JL648 JA8076 B747-400 TPE→NRT

 そろそろ出発時間となりラウンジが空いてきた。こちらも移動。3連休の最終日、成田への最終便は当然の事ながら混雑。

 待っていたJA8076に乗り込む。エコノミー席の前側。当然の事ながら一面の人、人、人となる。搭乗は比較的順調で定刻に先立つ14:28、Doorcloseとなった。成田までの飛行時間、2時間50分とのこと。日本に近づくにつれ梅雨前線の影響で揺れる旨の言葉が添えられる。14:33、Pushbuck。14:38、Taixing。香港や仁川辺りに比べると空いているようにも思える桃園空港。それでも大きく順調にTaixingしてきても滑走路端までは時間が掛かる。14:52、Take off RWy23。
 上昇しながら大きく右へと旋回。海へと出る。右手の窓からは台湾の大地。少しずつ遠くなってゆく。14:58、ベルト着用サイン消灯。

 辛うじて台湾の大地が見えていた。この先、飛行機は琉球諸島の弧をなぞるように成田へと向かう事になる。まずは順調なフライトが幕を開ける。
 まずは機内の気になるところを。何と言っても

 ヘッドフォン。JAAの旧ロゴタイプ。たまたまですかねぇ。こんな小さな事でも、ちょっと嬉しい。
 そしてお手洗いに立ったついでに

 機内の様子を。エコノミークラスはぱっと見た感じは満席。後ろを見てもやっぱりどこまでも続く人の列。チラッと眺めて自席に戻る。既に

 もう台湾は見えない。先島に差し掛かる頃のはずだけど、小さな島影は一面に散らした雲と海に溶け込んで、どこにあるのかサッパリだ。
 まもなく機内食のサービスが始まる。昼食にも夕食にも中途半端な時間だけど出されたものは一応は食べる事にする。

 海鮮中華丼ともう一つは

 何だっけ?
 取り立てて美味しいという訳でもなく、かといってテーブルをひっくり返すような味ではなく。よくあるエコノミーの機内食
 機内食を食べ終わり、テーブルに空の容器だけが手持ち無沙汰に残された15:46、機長さんから飛行状況の案内が入る。現在東シナ海上空、高度10,700mを順調に飛行中。成田到着は定刻より5分遅れて18:45とのこと。成田の天候は晴れで気温は27℃だそうだ。

 島影が見えた。どこか見覚えのある形だ。ルートマップを引っ張り出すとちょうど沖永良部。この後も奄美大島が見え、喜界島が見える。退屈な景色の良いアクセントになる。喜界島がすっかり見えなくなった頃、雲が出てきて地上が隠される。

 ウィングレッドが夕陽を受けて美しく輝く斜光線の時間帯。地上は雨かもしれないけど、こちらは穏やかな時間。ゆっくりと一路、成田、成田へ。16:39、機内減光となる。適当な映画を見ながら時間を流す。飛行機は奄美大島から太平洋上。潮岬の鼻先をかすめて行くコース。
 17:10、あと40分で成田着陸の案内が流れる。

 ドリンクを頂いて気分転換。気持ちを少しずつ日本に持ってゆく。とは言え高度11,900m、対地速度920km/hと水平飛行中。

 高度を落とし始めると雲が目立つようになる。機内も薄暗くなった。モニタを見ていると順調に降下している様子。意外と揺れない。東へ向いていた針路が北へと向かう。

 銚子が見えた17:35、ベルト着用サイン点灯。高度は2,900mまで落ちている。あと15分で着陸の案内の後、電子機器使用NGとなった。霞ヶ浦が見えて左へ旋回。筑波山が見える。さらに左旋回してゆくと17:47、Geardown。17:49、Landing RWy16R。日本時間18:48だそうだ。ここで初めて時計を1時間進めることにする。

 18:56、Spot in SP63。本館側についてくれたのはありがたく、自動化ゲートの効果もあって速攻入国できる。

 19時半前のスカイライナーに乗れたのは立派なもの。トンネルを抜けるともう真っ暗。改めて時計を見てああそうかと思うけど明るいうちに着いたという意識があるから意識の調整に少々手間取った。
 横浜までは電車を乗り継ぎ。まずは日暮里で京浜東北線。209系は

 52編成。品川からは55H運用

 602編成。そして横浜から5運用

 1625編成。
 次に成田使うときは横浜までリムジンバスかなぁ、とは思う。