成田行きとなるらしいB747がやって来る。写真撮っとくかと立ち上がると係員がやって来た。撮影禁止だって注意されるのかと思いきや、交通費を渡される。本当に30,000ウォン。日本円で3,600円ほどだから成田-羽田の交通費としては十分だけど、ウォンで渡されてもなぁ。ウォンの現金、案外と使わなかったのでだぶついているのだ。正直、日本円の方が良かった。
写真：頭が隠れてしまったけど搭乗機 JA8917 ラウンジから撮影
13:15、成田行き952便、搭乗開始と案内が入る。搭乗口へ向かう。行列は長いけど、エコノミーの方はこちらへと誘導が入る。残った行列は短い。余裕の搭乗となる。指定された座席に落ち着く。新聞と毛布を頂く。用意されたスリッパに履き替えるとすっかりリラックスモード、でもメモは取らないと。13:47、Doorclose。成田までの飛行時間は1時間55分との事。13:50、Pushbuck。13:55、Taixing。
安全に関するご注意のビデオが流れる、筈が音声が途切れる。一旦映像も途切れて再度放映。やっぱり音声が時々途切れる。飛行機は順調にTaixing。どうするの？って思ったら、アテンダントさんが通路に並ぶ、14:00、エマージェンシーデモが始まった。B747でエマージェンシーデモって……。普段は絶対見る事のない光景を見せてもらったけど、この機体、大丈夫？と考えないようにしても思ってしまう。終了すると全員着席の事と業務放送。14:08、Takeoff、Rwy33。
14:13、はやくもサイン消灯。どこかなと思ったら島が見えてきて仁川空港が霞んで見える。ぐるっと廻って高度を稼いでいるようだ。空の向こうには積乱雲も見えている。
写真：高度上昇中 14:24ごろ。まだ韓国国内。どこかの空港が。この後雲が出てきて地上が分からなくなる。
機内サービス開始。恥ずかしながらビジネスクラスは初めてなのでちょっと楽しみ。14:20、まずは布のおしぼりが配られる。おしぼりが回収されると今度は機内食とドリンクが配られる。
写真：トレイに乗った機内食
JALのサイトでJL952のビジネスクラス、機内食として紹介されているメニューはこんな感じ。
台の物 豚角煮と野菜の焚き合わせ 御飯添え
その他 ひじきと大豆の田舎煮、胡麻豆腐、焼き蒲鉾、山葵漬け、芝漬け、季節のフルーツ
御飯は一応温かく、味付けも上品。量は少なめだけど、ラウンジでもサンドイッチ食べているから、まぁ良いのか。食後にコーヒーを頂く。
写真：食後のコーヒー、器は陶器で出てきた。
最後に「歯ブラシでございます」と。短距離線だからあんまり関係ないけど長距離線だと必需品か。なるほどと思う。全てが終わったのが14:55。
気が付くと地上が見えている。既に日本のどこかに差し掛かっているようだ。お手洗いにたって席に戻ると、窓の外、京都の街並みが見えていた。碁盤の目のような街並みなのでよく分かる。時刻は15:15。
飛行機は伊勢湾から御前崎へ。右側の窓で御前崎が見えているのだから少し内陸寄りを飛んでいるのだろう。羽田着陸便より北側だ。あっ、新島が見えてる、時刻は15:33。
15:43、あと25分で着陸と案内された。テレビモニタにナビゲーションナビ。房総半島を外側から回り込むように飛んでいる。高度は5,200m、対地速度700km/h。15:53、ベルト着用サイン点灯。あと15分とのこと。機内の一番前にあるモニタが仕舞われる。15:56、地上が見える。利根川の河口付近。大きく左へと旋回してゆく。そして少しの揺れ。窓の外には大きな湖が見えている。霞ヶ浦かもしれないし、北浦かもしれないし。16:04、Geardown。
16:07、真下を成田線が見える、ちょうど成田エクスプレスが東京に向けて走ってゆくところ。出たばっかりか。どうしようかななんて思案する。16:08、Touchdown、Rwy16R。長々とTaixingしてゆく。途中、敷地の真ん中に人家が建っていたりするのは成田ならではの景色か。16:17、Spotin、SP95。
