JN3643 JA843C DHC−8-400 FUK→KOJ

 到着ターミナルへと向かう途中、地上係員に捕まる。時間があるから外に出してとお伺いを立てる。OKは頂いたけど鹿児島ゆき、条件付となる見込みだとか。まだどういった条件が付くのか決定はしていないとの事。
 外に出たついでにWebチェックインや鹿児島での手続きではフォロ出来なかった最後の3区間の発券と手続きをやってもらう。発券カウンタに行くと、「高知に変えてくれ」と交渉している人がいたりする。どういったチケットを持っていての交渉かは知らないけどそんな事出来るのでしょうか。「鹿児島ゆき3643便は本日に限りボンバルティア機での運航となります。予めご了承下さい」なんて館内放送も聞こえてくる。
 高知ゆきと鹿児島行きが相次いで搭乗開始。先ほど聞いた条件がどうなったか、確認すると条件無しとの事。天候回復しているのか。福岡、雨は止んでいる。高知行きが先に出発。空いているドアからダートサウンドが聞こえてくる。こちらは搭乗客を待っているとか。アテンダントさんが新聞を持って回る。高知行きがTaixingして行く。鹿児島行きも最後の搭乗客が現れる。恐らく隣でプロペラが廻っている間はストップを掛けられていたのでしょう。その辺、福岡の取扱いは結構厳密。9:25、Doorclose。
「乗員繰りの影響で本日はYS-11型機からDHC-8-400型機に変更となっております」との事。YS-11の退役とQ400の導入でパイロットの機種転換を進めなくてはならずやり繰りがなんて話はちらっと聞いた事があるけど。確か昨年はインフルエンザの影響でパイロットを確保出来ず、運休になった時期もあった。
 プロペラが廻り始め9:28、Taixing。滑走路へ向かう。今日は南側からの離陸であるゆえ、何時まで経ってもガタゴトガタゴト。ようやく滑走路端にたどり着く。一旦停止した後に滑走路へ。誘導灯が眩い。9:37、Takeoff、RWy32。とんでもない急上昇で空港のスポットが見えているなぁと眺めていたら雲に隠れた。機内が一瞬暗くなりそして明るくなってきて青空が広がる。Q400の上昇が早いのと、雲が低いのと両方かな。9:42、ベルト着用サイン消灯。鹿児島到着は10:10の見込み、との事。取りあえずは雲上を。離陸後、南へと進路を変えたはずだけど気付かなかった。
 JA843C
 写真 とても明るいDHC-8-400の機内 魚眼ズームで撮影
 YS-11のキャンペーン告知があり搭乗客に応募葉書が配られる。特に揉めた様子もない。知らずに搭乗したお客さんは居ないって事か。窓の外、雲が途切れて地上が見えて来た。右手に八代海と平野。大地に真っ白な線が一本。これ九州新幹線の高架かな。YS-11の航路よりも内陸を飛んでいるのは確かだと思う。球磨川の渓谷を臨むと人吉の街。YS-11とは違う眺めが新鮮だ。9:58、ベルト着用サイン点灯。鹿児島の天候は曇り、気温は21℃との事だ。突然、窓の外に霧島。火口に出来た湖が手に届きそうな位置にある。この光景、MD-81の福岡-鹿児島で見て以来かな。また雲が出て来る。雲の切れ間から見える地上。谷間の水田が美しい。
 八代上空
 写真 八代上空にて 平野を真っ白な線が貫くのは九州新幹線
 人吉上空
 写真 球磨川ぞいの盆地に広がる市街地。人吉上空にて
 10:07、国分の街が見えて着陸間近。Geardown。10:10、Touchdown、RWy34。10:15、Spotin、SP12。
 10:07、国分の街が見えて着陸間近。Geardown。10:10、Touchdown、RWy34。10:15、Spotin、SP12。