2024-03-02

 めざましが一度鳴り、もう一度鳴って起きだした。週末土曜日の早朝。今日は実家を訪れる。起き出して身支度。平日、会社に行くのと同じ時間に出掛ける。普段は遅れがちだけど、今日は朝すべきことが少ないからか割と良いタイミングで家を出た。
 3月とは言え早朝は寒い膳所の街を歩いて駅まで。心持ち東の空が明るくなった頃、

 2065列車がやってくる。EF210-352号機牽引。ついで

 705Mが来る。221系J10編成。今日は一度西に向かうので、この705Mに。6両普通は座る困る程度に乗っている。223系になって座席定員が増えた分、ちょっとは福音かも知れない。逢坂から東山。京都では降りずに快速運転区間へ。69列車と抜きつ抜かれつを繰り広げて長岡京で置いて行かれる。
 今日は高槻乗換、阪急に。


 京王で滅んだ直後に阪急に転生した準特急で西に向かう。十三から

 さらに宝塚線。気持ち早く出た分、時間に余裕があるので蛍池から歩いて空港まで。蛍池でモノレールを6分待った方が空港には早く着くけど、まぁ良いや。

 7:27には伊丹空港到着となる。膳所の駅から約1時間半。
 空港は空いている。今日は羽田を単純往復するだけなので、搭乗窓口には寄らずにそのまま保安検査を受けてラウンジに進む。

 JA847Jが出発してゆく。7:30のJL104かと思ったら、18番スポットにもB787-8が駐機中。今出発してゆくのはJL102だった。だいぶ遅れている。

 ラウンジの軽食で朝食を済ませる。2月からパンの種類が変わったようだ。そして一つ、嬉しいニュース。

 スープのレードルが変わった。今までの右利き専用レードルに何度、心を折られてきたことか。素直に嬉しい。
 出発準備が整うまで少々の待ち時間。

 こちらがJL104、JA849Jが出発してゆく。同じタイミングで羽田からJL101がやって来て、

 17番スポットへ。折り返しJL106になる。
 ここまでの京王線恥辱をまとめつつ、搭乗開始を待つ。8時を過ぎてそろそろ、と身支度。席を立つ。

JL106 JA846J B787-8 ITM→HND


 搭乗口に赴く。出発を20分後に控えているが、行列はまだ出来ていない。搭乗は8:15からとの事。少々歩いて出直す。改めて搭乗口に戻る頃、優先搭乗が始まる。早々に機内へ入る。今日は後方の普通席を指定した。昨日の時点で空いていた2人並びの後方窓側席。こんな後ろに指定する上級会員なんていないから空いていて穏やかだったが、直後に人が乗ってきてわさわさする。それでも搭乗率としては6割だろうか。3-4-3列の真ん中4人掛け席は空いている所が目立つ。隣も空席。
 8:28、Doorclose。乗務員紹介の後、羽田までの飛行時間は40分と伝えられる。8:30、Pushbuck。

 8:36、Taixing。飛行機は誘導路を南へ進む。滑走路手前で一旦停止。少々間があった後、再び動き出す。8:45、Takeoff RWy32L。

 飛行機は伊丹の北側へと向かうと上昇しつつ左へ、左へ旋回する。左手に伊丹を見下ろし、再び左へ。東に機首を向けて更に上昇。8:51、ベルト着用サイン消灯。窓外には

 琵琶湖の南湖が見えている。一つ、明らかに目立つ建物は大津のプリンスホテル
 普通席だが隣が空席なのでパソコンを出して京王線恥辱を綴る。久しぶりにリアルタイム記述。窓外、雲が出たなぁと思い、目を離していたが、

 いつに間にか伊勢湾が広がる。今日は東北や北海道は荒天。関東も天気は良くないらしく、東に向かうとまた雲が出て来る。伊勢湾を越えたあたりで

 べたっとした厚雲が広がる。視線を目の前のパソコンに戻して暫く取り組む。飛行機が右に傾いて南下。遠州灘の上で若干の遠回りをしたようだ。
 9:06、降下を開始し、10分後にベルト着用サインが点灯する旨の案内が入る。客室乗務員に対しては9:10までにカートを収納の事、と指示が出た。

 飛行機は薄い雲を通して御前崎を見つつ東に向かっている。飲み物のサービスはまだ来ない。後方席、右通路は2人で1カートを担当し、左通路は1人で1カートなのでどうしても進みに差が出る。右通路のサービスが先に一巡し、1人、左通路に加勢しに来る。そのおかげで

 自分の所にも飲み物が廻って来る
 
 伊豆半島の上空から富士山を望んで9:20、ベルト着用サイン点灯。飛行機は左に旋回し、北東に向きを変えつつ降下する。

 雲が出て時折場所が分からなくなるが、気が付くと

 東京湾上空。三浦半島を見て北上。洋上に浮かぶ船をいくつも見て羽田空港への最終コースは気持ち揺れながらの降下。川崎の工業地帯が近付いてきて、多摩川の河口が現れると9:36、Landing、RWy34L。
 誘導路に入り、11番スポットへ向かう旨に季節の挨拶が添えられる。羽田の天候は曇り、気温は6℃との事。

 一旦停止。2~3分止められただろうか。改めて動き出すと

 ターミナルの真ん前でまた停止。11番スポットに機材がいるそうで、空くの待ちとの事。数分で動ける見込みとは言われるが、さて。この後の乗継が心配になる。
 3分ぐらいで動いただろうか。9:51、Spot in SP11。
 9:58の京急は無理そうだが、10:02に乗れないと影響が大きくなる。そして座席はほぼ最後方。さて、と考えてベルト着用サインが消えた後、先にお手洗いだけ済ませる。降機の順番が廻ってきて、

 JA848Jは搭乗橋の途中で撮ってしまう。ここから制限エリアの外に向けて最速で歩く、歩く。外に出ても全速前進。辛うじて10:02の品川方面快特に間に合う。川崎経由は無理だが、品川から新宿を廻る事で少し遅れるものの大勢に影響しなくなる。
 混雑した電車に落ち着きさて、と思う。4分前の急行に乗って川崎に向かった場合、川崎での南武線は少々長い待ち時間がある。それならこの快特を蒲田で捨てれば、川崎から南武線間に合うんじゃない?と。

 そんな訳で21T運用、5519編成は京急蒲田で捨てる。次いで3階のホームに移動すると

 7運用1607編成で京急川崎に10:20。ここからまたキリキリ歩いてJRの川崎駅へ。すると、予定していた南武線快速に間に合う。15分程の遅れを脚と思いつきで取り返したことになる。

 4027F、E233系N32編成。こちらに揺られて登戸乗換。今度は

 小田急に。母と待ち合わせるタイミングまで1か月前のなぞり返しになる。なぞり返しでないのは空模様。ここの所の関東、天気が冴えず、雪も降るという調子で今日も肌寒い。むしろ1か月前の方が暖かかったかも知れない。
 母は昨日の月命日も墓前で手を合わせ、花を手向けたそうだ。昨日の今日なので花はしっかりしている。今日は今日で花を追加するので、墓前が華やかになる。敦賀出身の父に北陸新幹線敦賀開業を報告して、来月の再訪を誓う。
 母と二人、実家に。お昼時であり母の手料理でビールを少し頂く。父の遺影にも杯を置き、ビールを注いで献杯。母と話をする。その中で実家のある意味、一大事。

 母がずっと育ててきた、かねのなる木。初めて蕾が付いた。自分が物心ついた時には既に鉢植えがあったから、もう50年近い筈。その間、一度も花が咲かなかったのだが、今年は花が咲きそうという。母は死ぬ前に花をいせてくれるのかしら、なんて言っている。そんな心積もりでは困るけど。
 15時を過ぎてお暇いただく。小田急の駅に出ると

 快速急行に乗るのだが、この時間、小田急のダイヤが少々乱れている。下北沢から井の頭線経由で羽田空港に行きたかったのだが、下北沢で7分乗換。3分遅れて残り4分。乗り換えを成立させられる気がしないので、登戸で南武線に逃げる。幸い、南武線は10分ぐらいの接続があり、3分延なんて影響しない。

 そんな訳で1526F、E233系N32編成。朝と同じ運用だった。今度は普通電車。各駅に丹念に停まる間にうとうと眠る。気が付くと川崎。寝惚けつつも京急川崎まで行くと、乗換案内よりも1本早い電車にあたる。

 75H運用、1121編成で京急蒲田まで行くと

 思ったよりも1本早い特急に間に合う。27N運用9201編成。結局、渋谷を廻るよりも5分早く羽田空港に到着する。

 東北と北海道が荒天とは聞いていたけど、夕方の函館ゆきは欠航との事。後になって女満別も遅延とか、色々と混乱している。機材繰りもシビアらしく搭乗口変更が大量発生。
 保安検査を受けてからラウンジに入る。出発は17:30。ラウンジ滞在15分ぐらいだろうか。

 軽くビールと軽食。時刻は17時。暗くなるのが遅くなって、この時間、まだそれなりに明るい。窓際席に座って、ビールを頂きつつ、少し外を行く飛行機を見る。

 JA08XJがスポットを離れる。

 入れ替わりにJA849Jがスポットに入る。
 時刻は17時10分が近くなる。出発20分前を目安に席を立ち、搭乗口へ向かう。

JL131 JA622J B767-300ER HND→ITM

 伊丹に戻る。普段は18時発に乗る事が多いけど、今日は30分前の17:30に乗る。16番搭乗口に変更になったとの事で、そちらに向かう。

 待っているのはJA622J。最近、また伊丹路線で目立つようになったB767に乗る。搭乗はまだ始まっていない。17:15開始との事。


 今の所、131便は定刻出発。伊丹到着は18:35との事。順調なら18:50の京都行きリムジンバスに乗れる筈。20時台には自宅に戻れるだろうと妻には伝えている。夕食は自宅で頂きますよ、と。
 133便。普通席で予約していたが、当日アップグレードでクラスJに変えた。普通席は混んでいるようで、後方席でも2席並びの空席は無かった。クラスJも同様だが、窓側に空席があったので、混んでいる普通席よりは混んでいるクラスJの方が楽、と思った次第。優先搭乗で乗り込む。窓側席に落ち着き、出発を待つ。定刻を少々過ぎて17:32、ご搭乗が続いております、今しばらくお待ちくださいと案内。数人乗り込んだのち、17:34、Door close。 

 窓外、17:30を過ぎて照明が眩くなる。薄暗くなった地上では最終の出発準備が進んでいる。出発準備に時間を要し遅れている旨のお詫びが伝えられ、乗務員の紹介が入る。伊丹までの飛行時間、50分との事。17:39、Pushbucck。

 17:45、Taixing。飛行機は誘導路を南へ。整備場を見て海を渡る。2か月前のこの時間、羽田の衝突事故が起きたタイミング。あの日と同じく北風運用。RWy34Rに離陸機と着陸機が交錯する様子を見て海を渡る。
 D滑走路脇の誘導路まで来た所で停止。案内が入る。何からの理由でD滑走路に点検が入っているとの事。当機の離陸は7番目、出発まで10分程度要する見込みと伝えられる。点検自体は終わっているようで、離陸機が1機、1機と上がってゆく。じわじわと前に動く間に夕暮れが深くなる。

 あと2機、3番目まで順番を詰めて、じわじわ、じわり。18時を過ぎてようやく順番が廻って来る。

 定刻を過ぎて30分、すっかり薄暗くなった羽田空港RWy05に進入。18:05、Take off RWy05。
 すっかり夜景になった東京湾岸の景色を見て旋回。南西に機首を向ける。伊丹空港着陸は18:55見込みと告げられる。
 雲に街灯りを隠された後に上空へ。雲を突き抜けると

 18:11、ベルト着用サイン消灯。再前方、ファーストクラスとの間が閉じられ、慌ただしい機内サービスの時間となる。

 辛うじて西の空に赤味が残る。沈んだ太陽を追って西に向かうフライト。雲の切れ間からは街明かりが見えている。雲は薄そうだ。右側に座っていたら富士山の影ぐらいみれただろうか。

 伊豆半島を越えて、三島あたりの市街地で雲が切れる。なかなか綺麗には撮れないけど。
 機内サービスが始まる。さすがに前方のクラスJは早々にワゴンが廻って来る。

 スープを頂く。そういえばお昼過ぎから何となくビールが途切れない時間が続いている。
 18:34、降下を開始し5分後にベルト着用サインが点灯する旨の案内がある。飛行機は伊勢湾を越えたぐらいで本来伊丹に着陸する筈の時刻。18:50のバスは無理で19:10なら、という感じになる。
 伊勢の山中、街灯りが見えない中を降下し始めて 18:41、ベルト着用サイン点灯。前を仕切るカーテンが開かれ、機内減光とする。街灯りが見えるようになる。ちょっと南へ迂回したようだが、北へと戻り、奈良盆地から大阪平野へ、伊丹空港への最終コースに乗る。
 一面の街灯りの中、降下。左手に大阪城、ついで梅田を見て

 淀川を渡るとさらに降下。18:58、Landing、RWy32L。減速して滑走路を外れる。到着遅れのお詫びがあり、18番スポットへ到着する旨、伝えられる。19:02、Spot in SP18。
 そろそろ19:10のバスも怪しくなるタイミングだが、今回はクラスJにしたので前方席。ドアが開いて降機する。25分遅れての到着だが、折り返しの羽田行きは10分遅れて19:40と案内が出ている。

 1枚だけ、乗って来たJA622Jの写真を撮り、制限エリアの外へと急ぐ。お手洗いに行きたいけどその余裕は無く、急ぎ足。

 制限エリアの外に出る。1枚だけ到着案内を見る。函館の荷物引き渡しという案内がちらっと聞こえたが、4時間以上遅れての到着であったようだ。荒天の影響らしい。
 あと2分。走ってリムジンバス乗り場へ急ぐと何とか間に合う。さすがにバスの写真を撮る余裕はない。
 リムジンバスは信じられない程、空いている。後から駆け込んで来た2人を足しても乗客は7~8人ぐらいだろうか。思いがけない空きっぷりでバスは京都へ向かう。
 余りに空いているのでリクライニングを全開で倒して、スペースを捻出してからパソコンを広げて京王線恥辱を進める。先週、バッテリー交換を終えたので駆動時間が新品だった頃に戻っていて、バスの中でも問題なく綴れる。
 パソコンに集中していたら何時に間にか京都駅八条口まで来ている。時刻は19:50を過ぎた所。40分少々での到着はありがたい。
 バスを降りる。京都はずいぶんと冷え込んでいる。伊丹の比ではない。

 あまりに空いていて、荷物引き渡しも僅かなバスは回送表記になって引き返すらしい。
 京都駅八条口に19:52ぐらいだったか。これで19:53の普通電車に間に合えば立派だが、さすがに無理。インバウンド客の合間を縫ってJR構内へ入ると次は新快速、という時間。ちょっと間が空く。

 北陸新幹線敦賀開業まで2週間に迫った京都駅。京都駅頭で「金沢」の表記を見るのもあと僅か。何れ変わるであろう表記は撮っとけるうちに撮っとく。
 ホームに上がる。新快速を見送った後、やって来たのは

 鳥取からのスーパーはくと。こちらはまだまだ活躍が続くはずだが、3月改定で一部列車が大阪発着になるそうで、京都駅まで来るのは朝の下りと夜の上りだけになるらしい。
 普通電車が12両でやって来る。当然空いていて、京王線恥辱の続きに少し取り組む。時間にして15分弱だが、そのコツコツで後々差が付く。
 膳所到着。まもなく外側接近表示が灯ったので待ってみる。

 1084列車通過、EF66-118号機牽引。
 膳所も冷えていた。歩いて自宅に戻ると21時前。家に戻ると我が家にあった御本、

 がサイン本になっていた。しかも名前入り、台湾から来た翻訳版も含めて3冊全て。何かと思ったら、今日、浜大津であった

百円商店街で、作者の宮島さんがゲリラサイン会をやっていたのだそうだ。ちなみに宮島さん、台湾版にサインをするのは初めてとの事。
 そんな話を聞きつつ夕食。軽く飲みつつも京王線恥辱を少し進めておく。23時近くまで。最後は眠くなり、そして潰える。

サイトアップ アクセスカウンタ

 サイトアップはお休み
 アクセスカウンタは機能せず
 万歩計は21,997