JL1151 JA8563 A300-600R HND→OBO その1

 今日の目的地は帯広。搭乗口は21番であるから、ラウンジからはだいぶ距離がある。歩いて歩いてその途中でつい朝食用に空弁を買い、ようやくたどり着く。

 とうの昔に搭乗は始まっていて行列はない。そのまま乗りこむ。この辺りの搭乗口からは飛行機の姿が見えづらいので写真は撮れない。レジ番の確認も出来ないまま機内へと吸い込まれた。今日の機材はA300ー600R。JALのリストラで今年度中に退役する筈であり、もしかするとこれが最後の搭乗かも知れない。
 今回は1泊2日のツアーで予約してきた。ホテル代込みで22,000円だから格安である。もちろん普通席での値段。充てがわれたそのままの席で乗るので久しぶりにトロピカルな座席に座る事になる。YS-11に似た雰囲気が好ましい。
 7:56、Doorclose。帯広までの飛行時間は1時間15分、とのことである。アームドポジションになってから暫く間が空く。案内が入って、当機の後ろに一機飛行機がいるため出発の許可を待っている所、だそうだ。
 ようやくPushbuckしたのが8:08。8:13、Taixing。先ほどは南側からの着陸だったようだが、いつの間にか使用する滑走路が変更になっている。すぐそばのRWy16Rなら速攻離陸だがどう言うわけがRWy16Lへ向かう。一方で16Rを使うANAの機材も見えた。お互いターミナルから滑走路の距離が遠そうだが、北行西行きで滑走路を使い分けているのかも知れない。
 滑走路端にたどり着く。二本の滑走路で離陸しているからか、滑走路手前の渋滞もない。ずいぶんとあっけなたおけく滑走路に入り込む。一息おいてフルスロットル。8:22、Takeoff RWy16R。
 東京湾を上昇して行く。霞んではいるが雲はない。まもなく房総半島に差し掛かって左へと旋回し始める。

8:28、電子機器使用許可が出てまずは外を一枚。8:29、ベルト着用サインが消灯する。霞がちな関東平野を眼下に見下ろし、飛行機は北へと針路を定めた。
 天井からモニタが降りてきてNHKニュースが始まる。観光ガイドブックの提供があるそうで配られる。使うがどうか分からないが一応は貰っておく。軽く目を通したが札幌中心の編集になるのは仕方ない所か。
 ドリンクのワゴンが廻り出すのを機に空弁に手を出すことにした。

 今日は二種類用意している。