目が覚めてあれっと思って時刻を確かめる。まだ4時前。中途半端な時間だ。どうしようかと思ったのだが最後だった。次はアラームが鳴っている。時刻は4:15。起き出す。今日は父の月命日。母の様子を見兼ねて月に一度の実家詣でとなる。身支度を進める。この時間、膳所は気温6度。一頃に比べると十分に暖かいが、昼間の関東は20℃と聞く。何を着ていけばいいものか、本当に悩む。コートはやめて厚手のジャケット。中に着たセーターは昼間は脱ぐか、としたが、それでも昼は暑いのだろうなぁ。花粉も飛びそうだ。
まだ暗い膳所の街に出て駅まで向かう。駅のホームに降りると先に内側電車線の接近表示。少々間があり外側列車線の接近表示。その順番通りに電車が先に来る。列車が先なら2063列車のEF66が見れたのだけど。
その2063列車と抜きつ抜かれつを繰り返し京都へ。今日はもう少し先まで電車で引っ張り、高槻乗り換え。途中、車内で新しくなった18きっぷを手にした人を見かける。失念していたが今日から春の18きっぷシーズンだった。3日用か5日用か知らないけど、連続5日の18きっぷが使える人が羨ましい。
まだ暗い高槻の街で徒歩連絡。途中の繁華街。夜の続きみたいな人達がちらほら。暖かくなった証拠かも知れない。高槻市の駅まで出て
葉案給の普通電車を乗り継ぎ、乗り継ぎ。最後は蛍池から歩いて伊丹空港まで。もし阪急を南茨木で捨ててモノレールとの乗り換え4分に成功していたら6:30には伊丹空港に着くようだけど、
遅れる事、20分となる。既に7:05出発の便は搭乗を締めきっているg、今日は7:25の104便に乗るので全く問題なし。
保安検査を受けてラウンジに進む。時刻は7時前。時間にあまり余裕はないが、
目の前にこれからの搭乗機、JA849Jを見つつ
朝食を頂いておく。
JL104 JA849J B787-8 ITM→HND
7:10を目安に席を立ち、17番搭乗口まで赴く。既に全てのお客様をご案内中。並んで機内へ進む。今日は朝起きた直後にクラスJにアップして置いた。満席のクラスJより空席の普通席なんて話はあるが、今日は普通席も良く埋まっている。満席の普通席より満席のクラスJの方が快適ではある。
7:23 Door close。乗務員の紹介があった後、7:27 Push buck。7:32 Taixing。飛行機は誘導路を南に進む。途中、RWy32Rの手前で少々停止。
離陸機をやり過ごした後、改めて南下。7:41 Takeoff RWy32L。
離陸するとすぐさま雲の中へ。
直後に青空が広がる。雲の上に六甲山が顔を出している。旋回してゆくと、今度は
生駒山地の姿。7:47 ベルト着用サイン消灯。
ファーストクラスとの間のカーテンが閉じられる。飛行機は伊賀の山上を飛んでいる。ずっと雲海と山地を眺めての空だったのが、伊賀を進むと雲が取れて来る。
機内サービスが始まる。コーヒーをお願いすると出来立てをお持ちしますとの事。準備が整い切らないうちにワゴンを廻す事で伊丹-羽田の45分でもどうにかワゴンサービスをやり切っている様子が見て取れる。
壁の向こうで朝食が供される気配がする頃、
手元にも出来立てのコーヒーが供される。窓外には伊勢湾が、そして志摩半島が見えて来る。
逆光と思って避けている午前中、東行きフライトの右手座席。覚悟していたよりは良い景色が見えている。むしろ新鮮。とは言え、志摩半島が消えるとずっと太平洋の単調な景色に変わる。8:01 皆様の右手に美しい富士山がご覧いただけます、と案内される。もちろん、右手に座っている分には無縁ではある。
8:07 コパイさんから飛行状況が案内される。「現在、23,000フィートを順調に飛行中です。まもなく富士山が綺麗にご覧いただけるかと思います。羽田空港の到着は定刻の8:35頃を予定しております。現在、羽田空港のお天気は晴れ、気温は10℃でございます。」との事。
8:12、間もなく降下を開始する旨の案内。サービスも終了との事。右手の窓外、霞みの中に島影が。伊豆諸島のようだ。その島影が真隣に見える頃、ファーストクラスとの境にあるカーテンが開けられる。
8:20、ベルト着用サイン点灯。飛行機は左に旋回する。ここで初めて真っすぐに日が射しこんでくるようになる。飛行機は房総半島上空を降下。再び左に旋回すると窓外には千葉郊外の住宅地が見えて、東京湾へ。8:30、Geardown。羽田空港の滑走路が見えて来る。D滑走路の離陸機渋滞が目に入ると8:34、Landng、RWy34L。減速すると誘導路へ。8:37、Spot in SP14。
準備が整い降機する。ロンドンへの乗継の方、と9:50のフライトへのお客さんを地上係員がピックアップしている。75分乗り継ぎ。ルール上は成立するけど、実際やろうとすると大変だろうなぁとは思う。地上も、顧客も。
今日は実家に向かうのでこのまま制限エリアの外へ。
本日のフライト、104便は優秀な方。102便は何があったのか、少々遅れている。
京急線のホームに急ぐ。ギリギリ横浜直通に乗れなかったので、蒲田乗り継ぎで川崎に向かう。空港線内は
21N運用7301編成。更に
71H運用1129編成の特急に乗り継ぎ、京急川崎。徒歩連絡でつないだ先は
913F列車、E233系N8編成。南武線を各駅停車で北上する。いつの間にか各駅にホーム柵が設置されていて、今月の改定でワンマン運用が始まるとか。ワンマンになると駅メロディが使えなくなる、なんて話は南武線の騒ぎで初めて知った。15日に改定を控えてとなると各駅のメロディ、今日が聞き納めになる様子。武蔵溝ノ口のジュピターなんてついこの夏に始まったばっかりなのに、もう聞けなくなるのか。
小田急に乗り継ぎ実家の最寄駅まで。母と合流する。2月の間に母が足を痛めたと聞いている。そりゃ80代も中頃だから、そんなこともあろうが、原因は夜中足をつって、その後の回復が思わしくないとの事。足をつってふくろはぎが痛くなるの事は自分も経験がある。そう言う事かと思う。ゆっくりなら歩けるそうだが、今日の墓参はタクシーに頼る。歩いている所を見ると、痛い所をかばっているように見え、そうすると別のどこかを痛めそうだ。全く動かないで済ませるのも老化と言う観点ではよく無さそうだが、あまり無理せずほどほどに、というどっちつかずのお願いをする事になる。
実家に戻って食事とビールを頂く。母は時々寝る前にお酒を頂いていたそうだ。自分の経験からすると飲み過ぎて水分が足りなくなった時に足がつる事が多い気がしている。寝酒は良くないと伝えたら、貴方に言われる筋合いはない、と仰る。その通りではある。
16時前にお暇いただく。帰宅時は中に着込んでいたセーターは脱いでおく。厚手のジャケットで全く問題なく外を歩ける。
再び小田急。羽田空港に戻る。井の頭線を少し見て行こうかと思ったが、この時間、山手線が運転見合わせだそうだ。そうなるとどうしよう、と考え、結局、新線新宿の改札口で京王ニュースを手に入れた後、
大江戸線へ。大門へ抜ける。モノレールで空港へ向かうのだが、大門に来たならば東京の酒場を見て行きたい。実家で色々頂いた後なので、簡単にだが、
大門のランドマーク、秋田屋さんに寄り道。高清水を頂く。合わせるのは
なまこ酢。ホヤ酢があればと思ったが、季節の物のホヤはこの時期、扱い無し。それはそれでいい姿勢だと思う。
いくらでも飲みたくなる居住まいの店だったが、この先が長い。高清水は1杯で終わらせる。再び駅へ。今度は浜松町。
モノレールで空港に行く。空港快速に文字通り揺られて羽田空港まで。
土曜日夕方の空港。今日は意外と空いている。保安検査を受けてラウンジに進むと持ち時間は30分弱と行ったところ。
さっきから飲んでばかりだが、ラウンジでもビールと唐揚げ。搭乗開始のプッシュが来るまで、充電を兼ねてラウンジの窓際席に。
JL137 JA846J B787-8 HND→ITM
出発25分ぐらい前にアプリからプッシュが来る。搭乗が始まったそうだ。緩々と旅支度。席を立つ。
短くなった行列の後ろに並んで機内へ進む。帰りもクラスJに上げている。行きと違い余裕があるのか、出発10分前でもクラスJには空席がちらほら見える。
出発準備が進む中、18:40、機内案内。「上空に参りましてからのお飲み物をご案内いたします。」とあり、飲み物の種類が紹介される。「またこの時間、大阪伊丹空港、大変混み合う時間でございます。管制からの指示により待機を命じられる場合もございます。」との事。少々余裕があるようだ。18:42 ただいま全てのお客様にご搭乗頂きましたとの事で、18:43 Door close。隣は空席が確定する。アップグレードしたタイミングでは
乗務員の紹介があって、伊丹までの飛行時間、50分と案内される。18:46 Push buck。18:50 Taixing。飛行機は誘導路を北側へと向かう。今日のこの時間、羽田は南風運用。滑走路端が近いのはありがたい。
すぐに滑走路端へ。間もなく滑走路へと進入する。18:57 Take off RWy16R。
羽田の夜景から東京湾岸の景色が広がり、右へと旋回して千葉側の街明かりを見つつ上昇してゆく。19:02 サイン消灯。ファーストクラスとの境目にあるカーテンが閉じられる。来る時は5Kに座っていて、壁の向こうの気配が嫌でも伝わって来たけど、今度は6A。特に気にならない。
カーテンのこちら側でもサービスが始まる。ほぼほぼ最初の方にワゴンが廻ってきて
飲み物を頂く。帰りはコンソメスープにする。
隣が空いているのでパソコンを出して京王線恥辱を進める。今回は比較的調子よく作成できる。昼間の出来事を綴っていると19:22に案内。7分後にベルト着用サイン点灯見込みとの事で只今をもってサービスを終了しますとの事。こちらもそろそろパソコンを仕舞う。19:29、予告通りにベルト着用サイン点灯。機内減光となる。
窓外に街明かりが見えるようになる。段々と密度が濃くなって伊丹空港への最終コースに乗ったことを知る。
大阪市街地の灯りを見つつ降下。漆黒の淀川を越えて19:43、Landing、RWy32L。減速して誘導路へ。32Rの手前で離陸機か着陸機か何かを少々待った後、改めて移動。19:50、Spot in SP17。
準備が整い降機する。
振出しに戻る感じで朝と同じ17番搭乗口に到着。今まで乗って来たJA846Jを見てから制限エリアの外へと向かう。
案内がいつの間にか変わっている、全体的に文字が大きくなって年寄り向けになった感がある。今着いたばかりのフライトが、左側では無く、右側に表示中。
遅れるのが常のフライトで10分早着はありがたい。逆に早着すぎて、どうやって自宅まで帰るのが良い選択なのか、考えが廻らなくなる。20:10の京都ゆきで良いかと思ったが、20:05に新大阪ゆきがある。そちらに乗る事にする。
新大阪ゆきのバス乗場。結構な行列ができていたが、ほぼ満席。何とか座った形となる。新大阪までの下道は流れていて、所定の25分と案内の所、20分ぐらいで新大阪駅が見えて来て少々の早着となる。おかげで
余裕をもって新快速に間に合う。その新快速、やたらと外国人乗客が多かった。何かと思ったが、京都で大量に降りてゆく。どこかの国旗を持ったガイドさんもいたから、団体客が新快速に乗っていたようにも見えた
改めて膳所の駅まで戻ると21時半を過ぎる。
後からやって来た4075列車、EF510-23号機を見てから自宅まで。帰宅すると22時前。単に関東の実家を往復しただけだが、妙に疲れる。少々の土産話と軽く飲んで、23時過ぎには寝てしまう。
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