何時もより少し遅くまで寝ていただろうか。それでも5時前には目が覚めてしまう。既に外が明るい。窓の外に広がるのは京都の街。今週末は五条にある京王系のホテルに泊まっている。
ちょっと歩く。四条大宮まで往復。嵐電でも見れればと思ったら、この時間、まだまだヘッドが長く、時間が合わない。適当に歩いて戻る。途中、
元は小学校と思しき立派な建物が現れる。こういうものにも歴史を感じる街ではある。
ホテルに戻って妻と朝食。朝、まだはやいせいかレストランは空いている。
新婚旅行で訪れたロンドン、高架下で朝食を食べた店を思い出す雰囲気だが、2018年開業らしいホテルなので、ロンドンのような歴史を重ねた建物、ではなく単なる内装。
ビュッフェが復活している食事は京都と関係なさそうな洋食中心。
デザートも京都と関係なさそうだが、プリンは京都の美山牛乳を使っているそうだ。
ホテルの滞在は11時まで、なんだが、もう少し歩く。高校の時、修学旅行で京都に来て、清水寺と銀閣寺を見ずに帰ったことが、ある意味トラウマになっていて、
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銀閣寺は9年前に見に行った。残ったのは清水寺だが、今日は歩きに徹する。烏丸通りを北上。途中、
終電繰り上げ、なんて案内を見る。1時間はかなり大きい。
何となく何となく北へと歩いて京都御苑に入る。ここは高校の修学旅行、自由行動の時に訪れた。再訪の理由は特になく、何となくランドマークとして手頃だったから。
御苑の中を何となくふらっと歩き、
御所の前を通って東側に抜ける。御苑の中、割と閑散。まだ朝のうちだからか、人出が減ったのか。
もう少し歩く。
鴨川に出て南側へと戻りつつ。結局2時間近く京都の街を歩いた事になる。10時過ぎにホテルへ。滞在は11時まで。そろそろ荷物を括る。ホテルを出て今度は四条河原町の方へ。
昨日は賑わっていた街も今日は明らかに閑散としている。今日から京都は緊急事態宣言。
昨日は普通に営業していた百貨店。生活必需品以外は営業自粛とかで、昨日と打って変わって、人の気配が無くなっている。
大津に戻る前に京都で昼食。鴨川を渡った先、祇園の入口あたりにあるお茶屋さんのカフェへ。妻はカフェの甘味を頂くが、
自分は鰊蕎麦のセットなんてカフェに似合わないものを頂く。ちらほら何組かいた中で蕎麦なんぞを食べる人は皆無であった。
さて、大津に戻るべく三条京阪まで歩く。八坂神社の近く、高校の修学旅行で泊ったのだけど、なんて旅館だっけ。全く思い出せない。
京阪三条というか、三条京阪というか、元の京津三条というか、そんな空虚な地上から地下深くに降り、大津登山電車になる地下鉄の電車に乗る。閑散とした電車で府県境と越えて、浜大津に戻る。
緊急事態宣言で人出が減った京都よりも人出の少ない浜大津で乗り換え。大津の近隣を廻っている分には密にはならんなぁという音を改めて知る。
浜大津からは石坂線で地元に戻る。近所の街、浜大津よりも人が少ない。この辺なら何があっても闊歩し放題。
家に帰って落ち着いた後、少し歩きまわる。
膳所駅の近くに出て、タイミングよくやって来た1052列車を迎える。EF210-135号機牽引。もう少し歩いて
大津西武の跡地。だいぶ建物が無くなっている。地上45m、15階建てのマンションになるそうで。せめて1階2階ぐらいまでは商業施設になればと思うけど、無理なんだろうなぁ。
簡単に買い物をして帰宅すると16時。だいぶ遅れている京王線恥辱をやっつけつつ夜まで。
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