2021-05-03

連休の3日目。本来なら旅先、と思っても仕方ない。今日も自宅で迎える。朝早く起きて少し歩く。貨物列車も来ないけど、ひとまず

 草津線からの直通列車。117系はS5編成。塗装の継ぎ接ぎが目立ち痛々しいが、次にお色直しを 受ける機会はあるのだろうか。
 びわこエクスプレスの運転も無いから撮りたい列車はこの1本。少し琵琶湖岸を歩く。

 今日は天気も良く、湖岸にも釣りの人、多数。ジョギングの人、多数。湖面に釣り船もちらほら。湖岸周辺の駐車場は閉鎖されているので、近隣からしか来れない筈だが、それにしては人が多い。まぁ一応は30万都市の公園ではあるので、近所の人だけでも混むのかも知れないけど。
 自宅近くまで湖岸沿いに歩くと1時間程。いったん帰宅する。朝食を頂き改めて動く。今日はちょっと遠くまで歩くがひとまず膳所の先、踏切で特急ひだの撮影を志す。が、内側の列車線を行く新快速に隠れて走って行ったらしい。結局、

 草津線からの直通列車。117系はS3編成を見て先へ進むことになる。
 東海道線が進むその向こうに見える山。その山腹には登山電車が通る。その山腹まで歩く。

 京津線を行く電車を少し撮っとく。

 歩きつつもう1本撮って道を下ると湖岸の浜大津。今日はうんと先まで歩くつもりなので浜大津でうっかり撮影とかはせずに先へ進む。

 大津市役所前の近くだが普段と違うのは皇子山の陸上競技場側から見た所。案外と撮れる。

 昨日も来た近江神宮前と南滋賀の間。アップダウンが印象的な区間。さらに先へ進む。南滋賀から北は歩いた事は無い、ある意味、未知の領域。

 南滋賀と滋賀里の間。この辺も線路はまっすぐと続く。石山坂本線が坂本から先、意図した通りに堅田あたりまで伸びていたら、この辺は快速運転でぶっ飛ばす所かも知れない。
 滋賀里から穴太はだいぶ距離が開く。

 アップダウンが続く線路を10分毎に石山寺行きが来るのを眺めつつさらに北。

 久しぶりに古い集落の風情がある穴太の駅、その北側でまた10分毎の電車。この辺の雰囲気は石山坂本線の石山側にちょっと通じる。
 線路沿いから道路がちょっと離れてさらに北に進む。11時過ぎてようやく、

 坂本の駅に着く。膳所から2時間半。写真を撮りながらだからかもしれないが、案外と時間が掛かった。
 連休中の坂本。大河ドラマは終わったし、緊急事態が出ているけど、そこそこは人がいた。観光が目的ではないのでそのまま膳所方向へ戻る。ただ来た道をそのまま引き返すのは詰まらない。帰りは湖岸沿いを考える。
 坂本の駅から坂を下って湖西線比叡山坂本の駅を通り越し、湖岸の方へ。しかし、この道が酷かった。片側1車線。歩道無し。道は他県ナンバーの車が連なり渋滞中。緊急事態言っても結構来ているんだなぁと初めて分かることになる。
 歩くことを考慮されていない道からは琵琶湖が見えるわけでもない。湖岸に近いというだけの道を南へ向かう。途中、坂本城址を通り過ぎる。城址自体は民有地で立ち入る事は出来ず、城址からちょっと行った所に城址公園がある。

 初めて琵琶湖岸に出る事になる。この辺り、意外と湖岸に近付けない。石山から浜大津までの湖岸を延々歩ける所を想像するとだいぶ違う感じになる。
 城址公園、安っぽくてカメラを向ける気力も沸かない明智光秀像をちらっと見てから南下再開。京阪の坂本駅から湖岸近くに出るまでが案外と遠くて、思ったよりも時間が押している。
 歩道が無くクルマだらけの道を南に進む。たまにホテルがあって湖岸を独り占めている。今は浜大津になる琵琶湖ホテルもその前は西大津のちょっと北、柳が崎にあった。大津のちょっと北ぐらいからは、もともと観光地という事を実際に歩いてみると分かることになる。
 道は湖岸に近づくことなく、自衛隊の駐屯地を見て、昨日も通ったブランチ大津京へと進む。湖岸に近い所といいつつ、琵琶湖の気配を感じない道。
 13時を少々過ぎて、何とか膳所駅の近く、元大津西武のあたりまで戻って来る。妻と合流して昼食は外で。


 お昼のセットメニューは850円からで写真は990円のAランチというもの。日本で不味いインドカレー屋というのは当たった試しがなく、よって膳所のこの店も美味しく頂ける。案外と流行っていてお客さんは多かった。前に同じ場所にあった店、すぐに潰れたから、そういう立地なのかと思っていた。
 面白いのはビールの銘柄。

 サッポロビール他日系が3銘柄。他に舶来品が5銘柄。全部で8銘柄って膳所では指折りの品ぞろえ、ということになる。本当に在庫があるのか、冷蔵ケースが気になったが、冷蔵ケース自体が見つからなった、
 いったん自宅に戻る。坂本往復、十分に歩いた。が、今日はまだまだ時間がある。石山寺駅まで歩けば石山坂本線の沿線を歩き切る事になる。どうせなら石山寺の門前まで行くのが良い。本来は門前まで線路を延ばしたかったのだろうから。
 一眼レフは置いて身軽になって歩く。

 途中、石山の駅でずいぶんと古いバスが客扱いをしていた。ミホミュージアムからの臨時便らしい。客を降ろすと幕を回送と廻しつつ去ってゆく。

 坂本側と違ってカーブの続く石山側の線路に沿い瀬田川に変わった水辺を南へ。

 山に行く手を遮られるような石山寺駅にあたる。

 午前中に見た坂本の駅と比べると質素な石山寺の駅を眺めて、もう少し先、石山寺の門前を目指す。山が瀬田川に迫る地形で、ここに線路を敷くのなら併用軌道だっただろうなぁといつも考える。
 とはいえ10分ちょっと歩くと石山寺の門前。一年前は固く門を閉ざしていたが、今年の連休は観光客を受け入れている。

 ちらっと門だけ見て、例年通りではないだろうがそこそこ賑やかな門前町をちらっと見て、今度は瀬田川沿いに自宅へ戻る。唐橋を越え、瀬田川の橋梁を越えると瀬田川は琵琶湖になる。 

 湖岸を歩く。やっぱりこの辺の琵琶湖岸を歩く道は良い。琵琶湖に恵まれた大津の街も悪くない。不満を差し引いても少しプラスかも知れない。

 そして誰からも嫌われないだろう小さな電車が走る街も、また良い。

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