2021-11-21

目覚めると7時近く。良く寝たと欠伸しつつ日曜日の朝を迎える。朝食の後、京王線恥辱を少々進める。今日は午前中から妻は美容室に出掛けるそうで、食事は自分で済ませておいて、と言われる。それなら少し遠出しようかと思う。
 スーパーの開店に合わせて二人で買い物に出かける。

 琵琶湖岸、やっぱり湖岸線がだいぶ下がっているように見える。まぁ天気は良い。ちょうど良いだろうと考えた。今日この後、ビワイチに出掛けよう。♪琵琶湖一周200㎞、と言うから一日で一周とはいかない。何日かに分けてだろう。
 買い物を済ませて荷物を預かり自分だけ自宅に戻る。買い物を仕舞うと早速スタート。ビワイチには時計回りと反時計回りと二つ選択肢があるけどいつもの浜大津まで歩く感覚で歩きだしたから、時計回りとなる。この先、堅田までは十分に行けるだろう。その先、和邇辺りまで行けるか。
 出掛けて早々だが、お手洗い、と思い膳所のOh!Meに寄る。ここのビル、このコロナ禍で閉店が目立つ。1階にあったリンガーハットが閉店していてその跡地に

 来月、何か出来るらしい。


 パン屋が2店。片方は大津西武にいた店。大津がパンの消費量日本一になって以来、パン屋の出店が目立つ。膳所は塾とマンションとパンの街になりつつある。
 改めて出発。湖岸近くに来たのでビワイチらしく湖岸に出る。

 先日乗った無料巡回バスが走ってゆく。今日も空いているようだった。

 浜大津の港まで着く。手前にうみのこ。奥にビアンカ。この時間。ミシガンが出港した後、10分後にビアンカも出港する。
https://biwako-otsu.keizai.biz/headline/2165/
 無料クルーズ招待、だそうで。胸を張って賑わってますと言えることではないが、人がいないよりはいる方が良い。お金の出どころが大津市の納税者としては気になるけど。

 やっぱり水が減っているように見える琵琶湖疎水の取水口を見て琵琶湖岸を西から北へと向きを変えて進む。西大津の辺りまでは何度か歩いている馴染みのエリア。その先、道が狭くなり、歩道らしい歩道が消えたり、現れたり。ビワイチルートを示す青い線も車道にはみ出す形になる。時折、反時計回りに走る自転車とすれ違いつつ。
 駅で言うと湖西線、唐崎のあたりから琵琶湖を売りにしたホテルが1軒、また1軒と現れる。一旦見えなくなった湖岸が見えるようになって、

 沖合にビアンカが姿を現した。南湖の60分クルーズなので唐崎沖で引き返す様子。
 唐崎の集落に差し掛かる。駅からはだいぶ遠いが歴史を感じる建物が増える。鉄道が通る前は琵琶湖岸が街の中心だったのだろう。

 神社が琵琶湖に面して建っている。
 さらに北に向かうと坂本城址となる。ここ数日、湖面が下がって石垣が姿を現した、との事で話題になっている所だ。城址公園に足を運ぶ。石垣が現れた所とは少々ずれている。

 琵琶湖の向こうにプリンスホテルが霞んで見える。だいぶ遠くまで歩いてきた感があるが、ビワイチはまだまだ始まったばかり。

 こちらが石垣がある側だが、流石に城址公園からは見えない様子。水位が下がって白砂の浜がだいぶ広がっていた。
 ボランティアの人が観光案内で出ていて、石垣の場所を教えてくれる。折角なのでそちらまで行く。見学客も多くて春先に来た時よりはずっと賑やかな坂本城址をもう少し見ておく。

 こんな所を?と思うような畦道を歩き

 湖の中から石積みが姿を現した様子を目の当たりにする。こうしてみると膳所城と同じく水城だったことが良く分かる。
 一つ仕事を終えたような気がするが、膳所から坂本の徒歩をビワイチというのはいくら何でもひど過ぎる。この先へと歩くべく、先を急ぐ。時刻は12時半過ぎ。そろそろ昼食も考えたいが、歩きだした。
 基本的に湖西道路の旧道を歩く事になるのだが、途中から歩道がいい加減になって歩き辛い道ではある。時折

 旧道と思しき道が現れればそちらに廻る。旧道に入ってしまえば快適な散歩道にはなる。
 13時を過ぎて雄琴通過。そろそろ食事と思うのだが、タイミングを逸し続けて旧湖西道路を北上してゆく。この辺りは歩道が整備されているので、身の危険は感じない。ただ、琵琶湖
www.biwako-visitors.jp
の湖岸からも遠ざかったので、ただの道である。丹念に湖岸を辿るなら、風俗街の中を突っ切ることになる。
 堅田の駅は遠いが、先に本堅田の街が現れる。旧湖西道路を離れて街中へと入ってみる。目的地の一つになりそうな満月寺浮御堂に寄り道。


 折角なので見学してゆく。拝観料は300円。

 もう少し水位が高い方が絵になるのだろうけど。3時間程歩く間にいつの間にか曇り空になっていて、青空の時にもう一度見れば、また印象が変わるかも知れない。

 湖に面した本堅田の街、その向こうには琵琶湖大橋が見えている。南湖と北湖を隔てるくびれの部分。ひとまず北湖エリアまでは進めそうだ。
 時刻は14時になっている。今日は16時ごろを目安に切り上げようと思っている。このままのペースで行けば、和邇は楽勝。蓬莱まで行けそうだ。蓬莱まで行けば、二日目は今津に届くかも知れない。
 しかし昼食がまだである。休憩も取りたいし、琵琶湖大橋西詰、と言えば良いのか、道の駅 びわ湖大橋 米プラザに寄る。
道の駅 琵琶湖大橋米プラザ | 滋賀県の魅力をいっぱい集めて、皆様にお届けします - 琵琶湖大橋のふもと、湖西にある道の駅「琵琶湖大橋米プラザ」。名前の通り、地元滋賀県産の近江米をたくさん取り揃えているのはもちろん、近江茶や滋賀県産の特産品をたくさん集めたお店です。
 時刻は14時を過ぎてようやく昼食。

 何となくなぜかにしん蕎麦を食べる。まぁ駅そばレベルの割には案外と値が張ったけど。

 道の駅、2階の展望デッキから琵琶湖大橋を眺める。対岸はピエリ守山。ひとまず北湖エリアには足を踏み入れた。ようやくビワイチしてます、と胸を張れそうな気になる。
 時刻は14時半を過ぎる。あと1時間半。休憩としては不十分だが、少し先を急ぐ。
 小野駅の方に向かって、真野浜を進んでゆく。北湖に入ると水が劇的にきれいになるからか、湖水浴場というのがちらほら現れる。

 水草が打ち上げられている所が元々の湖岸線だろうか。海の家ならぬ湖の家や、有料駐車場もあるけど、11月も下旬になる頃。泳ぐ人は当然、散歩の人も少ない。
 文字通り、湖岸を歩いてから旧湖西道路に戻る。小野の駅を過ぎてあと二駅、1時間頑張って歩こうとした矢先、ふと思い至る。上に羽織っていたジャケット。どこにやった?
 考えると答えはすぐに見つかる。先程の道の駅だ。一瞬、このまま二駅歩こうかとも思ったが、取りに戻る事にした。するとビワイチ1日目は膳所~小野ということになる。

 次回は小野からスタート。駅舎の写真を撮りビワイチとしては中断。ジャケットを回収すべく、先程歩いた真野浜を歩く。ジャケットは回収すらされておらず元の席にそのまま置かれていた。
 道の駅からは堅田の駅の方が近く、歩いて堅田に向かう。その途中、道の駅を出てすぐの所。

 唐橋から25㎞の案内。今日は膳所スタートだから25㎞ぴったり歩いたわけではないが、目安にはなる。そして

 唐橋までは168㎞とのこと。だいぶ長いが、ビワイチに取り掛かった感はある。
 堅田の駅まで歩くと16時前であった。昨日で服薬は満了したから今日は酒が飲める。1本だけビールを買って駅構内に入る。


 上下線の普通列車を見てやってきた4両編成の普通列車に乗る。幸い座れる程度だったが、折角のビールが飲めなくなるのは勘弁なので

 さっさと飲んでしまう。一週間以上ご無沙汰だったサッポロラガービール。舌が敏感で実に美味しく感じる。
 早々に飲んで正解で、坂本で乗車多数。立客も出る。
 大津京で下車。だいぶ戻ってきた感がある。歩いた後なので電車に乗ってよかったのだけど


 最後は自宅まで徒歩。歩く間に暗くなる。自宅に17時過ぎの帰宅。妻には呆れられた。
 夕食と共に久しぶりに飲酒。食べ終わった後も飲み続けたから、結構に酔いが廻る。

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