2022-03-06

 あんまり眠れた感じが無いが、多分、多少は寝たのだろう。思ったよりも早いが朝が来る。

 6時前でもだいぶ明るい。さすがに東経140度。20分は朝が早い。
 少々早いが身支度を進める。ホテルをチェックアウトして駅へ。少々寒い中を早足で。本当なら24時間営業だろう立ち食い蕎麦の店、昨晩は店を閉じていたけど、この時間、営業している。
 京急の駅に着いて最上階へ。

 エアポート急行が見慣れぬ電車でやって来る。01K運用、3151編成。座れない程度には乗っている。空港まで10分少々。早い目だが到着。


 欠航便はあまりないが、空いている便は目立つ。ファーストだけは混んでるねぇ。
 搭乗手続き。今日も普通席からクラスJに上げて貰う。窓側席を色々選べる状態なので空いているのだろう。手続きを終えて保安検査を受けるとラウンジに。

 昨日に引き続きラウンジ朝食みたいな感じになる。小一時間程滞在。その間に京王線恥辱も少々進めておく。
 今日のスポットは10番。ちょっと遠いかと思い、早めに席を立つ。

JL643 JA603J B767-300ER HNDKOJ

 10番、案外と近かった。思ったよりも早いタイミングで着いた搭乗口。

 今日はこれから鹿児島に飛ぶ。まっすぐ伊丹に帰るとか、昨日のうちに夜行バスに乗るとか、考えられることはあったけど、結局安価に出ていたちょっと長めのフライトに乗ることになる。

 中途半端に影が掛かり撮り辛いが、待っているのはJA603J。国内線ファーストクラスの設定がある機材だが、今日は2クラス運用である。ファーストの座席もクラスJとして開放されている。
 事前改札が始まり、次いで優先搭乗となる。先程貰ったクラスJ、進行方向右手の窓側席に座る。搭乗客は少なく、クラスJでも空席がだいぶ目立つ。8:02、Door close。

 こんな感じに席が空いている。
 8:06、Push buck。

 久しぶりに朝の羽田発。案外と空が広い、というか空港が伊丹の比でなく広い。こちらの出発準備が進む間にも何機か動き出す。8:11、Taixing。誘導路を南に。東に。南へ。海を渡る間にも着陸機を眺めて10分間。

 海の上の滑走路端にやって来る。8:21、Takeoff RWy05。エンジン音と共に東京湾を上昇、旋回してゆくと先程飛び立った羽田空港が見えて来る。

 広大な関東平野、背景に富士山。

 ちょっと霞んでいるかなぁと思ったが横浜の街も良く見えている。

 横須賀の軍港が見えて三浦半島を横切った後、8:29、ベルト着用サイン消灯。前方はファーストクラスの座席。だが、今日は2クラス運用。よってカーテンで仕切られる事は無い。
 飛行機は相模湾を西に向かう。だんだんと富士山が近付いてくる。さすがに目立つし写真映えするから何人かスマホを向ける。


 安倍川の中流と言うのか、上流というのか。谷が南アルプスへと分け入ってゆく様子を見て飛行機は西に向かう。
 機内サービスのワゴンが廻って来る。

 コーヒーを頂く。何となく仕事をしている風になるが、あくまで個人的な記録だけ。飛行機は三河湾へと出て少し南に逸れつつ西に向かう。
 試しに席を立ってみる。お手洗いに行く途中、機内を見たが、均して3割少々の乗り具合。B767が勿体ないフライトになっている。貨物が満載なら良いのだけど。
 席に戻る。

 少し雲が出て来た。そして少々の揺れ。9:07。機長さんから飛行状況の案内。鹿児島着陸は10:00を見込んでいるとの事。鹿児島の天候は晴れ、気温は7℃だそうだ。この先、向かい風の影響を受けて揺れる見込みとの事。9:45にベルト着用サインを点灯させる旨、付け加えられる。
 飛行機は紀伊半島を抜けて太平洋上へと進む。 

 鋭角に洋上突き出る室戸岬が見える。時刻は9:20。そろそろ鹿児島へのフライトも後半戦となっている。

 飲み物のお代わりを勧められ何となく野菜ジュースを口に運ぶ。それを飲み干すころ、降下を開始する旨の案内。飛行機は土佐湾上空。

 9:30、足摺岬が見える。広大な四国をわずか10分少々で通り抜けた事になる。
 青い海が徐々に青さを増してゆく。右手遠くに薄っすら山が見えてきて、その存在感が強まると九州と分かる。9:44、ベルト着用サイン点灯。

 窓外には日向の大地が見えて来る。一ツ瀬川と新田原の基地が目に入る。
 高度を下げつつ飛行機は宮崎空港を通り過ぎ南と言うか西へ。

 飛行機は霧島を避けつつぐるっと廻って高度を下げる。錦江湾が一瞬真下の見えて

 鹿児島空港への最終コースになった。飛行機も降下をするが、地上の標高がふいに上がって地上が迫る。10:00、Landing、RWy34。10:03、Spot in SP10。

 地上係員が一列に並んで一礼してから作業に取り掛かる。こんな様子、他の空港では見た事が無い。
 降機。

 ここまで乗って来たJA603Jを見る。多少時間があるかと思ったら、意外と時間が無い事に気付いて、制限エリアの中に留まる。ひとまずラウンジへ。

 鹿児島空港は朝の10時でもビールが提供される。一応、今日まで蔓延防止らしいけど。軽く頂きつつパソコンの充電。
 10時半には席を立つ。この時間、

 奄美諸島方面、関東、関西方面。各地に出発銀がある鹿児島空港。当然の事ながら


 伊丹ゆきに乗るが順路ではあるが、今日は

 644便。先程乗って来たJA603Jの折り返しで羽田に戻る。

JL644 JA603J B767-300ER KOJHND

 搭乗口に戻ると既に全員の搭乗開始となっている所。帰りもクラスJに上げて貰ったのだが、割と席が得られる状況であった。どうやら空いているらしい。先程とは違う窓側席に落ち着く。機内、ぱっと見た感じ、来る時よりも空いている。
 10:50、Doorclose。隣席の空席が確定した。クラスJはそこそこ6割ぐらいは埋まっているように見える。10:53、Pushbuck。

 10:57、Taixing。誘導路を南に向かう。さすがに鹿児島、JACのATR42が居並ぶ様子を見て進む。その中に

 塗装を落としたSAAB340Bがいる。VH-EFWとレジが変わっているが、12月に退役したJA02HCだろう。売却整備が進んでいるらしい。
 飛行機はそのまま滑走路端までやって来る。

 滑走路端で自家用機を1機やり過ごした後に滑走路へ。11:02、Takeoff RWy34。
 飛行機は北へと向かって飛び立つと右に旋回し始める。

 肥薩線嘉例川と思しき駅が見えて向きを南に。右手には

 錦江湾桜島。遠くには開聞岳も見えている。こうしてみると鹿児島は火山だらけだ。桜島を見つつ左に旋回。まもなく

 日向灘が見えてくる。11:14、ベルト着用サイン消灯。
 機内サービスが始まる。

 スカイタイムを頂く。飲み干すと間もなく、コップの回収と共にお代わりを勧められる。乗客が少なすぎてもう一巡したようだ。

 飲み物の順番として変だがスープを頂いた。
 11:35、降下に際して揺れが予想されるとの事で10分後にはベルト着用サインを点灯させる旨の案内が入る。

 窓の外には雲を散らしたような景色が広がっている。既に紀伊半島の沖合。東に向かうフライトは追い風に乗って音速で羽田へと巻き戻す事になっている。
 11:52、ベルト着用サイン点灯。

 窓外には伊豆諸島が見えている。気が付いたら関東まで戻っていた感が強くなる。旋回して向きを北に変える。房総半島に差し掛かると12:00、着陸態勢に入る旨の案内。

 明るく光る房総の丘陵地帯を見て飛行機は降下してゆく。間もなく眼下に東京湾

 室戸岬よりも鋭角な富津岬を見て飛行機は東京湾を旋回。羽田への最終コースに乗る。多くの船を見下ろして

 今朝飛び立った羽田のD滑走路をちらっと見ると12:15、Landing、RWy34R。速度を落として誘導路へ入る。

 12:19、Spot in SP10。朝出発したスポットだ。振出しに戻る感が滲む。
 降機。乗り継ぎ案内が目に付く。

 北海道、東北方面の乗り継ぎと共に、折り返しらしい鹿児島行きの案内もある。これは自分の乗り継ぎでは無いけど。

 ひとまず今日一往復したJA603Jを撮る。今度こそ伊丹に向かう。出発は13:25。
 乗継時間は1時間少々。間があるのだが、朝昼とラウンジ軽食が続くのはどうかと思い、かといって制限エリアに外に出るには時間が足りない。結局

 搭乗口近くで適当な蕎麦を頂く。そしてラウンジには行かず、搭乗口付近で充電しつつ京王線恥辱の続きを綴って過ごす。

JL119 JA339J B737-800 HND→ITM

 次のフライト、伊丹ゆきの119便は17番搭乗口からの出発。伊丹ゆきの割にはラウンジから距離があるが

 先程、鹿児島往復で乗ったB767よりも一回り以上小さなB737が待っている。予約したとこはB767だったと思ったが、コロナ禍の影響で機材が小型化されている。

 ひとまず時間がある。搭乗口近くのベンチで待っているとクラスJは予約客で満席になった旨の案内が入る。客が減ったとはいえ、B737だと窮屈になる程度には乗客はいる様子。
 15分前から搭乗開始。今日は予約の時点でクラスJを持っている。2-3列の3人掛け側だが窓側席を確保済み。そちらに座る。当然ながら結構な混雑。3人掛けの真ん中まで席が埋まると13:20、Doorclose。
 13:24、Pushbuck。乗務員の紹介があった後、揺れが予想される旨、案内がある。飲み物のサービスは冷たいものに限る旨、お詫びが添えられた。今日の天候、何気に良くないようで先程の出発案内で大阪は雨となっている。少々前に妻と連絡を取った時には、膳所小雪が散っていたと聞いている。

 少々雲が目立つ空にこの後の不穏さを感じつつ、飛行機の出発準備が進む。13:28、Taixing。誘導路を南にすすみ、南に進んで、左に曲がり、右に曲がると海を渡る。

 10分掛けて滑走路端。北風運用の間は仕方ないが、離陸までの時間はかかる。13:38、Takeoff RWy05。
 東京湾上、くるっと廻って高度を稼ぎ、南西へと機首を向ける。間もなく

 横浜が見えて来る。先程、鹿児島に向かって飛んだ時よりも横浜の街が近く、大きく見えている。

 今度は厚木基地。今日は普段よりも内陸を飛んでいるようだ。13:48、ベルト着用サイン消灯。飛行機の行く手に見える富士山が徐々に大きくなる。

 富士山が見えて来る頃、副操縦士から飛行状況の案内。定刻出発の協力謝辞があり、右手に富士山、左手には三浦半島が見えている旨、案内がある。伊丹着陸は14:30を見込んでいるとの事。降下に際して強い揺れが予想されるとの事で、14:10頃にはベルト着用サインが点灯させるそうだ。


 富士山が遠ざかって行くと南アルプスが見えて来るのだが、今日は山の向こうが雲で埋め尽くされている。
 飛行機は温かそうな静岡の上空を西に向かう。途中、飲み物の貰って一息。
 14:04、降下を開始し、5分後にはベルト着用サインが点灯する旨の案内がある。間もなく三河湾が見えてくる。

 こちらも雲が出て来る。間もなくベルト着用サイン点灯。時刻は14:10。飛行状況の案内通り展開となった。
 伊勢湾が雲に隠されている中を降下してゆくと揺れ始める。結構な大揺れになった。雲に地上を隠されて揺れながら降下。伊賀の山が見えないまま、うっすらと奈良盆地が見えて来る。

 何とか視界が広がったがまだまだ揺れが続く。揺れる中を右に旋回。生駒山地に差し掛かる。

 曇りがちの生駒山地を揺れながら降下、大阪市内に差し掛かるとようやく日が差し込んできた。

 大阪市街地、淀川を越える。まだまだ揺れつつも高度を降ろし、地上が近づく。14:29、Landing、RWy34R。減速をして誘導路へと入る。

 14:33、Spot in SP17。
 少々間をおいて降機となる。

 ひとまず制限エリアの外に出る。リムジンバスの時間まで少々間があるので展望デッキに出てみる。

 ここまで乗って来たJA339Jをちらっと眺めてからバス乗り場に進む。少々間があって京都行きのバス。

 ほんの数人だけを乗せる。日曜日の中途半端な時間に京都に入る人は少ないようであった。八条口まではだいぶ速く16時の新快速に間に合う程度には走る。新快速で石山までにするか、普通まで待って膳所にするか、微妙なタイミングだったけど、

 結局石山から京阪電車。早く切り上げたつもりでも自宅に戻ると16時半を過ぎている。明日の事を考えるとこんなものだが、中途半端な一日になった感、あり。昨日で括る方策を考えた方が良かっただろうか。

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