2023-06-16

 目覚ましが鳴らない朝。適当な時間に目が覚める。時刻は6時前。金曜日だが今日はお休み。そして出掛ける事にしている。行先はおいおい。
 ひとまず洗濯とゴミ捨て。そして朝食。その後に身支度。時間に余裕があるつもりだったが、意外と時間が無くなる。最後はバタバタしたが何とか何とか、帳尻を合わせた。妻共々、自宅を出て旅路。行先はおいおい。

 荷物が重いので京阪電車に乗る。朝ラッシュは終わっていて空いた電車で膳所に出る。乗り換え。東海道線の下りホームに立つと間もなく

 1059列車が外側線を通過する。EF210-137号機牽引。その後を追うように普通電車がやって来る。ラッシュ時の盛りを外した電車は6両編成。むしろ混んでいる感じ。逢坂を越え、東山を越えると京都到着。乗り換え。八条口へと急ぐと今度は

 伊丹空港行きのバスに乗る。ちょうど伊丹からの到着便があり、準備が整ったのち、伊丹空港行きに化ける。この時間、均してみると7割ぐらいの乗車だろうか。一番後ろに構えて出発。平日の9時過ぎ。京都市内の下道は混んでいる。普段より時間を掛けて京都南インターへ。名神高速に乗ってしまえば、流れは速い。伊丹空港には10時半前に到着する。

 平日昼間の伊丹出発便。案外と△や×が目立つ。飛行機はそこそこ混んでいるらしい。今日は荷物があるのでそちらを預けてから保安検査。検査自体は空いていて、ラウンジに速攻進むことになる。

 目の前のスポット、17番では10時半の羽田行きの出発準備が進む中、羽田からの到着便が18番にやって来る。そんな様子を見て席に落ち着く。

 昼食の時間には中途半端な時刻。ビールを飲む感じでも無いので、トマトジュースで喉を潤し、出発時刻を待つ。その間、目の前のスポットを行く飛行機を眺めつつ過ごす。

 目の前をJ-AIRのERJ170が行く。JA224J。先日、鹿児島でダウングレードを喰らった時の機材だ。

 次いで進むのは同じくJ-AIRERJ-190。JA243J。

 アイベックスがA滑走路から飛んで行く。JA10RJ。

 11時過ぎになって先程のJA12XJが飛んで行く。定刻にスポットを離れたのに何があったのだろう。
 そろそろ席を立つ。搭乗口は18番搭乗口。出発20分前になる所。

JL114 JA848J B787-8 ITM→HND

 今日はこの後、羽田に飛ぶ。搭乗口の手前で搭乗機を撮影。

 先程羽田から到着したJA848Jの折り返し準備が進んでいる。写真を撮る間に優先搭乗が終わった様子。順番を待って

 搭乗口へ。あと15分で出発と言う時間帯。機内はそこそこ混んでいる。今日は普通席の前方を予約している。先月、6,600円のセールをやっていた時に獲った。夜中に起きて予約した獲ったと言いたくなる航空券での搭乗である。みんな6,600円の乗客だとは思わないけど、そこそこに混んでいる。窓側から並んで二人だが、通路側にも当然ながらお客さんがやって来る。
 11:28、Doorclose。乗務員の紹介がある間に11:31、Pushbuck。先程の112便の遅れがちょっと気になるが、今度の114便はどうなるかと思いつつ、身を委ねる。

 11:36、Taixing。まずは順調に動き出す。誘導路を南へ進むと滞ることなく滑走路端まで。11:43、Takeoff RWy32L。
 ここまで順調。飛び立って順調に左に旋回。更に旋回。

 翼越しの伊丹を見下ろし、3/4周。機首を東に向けると雲が混じる空を上昇してゆく。11:48、ベルト着用サイン消灯。飛行機は雲の上をさらに上昇し東に向かう。
 B787の個人用画面を生かして短い番組を見つつ過ごす。国際線と違って短い飛行時間。映画を見た所で見切れないから、短い番組を選ぶ。たまたまラインナップにあった孤独のグルメを選ぶ。

 雲を見つつ東に向かうフライト。普通席の前方だが、飲み物の順番は割と遅い目。五郎さんの食事がだいぶ進んだ後になってワゴンがやって来る。

 冷たいお茶を頂いて飲み干す頃、五郎さんの食事が終わる。窓の外を見ると

 翼の向こうには焼津と静岡が見えている。その向こう、背景には富士山が構える筈だが、今日は雲に隠れている。

 駿河湾を渡り、伊豆半島に差し掛かるが、角度を変えても富士山は隠れたままだ。
 12:12、降下を開始し、あと5分でベルト着用サインが点灯する旨の案内が流れる。その直後、12:14、ベルト着用サイン点灯。

 飛行機は北へと向きを変えて房総半島に差し掛かる。大人しく高度を下げてゆくと、製鉄所が見えて東京湾に差し掛かる。富津岬が背景に見えて君津と知れる。東京湾を横断、

 川崎が見えて来て羽田空港へ。12:29、Landing、RWy34L。減速して誘導路へ。15番スポットに到着する旨、案内があったが、15番にはまだ別の機材が駐機している。しれーと南へなお進む。


 12:36、Spot in SP12。
 この先はあるけどひとまず降機。

 ここまでお世話になったJA848Jを見てからまずは荷物の受け取り。返却場で少々待ち。その間にこんな展示に気が付く。


 幸せの黄色いコンテナ。確率1/7000だそうだ。そんなコンテナ、見たことない。
 平日の東阪線の割には返却荷物多め。それでも受け取って制限エリアの外に出ると

 12:50を過ぎたと所。少々早着という好運にも恵まれ、予定通りに事が進んでいる。この先も移動が続く。
 京急線乗り場に急ぐ。今日の京急線はダイヤ通りの運行。13:04のエアポート快特に間に合う。羽田空港駅の引上線設置工事が始まり、写真は撮り辛いから、いったん割愛するけど、01K運用3155編成。京成車だが知らない形式だ。

 ロングシートの真ん中が跳ね上げ式になっていて空いているときは荷物スペースとして使えるようになっている。通勤ラッシュ時は座席を使えなくするのかしないのか、運用は分かりかねるが、空港アクセス列車らしい設備になっている。
 第三ターミナルを出ると、品川まで京急線内は停まらない電車に揺られて先へ進む。地下鉄線内に入り、更に明るい区間へ。

 京成高砂で乗っている電車を改めて撮っとく。待避らしく少々停車。

 スカイライナーが通過し、

 京成本線の普通電車も先に行ったからちょっとした撮り鉄風にはなる。更に東。羽田空港を出て1時間が過ぎる。景色は緑が豊かになってきた。伊丹から乗り継ぎがスムーズだと1時間少々で膳所だが、羽田から1時間少々は千葉ニュータウンの入口。さらに先に進むと

 琵琶湖ではなく手賀沼が見えて来る。
 羽田空港から1時間半ほど。今日は成田空港までやって来た。空港第2ビルで下車。訪日客が回復してきて賑やかな改作口を抜けて第二ターミナルの三階まで。

 コロナ以来、長らく足が遠ざかっていた国際空港に久しぶりにやって来た。成田空港からの出発は調べてみると2019年9月以来である。
podaka.hatenablog.com
 コロナの間に廃止されてしまった成田-高雄線。JL811に乗って月夜を飛んで以来の成田空港。国際空港独特の高揚感。その空気を万感の思いと共に吸い込む。ようやく海外に行く日が戻って来た。
 改めて搭乗手続き。荷物を預けて搭乗券を受け取る。手続きとしては完了。


 出発案内がずらっと並ぶ成田第二ターミナル。午後のアイドルタイムから夕方のピークに向けて出発便の案内が濃くなる。しかし、自分たちの搭乗便、まだこの案内には出てこない。
 出国手続き。今のパスポートになってからは初めてだが、だいぶ様子が変わっている。要領が呑み込めない。昔と同じく上級会員向けのファストパスを通るつもりでいたが、Face Expressと言うのを見つけて意味なくもう一回搭乗券を発券しつつ顔登録をして、顔認証で保安検査場へと向かう。出発便の少ないアイドルタイムなのが幸いで保安検査は込むことなく出国審査へ。パスポートの更新をしたので改めて自動化ゲートの登録、と思ったら、今は新規の登録を受け付けていないそうだ。顔認証で通過できるというのでそちらへ。確かに自動化ゲートの指紋認証よりは早かった。様子が変わって浦島太郎感に満ちる。ひとまず出国手続き完了。

 15時を過ぎて当然のことながら4年ぶりとなるJALファーストクラスラウンジに足を踏み入れる。前回とだいぶ様子が違うのか、違わないのか、良く分からないが、足を踏み入れる。

 まずはダイニングへ。雰囲気は変わらないが、テーブル毎にQRコードが張られている。このQRコードから食事を注文するそうだ。飲み物は従来通りセルフサービス。国内線だと1か所のビールサーバに4社の銘柄が揃うのが常になったが、成田は従来通り、各社ばらばらに。ヱビスを探すと一番端のクワイワットゾーンみたいな所だった。前の場所と変わらないのね。
 食事をQRコードから頼む。二品、三品頼むとテーブルが一杯になってしまった。これは1品ずつコース料理のように組み立ててゆくのが正解か。ひとまず

 ヱビスをダイニングエリアまでエスコートして頂くのは

 メインというべき雰囲気漂う真鯛のポアレ。

 これは明らかに前菜として頂くべきベジタブルチップサラダ。順番を明らかに間違えている。

 寿司も頂く。コース料理の中で寿司はどういう扱いになるのだろう。真剣に考えても仕方が無い事を考えが向く。

 コロナ前には無かったベジタブル寿司なるものも頼んでみた。ブロッコリーがでかすぎて少々邪魔だが、それ以外は案外と手巻寿司としてまとまっている。

 飲み物をシャンパンに変えて食事続行。昔ほどは飲めない自覚があるので水も一緒に頂きつつ。

 こちらもJALのラウンジでは絶対に外せないメニュー、ビーフカレーを頂く。腹具合に合わせてなのか、大小選べるようになっている。今日は色々食べている中なので小にしておいた。

 やはり順番的に変なのだが、スープを頂く。こちらとしては飲んで塩分が欲しくなっただけ、かも知れないが、コース料理と捉えるなら最初に頂くべきかもしれない。
 最初からあまり関係ないが、

 適当にすだち素麺なる物を頂く。この素麺が実に素晴らしかった。普段頂いている素麺は何だったのだろうと思える程に見事な物。JALのラウンジって時々、とんでもなく良いものを出して、後々コストダウンしてゆくけど、この素麺は出したての良いものだ。

 もはや順番も何も無いけど、最後にラーメン。これで〆。時刻は18時前。そろそろ出発のピークとなり、ラウンジの席を立つ人もちらほら。でも自分たちの出発はもう少し間がある。
 今日はホテルに入るのがかなり遅くなるので先に成田のラウンジでシャワーを浴びておく。シャワーのラッシュアワーも過ぎているのか順番待ちは全くなく、汗を流してそろそろ出発時。

 着いた時と同じく、ラウンジの中はがら空きになった。そろそおろ席を立ち、緩々と搭乗口へと向かう。何か4年分のラウンジ欠損期間を補うかのような、そんな滞在になった。要は、食べ過ぎた。

JL739 JA621J B767-300ER NRT→HKG

 今日はこの後、香港に飛ぶ。今の時刻は19時前。香港行きのJL735はとっくの昔に出発した後だが、コロナ明けの2023年。夕方成田発のJAL香港線は何時に間にか1日2便になっていた。臨時便という扱いなのか、定期便なのか分からないが、成田19:30 JL739便というのが今月から設定されている、らしい。らしいという曖昧な書き方なのは、増便と言うプレスリリースが特に見当たらなかったから。
www.jal.co.jp
には
JL739 成田→香港 19:30 23:05 6月1日~7月15日:毎日運航 上記以外は運休

と記載があるのでこの梅雨時だけの臨時便にように見える。日本発のかき入れ時には飛ばない不思議な臨時便。恐らくは、香港発のインバウンド需要、あるいは北米への乗り継ぎ需要を取り込むための増便と思えるが、どんなものだろうか。
 あまりなじみの無い739便。19:30の出発に合わせて19時前にサテライト側へと向かう。JALの夕方成田発東南アジア方面は18時台が出発のピーク。その後の成田空港は割と空いている。搭乗前に機内用に水だけ買うと搭乗口に向かう。

 出発20数分前、優先搭乗が始まり、機内へ進む。待っているのは

 JA621J。国際線仕様でSS6に改修されたB767-300ERとなる。B787が増備されて中途半端な存在になった感じのある機材だが、その余り物的な機材が、香港臨時便には使われている。その代わり、エコノミーでも広々とした新間隔と呼んでいる、長距離路線と変わらない設備で香港に飛ぶ事が出来る。
 指定していた席は16番。SS6の場合、前後間隔が広いから、バルク席の利点が目立たなくなり、むしろ、前席下に荷物を仕舞えないとか、モニタを使える時間が限られるとか、不利な点の方が目立ってくる。香港到着時間が遅く、早めに降機できる前方席の方がありがたいけど、わざわざバルクを予約する気になれず、こちらの席を選んだ。
 搭乗が進む。739便の航空券、セールで安く買えたのだが、そんな安価な便を選んだと思しき日本人が半分弱。日本滞在をギリギリまで楽しんだ香港人が半分強と言う感じだろうか。埋まり具合は分かりかねるが均して7割弱ぐらい、と思える乗る具合。
 香港の入国書類が配られる。書式は変わっていない様子。パスポートが新しくなって初めての渡航。パスポート番号は暗記していない。改めて鞄からパスポートを取り出し、確認する。
 19:27、Doorclose。 エコノミーとはいえ、久しぶりの国際線のフライト。香港までの4時間少々の空の旅が幕を開ける。
 乗務員の紹介がある。客室には香港基地の2名含め、8名が乗務しているとの事。香港までの飛行時間は4時間10分と告げられた。離陸後15分程、着陸前に揺れが予想されるそうだ。19:37、Pushbuck。19:42、Taixing。飛行機はすっかる暗くなった成田空港の誘導路を進んでゆく。成田の出発ラッシュを過ぎているから離陸待ちの渋滞には巻き込まれないまま、19:54、まもなく離陸の案内がある。19:56、Take off RWy16R。飛行機はゆっくりと大人しく上昇してゆく。揺れという予告はあったが大したことがないまま。

 西に空がほんのり明るい様子を見て上昇してゆく。房総半島を横断すると首都の眩い光の海。

 東京湾の暗がりと共に見ていたら20:01、ベルト着用サインが消灯する。間もなく機内の灯りも戻り、地上の夜景は見づらくなった。
 ビジネスクラスとの間、カーテンが締められる。エコノミークラスでも機内サービスが始まる。

 おしぼりは紙の使い捨てタイプが配られる。コロナ前から短距離国際線のエコノミークラスは紙だったような気もするが、4年もご無沙汰だったので忘れてしまった。まぁ国内線ファーストでも使い捨ての神タイプだから、こんなものかとは思う。
 ひとまず個人用モニタを生かして番組でも見る。今度は時間もそこそこあるけど、興味が沸く映画が無く、ワンパターンだと思いつつもTopGearを見る。こういう本気でバカをできる世界が好きなのだ。バカは良くないが、バカが出来る事は良い。
 食事が始まる。短距離国際線なので飲み物サービスと食事は一緒のタイミングとなる。

 前菜、サラダ、メイン、デザートというワンプレーが出てくる。時刻は20:40。この時間まで夕食抜きとなるとちょっと嬉しくないが、今日はラウンジでだいぶ食べているので全く問題がない。

 蓋を開けるとこんな感じになる。特にタイアップとかは無い様子。

 メインにみそカツ丼。

 前菜に

 サラダ。

 デザートはJALオリジナルデザインのハーゲンダッツ。一時期羽田DPラウンジに置いていたが、国際線需要の復活で本来のトレーへ活躍の場を移している。

 飲み物はジントニックにした。ボンベイサファイアの小瓶のみ瓶で供される。濃さをお好みで調整ください、との事。
 食事としてはたかが知れているけど、久しぶりに味わうコロナ前の日常を噛みしめる。こんな感じだったと思い起こしつつ。
 食事の後、先にコーヒーの配布がある。JAL日本茶、コーヒーの順だと思ったがどうしたのだろう。よく見るとコーヒーを持って廻っているのは香港基地の方。その後、成田基地の方が日本茶をもって廻っていた。結局

 コーヒーでアイスを頂いたのち、

 日本茶で〆る事になる。食事が始まってから40分。成田を出発して2時間弱が経っている。
 日本の南岸を西に進む香港までの道のり。その途中、どこかに必ず横たわる梅雨前線を横切る時に少々揺れる。21:34、少々大きな揺れが起きる。飛行機の揺れに弱い妻が怖がるほどの揺れ。
 大きな揺れは来なくなったが、沖縄の上空。落ち着かないまま南へ向かう。サービスが終わって機内減光。カーテンの向こうはまだ灯りがついていて、サービスが続いているのだろう。
 23:00、30分後の23:30にベルト着用サインが点灯する旨の案内が入る。点灯後は揺れが予想されるそうだ。サービスを終了する旨の案内があり、機内の灯りも少し戻る。
 23:29、ベルト着用サイン点灯。リクライニングを倒したわけじゃないけど、何となく居住まいを正す。揺れつつ降下してゆくと23:55、着陸態勢に入る旨の案内があり、機内減光する。すると窓外、 

 啓徳空港が見えている。香港島の上空だ。

 ついでビクトリア湾が見えて来る。成田から4時間。本当に香港に来た。
 飛行機は香港島の西を廻り込み空港へ。24:06、Landing、RWy07L。減速して誘導路に。窓を雨粒が叩く。

 ターミナルが見えて来る。この時間、近い所か、遠い所か、何処に着くかでだいぶその後の時間が違うけど、どうなるだろう。臨時便だからいい場所貰えないかなと思ってみたら最後は6番スポットに着く。時刻は24:23。
 準備が整い降機する。少し湿気のある空気に包まれ、搭乗橋からターミナルに入るときついぐらいのエアコンの冷気に包まれる。

 ここまで乗って来たJA621Jを見てから入国審査へ。前のパスポートでは香港のフリークエントビジターeチャネルを登録していたけど
https://www.jal.co.jp/jalmile/flyon/frequent.html
 パスポートを更新した後なので登録が切れている。普通に入国に並ぶ。まぁ時間が遅く入国手続き待ちの行列も短いから、それでも時間は掛からない。入国手続きを終えて、荷物を受け取ると

 日本時間で0:45。1時間の時差を修正すると香港時間で23:45。いずれにせよ普段ならもう寝ている筈の時間。

 空港の到着エリアも人の姿が少なくなっている。市内に出る機場快線は最終列車が0:48まである。まだ香港島まで行こうと思えば行けるけど、さすがに遅い。今日は空港近くにホテルを取っている。コンビニに寄ってビールを買って、チェックインして部屋で飲んだら寝る。そのつもりでいたら妙なことになった。
 空港ターミナルから少々歩いたリーガルエアポートホテル。フロントまで行くと、時ならぬ人だかり。二桁後半ぐらいの人数がたかっている。行列がどうなっているのか分からない状態。何でこんなに混んでいるの?状態である。
 フロントには多分2~3人ぐらい係員がいて、どうやら徐々にチェックインは進んでいる様子。どうやらニューギニア航空のポートモレスビーゆきフライトがキャンセルになり、そのお客さんが案内されて来ている、らしい。
 ニューギニア航空のお客さんとそれ以外のお客さんで行列は分けているらしいのだが、特に整理する人もいないので訳分からない状態。とりあえず、こちらが一般客用と思しき行列に並び、並び、並ぶ。

 次が自分たちの番、という所で係が引っ込んでしまい、また待たされる。この時点で香港時間の0:45。ようやく順番が来てチェックイン。カードキーは領収書でも仕舞いそうな仰々しい封筒に入れて渡される。カードキー入れが枯渇するぐらいに混んでいるのかも、知れない。
 宛がわれた部屋に入る。

 香港のホテルの割には広い部屋を貰える。空いた部屋をやりくりしたら不本意ですが一見さんをアップグレードしました、みたいな感じだろうか。有難いが、既に香港時間でも1時。先程買ったビールは少し温くなりかけている。
 最低限、荷解きをして、充電するものは充電して。久しぶりの海外旅行で身支度する時に、そういえば変換プラグ、どうしたっけ状態になって、かき集めたプラグをスーツケースから取り出す。最近はユニバーサルプラグみたいな受け口が増えて日本のコンセントでも困らない事が増えてきたが、ここは香港のタイプBFしかなく、変換プラグが無いと往生する所だった。
 温くなったビールだけ飲んどく。成田でシャワーを済ませておいて本当に良かったと思いつつ、

【サイトアップ アクセスカウンタ】

 サイトアップはお休み
 アクセスカウンタは機能せず
 万歩計は8,890