NU211 JA8998 B737-400 OKA→UEO

 本日三回目のフライトは那覇久米島行き。区間マイル59という短距離便に乗る。控えに記された搭乗口は22番。つまり、先程石垣から到着した時のスポットである。

 待っているのはJA8998。当然、同じ機材が待っている。

 出発は5分遅れて12:50とある。前便の遅れをそのまま引きずった格好。ラウンジで案内されていれば、それなりに遅れて出てくる所だが、今更ラウンジに戻るつもりはないのでそのまま待つことにする。充電スポットでスマホに電気を喰わせつつ、少々。
 搭乗が始まる。胸に隣国の国旗をつけた団体が後方席へと大挙して進んでゆく。その後も人人人の波。今日は普通席の前方を予約しているので最後に乗り込むが、結構時間が掛かる。
 先程と同じ機材だが、久米島行きにはクラスJの設定がない。わざわざ、クラスJの席を空けて飛ぶ、なんてことはなく、クラスJの普通席開放という扱い。恐らく、区間マイル59、なんて短いフライトにプラス1000円を払うお客さんはいない、と言う判断なのだろう。
 機内満席になる。なった所で地上係員が一番前の席に座っている人に声を掛けているのが聞こえてくる。「すみません、キャンセル待ち受け付けた後でお客さんが保安検査通ってしまいまして」と。「次の飛行機待ちましょうね」という言葉に素直に従って、可哀想なお客さんは降りて行った。今日のNU211。予約した時、混んでいて取りづらかった事を思い出す。
 本当の満席で12:52、Doorclose。前便到着遅れのため遅延する旨、お詫びがある。久米島までの飛行時間は25分との事。声の持ち主、先程の石垣便の担当者ではない。操縦士、客席乗務員共々、那覇で交代済。

 エンジン4つの大きな機体が通り過ぎてゆく、と思ったらチャイナエアラインB747だった。台北-那覇B747飛ばすのか、、、、と驚いていると12:59、Pushbuck。

 13:02、Taxing。RACのQ300にQ100とバラエティ豊かなプロペラ機に送られて、滑走路へ向かう。しばらくプロペラ機乗っていないなぁと思う。久米島もこの時間で無ければRACの担当になるのだか。久しぶりにプロペラ機に乗りたい。

 自衛隊のエリアには戦闘機も駐機中。休みの日は格納庫に仕舞われているものだと思っていたが、昨今の状況のせいだろうか。土曜日でもすぐに出れそうなところに駐機している。
 滑走路端で1機着陸をやり過ごすと、自機も滑走路へ。13:10、Takeoff RWy36。

 あまり燃料をつんでいないのか、軽々と上がって行く。まもなく沖縄本島を離れ、飛行機は西の久米島へと向かってゆく。
 13:16、ベルト着用サイン消灯。久米島到着13:40と告げられる。

 短い短い空の旅の、本当に短い水平飛行の時間となる。13:18、慶良間諸島がご覧頂けます、との案内があって窓外を見ると、

 思いがけず低い所を飛んでいる。
 慶良間諸島が機窓から消えると海がしばらく続く。この先はどこまでも続く蒼い海。とはいえ、久米島まではわずか25分のフライト。13:24、ベルト着用サイン点灯。5分で着陸とのこと。久米島の天候は晴れ、気温は29℃とのこと。飛行機は高度を落としてゆく。

 海しか見えていないけど、海が明らかに近い。もうすぐ島だ。不意に滑走路が見えて13:30、Landing、RWy03。一気に速度を落として滑走路半ばで右へとターン。これでだいぶ時間を縮める。13:32、Spot in。

 久米島の空港にも搭乗橋があって近付いてい来る。5分遅れをそのまま引きずっている。

 折り返し便に乗るのだけど、一旦お別れ。制限エリアの外に出る。

 先程の団体客を出迎える横断幕がある。沖縄角力と韓国シムルの交換競技会と書かれていて、テレビカメラも出ている。
 折り返し便、NU212の出発は14:05。ちょっと間がある。まずは展望デッキに出てみる。

 誰も居ない展望デッキで石垣からお付き合いしているJA8998を眺めて1階に戻る。もう少し時間があるので、ターミナルの売店久米島そばを食べてみる。

 食べている間に搭乗手続き締切ますよ〜なんて案内が出る。だいぶ早いし、タッチアンドゴーできるんじゃないの?と頭がクエスチョンだらけになる。そばを掻きこむとひとまずカウンタに出頭してみる。タッチアンドゴーで良いそうなのでそのまま保安検査へ。出てきた控えをいてみるとチェックイン番号、殆ど最後の方だった。