無理矢理4時過ぎに起き出した。今日は会社自体は営業日なのだが、休みを取っている。というのも昨年は木曜日からがお休みで、そのつもりで航空券を押さえていたのだった。ふたを開けると休みは明日から。仕方ないので、今日は休暇を取った次第。
準備少々。始発に乗るべく、出掛ける。重い荷物と共に膳所の駅まで。
がら空きの12両普通列車に乗り込む。世の中はど平日の木曜日だが朝ラッシュにはさすがに早い。空いたまま新大阪まで。
新大阪からは伊丹空港へ。
始発のリムジンバスは結構乗っていた。仕事の人よりも遊びに行く体裁の人が多いかも知れない。夏休みを実感しつつ伊丹空港まで。
6:40に伊丹空港到着。
空港は混んでいるが、座席は案外と空いている様子。○の文字が目立つ。今日の搭乗は8時の成田行き。最終目的地までの搭乗券を貰うと共に、成田までのフライト、クラスJにアップして貰う。通路側だったが、難なく手続き完了。
場所が変わった優先検査場を通過してラウンジへ。3階へとあがるエレベータ。以前のDPラウンジへ続くエレベータだ。何となく新旧の位置関係を理解してラウンジへ。
いつものラウンジ軽食で朝食を。今日はこの後、食べる機会が多いので軽めに済ませる。
7:10の102便が出てゆく。これを皮切りに各地へのフライトが続く。出発までは案外と時間がない。京王線恥辱を進めるのは見合わせて新聞に目を通す。その間に搭乗時間がやってくる。
JL3004 JA832J B787-8 ITM→NRT
7時半を過ぎて席を立つ。成田行きの出発は19番搭乗口。そちらへ足を延ばす途中、
当該機を眺める。待っているのは国際線機材のJA832J。
搭乗口で少々時間があった後に搭乗開始。先程クラスJへのアップグレードを手続きしたので、今日の座席はビジネスクラスの区画となる。
前回6月とは違ってライフラットシート。どんな機材が来るかはギャンブルだが、外れであっても成田までは1時間少々。必要十分だ。
見た目、席が埋まって7:58、Doorclose。成田までの飛行時間は55分とのこと。途中、風邪と雲の影響で揺れが予想されるそうだ。8:02、Pushbuck。8:06、Taixing。
今日は通路側の席なので、ちょっと遠い窓を眺めて過ごすだけ。飛行機は南側へと誘導路を進んで、一旦停止の後、滑走路へ。8:15、Take off RWy34L。
伊丹を上がり、カーブ、カーブで上昇すると8:19、ベルト着用サイン消灯。成田到着は9:10頃を見込むとのこと。背もたれを少し倒すと眠くなる。何となくウトウト。
寝ていたのは数分だと思うが、肘掛にシールが張られていた。間もなく気付いてもらえて飲み物を貰う。
野菜ジュースを貰うと一緒におしぼりが付いてくる。
窓外は雲海。東に向かうフライトだがあいにくのB787。手元のスマホで位置情報を拾えないので、どこを飛んでいるかは分からない。
通路側の席だったので席を立ってドアの所で写真を撮ったが、やっぱりどこだか分からない。
8:56、降下を開始し10分程でベルト着用サインが点灯する旨の案内が流れる。
席を立って窓外を見ると。降りて行く感触を覚える。
このタイミングで飲み物。余ったらギャレーで捨てられるんだろうし、貰っておく。早々に飲み干すとタイミングよくカップは回収となる。
9:03、ベルト着用サイン点灯。飛行機はどうやら北側から着陸となる様子。窓外におぼろげながら北総が見えてくる。
9:18、Landing、RWy16L。成田の気温、30℃と告げられる中、誘導路を進む。9:27、Spot in SP66。
内際共用のエリア着。この後、832Jはどこに飛ぶのだろうと思いつつ降機。長い通路を歩いて制限エリアを抜けるとだいぶ時間が経っている。
10時台の乗り継ぎ案内が並ぶが、自分の乗り継ぎは18時台。だいぶ間があるので早々の出国、はせずに少し歩くことにしている。まずは空港のバスターミナルへ。
今日は8月1日。成田の乗り継ぎ時間で前に行こうかなと思っていたこの施設。
こちらがリニューアルオープンするそうだ。ちょうどよいタイミングなので行ってみる。
成田空港から航空科学博物館へは路線バスに乗って。乗場が良く分からなかったが、色々とさがして
三里塚循環と言う路線バスに乗る。博物館見学らしい子供連れと混じって空港から10分少々。
開館直前の博物館に到着、となる。入場料はリニューアルに伴い値上げして700円になっている。
10年来ご無沙汰の航空科学博物館。前に来た時はYS-11を見た記憶はあるのだけど、館内の記憶があまりない。
B747の実物断面があって、これは凄いと思うのだけど、前来た時に見たっけ。
B747の前頭部が屋外に展示されている。ここは時間と人数を区切っての見学施設。午前の部は既に予約でいっぱいなので内部見学は後日に譲る。
コックピットの下にはB747を導入した各航空会社のロゴがある。一番いい所にローンチのパンナム。JALも上得意だった。
展望台の向こうはすぐ成田空港。こちらは現役のB747-8がいる。離陸はRWY16R。小型機も多くて博物館の上空ではかなり高い所を飛んでゆく。
目の前には昔と変わらずYS-11。
見学に小一時間。そろそろ成田空港に戻る。帰りは
JRバスが来た。15分程バスに揺られて第二ターミナルに戻る。
改めて成田空港の第二ターミナル。今度は国際線の出発口。伊丹でこの後の搭乗券は貰っているので、ここはスルーだけど、今日は珍しく出国前に本を何冊か買い求める。明日以降、ちょっと時間が出来るので。
まだ11時半。これからの成田はアイドルタイム。出発便の案内。夕方まで出ているが、さすがにまだ18時の便は案内に出てこない。手元の搭乗券。出発ゲートが出ていないけど、ひとまず出国。
JALのファーストクラスラウンジに寄り道。先程の汗をシャワールームを借りて流すと時刻は12時を過ぎる。そろそろ昼食タイム。ラウンジで
寿司を頂く。12時半に行ったんクロ―ズする直前で寿司のカウンタは空いている。外国人のグルームが2~3人。Only salmonなんて呪文みたいにみんな唱える。
お代わりを頂く。今度はシャンパンと合わせてみる。
12時半で寿司カウンタは一旦クローズ。席替えをして京王線恥辱を進めつつ、時間を潰す。
変な組み合わせだ。
成田空港のアイドルタイム。ラウンジは空いているのだが、どこかの会社員グループが騒々しくて閉口する。ファーストクラスラウンジ内にも逃げる先はあるけど、今日は何となくラウンジ替え。久しぶりにアメリカン航空のラウンジに行ってみた。
係員、搭乗口の掛かれていない搭乗券を見て93番と教えてくれる。他所の航空会社のお客さんに真摯に対応、ありがたい。
適当な酒と適当にチーズやら何やら。引き続き京王線恥辱を進めておく。できれば一瞬でもいいから定時運行に戻したい所。
夕方が近づくにつれて、アメリカン航空のラウンジも混んでくる。16時を過ぎて、もう一度ラウンジ替えを志した。搭乗口が93番なのでサテライト側。JALのラウンジで良かったのだけど、何となくカンタス航空のラウンジに脚を伸ばした。
夕方のラッシュを控えているが、カンタスのラウンジは空いている。電源席が少ないのだが難だが、空いているので席は選べる。真ん前が窓の席を選んで、
サッポロビール黒ラベルと一緒にセルフで作ったホットサンドを頂いてみる。京王線恥辱の追い込みをやって18時過ぎ、席を立つ。残念ながら、定時進行はかなわず。
ちょうどカンタスのフライトが成田に到着する所だった、メルボルンから。
JL751 JA861J B787-9 NRT→HAN
今日からこれからハノイに向かう。ベトナムの首都。東南アジアは毎年のように行っているけど、ベトナムの訪問は初めて。
18時過ぎ。搭乗が始まるところだが、行列が複雑すぎて訳が分からないまま優先搭乗が始まる。何とか乗り込む。
目の前で待っているのはB787の長胴タイプ、B787-9。近づくとJA861Jであった。ビジネスクラス、プレミアムエコノミー、エコノミークラスの3クラス制。元々はエコノミークラスの予約だったが、伊丹で出してもらったのはプレミアムエコノミーの席だった。
新間隔プレエコの窓側席に落ち着く。席には毛布と枕。アメニティグッズとスリッパが備えられている。
お客さんで席が概ね埋まる。2-3-2列で並ぶプレミアムエコノミーは3列席の真ん中に多少空席があるようだ。台風の影響で降下中の揺れが予想されるとの案内が入る。台風、確か南シナ海からベトナム北部を伺うあたりにあって、確かに影響しそう。明日以降も若干心配ではある。
18:28、Doorclose。18:36、Pushbuck。18:40、Taixing。
成田の出発ラッシュに差し掛かっている中、誘導路をA滑走路へと向かう。案外とスムーズに滑走路端へ。18:56、Takeoff RWy16R。
大人しく夕暮れの空へと上がって行く。上空に来るとまだ夕空が明るい。
19:03、ベルト着用サインが消灯する。
上空はまだまだ明るい。西に沈む太陽を追いかけるように機首を西に向けると飛行機はさらに上昇してゆく。
カーテンが閉められたのち、メニューが配られる。中身はエコノミーと一緒だけど。まぁ悪い気はしないから、良い事にする。次いで
おしぼりが配られる。これもエコノミーと一緒だけど。まぁ、あるだけ良いよね。日本人はおしぼりが大好きだ。
機内は明るくなったけど窓外はそこそこ撮れる。西に沈む太陽から少しずつ離されている筈だけど、今のところ、何時までも明るい。
19時半を過ぎて飲み物のサービスが始まる。
プレエコ限定のボトルシャンパンを頂く。昼から結構飲んでいるので小瓶1本でも少々持て余し気味。ゆっくり飲み、飲む。
19:39、機長さんから飛行状況の案内。ハノイ到着は定刻よりも早まって現地時刻の21:45を見込むとのこと。ハノイに台風が接近している関係で、現地時間の20時以降、揺れが予想されるそうだ。
先程来のシャンパンを飲み終わる頃に機内食の時間になった。
香港は短距離扱いだが、その先のハノイからは中距離路線の扱いになって、シンガポールやバンコクあたりで供されるメニューとなる。選択肢も二つあったが、
ドライカレーを選んでみた。
アップするとこんな感じ。そのほかに
サラダが1枠。
ポテトサラダがついて、
夏野菜の揚げ浸しと野菜三連発。炭水化物三連発よりよっぽど良いし、気が利いている。費用も掛かるに違いない。
デザートが一枠。さらに
水のボトルと味噌汁が付く。結構充実している。さらに、
ハーゲンダッツも出てきた。まさかのデザート二種類。
エコノミーとしては充実した食事を頂くとまだ日本領空。映画を見つつ西に向かう。2本目に差し掛かる頃、機内減光。すっかり暗くなる。寝ておけ、と言う事か。
飛行機は西に向かって中国大陸に差し掛かったのちに南側へと針路を変えたようだ。引き続きの映画。ハノイが近づいて来ると映画はやめて短いテレビ番組に切り替える。
広かった中国領空も抜ける頃、22:57になって灯りが戻る。あと40分で着陸との案内がある。
リフレッシュとしてカップうどんのうどんですかいを薦められ、うっかり頂く。機内で孤独のグルメなんて見ていたから気が大きくなったのかも知れない。
うどんを食べ終わって間もなく、23:06、あと10分でベルト着用サインが点灯する旨の案内がある。23:17、ベルト着用サイン点灯。高度を下げて行った感触を覚えていると23:29、着陸態勢に入った旨の案内がある。
テレビモニタの飛行状況は明らかに空港へのアプローチ。窓外には街灯りが見えている。揺れの予想はあったが大した揺れのないまま、23:47、Landing。RWYは11Lだと思う。地上に降りると雨が窓を叩く。予告通りに台風接近の天気模様だった。
23:52、ベトナムの時間に直すと21:52、Spot in。ドアが開いて降機となる。2時間の時差があっても既に22時。早々にホテルに入りたい所。入国審査へと急ぐ。幸いこの時間は空いていて、荷物を受け取り、税関を抜けて制限エリアの外に出ると、
ベトナム時間の22:08。ここまで20分弱。まずは順調。
今日はホテルに入る所まで。明日も時間がないので空港で両替をしてツーリストSIMを手に入れる。ここまでで22:30。更に市内へ移動だが、今日は送迎サービスを予約しておいた。市内への鉄道がハノイには無く、タクシーもぼったくりで有名な土地。
ドライバーを探して落ち合い、予約しているホテルへと送って貰う。ハノイの空港から市内までは30㎞弱。日本で決済した価格は30米ドル。結構高いが、安心代と思えば納得できるところ。明朗会計だし。
ハノイの市街地。国鉄駅に近い所にあるホテルに着くと23時半近く。ホテルのフロント氏には日本語が通じる。駅から近い、と言う理由で予約しただけなのだが、日系のホテルであった。カギを貰って、宛がわれた部屋へ。明日は早い。シャワーだけ浴びて、早々に寝ておく。
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