2021-08-05

 目覚ましを早い時間に設定しておいたが、其れより早く目が覚める。明るくなりかけた午前4時。夏至から1ヶ月半。季節の進み具合を知る。
 今日から夏休み。週明けには滋賀も蔓延防止だそうで、妙な事になったが、予定を崩す気には全くなれない。移動はする。
 身支度を済ませる。日数分プラスαのマスクも持つ。最近読み返した時刻表昭和史。国によって旅行が制限を受けていた頃、旅行に持ってゆくのは配給品のコメであった。それがマスクに変わったって事か。そういえば昨年は国からマスクが支給されたっけ。
 さて出発。
 京阪電車は間だ動いておらず、膳所まで歩く。
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 始発電車がやってくる。月曜日の京王線恥辱を進めようとして気がつく。パソコンを忘れた、と。
 今から自宅に戻る訳には行かず、パソコン無しを前提に考え直す。
 困る事はデジカメのデータ。今のSDカードでは間違いなく容量不足。これは京都で電車を降りた後、コンビニで手当てして解決。会社のメールを確認するのは、スマホで出来るだろうから心配無い。京王線恥辱の更新が難関だが、下書きぐらいはスマホで出来るか。なるようになれ。
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 そう思い伊丹行きのバスに乗る。乗客は10人ぐらい。航空乗ります旅客が底堅いと言う記事を見たけど、案外少ない。
 京王線恥辱の滞貨はスマホで下書きだけしてみる。馴れない感じだが、溜まるよりは良い。伊丹空港まで悪戦苦闘しつつ。滞貨、見たいな独特の言い回しがスムーズに変換されるようになれば、もう少し楽になりそう。
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 空港到着。リムジンバスが空いていた割に空港は多少賑やか。
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 欠航便は多少出ている。航空需要、底堅いと言うより底抜けしなかった、が正しい気がする。これからの搭乗便。クラスJに空席があるので、アップグレードしておく。荷物を預けるとずいぶん身軽になった気がする。パソコンが無いのは相当大きい。
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 ラウンジで軽く朝食。少し早い目に席を立つ。今日の搭乗口、少し距離がある。

JL2201 JA253J ERJ-190 ITM→SDJ

 今回の夏休みも東北を廻る事にした。まずは仙台に飛ぶ。昨年と同じようだが、その後の行程はおいおい。
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 仙台ゆき、搭乗口に着くと前便、花巻ゆきの搭乗中だった。7:10、7:25なんて鉄道見たいな間隔だが、ここの搭乗口、バスでの案内となる。
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 改めて仙台ゆき、搭乗開始。
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 仙台まで行く勢いの表示を出したバスに連れて行かれた先には
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 JA253Jが待っている。機内へ。バスは2台来て30人ぐらい乗ったか。出張客らしい人の方が目立つ。7:18 door close.仙台までの飛行時間、1時間とのこと。
 7:26 Push buck 7:29 Taixing。飛行機は誘導路を南に向かうとA滑走路の手前で待機。
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 先に進んでいたJA217Jが離陸した後、滑走路へと進む。
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 7:33Take off RWy32。
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 いつまでも留め置かれたままのJA009Dを見下ろすと伊丹カーブを左に、左に。
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高度を稼いで大阪の街を見てから東に向かう。7:37 ベルト着用サイン消灯。
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 飛行機からは伊賀か何処かの谷筋が雲に隠れる様子を見てとれる。
 飲み物のサービスが始まる。
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 オリンピック期間中だからか紙コップの柄もオリンピック仕様になっている。
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 飛行機は岐阜の上空から木曾谷を遡るように北東へと進む。遠くに富士山が霞みながらも見えている。
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 長いこと付いてきた富士山が遠ざかると飛行機は長野県、上田平から群馬県北部へと進む。
 機内販売の案内がある。J-AIRオリジナルハンカチとのこと。つい二種類買ってしまう。
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 後でお礼って言われてキャンディも貰う。
 8:13 あと10分でシートベルト着用サインが点灯する旨の案内。飛行機は福島県上空に差し掛かっているとの事。
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 猪苗代湖が見えた後、8:23、ベルト着用サイン点灯。10分で着陸するそうだ。
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 太平洋が見えてくる。飛行機は沖合に出てから旋回。高度を下げると海岸線が現れる。8:36 Landing、RWy27。
 仙台空港の今の気温27℃と告げられる。東北は短い夏の盛り。8:38 Spot in SP6。
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 降機。預けた荷物を受けとる。列車の出発まで多少時間がある。
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 出発階の搭乗カウンターに赴く。先日飛べなかった函館-奥尻。払い戻しをして貰う。次に展望デッキに。
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 先程乗ってきたJA253Jを撮る。
 ここまで済ませると仙台空港駅へ。
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 七夕飾りが出迎える8月の仙台。ひとまず空港線に乗り向かうのは仙台なんだけど、その前に名取で下車。今日から使う切符、北海道東日本パスを買っておく。ちょっと勿体ない使い方になるが、その辺はおいおい。
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 改めて仙台ゆきに乗車する。E721系701系の混結がやってくる。何時乗っても混んでいる印象しかない仙台近郊の電車。今日は割りと空いている。701系、がら空きのロングシートに揺られて15分。仙台到着。
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 先程、普通列車専用切符を買ったばかりなのに、今日はこれから新幹線で先を急ぐ。ここの乗り継ぎ、少し余裕を持たせてきた。仙台10:16の
に乗る。もしかすると京都から新幹線を乗り継いで来たとしても間に合うのかもしれない。
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 やって来た新幹線。先頭にZ15編成、後ろにU17編成。指定席に落ち着くと間もなく出発。
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 青空と田園の景色を320km/hで突っ切り30分ちょっとで盛岡まで運ばれる。一気に着いてしまったので、運ばれた感に充ちている。
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 秋田と青森。二つに別れて出発するのを見送る。新幹線は盛岡まで。
 今日のホテルは盛岡には押さえている。一度ホテルに行って荷物を預ける。身軽になって駅に戻る。これから列車に乗る前にお昼の駅弁を買いたいのだが、
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 駅弁屋は土日だけの営業だって。NEWDAYSに置いているかと思ったが、こちらにも無い。新幹線構内にしかない、そうだ。改札口出る前に買うのが正解だったか。
 試しに改札口で中に入って駅弁だけ買えるか?聞いてみる。入場券を買ってください、とのこと。まあルール通りなのは解りますけどね。いろいろ思う所はある。
 仕方ないので、時間が心配になる中で、
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 駅そばの店でじゃじゃ麺。最初からそうすれば良かった。ついでにビールも買い求める。準備万端、ホームヘ向かう。待っている列車。
 盛岡から釜石に向かう快速列車、はまゆり3号。
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 先頭からキハ110-134、キハ112-1、キハ111-1の3両。キハ111と112の2両は1990年に当時の急行陸中に使用するために製造された専用車。
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 車内にはリクライニングシートが並んでいる。
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 車端はボックスシートなのね。
 今日は指定席を抑えている。とはいえ、3号車指定席はがら空き。先客は1名しかいない。2号車自由席、リクライニングシート車は半分ぐらい埋まっていて、先頭1号車のボックスはちらほら程度。
 出発時間に少々遅れて列車は出発。リクライニングシートが後ろを向いているがこれは花巻で進行方向が入れ替わるため。30分ぐらいなら後ろ向きで、という事らしい。
 ひとまず先程買い求めた
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 ビールそのほかを頂く。ほや酔明
www.suigetsudo.jp
 は基本中の基本。でもう一つのおにぎりはいぶりがっこチーズというトリッキーなもの。いぶりがっこは分かるけど、チーズか。いぶりがっこ+チーズにはすっかり馴らされたけど。でも案外美味しい。いぶりがっこは思った以上に懐深い。
 列車は東北線の立派な線路を飛ばす。途中、車掌が廻ってきて指定券拝見。新幹線では殆ど無くなったけど、在来線の、しかも東北ローカル線の快速列車では指定席の売れ行き状況を確認する手段あ整備されていないらしい。
 花巻に着く。自由席からは多少降りる人がいて、代わりに乗り込むのは高校生らしい若いのが多い。もちろん自由席側の出入りで、指定席には2人増えただけ。全部で4人。 
 進行方向が変わる関係で停車時間が少々ある。
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 駅のホームにこんな顔はめ。
www.jreast.co.jp
 SL銀河、この夏の盛りには運転ないのね。
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 跨線橋から写真を撮り、しかもこの後で改札の外にあったNewdaysに行って買い物をする時間まであった。席に戻って
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 こんな写真まで撮る余裕があった。8分って案外と長い。
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 一緒に買ったのはひきわり納豆せんべ。おはよう納豆とのコラボ南部せんべいNewdaysだからかも知れないけど、トリッキーなものが続く。
 進行方向を変えて列車は出発する。カーブして東北本線と分かれると花巻の街を離れる。廻りに田園地帯が広がると高架が見えて速度が緩む。新幹線連絡の新花巻。指定席に乗って来るかなぁと思ったけど、ここでも乗車無し。他3人の乗客も離れているから、超隔離となる。飲み鉄する分にはちょうどいい。
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 列車は北上山地へと分け入ってゆく。時折主要駅に停まると花巻で乗って来た高校生が中心に降りてゆく。途中、宮守で上りの快速列車と交換する。上りの列車も空いている。指定席車にはお客さんの姿が見えない。
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 盆地が広がり、水田が見えるようになると脚が緩んで街が現れる。遠野到着。列車行き違いのため停車と仰る。折角なので改札の外に出ると売店がある。また補充ができる。
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 上り列車としてやってきたのは一回り小さなキハ100の1両だった。そして、その程度のお客さんしか乗っていない。このご時世、人が集まらない事は良い事なのだけど、あまり空き過ぎている事も、先行きが心配になる。
 列車が出発する。さて、先程補充したお酒を飲む。
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 地元遠野のとぶろく。今日のはまゆり3号。お酒の補充スポットが適度にあって、飲み鉄には最適な列車だ。空いているので誰にも迷惑をかける事なく堪能できる事も良い。少々贅沢かも知れない。
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 葉タバコの畑が流れる。今見える葉タバコ、それにホップ。そんな嗜好品が名産という印象が遠野にはある。
 列車は北上山地へと再び分け入る。遠野からさらに山を上り詰めると、今度は海岸線の釜石へ向けて下る道。わずかな谷間を高規格道路が貫き、鉄道もカーブを繰り返しながら進む。
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 眼下にこれから進む線路が見える。ぐるっと廻ってそろりそろりと山を下る。見えていた陸中大橋の駅を通過してさらにそろりそろり、谷間を下る。
 街並みが見えてくると釜石市内。
 街並みが見えてくると釜石市内。谷間が少しだけ広がると終着の釜石駅に到着となる。
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 2時間半での到着。降りた人は疎らであった。
podaka.hatenablog.com
 2008年の夏に釜石から盛岡まで快速はまゆりに乗った時には、にぎやかな列車だったことを覚えている。それから13年、コロナのせいもあるだろうけど、随分と寂れてしまった。
 ただ、飲み鉄をするには最適で快適な列車。途中、二度も補充できるのはありがたい。しかも
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 釜石の駅では〆のラーメンまで頂ける。
 釜石は乗り継ぎ地点。昨年も通過点だったし、なかなか滞在する機会がない。今日も待ち時間少々で乗り換えとなる。
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 ラグビーワールドカップは2年前、2019年の開催。あの頃は純粋に楽しめて良かったよねぇと思う。今回のオリンピックは色々と屈折した思いが入り混じり、純粋には見る事が出来ない。
 そろそろ構内に入る。今度乗るのは三陸鉄道。リアス線の北方面。
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 派手な気動車が1両で停まっている。こちらが今度出発する宮古行きの普通列車ポケモンには疎いけど、そうなんだろうなぁと想像がつくラッピング。
iwatetabi.jp
 やはり、コラボであった。
 車内は半分ぐらい埋まっただろうか。先程乗って来た快速列車が盛岡ゆきとして発車した後、こちらも出発となる。
 列車は震災の影響で長らく不通だった区間を進む。リアス海岸沿いの古い線路。蛇行する海岸には付き合いきれないから
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 山間を進む時間の方が長いけどたまに海も見えてくる。
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 海がしっかり見える所もあれば
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 海が見えたであろう気配がするところもある。震災から10年が過ぎてもまだ傷跡深い三陸の海岸沿い。曲りなりに人の動きはある事は幸いではあるけど。
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 閉伊川の橋梁。飛び交うカモメに海の気配を感じると終着の宮古になる。ここでも乗換。
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 三陸鉄道の車両が目立つようになった宮古の駅。
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 駅舎にはJRと三陸鉄道が併記だったけど、すっかり三陸鉄道の駅になった感がある。
 少々間がある。この間に三陸鉄道の鉄印を頂き、多少の買い物。改札口に戻ると
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 高校生の姿が目立つ。夏休みと言えども学校に来ていた子たちが帰宅する時間。この後、釜石ゆきが16:13、盛岡ゆきが16:15と出発を控えている。
 この後は荷物を置いた盛岡に戻る。三陸鉄道に移管されなかった三陸の鉄道、山田線で。極めつけに本数の少ない路線だが、接続は比較的良い。理由は改札口で見た通り、帰宅時間帯だから。
 改札が始まる。待っていた人たちは殆どが釜石行きの乗車。跨線橋を渡って隅っこに停まる
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 盛岡ゆきの気動車に乗る人は僅かだった。ボックスに余裕で座れる。
podaka.hatenablog.com
 震災の年の夏、2011年に乗った山田線は2両編成だったけど、ボックスに2~3人ぐらいずつだった。時間帯と方向が違うとはいえ、盛岡で見かけた案内、盛岡13:58の宮古行きも1両だった。10年経って山田線は半分以上縮んだ、と見て取れる。
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 先程買い求めた
 今日の山田線は普通列車。快速は停まらない駅にも丹念に停まる。宮古を出て閉伊川を遡るルート。多少は人家もあるので通が濃くの高校生ぐらいは降りても良さそうだったが、最初に降車があったのは茂市だった。岩泉線が分岐していた駅である。 
 列車は北上山地に分け入る。
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 閉伊川に沿って僅かに広がる谷間を進む。山田線は先程通って来た釜石線よりも歴史が古く、大正年代の開業。当時から誰を乗せるのかと、議論になった路線だ。それでも盛岡と三陸を結ぶ唯一の鉄路として、賑わった過去はある。
 2011年に乗った時は同じ季節だったが午前中。明るい高原を走る風情であった。
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 今日は日が翳る閉伊川の谷を見ながら。だいぶ印象が違う。季節が違えば印象が違う事はままあるけど、時間帯や進行方向の右を見るか左を見るかでも、だいぶ印象が異なって来る。
 閉伊川がいよいよ細くなりどこかに消える。北上山地のピークへと分け入ってゆく。
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 JR西日本のローカル線だと25km/h制限なのて喰らいそうなところだけど、JR東日本はこんなローカル線でも、手入れはしている。速度も50~60km/hは出て、それなりに走ってくれる。
 日暮れの高原、区界を過ぎると次は盛岡市内、上米内。国道が離れて電波も届かない山の中へと入ってゆく。
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 時々、駅の跡と思しき場所が現れるだけ。後は山の中をひたすら進む。乗客は20人切るぐらいだろうか。宮古から殆ど入れ替わらぬまま時間だけ過ぎてゆき、日暮れの気配が濃くなってゆく。
 車窓に家が現れるようになるとようやく駅。下り列車の姿が見える。宮古を出て初めての列車行き違い。何人かこちらの列車にカメラを向ける。座席はさらっと埋まる程度だった。
 盛岡まで1駅となる上盛岡で久しぶりにそこそこ乗車。明らかに雰囲気が違い、通勤客風の人が少々乗って来る。盛岡駅から中心市街地は少々距離があり、むしろ上盛岡の方が中心には近い。だからこその需要だろうが、案外と器用に使う人がいるものと感心する。
 市街地を廻り込むように走ると終着の盛岡となる。
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 宮古から2時間20分。案外と鉄道目当てではなく乗り通す人が目立つ列車であった。とはいえ、総数はたかが知れている。何とも混迷深まりそうな昨今の山田線が垣間見えた。
 時刻は日暮れが迫る18時半過ぎ。そろそろホテルにチェックインして、飲みにでもと思う時間だが、最後に一仕事。改札を出て駅の北側、この度は
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 いわて銀河鉄道の構内へ。目の前にいる列車、夕方の帰宅ラッシュらしく立客大勢。普段、電車通勤と言いつつクロスシートの新快速で帰宅する身からすると、久しぶりに通勤電車に乗る気分にはなる。さすが都会型電車。
 都会型電車に揺られて1駅。青山、という駅で降りる。ここまで来たのはいわて銀河鉄道の鉄印を貰うため。幸い、19時までは窓口が営業しており、交付を受けられる。
 鉄印を頂く間、呼び込みに声を掛けられる。 
igr.jp
 たまたまいわて銀河鉄道のイベントでビアフェス開催中。盛岡に戻る列車まで間があるなぁと思ったから、
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 手を出してしまった。

 うっかり2杯飲んで、予定より1本遅くなった電車で盛岡に戻る。
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 改めて都会型電車。帰宅客を運んだ戻りの列車は空いていた。
 午前中に荷物だけ預けたホテルに入りチェックイン。寝るだけの部屋なので狭い。結局は軽く飲みに行く。開運橋を渡って繁華街の方へ。岩手県内は緊急事態も蔓延防止も出ていないので、店はこの時間でも普通に営業している。それでも空いていた。入った店も40~50人はは入れそうだが、先客は数名。テレビのオリンピック中継に見入っている。
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 サッポロラガー、赤星を頂いて
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 適当につまむ。黙飲黙食。空いていても長居は無用。早々に退散する。後は寝るだけの部屋で飲みの続き。

【サイトアップ アクセスカウンタ】

 サイトアップはお休み
 アクセスカウンタは機能せず
 万歩計13,780