2024-01-21

 馴染みの無いベットの上で目が覚める。旅先は札幌市内のホテル、日曜日の朝を迎えている。時刻は6時になるか、ならないか、という所。
 1泊2日の札幌滞在。旅は今日まで。持ち時間はあんまりない。ひとまず起きだす。まずはホテルにある大浴場に行っておく、昨日は最後、自室で酒を飲んで潰えた。シャワーも浴びていない。
 温泉では沸かし湯だろうが、普段はあまり入らない湯船に浸かり、旅気分にも浸る。 
 朝風呂の後は朝食。札幌にありがちの朝食バイキングが人気のホテルに泊まっており、朝は混雑する旨、チェックイン時には言われている。早い目を心掛けて7時過ぎには会場に赴く。その甲斐あってか、まだまだ空いているレストランで待たされる事無く、席に通される。北海道らしく海鮮がウリのバイキングで自分なりのアレンジも合わせて選んでみる。  

 小さな海鮮丼を二種。いくら丼と海鮮丼。それに

 海鮮をサラダにも取り入れてみる。
 ゆっくりと朝食を頂き部屋に引き上げると8時過ぎ。残された時間も限りがある。ホテルには11時まで滞在が許されるが、そんな時間まで札幌市内に滞在すると帰りの飛行機に間に合わない。9時過ぎにはチェックアウトする。

 ホテルの前に新千歳まで行くと思しきバスが停まっている。ここからバスに乗れるなら、ありがたい。けど、単に時間調整みたい。
 少し寄り道をしつつ駅に向かう。改札を通ると間もなく空港行きの電車が出発する時刻。慌ててホームに向かう。

 エスカレータの近くは混んでいたが、先頭車両は空いていた。来る時と違い、先代、というべき721系の快速エアポートに乗り込む。
 列車は定刻に出発。札幌市内を抜けると雪原といいたくなる

 景色の中をひた走る。時折の市街地と雪原のフリッカー。最後はトンネルに入り、新千歳空港まで40分弱。11時前には新千歳空港到着。昨日の到着から24時間経っていない。弾丸トラベルも良い所。
 最後の買い物に付き合う。生菓子、和菓子、練り物、チーズ。荷物を作ると搭乗手続き。すっかり重たくなったスーツケースを預かってもらい、保安検査を受けてラウンジ入り。出発までは少々間がある。

 まだ午前中だけど北海道の〆はサッポロクラシックで。搭乗開始まで多分30分少々。しばらく大人しくラウンジで過ごす間、窓外を行く飛行機を眺める。

 眼下だから割といい搭乗口だと思うが、ERJ-170が出発に向けた準備中。JA227J。

 同じエリアにはジェットスターもやって来る。JA09JJ。

 新千歳も国際線が復活。アシアナはB747-400でやってきた。こんな大きな機体で通っているからか、昨日のホテル、コンビニ。韓国人がやたらと多かった。
 B747-400、さすがに貴重な機材で、カメラを向ける人がちらほら。HL7428。

 関西にいるとほぼ縁がないスプリングジャパンが来る。JA05GR。

 入れ替わりにJALB737-800が到着。JA311J。

 ピーチがやって来た、JA214P。

 伊丹でよく見るQ400は千歳にもよく出入りしている。JA847A。

 派手な塗装はAIR DOのJA607A。どうやらポケモンアライアンスの一員らしい。

 次いで羽田からJA12XJがやって来る。

 韓国からはLCCもやって来る。ジンエアのHL7561。
 ここまで20分少々。そろそろ席を立つ。搭乗便の出発、定刻12:10が10分遅れているらしい。

JL2006 JA311J B737-800 CTS→ITM

 帰宅は12:10出発。同じ時間に伊丹ゆきと関空ゆき、2便設定があるのだが、今日は伊丹ゆきが取れている。その伊丹ゆき、

 関空行きと搭乗口が入れ子になったようで、ややこしい状況になっている。ひとまず遅れつつも搭乗開始になっている。

 おいて行かれないうちに乗り込むに限る。既に優先搭乗が終わっているが、ひとまず機内へ。昨日の晩に少し弄って指定し直した席に座る。昨日の感じだと、自分たちの隣席は最後の最後まで空けておいてくれそうなので、窓通路と真ん中1席を空けてみた。すると策士策に溺れる。真ん中にも人が来る。12:26、Doorclose。到着機遅れの影響で遅れている旨のお詫びがある。2006便の運用、前運用は関西からの2501便。つまり滞在24時間経って、同じ運用で帰宅することになる。
 搭乗橋が離れてゆく。出発の案内。上昇中、下降中に低気圧の影響で揺れが予想されるとの事。伊丹までの飛行時間、1時間45分だそうだ。

 隣ではFDAのJA04FJが出発準備中。そしてこちらも動き出す。12:29、Push buck。

 12:33、Taixing。飛行機は誘導路を南へ向かう。誘導路には雪は無く、コンクリートが出ているが、通路を外れた芝生は雪模様。

 先行機が飛び立つ。真っ赤な機体はエアアジアX。KLから新千歳なんてフライトまで復活しているのか。驚くのは今更かも知れないけれど。
 自機にも順番が回って来る。12:42、Take off RWy01L。北へと飛び立つと

 先程までいた国内線ターミナルが眼下に見える。さらに上昇してゆくと千歳のエリア全体が見渡せるようになる。国際線側から離れた所に、ぽつんと1機、旅客機がいる。どうやらキャセイの機材らしい。先日、KEと接触事故を起こした機体が香港に帰れずにいるらしい。

 千歳の街を臨んで飛行機は旋回。南西へと機首を向ける。少々揺れ。

 視界が急速に奪われてゆく。窓外が真っ白になり、揺れながら上昇。しばらく経つと大人しくなる。

 日は射してきたが、雲の向こうに太陽がでているような何とも不思議な雰囲気の中を飛んで行く。

 ようやく青空の下のフライトとなり、13:07。ベルト着用サイン消灯。
 飛行機は地上も何も見えない雲の上を飛んで行く。13:13、機長さんから飛行状況の案内。現在高度10,600mを順調に飛行中。伊丹到着遅れる旨、お詫びが告げられる。伊丹には14:35頃の着陸を見込むそうだ。天候は曇り、気温は14℃との事。

 飲み物のワゴンが廻ってきて、コーヒーを頂く。飛行機は東北の日本海側を南下している。地上は全く見えないが、今日は結構沖合を行く。佐渡ヶ島の上を飛び、珠洲の鼻先から能登半島を右手に見て南西へ。
 13:48、降下を開始する旨の案内がある。サービスも終了だそうだ。飛行機は氷見のあたりから内陸へ。概ね北陸線に沿うように飛んでいるようだが、相変わらず雲は厚く、地上は見えないままのフライト。
 14:09、ベルト着用サイン点灯。飛行機は若狭湾へと出ているようだ。このまま南西に向かうと伊丹から逸れるが、小浜の近くで南へ旋回。内陸へと入る。と言っても

 まだまだ分厚い雲の上なんだけど。14:18、最終の着陸態勢に入る旨、告げられる。

 雲が切れてようやく地上が見えて来る。どうやら新名神が見えているらしい。高槻の北側とでもいうのか。淀川を越えて南側へ。高度を下げるとさすがに地上がしっかり見えるようになる。

 いつの間にか、奈良盆地まで来ている。再び旋回して機首は北西を向く。生駒山地を越えて大阪平野へ。

 大阪の中心市街地も曇り空の下に広がっている。揺れつつ降下。梅田をかすめて淀川を渡るとさらに高度を下げる。14:32、Landing。RWy32L。

 減速してゆき、誘導路へ。まもなく14:36、Spot in SP14。
 準備が整うと降機が始まる。どうせ時間が掛かるからゆっくり構える。乗り継ぎの人は地上係員までと案内がある。那覇と鹿児島だそうだ。

 どちらもギリギリ。そして搭乗口が遠い。

 JA311J。折り返しは再び新千歳。20分延で到着したが、折り返し便は5分遅れだそうだ。
 制限エリアの外へ向かうが、どうせ荷物が出て来るまで時間が掛かる。寄り道して

 ここまで乗って来たJA311Jを眺めてからお手洗いに寄り道。そのぐらい時間を掛けてちょうど荷物を受け取れる感じだった。制限エリアの外に出ると

 15分程が経っている。14:50のバスには間に合わず、次は15:10の京都ゆきまで少々間がある。
 今日はこのまま自宅に向かう。大人しく次の京都行きをバス停で待つ。

 先日も見かけた阪急観光バスの60周年記念塗装車がやって来る。何台かあるのかも知れないけど、この時間に見かけたのは1台だけ。

 京都行きも通常塗装車だった。
 バスは京都まで45分。16時前に到着する。札幌同様にインバウンドに溢れた京都駅八条口から膳所へと帰宅。自宅に着くと16時半を過ぎる。そろそろ1日が終わる時間。
 荷物を解いた後、買い物少々。夕食の支度と明日以降の弁当用に常備菜を仕込む。そういう事を考えると日曜日は早めに帰った方が良い。コロナ前は自宅に21時でも22時でも平気だったが、そういう強行軍は本当につらくなった。
 お弁当と共に仕込んだ夕食はおでん。千歳で買った練り物を使ったから、北海道の余韻を楽しんだ事になる。夕食の後は京王線恥辱の続き。この週末が鮮やかなうちに手掛ければ良いのだが、

 取り組むのは昨年末、最後の日。

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