2024-02-17

 目覚ましの音が鳴る。普段の時間にセットしたまま?と思ったらしっかり1時間ずらしていた。
 喉が渇いている。木曜日の夜から一人で過ごしていて、昨日は飲んで帰った後に、もう1本ビールを口にした。その空缶、気持ち残っているまま枕元に置いてある。最後はベットで横になって飲んだらしいけど、その辺は覚えていない。
 今日は出掛ける予定あり。時間に余裕はあるので緩々とまずはひと風呂浴びる。次いで朝食。どうしようかと思ったが、オートミールで雑炊にしておく。その後に身支度。8時には家を出る。まずは膳所の駅まで。途中、

 京阪電車を1本、

 そして京阪電車を1本見てから東海道線構内、下りホームに降りる。
 内外両方の接近表示が点いて、

 待避線に貨物列車が入って来る。1081列車。EF210-117号機牽引。
 同時に入って来た普通電車で西に向かう。今日は京都下車。なんだけど、良くある八条口ではなく地下東口から地下街を北上。行ける所まで行ってみたら東本願寺の近くに出る。こんな通路があるのは知らなった。
 外国人観光客が目立つ京都の街。烏丸四条までてくてく歩くと阪急の烏丸駅。ギリギリ特急に乗れる。余りにギリギリ過ぎて写真が無い。ロングシート車だったが、余裕で座れる。途中、桂で座席満席。
 十三で乗換。乗って来た電車、先頭に出てみると

 ヘッドマーク付きの派手な電車。そして乗り継いだ宝塚線の急行。先頭車には

 何?と思う人形がいる。降りる時に改めて見ると

 こちらもヘッドマークとラッピングに彩られた派手な電車だった。
 蛍池に10時前の到着。今日は伊丹空港まで赴くが、時間はある。歩いて伊丹空港まで向かう。どうせ徒歩10分程。そんな訳で京都駅から伊丹空港まで。バスで1,340円の所、阪急で480円。手間は手間だがうんと安い。

 さて、搭乗案内。新潟行きが遅れているが、それ以外は安定運航。△の文字が目立ち意外と混んでいる様子。
 保安検査を受けてラウンジに進む。午前中の中途半端な時間。ラウンジは空いている。窓際席に座ってしばらく。出発機を眺めてみる。

 ちょくちょく見かけるJA252JがTaixingしてゆく。

 羽田行きはJA613J、B767-300ERが入っている。今年1月の羽田事故でA350-900が1機減して以来、羽田-伊丹にA350が入る事が無くなり、B767が来る事が少し増えたような気がする。

 入れ替わり羽田から来た便はB787-8、JA849Jがやって来る。
 そろそろ席を立つ。ちょっと遠い搭乗口まで歩いて。この先、向かうのは

JL2183 JA225J ERJ-170 ITM→HNA


 花巻。今日は中途半端な時間から少々飛行機に乗る。搭乗口24番から地上に降りて搭乗機に向かう。すぐ目の前にいるのは

 JA225J。ERJ-170が駐機している。機内、指定した座席は後方窓側。そちらに落ち着く。出発案内で△となっていた花巻ゆき。機内は混んでいる。事前指定時は隣も埋まっていたぐらい。11:09、あと数名のお客様をお待ちしております、との案内の後、数人が乗り込んできて、11:13、Door close。結局、隣は空席になった。座席は8割以上埋まっただろうか。数席空席が見える程度の良い乗り具合。
 CAが3名乗務している今日のフライト。操縦席と客席、全員が紹介されたのち、いわて花巻までの飛行時間、1時間10分と告げられる。11:16、Push buck。11:19、Taixing。
 飛行機は誘導路を南へ。東に向かうフライトだが、今日は

 32Lの待機場所で少々待たされたのち、11:26、Takeoff RWy32L。飛行機は左に旋回。左に旋回して

 伊丹空港を見下ろし、さらに左に旋回。東に機首を向けるとさらに高度を上げる。11:32、ベルト着用サイン消灯。「それでは、どうぞごゆっくりお過ごしください」とあんまり聞かない言葉が添えられる。

窓外に青空が広がり飛行機は水平飛行に移る。眼下には雲が広がるが、べたっとした厚雲ではなく時折切れ間が見えるぐらいの曇り空。 

 甲賀の山の上から鈴鹿山地を越えて少し北東へとそれつつ東北へ向かう道のり。飲み物のサービスが前後から始まる。順番が廻ってきてコーヒーを頂く。

 飲み物を頂きつつ乗務員さんから「帰りの便もよろしくお願いいたします」と軽くジャブを喰らう。後の予定も聞かれたので、正直に答えると「長距離ばかりですね」と。伊丹から東北は長距離なのか。
 飛行機は関ヶ原を越えて岐阜県内へと差し掛かる。窓外の景色。雲が切れて雪山が見えて来る。
 
 白山の山々を見えてくる。2月の雪山が綺麗に見えるのは珍しい。しばらく見とれる。 

 今度は北アルプスの山々。3,000m級の山脈から一気に平地に降りるとそこには雪が無いようだ。2月中頃で富山に雪が無いなんて、今年は暖冬も良い所。
 飛行機は日本海を見つつ妙高の山々を越えて新潟県内へと差し掛かる。

 上越市内に差し掛かる。こちらも平地には雪が無い。平野の真ん中に堀が見えて容易に城跡と分かる。高田城址だった。
 飛行機は新潟の上空を東に向かう。柏崎の原発が見えて越後平野を東に。信濃川が見えるという調子で何処まで行っても良く晴れている。実に日本海側らしくない天気が続く。
 12:06、間もなく降下を開始し、15分後にベルト着用サインが点灯する旨の案内が流れる。

 飛行機は新潟市内を左手に見て東北へ。新潟平野を抜ける頃、眼下が白い雪の世界へと変わってゆく。朝日連峰の上空から北へ。ふと遠くに目をやると

 秀麗無比なる鳥海山が見えている。出羽富士が予備知識が無くても他の山とは別格な事が良く分かる。山形上空から岩手へ向かう空の旅なのに、頭の中は秋田県民歌でいっぱいになった。勿論、あくまで山形上空からの景色だから、秀麗無比なる鳥海山は見えても狂爛吼え立つ男鹿半島は遠くて見えない。

 長距離路線らしく締めにキャンディーのサービスがあった後、12:18、ベルト着用サイン点灯。飛行機は山形から栗駒を越えて岩手県へと入ってゆく。何があったか、一瞬向きを変えて針路を西に。

 左に右に、右に左と廻って少々待機に入った様子。

 奥羽山地の雪山を見て降下、高度がだいぶ下がっていて、細かい所がだいぶ見えるようになる。
 遠く、岩手山秋田駒ケ岳を臨みつつ降下、水沢のあたりに差し掛かり、最終コースだろうか。12:29、Landing。

 街中に差し掛かり、いよいよ高度を下げる。12:32、Landing、RWy02.滑走路上を減速して誘導路へ。花巻のこの時間、晴れで気温は3℃と伝えられ、「水仙の花が咲き春の気配が漂う季節となりました」と挨拶が添えられる。12:36、Spot in SP4。

 お隣には地方空港に行くと存在感が大きいFDAが駐機中。小牧ゆきらしい。
 準備が整い降機する。折り返しは30分後。制限エリアの外に出ると

 12:42になっている。搭乗券は発券しているから置いて行かれないだろうが、本来なら20分前が搭乗手続き締め切り、保安検査通過期限である。
 一つ上の階に行き出発階へ。 

 あと2分。保安検査の締め切りが迫っている。短い行列の後ろに並び、検査を済ませる。制限エリアの中に戻ると

 残り時間は19分。搭乗開始までは少々間がある。搭乗待合室にて少々。隣の搭乗口を見る。

 17:25、台北とある。国際線エリア?と思ったが、時間を区切って搭乗待合室もパーテーションを入れて、国際線エリアに使うらしい。

 タイガーエアは秋田でも好調らしいが、花巻、仙台と東北3都市就航。台湾の日本人気もこの領域まで浸透したか、と感慨を覚える。
 まもなく事前改札が始まり、ついで優先搭乗へ。

JL2184 JA225J ERJ-170 HNA→ITM


 先程伊丹から来たJA225Jがそのまま伊丹に戻る。そちらの折り返し便に搭乗する。先程と同じ乗務員に迎えられて、お帰りなさいませと軽くジャブを喰らいつつ指定した後方の窓側席に座る。機内は混んでいるが搭乗率にして8割少々だろうか。13:03、Doorclose。乗務員5名の紹介があり、伊丹までの飛行時間は1時間20分と告げられる。13:05、Push buck。13:09、Taixing。飛行機は青空の下、誘導路を進む。2月と思えない花巻の空気。遠く横たわる岩手山の白い姿が背景に。3月末か4月初旬の風景か、と思えて来る。

 滑走路に入ると13:11、Take off RWy02。北へ向かって飛び立つと左に旋回、左に旋回。花巻から西に広がる奥羽山地に入り込んでゆく。眼下には春の雪山。

 どこを飛んでいるか目印が見つけられない奥羽山地だが、辛うじて秋田自動車道が山地を縫う様子は確認できた。同じ辺りには北上線も通っている筈。上空から見るとできるだけ高低差の緩い所を選んで通っている様子が分かる。
 13:16。ベルト着用サイン消灯。奥羽山地の上空を南へ。右手の窓外には山地の西側、秋田県南部の景色が見て取れる。

 湯沢あたりまで雪が無く、そこから奥は雪化粧という2月中頃の秋田県内。横手のかまくらやら大綱引きやら冬の伝統行事が行われる筈だが、雪のないかまくらって想像、付かない。

 遠くには狂爛吼え立つ男鹿半島が見えている。100㎞まで行かないだろうが、だいぶ距離はある筈で今日の東北というか日本列島は本当に天気は穏やか、空気は透き通り、理想的なフライト模様。

 鳥海山も先程より近い所を飛んだようで、しっかりきっかりはっきり良く見える。
 鳥海山から庄内平野を見て南へ。徐々に西側に逸れて来たようで笹川流れを見て南下する。

 山地が直接日本海に落ち込んでいる笹川流れから村上のあたり、平野が現れ、雪が消える。
 飲み物の順番が廻って来る。「往復でのご利用、ありがとうございます」と軽く弄られてから

 飲み物を頂く。今度はスカイタイムを頂く。
 窓外、薄雲が出て来る。

 新潟は悪天、ではなくてうっすらの曇り空ぐらいだろうか。2月らしからぬ東北、北陸の景色を見て伊丹へと飛んで行く。雲が切れて来ると

 信濃川の放水路が見えている。ヒートアイランドと関係なさそうな新潟平野の真ん中だが、やっぱり雪は無い。
 飛行機は日本海の海岸線に沿って南西へ。

 柏崎の原子力発電所がしっかりと見える。30年以上前、日本海縦貫線を行く列車で通り過ぎる新潟県は長くて長い道のりだった、飛行機で見下ろす新潟は実にあっけない。

 米山が日本海へと直接落ち込むあたりで久しぶりに雪景色。飛行機はここから日本海と別れて南西に飛んで行く。往路のなぞり返しみたいで微妙に違う復路の景色。

 北アルプスの雪山がくっきりはっきりと見える中を行く。来る時に比べて少々雲が出て来ただろうか。山の天気は変わりやすい。

 大町のあたりが見える。ここまで来ると雪が消える。信州も盆地は雪無し。雪があるのは山地だけ。
 信州を南下すると雲が出て来る。今日の日本列島、東北と信越が晴れ模様なのに対し、太平洋側の方が曇り空。

 普段と逆の空模様である。
 13:56、あと15分でベルト着用サインが点灯する旨の案内がある。このタイミングでキャンディーのサービスが行われるのは往路と一緒。 

 往路と同じく1個頂く。その場で食べる事は無くお持ち帰り。
 飛行機は少し暑い雲を見下ろして高度を落とし始める。右に旋回、進む向きを変えた後、14:10、ベルト着用サイン点灯。
 窓外の雲が切れて来ると飛行機は奈良盆地の上空。少し揺れて大気状態は良く無さそうだが、視界はそれなりに良い。生駒山地を越えると

 大阪の平野を見て高度を下げる。14:20、Geardown。左右に揺れつつ淀川を越える。
 
 午前中に通った淡路駅、高架工事が進む様子を見て伊丹空港へ。今度は

 関空特急はるかを見る。なお高度を落とし、最終の着陸へ。14:23、Landing RWy32R。減速して誘導路へ。14:26、Spot in SP23。
 伊丹の天候は晴れ、気温は13℃と告げられたのち、大阪城公園では梅の花も見ごろを迎えました、と。花巻の水仙が、気温が10℃高い大阪では梅の花に変わっている。ちなみに10分早着、との事。
 降機。乗り継ぎの案内が出ている。

 仙台と山形。どちらも花巻からの乗継と考えると変な目的地ではある。ちなみに


 JA225Jはこの後、鹿児島に飛ぶらしい。
 さて、乗り継ぎだが、だいぶ時間が空く。とは言え、一旦空港を離れる程の時間ではない。この時間をどうしようかと思っていたが、結局、空港の制限エリアに留まる消極策を取る。お弁当だけ買って数時間前にいたラウンジへ。窓側の席に陣を取る。時刻は15時前。そろそろアルコールを口にする事も許される頃合い。

 ビールとラウンジ軽食で昼食、となるとちょっとワンパターンすぎるので先程買って来たお弁当を合わせて頂く。

【今日の空弁】山葵の柿の葉寿司 ¥767 株式会社中谷本舗


 一頃の空弁ブームはすっかり終息していて、売店でお弁当を選ぼうとしても、意外と選択肢がなく、何処にでも売って良そうな品物を選ぶことになる。

 中身は押しずし5個。山葵の茎を混ぜ込んだご飯がちょっとアクセントになっていて、これはこれで行ける。
 残った時間でお酒を頂きつつ、京王線恥辱を進める間に時間が流れる。

 羽田へ出発してゆくJA849Jを見つつ、京王線恥辱を進める。まとまった時間が取れて、1月分の滞貨は一掃する。それでも3週間の遅れには違いないけど。
 次のフライトは16:35の出発。16:15を過ぎて席を立つ。この後の搭乗機、

 19番搭乗口に既に駐機中。

JL2237 JA221J ERJ-170 ITM→GAJ

 ちょっと写真を撮り辛い19番搭乗口。もう少し近づいてみるけど

 こんな感じにしかならない。待っているのはJA221J。先程の花巻と同じく、ERJ-170に乗る。そして向かうのは

 山形となる。花巻と山形。どちらも長距離という扱いなのか、と数時間前、花巻ゆきの機内で交わした会話を思い出す。既に搭乗は始まっていて機内へ進む。
 右手後方、窓側の席に落ち着く。16:25、あと2名のお客様をお待ちしておりますと案内があった後、16:28、全員搭乗との事。山形までの飛行時間は1時間15分と告げられる。搭乗率は8割ぐらいだろうか。

 16:29、Doorclose。乗務員の紹介があって16:32、Pushbuck。若干早い目の動き出しとなる。16:36、Taixing。飛行機は誘導路を南に向かうと先行する僚機に続いてRWy32L端へ。16:41、Take off RWy32L。
 北側へと飛び立つと左に左に旋回。

 雲の切れ間から鈍い夕陽が差し込む神戸の海を遠めに見て、さらに上昇してゆくと機首は東に向き、地上は雲に隠される。

 青空の世界に出ると16:46、ベルト着用サイン消灯。飛行機は甲賀の山中、夕空の気配漂い始める中を東に向かう。
 鈴鹿山地のあたりから少し北へと針路を振る。方角としても東北に向かう形となり、右手の機窓から見える景色、

 翼がシルエットになって、赤味を帯びた雲を見る世界が広がる。その雲が徐々に取れて来るのは昼間、花巻に飛んだ時と一緒。
 飲み物のサービスが廻って来る。

 何となくスープを頂く。飲み過ぎたつもりはないが、塩分は欲しくなった。

 雲が完全に無くなる。窓外には雪景色。妙高のあたりまで来ただろうか。17:14、操縦席より副操縦士が飛行状況の案内を。現在、新潟県上空、高度10,000mを飛行中。5分後に降下を開始し、10分後にベルト着用サインが点灯するとの事。山形空港着陸は17:45を見込むとの事。山形の天候、晴れで気温は7℃だそうだ。
 飛行機は花巻へ向かう時より若干内陸を飛んでいる。右手の機窓には

 魚沼山地が見えている。穏やかな1日の終わりにふさわしく、夕日に染まった雪山をみてそろそろ降下の感触。

 翼にも夕陽が廻るようになって一面赤い世界に変わる。17:27、ベルト着用サイン点灯。飛行機は朝日連峰の上から山形県内へと入ってゆく。
 急速に鮮やかさを失う東北の空、一面、雲が広がり出した。

 このまま降下してゆき視界が真っ白になり、次の瞬間、

 白さが変わる。右手に見えているのは蔵王。スキー場が見えている。ナイター営業中なのか、照明が眩い。
 白い世界が盆地に入って行きが無くなる暗い世界に変わり、17:35、Gear down。高度を下げてゆくと17:38、Landing、RWy01。減速して滑走路端でUターン。改めてTaixingする。 

 山形空港には夜の帳が降りている。わずか数分の間に一気に夜が訪れた。17:43、Spot in SP02。準備が整い降機の案内。
 気持ち早着でちょっと余裕がある山形の折り返し。

 制限エリアの外に出て17:48。今度は余裕があるから、と展望デッキに出てみる。

 先程到着したJA221Jにトーイングカーが付けられている様子を見てから保安検査を受けに戻る。その途中、こんなものに気が付いた。

 山形にはチャイナエアラインのチャーター便が来ているのか。
 そろそろ保安検査を受ける。折り返しの伊丹ゆき、

 出発は18:15。保安検査場には少々の行列。外国人の姿もちらほら。山形から伊丹でどういう観光だろうと思ったら、羽田行きのお客さんだった様子。羽田-山形なんて新幹線で3時間掛からない距離だから、空路はいらないでしょ、と思ってしまうが、空路がある事で来る人もいるのね、とちょっとだけ意義を理解する。

JL2238 JA221J ERJ-170 GAJ→ITM

 折り返し便の出発は18:15。出発まで20分を切って搭乗口に。 

 搭乗開始まで後少々との事で大人しく待つ。その間、こんなものが目に付く。

 FDAの機材紹介。この時間は姿が無いが、山形にもFDAは何路線か就航している。機材紹介といって全保有機材を載せちゃうところがちょっと面白く、おかしい。
 搭乗が始まり機内へ。お帰りなさいませと軽く弄られ、指定した席へ座る。18:13、Doorclose。機内、搭乗率は60%ぐらいだろうか。今日乗った3便がそれなりに混んでいたけど、この便はぱっと見た感じに空いているように思える。
 乗務員の紹介があった後、少し間があってから18:21、Pushbuck。伊丹空港混雑で出発時間を管制から指示されたかなと想像したりする。定刻なら伊丹19:30。伊丹空港が混みあう時間である。

 Pushbuckした後も待機。案内があり、羽田からの着陸便を待っての離陸との事。誘導路が無い空港ならではの処置。伊丹までの飛行時間は1時間5分との事。少々待機になる。
 滑走路をすっと灯りが流れていって羽田からの便が到着したことを知る。18:27、Taiixng。滑走路端まで進みUターンすると18:31、Take off RWy01。

 180度ターンしつつ上昇。山形盆地を見下ろして上昇してゆくと街灯りが分からなくなる。18:37、ベルト着用サイン消灯。伊丹の到着見込み、19:40頃と告げられる。
 すっかり漆黒になった東北の空を飛行機は南下してゆく。さすがに窓外を見ても、どこを飛んでいるかは分からない。少々揺れ。昼間からちょっと天気が崩れてきたか。
 18:50、副操縦士から飛行状況の案内。現在、高度9,700m上空を飛行中。山形空港混雑の影響で遅れている旨、お詫びがある。伊丹空港には19:40頃の到着を見込んでいるそうだ。気流が悪い中の飛行となり、揺れる旨、揺れても飛行の柄安全には差し支えない事が添えられる。伊丹空港の天候は晴れ、気温は13℃と伝えられた。
 飲み物のサービスが廻って来る。前方から順々に廻って来たのでほぼ最後。新しいものを開封しても伊丹到着後は廃棄になろだろうから
「余っているものでいいです」
 何て言い方をしたが
「フルラインナップございます」
 との事。

 無難にスカイタイムにしておく。
 19:05、15分後にベルト着用サインが点灯する旨の案内がある。飛行機は信州へと差し掛かっているようだ。街灯りは見えないが穏やかなフライト。気が付くと降下の感触。19:20、ベルト着用サイン点灯。
 窓外に灯りが見えるようになり、奈良盆地までは来た事を知る。徐々に灯りは一面に広がって伊丹空港への最終コース。 

 大阪市街地の夜景を見下ろし、19:33、Geardown。淀川の漆黒を越え、高度を下げると19:36、Landing、RWy32L。減速すると誘導路へ。19:38、Spot in SP21。
 遅れを少し取り返した感があるJA221J。準備が整い降機する。

 時刻は20時前。今日はこれで最後かと思ったが、JA221Jともしかしたら乗務員ももう1レグ、福岡まで飛ぶ。あら、最後じゃなかったのね。
 それにしても微妙な時間になった。急げば乗れるかな考え19:50のリムジンバスを目指してみる。北ターミナルの北側から京都行きの2番乗り場はうんと迂回する感じ。無理かなと思ったが

 制限エリアの外に出た所で19:47。何とか19:50のバスに間に合う。疲れたけど。これでさらに京都20:38という普通電車に間に合えば立派なのだが、今日のリムジンバス、下道で悉く信号に捕まったから

 京都駅八条口に着いた所で20:38。さすがに無理だった。大人しく次の新快速に揺られて大津まで。歩数が少ないので大津からは膳所まで歩く。
 今日は帰宅しても一人なので膳所で何か食べて帰る。何パターンか考えてきたが、普段は混んでいて入れた試しがない居酒屋に空席が見えたので入ってみる。2階に団体がいて食事を出すのが遅くなる、との事だったが、ひとまずカウンタに通して貰った。

 サッポロラガービール、赤星と共に手の込んでそうなお通しが出て来る。さて注文。手間のかからなそうな品を選んで頼んでみる。最初に来たのは

 菜の花のお浸し。初春になってスーパーでも見かける食材。自分でも弁当用に作ったことがあるけど、プロの作るお浸しは茹で加減が絶妙だった。自分のお浸しはどうも茹で過ぎな気がする。もっと短くて良いんだと分かる。

 スピードメニューの所にあったきゅうりのタタキは後から遅れてやって来る。厨房の混乱ぶりが伺える。

 酢牡蠣があったので頂く。しっかり旨いので

 日本酒を燗にしていただく。銘柄は堅田の浪乃音。初めて頼む日本酒って読み方で悩んでしまう。間違って読んでしまうと恥ずかしいし。
 厨房に気を使って思い通りには注文できなかったが、実力は伺い知れた1時間になる。そろそろ帰宅。土曜日の22時台。膳所の駅前は人通りもなく静か。帰宅して一人、飲みの続き。日付が変わる頃に潰える。

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