JL1501 JA8983 B777-200 HND→ITM

 羽田のカウンタで本日分の航空券6区間分を発券してもらい前半3区間分の搭乗手続きを済ませる。今日は伊丹-但馬、混雑しているようで前方窓側を指定する事が出来たりする。久しぶりのSaabペラ横席、ちょっと楽しみ。
 DPラウンジ
 写真:朝6時前のDPラウンジ
 DPラウンジ
 写真:朝の時間に提供されるパン。今日はクロワッサンとデニッシュフロマージュ
 DPラウンジ
 写真:朝からビール。それに朝食のパンを
 誰一人いなかった北ウィングのDPラウンジで朝からビール。時間が来たので6:15ごろ、搭乗口へと進む。既に搭乗は始まっており、行列は消えている。今日の機材は旧JAL塗装のJA8983。指定された席に落ち着く。空港にいる間に夜が明けている。ちょっと曇りがちの空の向こうが赤く染まっている。
 クラスJが概ね満席となった所で、6:31、Doorclose。伊丹までの飛行時間は50分だとか。6:34、Pusubuck。A滑走路の向こう、富士山がきれいに見えている。どうやら西側は晴れているらしい。きれいなフライトが望めそうだ。6:41、Taixing。この季節はたいてい34を使う。今日も空港南側へと回り込む。滑走路手前に離陸待ちの機材が数機。順番待ちの後、滑走路へ。東京湾の向こう、筑波山が見えている。羽田から筑波が見えたのは初めてだ。6:51、Takeoff、RWy34R。
 白波立つ東京湾が斜めになる。少し揺さぶられながらの上昇。くるりと反転すると手前に横浜の街並み。背景には丹沢の山地が広がり、富士山が構えている。首都圏が暗く沈んでいるのは上空高く雲が被っているかららしい。宮ヶ瀬ダムは暗く沈むけど相模湖は日を受けて輝いている。6:59、ベルト着用サイン消灯。
 富士山が近づいてくる。既に7合目ぐらいまで雪を被ったその姿は本当に美しい。写真を撮っていると
「●●様、何時もご搭乗ありがとうございます。●●と申します」と。JGPだとドリンクサービスの前に挨拶が来るのね。不意を喰らった感じで正直驚いた。
 富士山
 写真:今朝見えた富士山
 富士山が後ろへと下がって行き、南アルプスの連なりが遠くに見えている。飛行機少し揺れ出す中、ドリンクサービスが始まる。うっかりコーヒーなんて頼んでしまったらカップに蓋をして出してくれた。その直後大揺れ。隣の人のコーヒーがこぼれる。
 飛行機は知多半島から伊勢湾上空へと差し掛かる。三重県へと差し掛かった辺りから、窓の下には雲が垂れ込めるようになる。あと5分でベルト着用サインが点灯する旨、案内。時刻は7:22。伊丹到着は定刻どおりの7:40との事。機内モニタに飛行状況が表示されて高度5,000m、対地速度620km/h。もう降下を開始している。
 雲海
 写真:伊勢湾を過ぎると雲が出てきてあっという間に一面の雲海
 ほぼ予告どおり7:27、ベルト着用サイン点灯。伊丹の天候は小雨、気温は9℃との事だ。飛行機は垂れ込めた雲を突き抜ける。奈良盆地の上空まで来ている。ちょっと先には生駒山。生駒を越えてしまえば伊丹はもうすぐ先。大阪市内を間近に見下ろし、淀川を跨ぐ。地上が近づいてきて7:39、Landing、RWy32L。7:43、Spot in SP18。