JL728 JA615J  B767-300ER BKK→KIX

 0:00を過ぎて搭乗開始の案内。搭乗口に向かう。着いてみるとほぼ最終案内。早く乗れと言わんばかりの係員に断わってお手洗いだけ済ませてから機内に向かう。待っているのはJA615J。 

 機内は空いている。2-3-2の各島に概ね一人いるかいないか、と言った所だ。窓席が欲しくてA席をしていたが、真ん中三人掛けを指定しておけば、エコノミースリーパーになったに違いない。それを狙ったらしい人がE席に座っていたりする。
 隣の人が来ないまま、0:15、Doorclose。これで2席使える事が確定する。B席との間の肘掛を上げてしまおう。以前、ソウル線でインボラアップグレードして貰ったときに貰ったアイマスクと耳栓を準備する。
前便遅れのため案内が遅れた旨、お詫びが入る。前便とは成田からやってきたJL707便のこと。例によって成田渋滞に巻き込まれたに違いない。
 0:18、Pushbuck。離陸後に飲み物を出す旨、着陸1時間50分前から朝食を開始する旨の案内がある。0:26、Taixing。そして0:37、Takeoff RWyXXを見届けてアイマスクを装着。耳栓もしておいて、寝る準備をする。スリーパーではないが、AB席両方使って体を斜めにしておくとそれなりに悪くはない。
 ぽんと音が鳴って0:44、ベルト着用サイン消灯。その瞬間に目覚めてメモを取るのが最後だった。すっかり寝入ってしまう。ドリンクサービス、軽食の配布ぐらいはあったはずなのだが、全く気付かないまま眠りを貪る。
 朝の気配に気が付いて意識が戻る。

 目の前にドリンクいかがですか?のシールが張っている。夜の物か、朝の物か。全く分からないが、朝が訪れたようだ。

 んんんと蠢いているとアテンダントさんが気付いたようで、飲み物の注文を聞かれる。頭が回らないままスカイタイムを頼んだ。

 朝食が運ばれてくる。中華粥とかそんなものを思い浮かべていたのだが出てきたのはペンネ。朝からは重たい気もするが、ひとまず食べる。

 4:50、免税品の販売終了の案内があったのちに、5:16、窓外に足摺岬が見えてくる。四国の端っこだが、関空まではあと少しである。
 5:32、ベルト着用サインが点灯する。あと15分で着陸とのこと。窓外には徳島の市街地が見えている。そして今度は淡路島が現れる。少しずつ高度を落としてるのが分かる。
 左に旋回すると関空への最終コース。海が段々と近づいて来て5:44、Landing、RWY06R。日本時間なら7:44となる。7:48、Spot in SP29。

 写真が撮り辛い場所だったので到着後の自機の写真は無し。ちなみにこの後、JL615JはJL813/816で台北を往復したのちJL727としてバンコクへ戻るようだ。結構なハードスケジュール。
 定刻より少々早く関空に到着である。定刻でブロックタイム5時間40分。相当な余談だが、勤務先の規定に拠るとエコノミークラスで6時間以上のフライトに搭乗する場合は手当がもらえるのだが、今回は該当しない。日付を跨ぐフライトも手当の対象だが、バンコク発が0時を過ぎているからそれにも該当しない。
 ただ、アイマスクと耳栓。そして隣が空いていたのでそれなりに眠れている。レッドアイも良い所のフライトだったが覚悟したよりは楽な朝で関空に降り立った。
 入国し荷物を拾って保安エリアの外へ。5月18日の日曜日になっている。明日は普通に会社だからさっさと家に帰りたいが、この時間の関空。JLの羽田行きは夕方まで設定がない。ジェットスターコードシェアで成田行きがお昼にあるけど、4時間待って成田に飛んで、なんてやっていたらそれだけで一日が経ってしまう。そこで今日はこの後伊丹に向かう。
 予約は12時半の便で取ってある。Webではそれ以前に便は予約できなかったのだが、早く着けば早い便に振り替えられるはず。ひとまず伊丹に向かおう。
 伊丹まではバスで移動。関空の国際線と伊丹の国内線を乗り継ぐ場合、乗継する事が分かる航空券や搭乗券の提示でリムジンバスがの運賃が無料になる。

 そんな訳で無料乗車券を入手。バスの出発は8時半、所要時間は75分だそうだ。10時半の羽田行きには乗れそうな感じではある。
 京都行きにアジアからの外国人旅行者が数組駆け込んだのを見送ったのち、伊丹行きのバスがやって来る。

 バスは4割ぐらいの乗車率。定刻に出発して高速道路を淡々と走って行く。天保山の辺りから一旦大阪都心に入って難波の辺りをぐるっと回ったのちに北上。渋滞らしい渋滞は全くないから、伊丹空港に到着すると9:25であった。20分も早着。
 搭乗の手続き。指定しているのは12:30のJL116だが、3時間を伊丹で過ごすのも難なので繰り上げて貰う。無事にJL112便への繰り上げが認められたが、宛がわれたのは通路側の席。まぁ仕方がない所ではある。

 久しぶりの伊丹空港。修学旅行の団体やら何やらでやたらと混んでいる。

 保安検査場のパタパタは健在。その下には行列が続いているが、よくよく見るとJGCが使える優先通路があってそこから保安エリア内に入れる。入ってしまえばまぁ空いている。
 次の羽田行きは伊丹の王座、18番搭乗口から出発。そちらに近い方のサクララウンジに入る。

 ビールって気分にならなかったのでトマトジュース。羽田行きが出たばっかりなのでラウンジは空いている。隅っこの電源が使える席でしばらく恥辱を綴り、出発を待つ。