2007-12-10


 本日帰宅です。詳細は後ほど。

 香港最終日。
 朝のうちはホテルでうだうだうだと過ごす。疲れが出たのかな。ふと思い立って、カーテンを開けてみた。向かいの香港島、霞んで見えない。霧じゃなくて靄なのかな。  
 11時にチェックアウトするつもりだけど、その前にお土産を買いたい。前に行ったときに買って来た鉄観音茶が好評だったので、近くのスーパーに出てみた。

 入ったところ、日本のスーパーとそんな変わらない雰囲気。

 何故か日本語の表記が目立ちます。

 ブランド名でしょうか、何て読むのかはわかりません。
 買い物を終えてホテルに戻り、ついでにスーパーで買ったパンで朝食を済ませると、そろそろ空港へ。帰りも機場快綫。九龍(Kowloon)から。

 駅でもチェックインは可能。私は帰りもアップグレード券使うので空港でやりますけど、でも、ここでも出来たのかな?
 っーか、東京へは5分毎の出発!
 ここで不思議な事が起こる。昨日のメンバー、何故か揃ってしまったのである。特に刷り合わせたわけでもないのに、不思議、不思議。乗る便はばらばらなのだけど、成田行きだけでなく関西行きも同じような時間に飛ぶから、なのかもしれない。

 みんなで機場快綫。空港へと向かう。車窓に港が流れてゆく。前回よりは堪能できたと思うけど、でも所詮2泊。香港島には行っていないし、次来る機会があったなら、せめて3泊したいなと考える。
 空港着。チェックインは済ませたけど、少々時間がある。何時もならラウンジだろうけど一人ラウンジに入るのも難だし、かといってみんな連れてゆけるわけでもなく、それならばと……

 バーガーキングに行ってみた。
 http://www.burgerkingjapan.co.jp/
 ちょっと前に日本にも再上陸して多少話題になっていたけど、食べた事無いなぁなんて話をしていたからかどうかは良く分からないけど、兎に角、日本で食べた事の無いワッパーをこちらで頂いた。頂いたのはスパイシーワッパーのセット。43香港ドル。払ったときは何にも思わなかったけど、今考えると結構高い。空港価格かな。
 包み紙だけ撮っても仕方ないので、食べかけを失礼。

 う〜ん、ピントがトマトに行ってしまった……
 出国手続きは案外と簡単に終わる。

 キャセイパシフィック航空の機体が目立つ香港の空港で、お土産を買うのに付き合ったり、

 コーヒーを飲んだりしている間に時間が経って、気が付けば最終の御案内が流れている。

JL732 JA8072 B747-400 HKG→NRT


 成田への飛行機、今日はJA8072。アップグレードしてもらったビジネスクラスは割と空いている。今いるBコンにも真ん中の島には3席空席の列があったりして。 15:20、Doorclose。成田までの飛行時間、3時間20分との事。所々ゆれが予想されるそうだ。15:23、Pushbuck。15:28、Taixing。
 滑走路手前で停止。今離陸してゆこうとする機材はJALB767。5分前に出た関空ゆきで、昨日夕食を一緒にして人が乗っているはず。入れ違いにTaixingしてきたのはANAB747-400。成田行きのはずであの機材にも一緒の人が乗っている。なんか不思議な気分に浸っているとこちらの離陸、順番がやって来た。15:34、Takeoff RWy25L。
 飛行機は大人しく上昇しながら左へと旋回してゆく。海が霞んで見えている。あっけなく15:40、ベルト着用サインが消灯。

 靄の中に島々が浮かんでいる様子が辛うじて。
 機内、緊張の糸が切れて穏やかな空気が流れ出した。シートを倒す人、個人用テレビを取り出す人。

 自分もテレビを引っ張り出して、ひとまずNHKニュースなんてものを見てみた。香港に来て以来、日本のテレビは見ていないし、今日は新聞休刊日だったからホテルでも新聞の配布は無かった。
 16時ちょっと前、ドリンクサービスがまず始まる。

 今日は赤ワインなんてものを頂いてみた。写真を撮ってふと時計を見ると日本時間は17時になるところ。そろそろ会社は定時かと、そんな日本に帰るまでは忘れていたい事が頭をかすめる。
 飛行機は水平飛行に移っている。高度11,300m、対地速度980km/h。来る時よりもだいぶ早い。まだ高雄から270kmなんて地点だけど、あと3時間少々で成田についてしまう。

 窓の外には何処までも雲。穏やかだけど退屈なフライトで結局は

 酒を飲むぐらいしかする事は無い。二杯目の赤ワインを頂いてみた。

 台湾が近寄ってくる頃、食事が始まる。少々早いが夕食。

 来る時は魚だったから今度は肉にしてみた。
【オードブル】
サーモンマリネのタンバル仕立て
【メイン ディッシュ】
テンダーロインビーフステーキ マデラワインソース

フレッシュ サラダ
パン 又は 御飯
チーズ と クラッカー
パイナップルクランブルケーキ
コーヒー、紅茶

 だそうで。そんな夕食と格闘中の16:30、機長さんから飛行状況の案内が入る。あと5分ほどで台北の上空との事。ふと外を見る。

 台湾がうっすらと見えていた。気のせいか真一文字に白い線が大地を貫いているような。台湾新幹線かなと思ってみる。
 再び雲が出てきて、日も傾いて、夕方の気配が迫ってきた。

 赤く染まったウィングレットが美しく頼もしく。

 〆にアイスが出てきた。またワインと一緒。一緒に飲み食いしても美味しくない事は来るときに機内で実証済みだったけど勢いで貰ってしまった。仕方ないのでアイスはアイスだけ。ワインはワインで別に。

 飛行機は東シナ海、沖縄の遥か洋上を順調に飛行中。来る時よりもかなり早い。外の景色も刻々と夕闇が迫ってくる。

 もうまもなく日暮れ。そして、トップに乗せた写真は同じ頃、洗面所に立った際に反対側、L2のドアから撮ったもの。

 席に戻るとカクテルか何かを勧められるがままに受け取ってしまい、また飲む。

 すっかり暗くなった宮崎上空が記憶の最後。機内が薄暗くなり、そして、zzzz。
 目覚めると 

 大島上空を過ぎてる。時刻は18:37。1時間ほど寝ていたようだ。つーか、1時間で宮崎から大島まで来るなら早いよな。既に降下を開始しており、高度は5,500m、対地速度700km/h。成田に向けて房総半島をぐるっと回りこんでゆくはずだ。
 ナビゲーションマップに表示される高度は順調に減り続ける。そして、18:44、ベルト着用サイン点灯。あと10分で着陸だそうだ。初めて街灯りを認める。そして工業地帯。鹿島あたりが見えている。
 機内が減灯すると18:50、Geardown。街灯りがだんだんと目立つようになる。18:55、Landing、RWy16R。
「ただ今、成田、新東京国際空港に着陸いたしました。時刻は、日本時間で19:55です」
 とここで初めて日本時間に切り替わる。成田の気温、4℃だそうな。
 誘導路をぐるぐる。何処に行くのか手に汗握ってみていたけどSpot inは62番となり胸を撫で下ろす。時刻は20:08。

 成田に到着、JA8072。

 入国審査も、荷物の引渡しも割りと順調。でも、ここからがまた遠い。本当ならもう少し早く着いて欲しい所だけど、かと言ってあんまり早く香港を出るのも難だしなぁ。悩ましいところだ。

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