NU605 JA8995 B737-400 OKA→ISG

 次の搭乗便は乗り継ぎ時間25分。9:30のJTAで石垣に向かう。 

 既にスポットには石垣行きとなる機材が出発の準備を整えて待っている。レジは8995。

 現在、後方座席のお客さんの案内が始まっている。今日はクラスJを用意しているので前方座席の扱い、案内があるまで待ってから搭乗。石垣行きのフライト。満席に近いようだ。3人掛けのクラスJ。隣はいかにも遊びに来た雰囲気の軽装カップル。
 9:28、Doorclose。どんなに聞いても何を言っているか分からない石垣の島言葉で挨拶が始まる。石垣までの飛行時間、45分とのこと。ここは標準語なので理解できる。9:33、Pushbuck。9:40、Taixing。滞在35分で那覇の空港を後にするが、また後で立ち寄る。
 飛行機は順調に誘導路を進み、9:44、Take off RWy36。

 先程降りた時よりも青空が広がっている。那覇の市街地を望むと雲に突っ込みしばらく視界は灰。そして青空が広がる。

 よく見ると雲の合間から陸地も見えている。9:51、ベルト着用サイン消灯。
 サンピン茶をサービスしますと案内があって、乗務員がトレーにカップを満載して行き来するようになる。

 爽やかな夏が口を通り過ぎてどこかに消えていった。
 10:04、機長さんから飛行状況の案内。現在高度7,800mを順調に飛行中。間もなく宮古島の上空に差し掛かり、10:30には石垣島に着陸する予定。5分後に降下を開始するとのこと。降下中は前線の影響で揺れが予想されるそうだ。石垣島の天候は曇りで気温は29℃と告げられた。
 10:13、ベルト着用サインが点灯する。

 窓外には不穏な雲。何か夏に戻ったような空が広がっている。石垣島の天候、曇りで気温は29℃と改めて案内がある。
 飛行機は雲の合間をかいくぐり、高度を落としてゆく。少々揺れた後に

 雲の合間に島が見える。石垣島だろうか。また雲に地上を奪われる。

 再びの地上。今度は素晴らしいスカイブルーの海が広がる。曇りなんでうそでしょ、と思ったのだが、三度雲に視界を奪われ、次に見えた島の景色は

 どんよりとした曇り空の下に広がる灰色の島だった。こちらが間違いなく石垣島。飛行機はいよいよ高度を落としてゆく。10:29、Landing、RWy04。長くなった滑走路をしっかり使って速度を落としてゆく。一番遠くから誘導路を進んで進んで、スポットへ。その間に離陸待ちをしていたQ400のプロップサウンドが響いて行く。10:34、Spot in SP8。

 定刻に少々遅れての石垣到着。今日は、というか今日も折り返し便で那覇に戻るので慌ただしい。搭乗券を発券し、乗って来た飛行機を撮る。制限エリアの外で充電をしていると、間もなく、保安検査を受けろという催促の放送が入る。出発20分前になっている。慌てて検査を受ける。