2019-06-23

 5時に目覚ましで起き出した。旅先の香港で迎える日曜日。明日は普通に仕事だから今日は滋賀まで帰る。
 帰りも成田経由なので出発は早い。昨日のうちにあらかた荷物を作っているのだけど、逆に荷物に余裕がある事が分かっている。ちょっと買い足しをしようと5時半に一度外に出る。

 まだ夜が明けたばかりの香港は油麻地の街。バスは走っていて機場に向かうバスが1台見える。地下鉄の始発はまだちょっと先。駅の入り口は閉まっていた。
 コンビニで買い物少々。ホテルの自室に戻り最後の荷造り。

 外がだいぶ明るくなった所でそろそろ空港へ。ホテルをチェックアウト。バス停に向かうと

 ちょうど機場に行くバスが来る。30分前のバスは空いていたが、こちらは混んでいる。荷物を1階、荷物置き場に仕舞いこみ、2階席に座る。その先、更に進むと2階席にも立ち客が。これは実際にはNGらしく旺角の先で運転士が2階に上がってきて立客を下に降ろす。

 なおもお客さんが増える。1階も埋まったのか、乗車拒否が始まる。だいぶ時間がかかってようやく高速道路へ。


 座れたのでまぁ良いけど、重たいバスはのろのろと加速して緩々と走り空港まで50分近く。7時前に機場に到着となる。

 A21系統、何時の間にか機場から先、港珠澳大橋香港岸口まで行くそうだが、客は殆どが降りる。7時に空港到着。
 今日はJL736に搭乗。出発時刻は10:40。手続きは3時間前からなので7:40からとなる。

 出発案内。9:10までとなっている。香港を出るフライトの多いこと多いことが良く分かる。
 少し間があるけど、中途半端なので搭乗手続きを待つ事にする。

 7:40からJALの搭乗手続きが始まるカウンタ。その前にはエアインディアの仁川ゆきが搭乗手続きをしていた。もうほぼ終わっているのか行列は無く、係員も手持ち無沙汰。間もなく撤収が始まり、JALへのチェンジが始まる。

 少しずつJALになる。

 JALのカーペットの向こうにエアインディアとスタアラの表示。
 飛び込みでエアインディアらしいお客さんがやってきて、何やら揉めているが何時の間にか消えていた。7時40分の数分前、手続きが始まる。案外とJALのお客さんは少ないけど、この時間に空港に来る人。香港駅や九龍駅でインタウンチェックインを済ませているのかも知れない。
 搭乗券を出してもらって出国の手続き。並んでいるけど10分少々で抜ける。制限エリアに8時前。さてラウンジに行く。折角の香港だしキャセイのファーストクラスラウンジに行く。
 朝食がまだなので食事を頂く。飲み物はと聞かれてシャンパンを頼んでしまう。久しぶりに朝からアルコール。

 頂いたシャンパンと前菜で軽く食事。そのうちにオーダーしたものが届く。


 担々麺の後に粥、焼きそば、点心の中華セット。すっかり満腹セットを頂いてお食事終了。
 もう少しラウンジでゆっくり、とも思ったが、JALから指定されているのはカンタス航空のラウンジ。そちらに引っ越す事にした。

 こちらはビジネスクラスラウンジ。調度品は明らかにランクが落ちるけど、人が少ない分、くつろげる。これはこれでありかも知れない。そして、

 ビールがサッポロビールだ。これは驚いた。香港でサッポロビールを見るの、初めてかも知れない。

 折角なので飲んでみる。泡のない東南アジア仕様なのはご愛嬌。最初からこちらでも良かったかも知れない。

JL736 JA830J B787-8 HKG→NRT

 10時を過ぎてそろそろ搭乗開始。少し遅れる旨の案内があって立つタイミングを変えたが10分過ぎには席を立つ。
 搭乗口は7番。ラウンジ間近だ。JALカンタスラウンジを間借りするようになってから、出発便の搭乗口は出国からほど近い所になっていて、その点はありがたい。

 スポットには昨晩やって来たJA830Jが出発を待っている。何時の間にか搭乗が始まっていて、

 最後召集の文字が見える。早々に機内に入る。
 今日はエコノミークラスの最後尾で席を指定している。本日は満席のご予約を頂いております、とのことだったけど、機内後方のエコノミークラス。デッドヘッドの人が目立つ。自席の隣も香港人クルーと思しきデッドヘッドだった。
 10:34、Doorclose。成田までの飛行時間、3時間40分とのこと。日本上空では梅雨前線の影響で大きな揺れが予想されるとのこと。

 ちょっと香港に来ない間に、キャセイドラゴンの新塗装もだいぶ増えている。ターミナルも大きくなったような気がする。変化の激しい海外を垣間見た気がして10:47、Taixing。大きな香港の空港、誘導路を進んでゆき滑走路端へ。10:59、Takeoff RWy25R。

 空港の敷地を離れると何時の間にか完成していた港珠澳大橋を走る車をみつつ高度を上げて旋回する。

 南シナ海に浮かぶ島々を眺めて飛行機は旋回し、旋回し、また旋回する。機首が東に向いて更に高度を上げる。

 天気が悪いながらも島々が見えて悪くないフライトの出だし。11:04、ベルト着用サインが消灯する。
 少し揺れつつの東行き。テレビプログラムを見つつ過ごす。

 外はどこまでも雲が高く続いている。日本に着く前に大きく揺れそうな感じだが、昼食の提供が始まる。揺れてもサービス続行。最後尾の自分の所にも廻って来る。

 選択肢はなし。外国発でありがちな面々が並んでいる。蓋を開けると

 こんな感じ。

 メインはドリアのチキン添えだそうだ。添えの割にはチキンがそこそこある。

 外地発では不思議と付いてくることの多い日本そば。

 前菜兼サラダ。メニューには「鴨肉」「南瓜とみっすく野菜のサラダ」と別々になっていた。

 フルーツが1枠しっかり着く。

 デザートにはハーゲンダッツJAL仕様ではなく普通のバニラ味。
 お隣のデッドヘッドさんにも同じように食事が配られていたけど、殆ど口にしないまま寝続けている。食事頂いてしばらく、 
 食事中に機長さんから飛行状況の案内。定刻に出発し順調に飛行しており、まもなく日本上空に差し掛かるとのこと。着陸30分前から梅雨前線の影響で揺れる見込みとのこと。成田着陸は日本時間15:35になるそうだ。成田の天候、曇りで気温は21℃と仰る。

 30分程でコーヒーを頂く。アイスはそれまで手を付けずに待ったが、少し緩んでいた。
 引き続きテレビプログラムを見ながらの日本行き。窓外は雲の景色。更に上空にも雲が出ていて薄暗いまま先へ進む。
 その途中、揺れが大きくなる。13:24、ベルト着用サイン点灯。

 外は暗い。だいぶ大きく揺れが続いたのが落ち着いて来て13:38、ベルト着用サインが消灯する。
 13:43、成田着陸が日本時間15:30となる見込みである旨、案内がある。15時にはベルト着用サインが点灯するそうだ。先程の揺れと同じような揺れが続く見込みとのこと。
 14:06、ベルト着用サインが改めて点灯する。

 窓外は暗く、それを受けて機内も暗い。揺れながら高度を落として行く。時計を1時間進めると日本時間の15時過ぎ。

 まだ地上が見えないまま高度を下げる。初めて地上が見えた時、そこは

 もう成田空港であった。15:33、Landing、RWy34R。減速して誘導路へ。

 後から後から着陸機がやって来る。夕方の成田は到着ラッシュ。
 飛行機は誘導路を進む。右手にサテライトを見て進む。どこのスポットに入るのか気になるところ。結局は想像通りのサテライトへ。15:46、Spot in SP94。
 一番後ろの席なのでゆっくり降りる。最後、残っているデットヘッドの人、10数人いて驚く。つい聞いてしまった。乗務の都合の他、香港ベースの人が訓練で成田に来ているそうだ。なるほど。

 サテライトの端から歩いて入国審査へ。到着ラッシュの時間帯だからか順路に沿ってゆく審査場が開放されている。荷物の受け取りは速攻。

 30分の早着。他の便も概ね早めの到着になっているようだ。
 さて今日はこの先、伊丹まで。時刻は16時を過ぎた所。元々の予約では18:25の伊丹行きとなっているが、1本早い便に乗りたい。国内線の搭乗窓口に急ぐ。
 国際線航空券の国内線乗継区間。国際線側のチケットがどうであれ、国内線区間は普通運賃相当のチケットで変更が出来ると認識していたが、「変更はできるがキャンセル待ちが出来ない」とのこと。キャンセル待ち不可、の認識は今まで無かった。ところが幸い、1席だけ空席があるとのことで滑り込む。3人掛けの真ん中、隣が赤ちゃん連れとの事で係員は平身低頭だったが、1時間半待つよりは余程良い。
 保安検査を受けて一旦ラウンジに。

 1杯だけビールを飲む時間があった。成田の国内線はサッポロ黒ラベルがある事がありがたい。搭乗開始は16:30。間もなく席を立つ。

JL3005 JA328J B737-800 NRT→ITM


 最後の1席を確保できた3005便。出発を控えた搭乗口には人が溢れている。まもなくバスへの案内。1台目に乗り込む

 バスは各地から到着した機材の鼻先を進んで搭乗機へ。前回乗ったときとは違うスポットへと連れて行かれる。67番。


 待っていた機材はB737-800、JA328J。3列席の真ん中という席に落ち着く。両側先客がいて、窓側は確かに赤ちゃん連れ。しかも外国人であった。
 バスはもう2台着いて機内満席になる。殊の外外国人旅客が多いのはG20サミットを週末に控えている影響かも知れない。隣席の赤ちゃん連れはロシア人らしい。しかも半分日本語を話す。多様性を突き抜けたようなJALの伊丹行き。
 16:56、Doorclose。伊丹までの飛行時間、55分とのこと。航行中揺れが予想されるそうだ。16:59、Push buck。17:05、Taixing。
 67番からA滑走路へ。RWy34L端は案外と近く、そしてこの時間の出発は空いている。17:15、Takeoff RWy34L。18時半の出発であればこんなスムーズには行かなかっただろう。
 ガタガタ揺れつつ上昇。17:19、リクライニングとテーブルの使用が許可された後、17:24、ベルト着用サイン消灯。窓外は雲しか見えない。どこを飛んでいるのか定かでないまま西へ進んでいるのだと思う。
 17:30、機長さんから飛行状況の案内。現在高度5,100m。東京湾の上空とのこと。梅雨前線の影響で揺れが予想されるそうだ。伊丹の天候は曇り、気温は25℃と告げられる。

 17:40頃、飲み物を頂く。冷たいお茶だけど揺れ気味のフライトだからか、コップに蓋を付けてくれる。
 17:50、5分後に降下を開始する旨の案内がある。5分後にベルト着用サインが点灯するそうだ。実際には17:57にサイン点灯となる。着陸態勢に入るとのこと。高度を下げて気圧が変わるこの時間。お隣のお子さんが泣き出す所だろうが、案外と大人しい。飛行機に慣れているのかも知れない。
 窓越しに生駒が見えて大阪市内への最終コース。少し揺れつつ淀川を越えると18:08、Landing、RWy32R。18:11、Spot in SP14。

 折り返しは千歳行き。それに備えて準備が進む。14番スポットから荷物の受け取り上はすぐ。とはいえ荷物はなかなか、とジリジリ。5分程で荷物が廻り出し、早々に受け取れる。

 おかげで18時半の京都行き、リムジンバスに間に合う。今週は色々と影響のある高速道路と空港リムジンバス。でも23日の日曜日は道路、空いている。順調に走る。45分ちょっとで京都駅は八条口に到着。

 夏至の頃の京都。この時間でもまだ明るい。西の空にスマホを向ける人がちらほら。振り返ると

 見事な夕焼け。
 バスがサクサク走ってくれたおかげで考えていたより1本早い東海道線に乗る。膳所まで10分少々。京阪電車はタイミングが悪かったので自宅までは歩く。それでも20時には帰宅。もし予約通りだったら、今頃、まだ伊丹に着陸していなかったかも知れない。736便の早着、成田の係員、隣の子供連れロシア人女性に、感謝。
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