナルへ引っ込み、あと少し京王線恥辱を進める。小一時間程、仙台空港内で時間調整。そろそろ移動する。空港駅へと進む。
次の電車は9:48。真っすぐ駅に進めば9:09という電車には乗れたはずで2本落としている。8:40という電車に間に合っていればそちらが望ましかったのだが、そこは多少の早着でも難しく、最初から考えていない。駅構内で少々、
仙台行きの電車がやって来る。駅構内にもフリーWifiが飛んでいて、少しだけ京王線恥辱を進める。
電車は仙台行きだが、名取で乗換、今日は東北線を上る。乗り継ぎ時間に多少の間があり、駅のホームでも京王線恥辱を。仙台について1時間、-1℃のままとは思わないが、寒い中でPCに向き合っていると
乗るべき電車がやって来る。東北線の白石ゆき。6両つないでおり、後ろの方は空いている。一時期の仙台界隈、混んでいる短い電車ばかりという印象があったが、昨今は多少印象が変わった。空いた車内のボックス席で京王線恥辱を進めると一時的には遅れ無しとなる。
大河原を出ると桜並木が車窓を流れる。いくら春が早くなったとしても東北の3月は産まれ立ての早春。桜咲く咲く季節には程遠く、明るい青空の下、蕾も見せない桜木が車窓を流れる。
電車は白石まで。この先、福島までは
2両に減る。701系が待っている。乗換客が殺到しているようにも見えるが、車内に散らすと空席がある程度の乗り具合。間もなく出発となる。白石を出て南へ。ちょっと走った所で停車。何かと思ったら、白石-越河で強風が吹いているため、指令と運転に関する打ち合わせをするそうだ。
強風、という感じじゃないけどなぁと思っていたが、時折、電車が揺れる。それなりに吹いているらしい。間もなく、徐行して運転再開との案内。この先の事は気になるが、なるようにしかならない。
ゆっくりと動き出したが、多分25km/h制限ではなかろうか。近くの道路を走る車に追い越され追い越され、何時着くのだろうという感じになったが、15分弱だったか。越河に到着する。ここから先は通常の速度で走れるようだ。出発すると心なしか速度、速い目。
今日は福島から先、福島交通に乗ろうかと思っている。福島での乗り換え時間は18分。このままの遅れで行くと、多分、接続不成立。飯坂まで行かなくても良いっちゃ良いんだけど、何か妙な事になっている。
このままの遅れで行くと福島には15分遅れ、との事だったが、微妙に巻き返しつつ福島盆地へと降りてゆく。各駅、遅れた列車を待たされたお客さんを乗せ、混雑し始めた列車。結局、福島には11分遅れの到着。微妙な時間だが、走って福島交通の乗り場へ急ぐと、電車に間に合う。というか福島交通線も強風の影響で若干遅れていた。ちょうど電車が入って来るところ。
元東急1000系が姿を現す。案外とたくさんのお客さんが降りて来て、代わりに結構な数のお客さんが乗る間に折り返し準備が整う。そして奇跡の、定時出発。
福島交通何て、何年ぶりに乗るのだろう。前は1990年代のどこかだと思うのだが、記憶が無い。大学に進学した1993年からの1~2年で東北のローカル線はあらかた乗った筈で、その頃のどこかで乗っているのだが、そういう乗り方をした路線は記憶に残り辛い。多分、福島から飯坂温泉までゆき、すぐに折り返しているのだろうし、阿武隈急行と合わせて乗っているのだろう。古い写真を探せば、記憶が蘇るかも知れないけど、そんな予習をしないまま、今日に至っている。
電車は懐かしいGTOインバータ音を立てて福島の街を進む。機器は更新されているのだろうけど、音は東横線で爆音を立てていた頃の音と変わらないので、何とも不思議な気分になる。
福島交通の電車、案外と福島市民に愛されていて、2両の電車は席がさらりと埋まる程度にはお客さんが付き、それなりに使われている事に感心する。郊外に出ると少し登り坂。福島盆地というのは意外と周りが険しく、奥羽本線なんて乗っていると暖かそうな盆地を見下ろし、坂を下る印象が強いのだが、その盆地の中を走っている感のある飯坂線も最後は盆地の縁にアタックするのだなぁと思いを新たにする。
終着、飯坂温泉に到着する。折り返しは2分後の出発。結構タイトなダイヤで、前に乗った時もすぐに折り返したに違いない。飯坂温泉の駅は全く見覚えが無いのだが、199X年の初回乗車時も、こんな感じに折り返したんだろうなぁと思う
飯坂温泉駅構内滞在2分。改札氏には「折り返しですね」と言われて戻る。30年前もこんな感じだったのだろう。そりゃ、記憶に残らない。次の飯坂温泉駅が30年後の2054年なのかどうかは知らないけれど、そんな機会がある時に、「わしゃ、何時、ここの来たんじゃ」とならない事を願う。はてなが続けば大丈夫なのだろうけど、昨今のネット事情を見ていると、永遠のサービスなんてないよね、という気持ちが膨らんでいる。
二度目の飯坂温泉、温泉に浸からず引き返し。福島交通の電車は福島盆地の縁から中心へ転がり落ちるように進んでゆく。この時間の飯坂温泉、ちょっとした吹雪になる。真上の空は晴れているから、日本海側から風に乗って流れて来た雪かも知れない。一瞬、視界が消えたが、まもなく雪はやむ。
福島交通の電車は地元のお客さんを集めながら福島駅に向かう。日常の脚として活用されている事が良く分かる土曜日の昼下がり。ゲタ電、という言葉を思い出す景色が、そこにはある。死語なんだろうけど。
福島駅に着く。仙台に向かうがこの後はJR線では無く、阿武隈急行に乗ってみる。久しぶりに鉄印を頂き、阿武隈急行経由で槻木まで。いい加減、昼が来ていて空腹なのだが、良いのか悪いのか分からないけど接続は良く15分後に出発である。
昼食がまだで、いい加減、空腹ではあるのだが、何かを買いにゆく余裕も無く。駅構内に戻る、
福島交通と阿武隈急行は同じ改札、同じホームを共有している。どうやら強風の影響は阿武隈急行も受けているようだが、
それ程遅れず、阿武隈急行の電車がやって来る。先程来、何度も見たような形の電車。JR東のE721に相当する車両が、阿武隈急行にも導入されている。
12:49、出発。出足の鋭さは先程の福島交通の電車では味わえない走り。元々、東北本線の白石から福島、風で速度規制を喰らったあたりの改良を目的に作られた鉄路が、志半ばで工事を止められ、紆余曲折を経て、阿武隈急行という形で開業している。本来の東北本線の勾配区間をショートカットする目的が忘れられており、
阿武隈川を眺めつつ、東北本線のなり損ないみたいな線路を走る。東北本線になっていればきっと複線だったに違いないが、史実としては第三セクターのローカル線として開業。そんな訳で単線の線路。時折、福島へ向かう電車と行違う。
向かいからやって来たのは阿武隈急行全線開業以来の古参車。80年代に登場した車両も急速に姿を消している。
先程、福島に来る時に乗った東北本線が通る山間の景色を左手に見て、列車は北へ進む。山間はどこか霞んで、天気は良く無さそう。阿武隈急行が通り川沿いの盆地は穏やかに日が射し、住み心地は良さそうだ。
福島からのお客さんは保原の街でどっと降りる。結構大きな街。真新しい市役所も車窓に流れる。伊達市というそうだ。列車は梁川どまり。11分の接続でさらに北に向かう列車に乗り換えになる。
乗換の電車はまだ姿を見せていない。待合室に入ってみると蕎麦屋がある。手打ちそばとあって非常にそそられる。お昼ご飯はまだだし。とは言え、11分の乗換では難しく、昼食は諦める。
乗換の電車も新車、AB900系であった。前面が異なる色で塗られていて、まるで秋田内陸縦貫鉄道の気動車だと思う。
二つ並べてみると改めて。
梁川発の2両編成は空いている。
この先は盆地が狭くなり、宮城との県境を越える事になる。次の駅はやながわ希望の森公園前。開業した頃は日本一長い駅名だったように記憶している。ここの公園にはナローゲージの蒸気機関車がいる事を思い出したが、
まだ冬季休業中か。公園前駅を出発すると盆地が尽きて谷間になる。
阿武隈川が刻む谷間を臨み列車は進む。一瞬、飯田線の天竜川沿いの景色を思い起こす景色になる。とは言え線路が新しいからトンネルで短絡する所もあり、速度は緩まない。風の影響も出ていないようだ。
阿武隈川を臨む文字通りのあぶくま駅に停まる。観光地らしいけど、冬に訪れる人はいないようで、乗り降りも無く、出発。谷間の景色を眺めていると谷間が開けて宮城県側最初の駅、丸森となる。多少お客さんが乗って来たが、電車は空いたまま。平地に進む。
原色揃いの新車、今度は黄色とすれ違い北へと上る。
広々とした仙台平野の向こう、雲が出ている。午前中もそうだったが蔵王の雪山はその気配を漂わせつつも姿を見せない。
列車は東北本線と合流する槻木が終着となる。仙台方面へは乗換。白石からの電車が遅れているようで、
ここまで乗って来た阿武隈急行の電車を反対側のホームで撮ってから改札を出入り。改めてSuicaで入場すると
遅れて来た仙台ゆきに乗る。午前中乗った電車は空いていたが、午後の仙台行きは4両になって混んでいる。強風の影響で4分遅れとお詫びが伝えれる。
都会電車風に揺られて30分弱。ずっと乗り込んでくる人ばかり。どれだけ混むのかと構えていたら、名取からは降りる人も出て来て車内は落ち着く。
遅れを引きずったまま仙台到着。
折り返し白石に戻る電車を見て改札へ。どうやら常磐線も強風の影響が出ているようで、14:40の原ノ町ゆきを待つ行列が延びている。こんなに風の影響ばかりが出ていると帰りのフライトが心配になるが、どうだろう。
昼食がまだのまま15時の仙台にいる。少し遅いが食事にする。今日は下調べした店に行ってみる。仙台駅の東口へ。昔は何も無かった仙台駅の東口。今はまぁ賑やかで駅を出た所、すぐ左手に大きなヨドバシカメラが出来ている。ヨドバシ、あったと思うけどこんなに大きかったっけ?
その1階、飲み屋街みたいになっていてそちらへ。ホヤと牡蠣の店という自分の好みにど真ん中、という店。しかも
ビールはサッポロ。これほどストライクな店、他に知らない。
先にホヤ酢を頂いた後、
生牡蠣を頂く。雄勝産と言っていたので、ほぼ地元だ。何もつけずに十分食べられる良い牡蠣であった。
ホヤ刺しも頂く。左からへそ、身、くちばしとしっかり分けられて1匹余すことなく供される。味わいも違っていて感心する。季節じゃないから、もう一歩ではあったけど、3月に食べているのだから仕方ない。
折角なので日本酒へ。宮城の銘柄が中心だったが、刈穂があったから頂いた。牡蠣とホヤだけ食べて、黒ラベルから刈穂へというのは、目出度い事が全てやって来た感じがする。
変わりメニューも頂きたくなり、頼んでみる。
ホヤポテト。写真だけでは単なるフライドポテトだが、ホヤを粉にしてポテトに和えたというもの。ホヤの香りが立ち込め、目の前にするとホヤそのものである。折角なのでビールに戻って頂いたが、これはこれで美味しい。この食べ方は色々と応用が出来そうで可能性を感じる。
牡蠣も色々食べたいが、こちらはアヒージョにしてみた。そして後1品、迷いに迷って
ホヤ卵という文字通りのメニューを頂く。
すっかり満足して空港に向かう。仙台駅に戻ると多少のお土産を買い求めてから駅構内へ。この時間も強風の影響は出ているようだが、空港ゆきの電車は定時で動いている様子。
今日、何度も乗っているE721系のボックスに座り、夕暮れ時の東北線を南下する。名取から空港の方へと分岐。、
空港から来た電車が夕日を浴びる様子を見てから17時過ぎの仙台空港に戻る。朝、空港を離れてから7時間程経っている。
そろそろ太陽が奥羽山地の向こうへ沈もうとしている。
帰りのフライト18:55の伊丹ゆき。クラスJは空いているようなのでアップしたいが、この時間もアプリからは受け付けて貰えない。結局、窓口でお願いする。控えとクレジットの明細がA4用紙で印刷されて渡される。以前の専用用紙はアプリ移行で準備が無くなったと見える。「大きくなりましたね」と言いつつ鞄にしまうと係員からは「見やすくなりましたとの声も頂戴しております」との事。そういう言い換えも出来るのか。
自宅で待つ妻用にお土産少々。時間があるので1階のコンビニを見ると思いがけず高清水のワンカップ、おらんだせんべいが売っている。これらは自分用にお買い上げ。
そろそろ保安検査を受ける。出発まで1時間程。仙台空港にはサクララウンジがあるから、そちらへ。
ラウンジ内は空いている。あと2便、伊丹ゆきと新千歳ゆきの最終が控えているのだが、自分以外の利用者がいないまま。
サクララウンジとしては珍しく缶ビールが提供されているのでそちらを頂く。時間があるのでつい2本目。もうやめておく。
JL2214 JA245J ERJ-190 SDJ→ITM
伊丹ゆきの出発は18:55。18時半を過ぎてそろそろと思い始める。席を立って搭乗口に向かうと
出発15分前。事前改札が行われている所だった。
待っている機材、番号までは見えないが、Wifi受信用のアンテナが追加されているのが見える。
間もなく優先搭乗が始まり、機内へ進む。搭乗橋からもう一度、搭乗機を見てみる。
窓ガラスの映り込みが相変わらずだが、今度はJA245Jと分かる。機内へ。先程貰ったクラスJ、1人掛けの席に落ち着く。機内は空いている。クラスJも数人しかいないようだ。
18:51、Doorclose。
隣には関西方面のフライトが並んでいる。乗務員の紹介があって、所々、揺れると伝えられる。18:54、Pushbuck。18:58、Taixing。滑走路端まではすぐ。19:02、Takeoff RWy27.すっかり暗くなった東北の空へ、JA245Jは舞い上がる。左に旋回すると機種を南西に向ける。大人しく高度を上げてゆくと19:15、ベルト着用サイン消灯。
飛行機は福島県内、中通りを飛んで行く。揺れは特になく、順調なフライト。飲み物のサービスが始まる。
温かい、というより塩っ気のあるコンソメスープを頂く。テーブルを出してパソコンには向かっているけど、京王線恥辱はあまり捗らない。飛行機は日光のあたりから足尾と北関東に差し掛かっている。雲が無ければ大東京というか関東平野のどこまでも広がる夜景が見えそうだが、曇っているのか、窓外は良く分からないままのフライトになる。
19:40、あと15分でベルト着用サインが点灯する旨の案内がある。飛行機は窓外が暗い中を飛んでいてどこなのか分からないが、後で航路を見ると木曽谷から東に迂回、渥美半島から西に向かう航路を取っている。伊丹が混んでいるのか、少々迂回したようだ。
19:56、伊勢湾が左手に見える。降下の感触を覚える。20:01、ベルト着用サイン点灯。飛行機は真っ暗な伊賀の山地を越えて奈良盆地へ進む。街明かりが広がり出す。最後は伊丹空港への最終コース
大阪市中心部の街灯りを見て20:16、Geardown。淀川を越えると20:21、Landing、RWy32R。減速するとスポットへ。今日は47番スポット、バス連絡だそうだ。20:24、Spot in。
タラップが近付いてきて、ドアが開く。バスがやって来て降機となる。
乗るとき同様、ちゃんと撮れず仕舞い。飛行機の乗客はバス1台に収まる。最後、客室乗務員が外まで出て来てお見送り。荷物引き渡し場近くまでバスで連れて行かれる。
制限エリアの外まで来ると20:35。定刻で20:30というフライトだったから、まぁまぁ順調である。バス乗り場に並び、間もなくやって来た
京都駅八条口から出町柳まで足を伸ばすバスに乗れる。満席にならない程度の乗り具合。隣は埋まるので、パソコンを出さず、大人しく過ごす。京都駅まで40分少々。
21時半前には京都駅に到着する。駅構内へ足を向けると21:38の普通電車に乗る。東海道線を東、逢坂を越えて膳所。歩いて帰宅すると22時を過ぎる。
サイトアップ アクセスカウンタ
サイトアップはお休み
アクセスカウンタは機能せず
万歩計は14,143