2022-09-03

目覚ましの音が鳴り出す。週末の朝。まだ4時過ぎ。今日は一人で出掛ける予定がある。静かに起きだし、身支度を進める。まだ暗いうちに家を出る。一か月前なら明るい筈だが、季節が進んでいること実感する。
 膳所の駅まで歩く。すると寝耳に水の情報。

 始発電車が7分遅れ。アプリの通知基準を満たしていない遅れで、本当に寝耳に水である。まぁ7分遅れならバスには間に合うか。大人しく待つ。京都駅まで向かい、八条口へ、なんだけど今度はこちらも問題発生。今日は名神高速、朝6時まで工事のため通行止めだそうだ。迂回運行をする関係で伊丹空港まで所要65分との事。知っていれば最初から新大阪に行ったのに。
 今から新大阪6:10に間に合わせるのは難しく、

 目の前に来たバスに乗るしかない。5:40出発で所要65分とすると伊丹空港到着6:45。まぁそれよりは速く行くだろう。通常の名神経由でも55分と言いつつ45分ぐらいで走る。
 そこそこ乗客を乗せたバスは第二京阪を行く。流す感じだが、まぁまぁ順調。近畿道に入ると北上となる。名神に戻るあたりから少々渋滞。むむ、と言う感じになる。時間も過ぎる。妙に信号に引っかかる。伊丹の南ターミナルに着く手前、先行するバスがいるからと降車待ちまで入る。時刻は6:42、これは最後まで乗っていたは無理と判断した。南で下車。走ってDPカウンタから保安検査に飛び込む。ギリギリ20分前に通過となった。時間があればクラスJにアップしたい、とも思っていたが、それどころではなかった。搭乗券の発券なんて手続きがあったらもうダメだった。
 保安検査を受けて制限エリアの中へ。ラウンジに寄る余裕なんてとてもとても無く、お手洗いだけ寄って


 今日の初便、伊丹から出発する最初のフライトとなる。7:05出発、向かうのは鹿児島。

JL2401 JA250J ERJ190 ITM→KOJ

 そんな訳で今日はまずは鹿児島へ。既に搭乗が始まっている中、写真を撮っとく。ちょっと考えて自販機に寄り道。腹に溜まりそうな飲み物を買って機内へ。朝食が食べられなったので空腹である。予め指定した座席、後方の普通席に座る。クラスJもそんなに埋まっていない様子で、時間があるならアップグレード1拓だった。
 慌てたが迷惑をかける事も、乗れなくなる事もなく、7:01、Doorclose。隣は空いていて、搭乗率は50%ぐらいだろうか。雨雲の影響で揺れが予想されるとの事。ちょっと間が空き、7:06、Pushbuck。7:11、Taixing。動き始めた伊丹空港を南に進む。滑走路端へと向かう。

 この時間の伊丹空港は晴れている。沖縄には迷走台風がいて、その影響は九州にも出ているようだが、さすがに関西までは影響が及ばない。7:17、Takeoff RWy32L。上昇してゆき左へカーブ。南へ向きを変えると

 右手にはくっきりはっきり神戸へと続く街並みが見えるようになる。大阪湾に出掛けた所で今度は右に旋回。

 大阪湾と神戸の湾岸を見つつさらに飛行機は上昇する。まずは穏やかな滑り出し。神戸空港を見下ろしつつ、少し南西に機首を変える。7:24。ベルト着用サイン消灯。

 窓外には明石海峡大橋と淡路島。綺麗に見えているが、少しずつ雲が出て来る。
 今日はパソコンを取り出して京王線恥辱、前回の東京行きをまとめる。
podaka.hatenablog.com

 旅先で旅の記録を綴るのは印象が混じって良くないのだが、遅らせる訳にも行かず仕方ない。メモを取りつつ、メモを見つつ。
 飲み物のサービスが廻って来る。

 仕事中、ではないがアイスコーヒーをブラックで頂く。いい機会なので窓外を見ると

 いつの間にか、雲が支配する景色になっていた。
 7:42、副操縦士から飛行状況の案内。声は女声である。現在、飛行高度10,800m上空。台風の影響で風が吹いており、9分後に降下を開始するとベルト着用サインを点灯させるそうだ。鹿児島着陸は8:15を見込んでいるとの事。鹿児島の天候は雨、気温は24℃と告げられる。
 7:49、ベルト着用サインが点灯する。高度を下げ始めると予告通りに少々の揺れ。

 雲の切れ間を見つつも飛行機は高度を落としてゆく。8:06、あと15分で着陸する旨の案内。九州の本土に差し掛かっているようだが、地上の様子は分からないまま。揺れつつも右に左に機体を傾け

 雲の切れ間を見つけて高度を落としてゆく。8:14、Geardown。

 ようやく薄らぼんやりと山地が見えて来る。鹿児島空港の南側だろう。右手にカーブしてゆくと丘陵地帯に差し掛かり、8:16、Landing、RWy34。減速してゆき誘導路へ。揺れの中の御移動お疲れさまでした、と案内。鹿児島の天候、雨で24℃と伝えられる。

 窓が雨粒に濡れて8:19、Spot in SP10。
 ひとまず降機。

 JA250Jとはここまで。乗り継ぎ時間はあまりない。空腹だが、制限エリア内の売店には空弁的なものは無く、軽食が取れそうな店もやっていない。

 そんな訳でサクララウンジに入る。つまみはあるけど、時間はない。炭酸水だけ頂いて次便の搭乗口へ進む。

JL642 JA346J B737-800 KOJHND



 今度向かうのは羽田空港。先程到着した際に隣に見えたB737-800、JA346Jに乗る。8:40を過ぎて優先搭乗が始まる。今日は普通席の前方を指定している。乗り込んでみるとクラスJの座席が改装されている。A350のクラスJで見かけるタイプの座席になっていた。普通席は今まで通りの様子。伊丹の朝のバタバタでクラスJへのアップグレードなんてとてもとてもだったが、機内は空いていて空席が目立つ。これなら鹿児島で空席を聞けば良かった。8:51、Doorclose。風の影響で揺れが予想されるとの事。羽田までの所要時間、1時間20分との事。

 隣ではJA250J。先程2401便の折り返し準備も進む中、こちらが先にPushbuck。時刻は8:56。9:00、Taixing。降りた時から滑走路の向きが変わっていて飛行機は北側へと向かう。

 滑走路手前まで来る。9:04、Take off RWy16。揺れつつ鹿児島空港を離れてゆく。

鹿児島空港の南側に出ると右に旋回。思ったのと違う方向に飛んで行く。西から北に向きを変えるとそのまま北上。揺れつつ上昇してゆく。

 左手に海が見える。東シナ海だ。人吉の盆地を越えて揺れつつまだ北上。阿蘇の山裾で少しずつ東に向きを変えて大分県内に入ってゆく。遠回りだが、雲を避けているのだろう。9:22、ベルト着用サイン消灯。
 飲みもののサービスが始まる。前席から順々だが、空いているのですぐに廻って来る。

 朝食がまだなので何となくコンソメスープを頂く。空腹の足しになる訳でないけど。
 機内が空いていて、早々にお代わりを勧められる。今度は

 スカイタイムを頂く。3杯目も勧められたけど、さすがに遠慮しておく。
 9:40、機長さんから飛行状況の案内。現在、松山上空10,900m。羽田空港には10:30ごろの着陸を見込んでいるとの事。

 雲が切れつつある中を飛行機は東に。松山上空、と言う言葉にも合った通り、普段なら土佐湾のはるか南を飛ぶ筈が、今日は瀬戸内海を見てのフライトなのでだいぶ遠回りである。

 朝も見かけた明石海峡大橋を見て、関西方面へと進む。まるで福岡あたりから飛び立ったかのような景色が続く。

 水っぽい大阪の街を見下ろして飛行機は東に。普段なら先っぽの先を行く紀伊半島の付け根の、紀伊半島と呼ばれない辺りを進んでゆく。10:00、あと15分でベルト着用サインが点灯する旨の案内。

 窓外には伊勢湾が見えていて、鹿児島からのフライトだと後半戦の模様になる。少し高度を落とし始めた感触。

 雲の上へ富士山が山頂を覗かせている様子を見て飛行機は高度を落としてゆく。10:15、ベルト着用サイン点灯。飛行機は駿河湾を渡り伊豆半島へ。

 台風から離れた東日本の方が雲は少なく、伊豆半島伊豆大島も視界に入りつつ飛行機は羽田に向かう。

 房総半島に差し掛かり、少し揺れつつ北上。どう回るかと思ったら君津を見て東京湾へと差し掛かる。

 冴えない海の色を見下ろして羽田へと迫る。10:27、Landing、RWy34L。減速すると誘導路へ入る。南ウィング10番スポットに到着するとの事。この時間、羽田は曇りで気温は25℃との事。案外、涼しい。

 本日は52名のお客様にご搭乗頂きました、との事で思った以上に乗客が少ない642便。10:32、Spot in SP10。準備が整い降機となる。今日はこの先の乗り継ぎがあり、案内にも表示はされているが、だいぶ間がある。ひとまず

 ここまで乗って来たJA346Jを見る。よく見ると

 誘導路を進むのはタイ国際航空。羽田にも国際線が帰って来た。
 今日はこの後、実家に向かう。月に一度の見舞いである。今までなら伊丹から羽田に直行していたが、回数修行と見舞いを統合したような感じになる。
 前回は羽田からバスで直行したけど、今日は何となく電車に揺られる。京急のホームに急ぐとエア急に飛び乗る風になる。途中、折り返しとなる蒲田で確認。

 15D運用、653編成と前4両は何か。川崎まで向かう。
 朝食がまだ済んでおらず空腹だが、すぐに電車が出るところだったので先を急ぐ。

 南武線に乗り換え、今日は登戸まで。また乗換。その途中で

 もうお昼と言う時間だが、こちらが朝食になる。小田急構内で箱根そば。何となく冷やしにしておいた。

 小田急の電車に揺られて、実家に向かう。この時間、涼しいのだけど歩く間に汗が噴き出る。秋の顔してまだまだ夏だ。
 お昼過ぎに到着。両親に迎えられる。時刻としてはお昼時になるので、食事を色々と出させることになる。予想される事なので、先程の蕎麦は抜きでもよいのだけど、さすがに朝食抜きで実家に行くのは食事をたかりに来たみたいで憚られる。
 父の調子は一進一退と言う感じ。本人は何とか夏を乗り越えられたという口ぶり。確かに6月末の暑さが来た時には、かなり心配した。低気圧が来ると調子が悪くなるとか、鎮痛剤の服用タイミングがずれるとダメだとか、色々と話を聞く。心配なのは会話の間にふと下を向く事がある事。意識が飛ぶんだろうか。疲れているように見えたので、寝室で休んで貰う。
 起きている間にも、ふと意識が遠のく父の姿。ふと筒井康隆先生の長編、敵 を思い出した。
www.shinchosha.co.jp
 持って5年と医者に言われてから5年になる。食欲はあるし、母はまだまだ大丈夫と言っているけど、ちょっと衰えを意識する事になる今日の訪問。
 何も無ければ来月再訪する旨は伝え、15時過ぎにお暇いただく。駅まで戻ると羽田空港に向かう。バスもある時間だが、何となく電車にした。



 長編成連ねた電車がひっきりなしにやって来る様子はやっぱり都会の電車だ。快速急行に揺られて今度は下北沢まで。地下ホームから地上にある井の頭線のホームまで移動する。


 少しだけ井の頭線も撮ってから渋谷に出ておく。1年ぶりに浸かった渋谷の駅。また様子が変わっていて、乗換に戸惑った。お上りさんを意識してしまう。
 羽田空港へは品川に出て京急線

 41T運用5501編成に乗ると空港には16:30の到着となる。バスより少し早い、のか。搭乗便の出発まで1時間ちょっと、という所。

 クラスJ、ファーストクラス共々空きがあるようだが、最初の予定通り、普通席にしておく。ひとまず保安検査、の前に少しだけ寄り道。
tokyo-haneda.com
 羽田空港にある北海道のアンテナショップ。ここの一角に飲食コーナーがあり

 SORACHI1984を頂ける。一杯550円はまぁまぁ安い。一気に飲み干してしまって

 改めてもう1杯頂いたけど。
 滞在20分程。時間に限りがあるので、この辺りでお暇いただく。北ウィングに戻って保安検査。この20分少々の間にファーストクラスは満席になっていた。
 検査を受けるとラウンジに寄り道。先程飲んだばかりなので

 控えめにハートランドを1杯だけ。そろそろ出発20分前が迫って来る。席を立ち、搭乗口に向かう。

JL131 JA612J B767-300ER HND→ITM

 今日の3便目は羽田から伊丹まで。今日は伊丹→鹿児島→羽田→伊丹の三角飛び。ICカードで乗れる行程だったのが今朝になって幸いしている。
 搭乗口まで着く前に先に搭乗機を。

 単身赴任していた頃には羽田-伊丹で良く乗っていたB767-300ER。B787-8の充当便が増えてB767を伊丹で見かける機会、意外と減っている。
 間もなく優先搭乗の案内が入る。慌てて搭乗口へ。

 慌てたので露出を間違えている。131便。先程記した通りに普通席。予め指定していた後方の席へと向かう。機内は結構な乗り具合。隣にもお客さんがやって来る。
 混んでいる割には順調で17:23、Doorclose。17:28、Pushbuck。揺れが予想されるとの事で、飲み物は冷たいものに限るそうだ。

 膳所よりだいぶ東に来ているからか、自分の感覚より夕暮れが早い。日が暮れ行く中、出発準備が進む。

 向きが変わると窓外の景色が順光になる。僚機が鈍い光を浴びている。17:35、Taixing。誘導路を南へ。新整備場の格納庫を左手に見て進む。海の上を進むとD滑走路へ。17:48、Takeoff RWy05。

 東京湾の上を旋回しながら上昇してゆく。左手に雲と淡い夕空が広がる中を進む。

 雲が出ている状況だけど、17:54、ベルト着用サイン消灯。いつも通り、羽田-伊丹のフライトはせわしない。
 飛行機は相模湾の上空を進む。

 伊豆半島らしい影が見える18:00、機長さんから飛行状況の案内。現在、右手に富士山が見えているとの事。伊丹着陸は18:30を予定しているとの事。伊丹の天候、雨で気温は28℃。降下時、揺れが予想されるそうだ。18:20にはベルト着用サインが点灯するとの事。伊丹空港が混雑した場合には到着が遅れる事もある旨、お断りが伝えられる。

 飲み物のサービスを頂く。先程案内があった通り、冷たいものからスカイタイムを選んで頂く。飲み干す頃、18:10、降下を開始する旨の案内。

 18:13、ベルト着用サイン点灯。この先、揺れが予想されるそうだ。降下しつつ左に機体を傾ける。18:19、機長さんから案内。着陸態勢に入ったあg、雨雲の影響で着陸は18:45になるそうだ。

 左手に紀淡海峡関西空港が見えて来る。伊丹空港への着陸時に見えないものが見えた感。だいぶ遠回りしていることが分かる。ようやく着陸の感じがして 

 大阪市街地の夜景を見つつ降下。色々と写真を撮っていると、隣の人から取材ですか?なんて聞かれる。そんな訳はないのだが、長々説明するのも難なので違いますとだけ。18:43、Landing、RWy32L。18:47、Spot in SP18。
 順番が回ってきて降機する。

 19時前に伊丹。すっかり暗くなっている。折り返し準備が進む様子を見て制限エリアの外へ向かう。受け取る荷物は無いので速攻で外へ。

 搭乗便は10分遅れたが他のフライト、定刻だったり遅れたり。
 朝からバタバタしたが、12時間後、何とか伊丹に戻る。帰りも京都までバス。この時間は名神高速が使えるので予定通り。

 19:10というバスに間に合う。伊丹は雨に濡れていたが、東に向かうと路面は乾いている。道は空いていて、順調に京都南まで。下道に降りても目立った混雑はなく

 45分程で到着。何も無ければ定刻より早い到着が基本。今朝は事前に調べて置かなったことが良くなかったが、ひどい目にあった。
 この時間の東海道線


 湖西線が運転見合わせになっている影響で北陸方面からの特急にダイヤ乱れが生じている。東海道線は定時運転のようで、定刻にやってきた普通列車膳所まで。

 東海道線、東京方面の貨物列車も定刻運転。1084列車が通過してゆく。EF66-119号機牽引。
 さて帰宅。改札を出て振り返ると

 遅れて割り込むサンダーバードの影響か、東海道線下りのダイヤが大きく乱れている。20分以上空いて京都行きという気の毒な状況。アプリからのプッシュは無いけどなぁ。
 幸いこの時間、膳所は路面が乾いている。歩いて帰宅すると21時前。

【サイトアップ アクセスカウンタ】

 サイトアップはお休み
 アクセスカウンタは機能せず
 万歩計は17,750